morkaさんのクチコミ(165ページ)全4,206件

二の丸へと向かう「橋爪門」の枡形内を見張る物見櫓で、現在の建物は、平成13年7月に復元されたものになります。内部は、有料で見学する事も出来ます。見学の際は、菱櫓側が入口になるので、五十間長屋を通り、一番奥側になります。エレベーターが設置され、バリアフリー化もされていました。

三の丸から二の丸へと向かう際に通る門です。かつては、敵の侵入を防ぐ要となる門でありました。また、最も格式の高い門で、頑丈に補強され、重厚な雰囲気がありました。門に面している石垣は、城の重要部分に用いられる「切石積み」で、門に面していない部分は「粗加工石積み」になっていたのも、興味深かったです。

平成13年7月に復元された、菱櫓と橋爪門続櫓をつなぐ、二重二階の多門櫓です。内部は有料で見学出来るようになっていますが、すごく綺麗で、沢山の格子窓があり、心地よい風が入って来ていました。中では、木組みを展示解説していたり、とても良かったです。

金沢城は、石垣の博物館と言われる程、多くの石垣スポットのある場所です。「自然石積み」、「粗加工石積み」「切石積み」など、様々な技法があり、それぞれの場所には、解説板が設置されていました。石川門の石垣は、右と左で積み方が違うとの解説がありますが、粗加工石積みの方を良く見てみると、石に刻まれた記号のようなものが結構あり、探してみるのがなかなか面白かったです。夏の暑い時期だったので、石垣巡りまでは出来ませんでしたが、興味があれば、巡って見るのも面白いと思います。

金沢城の石川門から入ると、綺麗に手入れされた芝生の「三の丸広場」が広がっています。奥には、「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」がパノラマの景色のように見えるので、写真を撮るには、ベストな場所になります。訪れた時は夏の暑い時期でしたが、青空と緑の芝生がすごく綺麗で、まさに絵になるような光景が見れました。

「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」に入館（有料）する際は、この「二の丸広場」を通って行く事になります。芝生の綺麗な、三の丸広場に対して、二の丸広場は、砂利が敷かれた広場になっていました。広場の片隅にある、二の丸案内所の右側は休憩スペースになっていて、金沢城の100名城のスタンプが置いてありました。

重要文化財に指定されている「石川門」は、兼六園とセットで観光する人達にとっては入口となる門ですが、かつては、三の丸の裏口門でありました。立派な桝形門で、石垣は右側と左側とで積み方が違うので、しばらくこの場所で写真を撮ったり、時間を費やしてしまいました。また、少し奥まった方に行ってみると、「公開中」という案内があったので、スリッパに履き替えて、無料で中を見学する事も出来ました。ぐるっと１周見てまわりましたが、とても古さが感じられました。

金沢城公園の石川門へと向かう際に渡る橋です。兼六園の桂坂口のすぐ向かい側にあるので、金沢城と兼六園をセットで観光する人達が多く渡る橋になります。朝はまだ観光客の姿があまりいませんでしたが、帰りに通った時は、橋の上で記念撮影をする人達が沢山いました。また、橋の入口付近には、かつてあった「百間堀」の説明書きがありました。

加賀藩前田家の居城を整備した、広々としたとても綺麗な公園です。公園自体は無料で入る事が出来、兼六園のすぐ近くにあるので、セットで観光出来るのが良いです。午前中の早い時間に訪れたので、まだ人も少なく、公園内をゆっくり散策する事が出来ました。

金沢の観光地と言えば、真っ先に思い浮かぶのが「兼六園」です。日本三名園の一つで、海外からの観光客も多く訪れる場所です。園内には特に決まった散策ルートは無く、案内図を片手に思い思いの場所をゆっくり見学する事が出来ます。夏は、青々とした木々の景色が広がっていましたが、春夏秋冬、それぞれの時期にはまた違った景色が楽しめる庭園だと思いました。

兼六園の入口の一つです。道路を渡って反対側には、金沢城公園の石川門もあり、駐車場から紺屋坂を上ってアクセスする場合は、この桂坂口を利用する事になります。ゆるやかな坂道を上って兼六園の中に入ると、右側に「桂の木」がありました。

兼六園の中央にある霞ヶ池のすぐ近くにある、大きな黒松です。十三代藩主が、琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てた松で、生命力豊かで、とても存在感のある立派な松の木でした。冬になると雪吊りがほどこされる事でも有名です。

兼六園の中心にある霞ヶ池に架かる、虹橋のすぐ近くにある灯篭です。足が二股に分かれていて、高さは2.67mあります。兼六園のシンボル的存在でもあるので、多くの人が、虹橋の上から記念撮影をしていました。池を背景にして写真を撮ると、風情ある写真になりました。

霞ヶ池の、徽軫灯籠の手前に架かる、長さ4m99cmの一枚橋で、兼六園内では２番目に長い橋です。英語のガイドでは、レインボーブリッジと呼ばれているようです。この橋で記念撮影をする人が多いので、なかなか人がいなくなるタイミングを見図るのが大変でした。

兼六園の中心にある大きな池で、広さは5,800?あります。池の周囲には、沢山の松の木が植えられているので、池の周りを散策しながら、沢山写真を撮る事が出来ました。水面に木々の姿が映って、とても風情のある景色を楽しむ事が出来ました。

虹橋や徽軫灯籠の右側にある、大きな松の木の下にある石です。石の近くに「虎石」と書かれた立て札があったので、じっと見てみましたが、あまりよく分かりませんでした。石の解説（図解）が置いてあれば、なるほど、と分かるかもしれませんが。。。

真弓坂と蓮池門の丁度中間位の場所にあります。池には、翠滝と海石塔がありました。昔は、「蓮池庭」という名称で、「瓢池（ひさごいけ）」という名は後から付けられたようです。くびれた部分があるので、ひょうたんの形に見えるようですが、見た感じではあまりよく分かりませんでした。

兼六園の桂坂入口から入って、霞ヶ池の辺りまで来ると、ぱっと視界の開けた眺望台がありました。周囲にはベンチもあり、小休憩する事も出来ます。結構、高い場所まで登って来たんだなぁ、と実感が出来ましたが、趣のある日本庭園から眺めると、ごくありふれた住宅街の景色が広がっているなぁ、という感じでした。

兼六駐車場から、兼六園（桂坂入口）や金沢城公園に向かう際は、この「紺屋坂」を上って行く必要があります。車道の両側には石畳の歩道があり、兼六園側の歩道には、お土産屋さんが沢山並んでいました。ちょっと急な坂道ですが、のんびり歩いて行けば問題無いです。

1721年以来、金沢の「市民の台所」として親しまれている市場です。金沢駅からも歩いて行ける距離でした。訪れたのが平日の18時過ぎで、市場は、食事が出来るお店がわずかに営業しているだけで、ガランと閑散とした雰囲気になってしまっていました。近江町いちば館の中で、営業しているレストランがあったので、なんとか食事をする事が出来ましたが、市場を訪れるのであれば、早い時間に行くべきと思いました。