morkaさんのクチコミ(131ページ)全4,206件

仙巌園の駐車場に車を停めた後、仙巌園の入口に向かう途中に、島津歴代当主とその家族たちが祀られている「鶴嶺神社」があったので、お参りをしました。心優しい美人であった「亀寿姫」も御祭神の一人で、お参りをすれば、身も心も美しくなれると伝えられているようです。ほとんど参拝客がいなく、ひっそりとした雰囲気でした。

名勝「仙巌園」と隣接する形であり、入場券も共通で入る事が出来ます。現存する日本最古の西洋式機械工場で、島津家の歴史と近代化事業を紹介する博物館で、なかなか勉強になりました。世界文化遺産にも登録され、歴史ある立派な風格の建物でした。館内は撮影禁止で、じっくり解説を読みながら見学をしていたら、結構あっという間に時間が経っていました。

仙巌園の御殿前辺りから眺める「桜島」の景色は、絶景らしいのですが、訪れた時は残念ながら靄っていて、はっきりとした姿を見る事は出来ませんでした。確かに、雲一つないようなすっきりと晴れた天気の日には、絶景になるんだろうな、と思いながら桜島を眺めました。

仙巌園の中に入り、売店を過ぎた辺りの道路側にある門です。とても重厚感があり、歴史が感じられました。現在は実際には「門」としては利用されていませんが、NHK大河ドラマのロケ地として使用されたようで、写真撮影スポットになっている感じでした。

仙巌園の入口を入り、庭園の方に向かって行く途中にある、長屋風のお土産屋さんです。鹿児島のお土産品ならば、ほとんど揃ってしまう位の品揃えでした。正門に近い側では、薩摩きんつばの実演販売を行っていて、出来立てのものを買って食べ歩きも出来るようになっていました。いくつかお菓子の試食を頂き、食べ比べてから購入する事が出来ました。店員さんが親しみやすく声をかけてくれるので、ついつい多めに買ってしまいました。購入したお土産は、なかなか好評だったので、良かったです。

仙巌園の中程にある売店で、すぐ隣には、薩摩切子ギャラリーショップがあります。店内には、屋久杉を使用した商品が数多く並んでいて、名前などを彫ってくれるサービスもありました。動物などの置物も、職人さんの手彫りで出来ていて、一つ一つの表情が違っていたりして、記念になりそうなものが多く揃っていました。

仙巌園の猫神近くの「潮香亭」という売店の１階（左側）に、薩摩切子のギャラリーショップがありました。とても繊細で美しい商品が沢山並んでいましたが、いいお値段がついていたので、見て回るのにも商品に触れないように、注意深くなってしまいました。欧米の方々など、海外からの観光客は、珍しそうにじっくりと見学していました。

仙巌園の入口を入ってすぐの場所にある「鉄製150ポンド砲」の右側には、反射炉を再現した模型があり、裏手側にある階段を上った先に「反射炉跡」があります。大砲を鋳造するための西洋式の施設跡で、今はすっかり跡だけになってしまっていますが、模型を実際の大きさにして考えたら、かなり立派な施設だったのだろうな、と思いました。

仙巌園の奥側にある、見事な竹林です。1736年に、中国の孟宗竹（江南竹）を琉球王国から２株取り寄せて仙巌園に植えた事により、ここから全国へと広まっていったようです。天に向かって勢いよく伸びている竹が、筍のルーツになっているとは驚きでした。江南竹林の碑もありましたが、石碑に何が書かれているのかは全く分かりませんでした。また、竹林には立ち入れないように、電柵が巡らされていました。

仙巌園の御殿近くの大池のすぐ側にあります。琉球国王から贈られた建物なので、異国情緒が感じられました。周囲は、立ち入れないようにロープで覆われていました。桜島のビュースポットでもあり、屋根のついている建物なので、ここで休憩出来たらいいのにな、と思わず思ってしまうような場所でした。

仙巌園の御殿横にある池です。池にはたくさんの真鯉（黒鯉）が泳いでいて、鯉のエサをあげられるようになっていました。仙巌園では、当時の姿を保つために、錦鯉ではなく、真鯉（黒鯉）を泳がしているようです。また、鳩がずいぶん慣れているようで、近づいてきて、鯉のエサを食べていました。

仙巌園の御殿の裏側、観水舎方面へと向かう坂道の途中にありました。ここで、湧き水をろ過して、御殿へときれいな水を送っていたようです。登録有形文化財にも指定されています。向かい側には、水の流れを利用した米つき機があり、どちらかというと、そちらの方に注目が集まっているようでした。

仙巌園の中程を流れる、保津川に架かる石橋です。江南竹林にも近く、緑豊かな落ち着いた雰囲気の場所にあり、川の流れる音が心地良かったです。NHK大河ドラマ「篤姫」のロケ地にもなったようで、すぐ近くには、ロケシーンの説明板がありました。

仙巌園の、緑が生い茂った中にありました。周囲の木々と同化していたので、一瞬、見過ごしそうになりましたが、階段状になった「高升」があり、すぐ近くには説明板がありました。水の分岐と水量調節の為に使われたようですが、排水先の池が近くに見当たらず、なぜこの場所にあるのだろう？と疑問に思ってしまいました。

仙巌園 御殿の裏山にある巨大な岩に、「千尋巌 」と3文字が刻まれています。かなり高い位置にあり、しかも急な斜面にある岩に、一体どうやって文字掘りという作業したのだろうか、と驚きでいっぱいでした。遠くからでも、しっかりと「千尋巌 」と書かれているのが確認出来ました。

仙巌園の入口を入ってすぐの場所にあるので、多くの人がじっくりと見学していました。鹿児島沿岸に配備されていたものを忠実に復元したものです。庭園の屋外に展示されていたので、まるで美術作品かのようにも見えました。

仙巌園は、島津光久が別邸として造らせた広大な庭園です。訪れたのがゴールデンウィーク期間中だった為、全長10メートルを超える「島津家 五月幟（のぼり）」を見る事が出来ました。また、NHK大河ドラマ「篤姫」のロケ地になった事もあり、あちこちにドラマの撮影シーンの説明板がありました。多くの観光客や、修学旅行生が訪れるので、午前中の早い時間の方がゆっくり見学できると思います。

仙巌園にある、両棒（ぢゃんぼ）餅のお店です。しょうゆ３本+みそ３本のセットで、お手頃な値段だったので、休憩がてらに入りました。一口サイズのお餅で美味しかったです。しろくまアイスもあったので、一緒に頂きました。お茶は、セルフサービスで（無料で）頂けます。庭園散策の後にぴったりのお店です。

天文館エリアでは、立地的に分かりやすくて便利な場所にあるホテルです。朝食は、鹿児島の郷土料理を中心に、沢山のおかずが並んでいて、とても美味しかったです。小さな取皿が沢山用意してあり、おかずの取り分けがしやすかったり、部屋にコーヒーを持ち帰れるのも良かったです。部屋は大きめのベッドで、寝心地もよく、フロントのスタッフの方々の対応もすばらしく、総合的に満足感が高いホテルでした。

ビジネスホテルですが、綺麗にリニューアルされていて、とても使い心地のよいホテルでした。ホテル横の駐車場は機械式で、満車の場合は、少し離れた提携駐車場への案内となります。フロント近くにアメニティが置いてあり、シャンプーなども好みのものを容器に入れて持っていく事が出来ます。宿泊階のフロアに到着すると、いろいろなタイプの枕が置いてあるので、自由に選ぶ事が出来ます。スタンダードツインルームを利用しましたが、大きめのベッドが並んでいて、寝心地も良かったです。日・月に宿泊の場合は、夜の20時以降にお茶漬けのサービスがあり、夕食を食べた後でしたが、１杯食べに行きました。鶏飯にかけるお出汁が用意されていて、とても美味しく頂きました。細かな気遣いが感じられるサービスが随所に設けてあり、とても良かったです。朝食も、鶏飯と具沢山のさつま汁がとても美味しかったです。