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アオスタ旧市街の東の端にこの門があります。アウグストゥス帝の戦勝記念に建てられたという門だけに、歴史の重みを感じさせる造りです。門の廻りはロータリーになっているので少し離れた所から眺めることになりますが、歴史を感じさせる堂々とした姿が目の前に広がりました。

アオスタの旧市街を歩いていると、いたるところで古代ローマ時代の壁の跡を目にします。旧市街を囲むように壁がつながっていて、一部崩れかけているところもありますが、それでも街の防衛のために造られた当時の様子を垣間見ることができます。

外観は土壁のいたってシンプルな造りの教会です。入口のすぐ上にあるフレスコ画もかなりの損傷があって歴史の流れを感じさせます。教会の隣には鐘楼が空に向かって伸びるように立ち、町全体を見守るような雰囲気が感じられました。

アオスタの街の中心あたりにある古代ローマ時代の劇場跡です。かなりの部分は崩れていますが、それでも散策路が整備されているので近くまで寄って見れば当時の様子が想像できます。かなり山奥に近いアオスタですが、古代ローマ時代に重要な役割を果たしていたことがよくわかる場所です。

アオスタ旧市街の中心付近にある、街を代表するようにどっしりと建つ大聖堂です。正面から見ると、細かい彫刻で飾られたカラフルな入口が目を引きます。教会というと重々しい雰囲気がありますが、こちらは華やかな感じがして明るさが感じられました。

アオスタの旧市街を取り囲むようにある石造りの古代ローマ時代の城壁。その東側の端にあるのがプレトリア門です。頑丈な石造りの壁にアーチ型にくりぬかれた入り口があり、当時の関所の役割を果たした様子が見てとれます。門のすぐ隣には観光案内所があり、観光の前に立ち寄るといろいろな情報を仕入れることができて便利です。

アオスタからバスで1時間ほど、フランスとの国境に近い冬はスキー場として有名な街です。廻りをモンテビアンコ（モンブラン）など高い山に囲まれているので、雪山の景色がとても美しい風光明媚なところです。ここからさらに足を伸ばしロープウェイを利用すれば、標高3400mを超えるモンブランの近くの展望台にも行くことができます。

アオスタの街中を散策していると、いたるところで古代ローマ時代の遺跡と遭遇します。主要な観光ポイントを廻れる共通入場券があって、考古学博物館、ロマーノ劇場、サン・ロレンツォ教会、地下回廊に入場できます。どれもよく整備されていて、その規模の大きさには圧倒されます。

ヴェローナ・ポルタヌォーヴァ駅から比較的近いところにあるホテルです。地図で見ると駅からすぐ近くなのですが、大通りがホテルの前にあって少し廻り道をしないといけないのが難点です。ホテルはやや古いところはありますが、ロビーは豪華な雰囲気がありちょっと優雅な気分にはなれます。朝食も種類が豊富で味もおいしく満足できるものでした。なお、ここから観光スポットのある旧市街までは2kmくらい距離があります。

カヴール通り沿い、カステルヴェッキオのすぐ隣にあるローマ時代の門です。真っ白い美しい門で高さもそこそこあるので写真映えします。19世紀にいったん取り壊され場所を少し移動させて20世紀に再建された物のようで、形は古代のものでも近くで見ると新しさを感じさせました。

カステルヴェッキオから旧市街の入り口ボルサーリ門まで続く、交通量の多い幅の広い通りです。カステルヴェッキオに向かいあうようにカヴールの像があります。ガーヴィ門の前を過ぎるとボルサーリ門までは特にこれといった見どころはありませんが、旧市街の入り口まで幅の広い歩道が続いているので安心して歩けます。

ヴェローナ・ポルタヌォーヴァ駅から旧市街を目指して歩くと、5分ほどで旧市街への入り口のこの門に辿り着きます。門の周りはロータリーのようになっていて交通量がかなり多く、少し離れた所から遠巻きに眺めることになります。門というよりは一見要塞のようですが、旧市街へ誘う入り口のようで、期待に胸が高まります。

旧市街の中心、ブラ広場に隣接して建つ市庁舎です。正面から見るとギリシャ風神殿のように多くの太い柱が屋根を支えていて、重厚な雰囲気があります。日が暮れるとこのあたりはライトアップされて、昼間とは一味違うオレンジ色の美しい姿を見せてくれます。

ヴェローナ市内のアディジェ川にはいくつかの橋が架かっていますが、ピエトラ橋が一番趣があるように思います。レンガ造りで橋の入り口に門があり、廻りの装飾も美しいです。橋の中ほどからながめられる川の流れる景観もすばらしく、橋を渡ればテアトロ・ロマーノもすぐ近くです。

アレーナからジュリエッタの家、エルベ広場の方に続く人通りの多い通りです。近くに観光スポットが点在するところなので、お土産店などのショップが並んでいます。ちょっと気になったお店に立ち寄ったりしながら、のんびりと散策をするのが楽しい通りです。

ヴェローナ旧市街の北の端、ピエトラ橋の近くにあるドゥオーモです。外観はいたってシンプルで、薄茶色の外壁には特別な装飾もありません。それでも建物の周囲をぐるっと廻って見るとその広さが実感できます。中は大理石で覆われていて意外にも明るい雰囲気がありました。ここまで来る観光客は少ないようで、厳かな中でゆったりとした時間を過ごせました。

交通量の多いカヴール通りの旧市街側の突き当たりにあるのがボルサーリ門です。車はこの門の少し手前で大きく左に曲がっていきます。門自体はシンプルな造りで華やかさは無いですが、その分歴史の重みを感じさせてくれます。この門を通り抜けてまっすぐ進むとエルベ広場、シニョーリ広場に行くことができます。

シニョーリ広場の一角に、かつてのヴェローナの領主だったスカラ家の廟があります。廻りは柵に囲まれているのであまり近くからは見ることができませんが、柵の上からはみ出して見える上層部分にかなり細かく精密な装飾が施してあり、その地位の高さが想像できました。

ランベルティの塔のあるシニョーリ広場から、さらにアディジェ川の方に向かっていくとある教会です。外観を見るとファサードは地味な感じですが、教会の中は祭壇やステンドグラスが色鮮やかで目を見張るものがありました。外観だけで判断してはいけませんね。有料でしたが見どころがたくさんありました。

一見要塞のように見えるカステルヴェッキオですが、レンガ造りの頑丈そうな建物で中世の雰囲気がたっぷりあってなかなか見ごたえがあります。現在は中は美術館になっていて、特に印象には残りませんでしたが多数の絵画や彫刻などが展示されていました。絵画に興味がない方は、お城の外観と橋を見るだけでも満足できると思います。