mitchibaさんのクチコミ(198ページ)全4,353件

イタリア全土いたるところを網羅する鉄道のトレニタリア。主要都市間の移動には高速列車もあり、気軽に乗車できるのが良いです。料金は日本と比べると若干安いようにも感じます。トレニタリアのホームページからもチケットが購入可能で、特に特急などは早く買えば早いほど料金は安くなるものもあるので、事前購入をお勧めします。

ミラノの街中を縦横無尽に走るトラム。慣れるまでは乗るのは大変ですが、いくつかの路線を理解すれば本数が多いので便利に使えます。窓から外を見れば、ミラノの街の様子が眺められ楽しめます。ただ車内はスリも多いようなので、貴重品にはご注意ください。

いつも多くの人でにぎわうドゥオーモ広場に向かいあうように建つエレファンティ宮。広場にはカターニアのシンボルであるゾウの噴水があり、この宮殿も同じようにその名前がつけられています。建物は18世紀に完成しましたが、その後災害に会い1950年代に修復されたもので、現在は公共の施設になっています。正面から見ると装飾も美しく、かつての宮殿の雰囲気は感じられました。

カターニアのバスターミナルは中央駅から歩いて5分ほど、駅前のロータリーを抜けアルキメデ通りを少し行った所にあります。ここからは、タオルミーナ、シラクーサ、ジェーラ、アグリジェントなどに向かう長距離バスのプルマンが出ています。本数も比較的多く、鉄道よりも所要時間が短いので行き先によってはかなり便利です。

カターニア中央駅からは歩いて10分ほどでやや距離がありますが、バスターミナルからは5分ほどでバスでの移動には便利です。ホテルの前の道は細く人通りも少ないので夜に一人で歩くのにはやや不安がありますが、危険というほどではありません。ホテル自体はやや古さはありますが、部屋は良い意味でクラシックで、落ち着いた雰囲気があってゆっくりくつろげました。

レプブリカ広場からにぎやかなシチリア通りを歩いて行くと、街中にもかかわらず突然大きな遺跡、円形闘技場が見えてきます。周りには宮殿やカトリック教会などがありますが、この広場の一角だけ深く掘り起こされていて遺跡がむき出しになっています。この闘技場跡は無料で見学ができ、古い歴史との隣り合わせのカターニアの一面を感じることができます。

人通りの多いにぎやかなエマヌエーレ2世通り沿いにあるローマ時代の劇場跡です。中は結構広いですがかなり傷みが目立ち、今だ修復の途中といった感じでした。劇場の石段の上方まで上がると全体像がぼんやりとながらわかり、その大きさが理解できました。

にぎやかなシチリア通りを歩いていると円形闘技場の少し手前の広場にベッリーニの像がありました。カターニアで生まれ育った作曲家ベッリーニだけに、博物館や劇場、公園などベッリーニの名の付く観光スポットがいくつもあり地元の英雄であることがわかります。落ち着いた雰囲気の像で、今でも生まれ育った町をじっと眺めているかのように見えました。

ドゥオーモ広場からエトナ山の方に向かってまっすぐに延びるエトネア通り。色々なショップやおしゃれなレストラン、カフェなどが立ち並んでいて、見て廻るだけでも楽しいところです。気に入ったお店に入ってお土産品を探したり、ちょっとした休憩でカフェに立ち寄ったり、と散策を楽しめるにぎやかな通りです。

サンニコロ教会に隣接するようにある、16世紀中ごろに建てられた修道院です。現在はカターニア大学の校舎として使用されていて、中に入ると多くの学生を目にします。ここは高台にあるので、窓からは眼下に広がるカターニアの街を眺めることができます。

大聖堂からエマヌエーレ2世通りを進み、最後はかなり急な坂を上ったところにある教会です。すぐ隣には修道院があり、17世紀に修道院修復の際に合わせて建てられた教会ですが、建築中に大地震があり再開されたもののいまだ未完成のままのようです。

ローマからカターニアに向かう飛行機の中から、てっぺんに雪をかぶったエトナ山がくっきりと眺められました。すそ野がとても広く、さすがに高さ3000メートルを超える大きな山だということがよくわかりました。堂々とした姿の存在感のある山でした。

シチリア島内は長距離バス・プルマンの路線が充実していて、鉄道よりも早くて楽でしかも安く行けるところが多くあります。ここから、タオルミーナやリカータなど行くのに利用しましたが、本数も比較的多く便利でした。カターニア中央駅からは歩いて5分ほどで、チケット売り場はさらに2分ほど離れています。

レプブリカ広場からにぎやかなシチリア通りを進んでいくと、つきあたりに円形競技場跡があります。2世紀ごろに建てられたものですが、比較的よく保存されていて中を見学することができます。すぐ目の前に1900年も前の世界が広がる姿は圧巻です。ここは無料で入れます。

にぎやかな2つの通りのアントニーノ通り、エマヌエーレ2世通りをつなぐようにある趣のあるクロチーフェリ通り。バロック式の教会が通り沿いに立ち並び、独特の雰囲気を醸し出しています。サン・ベネディット教会、サン・ジュリアーノ教会など、それぞれに特徴があって外観や内部を眺めながら散策を楽しめます。

11世紀末に15年ほどの年月をかけて建てられたというカテドラルです。正面から見るとファサードには派手さはありませんが、重厚で厳かな雰囲気が感じられました。横から見ると奥行きが深く、中に入れば確かにその大きさを実感できました。内部もいたってシンプルですが、真っ白い天井と壁が印象に残りました。

大聖堂から南の方に行ったやや高台に、要塞のようにも見える頑丈な造りのウルシーノ城があります。廻りはきれいに整備されていて、城をぐるっと廻りながら色々な角度からながめて見ることができます。シンプルな形ながらも色々な表情を見せてくれ、またその大きさもよくわかります。

外観は一見要塞のような風貌ですが、13世紀に造られたお城です。現在は博物館になっていて、特に印象に残っているものはありませんでしたが、古代の石像や壺、石棺など、近代・現代の絵画などが展示されていました。展示物だけでなく建物内部の構造も歴史を感じさせるところがあって、興味深く見学ができました。

タオルミーナのバスターミナルからメッシーナ門に向かう途中にあるホテルです。バスターミナルから近いだけでなく、旧市街のメイン通りのウンベルト1世通りまでもそれほど遠くはありません。室内はモダンな感じでゆっくりとくつろげます。窓からは目の前に海が広がり眺望も楽しめるのも良いです。

大聖堂ドゥオーモから少し坂道を降りたところにある、ウンベルト1世通りのにぎやかさとはかけ離れた静かなところに建つ最高級ホテルです。ホテルでのイベントに参加するために立ち寄ったので宿泊はしませんでしたが、美しい中庭のほか建物の中も豪華な雰囲気がたっぷりで、高級ホテルに恥じないゆったりとくつろげるところでした。