加古川のマー坊さんのクチコミ(2ページ)全987件

大原邸の横にある坂が「酢屋の坂（すやのさか）」です。この坂は、かなり長く急なので下に行くことをやめました。一番しんどそうな坂です。ネーミングは、谷町の商人からきているそうです。豪商の塩屋長右衛門が酒屋で儲け、そのあと酢屋の商売を始めたことに由来しているそうです。今も昔も、儲ける人は儲けていたんですね。坂のネーミングにからむ人物ですからかなりの豪商だったと思います。

酢屋の坂を下りるとすぐに志保屋の坂（しおやのさか）が続いていました。大原邸から見ると酢屋の坂が下りで、志保屋の坂が上りとなります。この2つの坂は続いている坂なんです。勿論、酢屋の坂を下りなかったので、志保屋の坂も歩きませんでした。下から観光バスのガイドさんが10人くらい連れて上がって来ましたが、しんどそうな感じでした。この町には、坂がありすぎです。

大原邸から佐野家まで移動。ここだけは、北台武家屋敷跡から離れた場所にありました。医家として藩に仕えた家柄のようです。この家からは、茶道・俳諧・詩文などにおいても有名な人物を輩出しているそうです。医学と芸術を愛する人物が多かったのでしょう。現在でいえば、教養の高い家柄といえるでしょう。当時も教養の高い人は、大切にされていたのでしょう。

北台と南台に江戸時代の面影が残っている武家屋敷跡がありました。北台武家屋敷跡が有名ですが、そこ以外のいたる所に武家屋敷の面影が残っているので、観光としては楽しめるスポットでした。白塗りの壁がいたる場所にあり、城下町の情緒を感じることができて良かったです。杵築は初めて来ましたが、予想以上に良かったです。まさに、小京都と言えます。お勧めスポットです。

杵築の見学をおおむね済ませたので、車で住吉浜海岸（すみよしはまかいがん）に移動しました。守江湾にある砂浜の綺麗な海岸です。豊後天ノ橋立とも呼ばれているようですが、広い砂浜の海岸です。長さは2kmくらいあるそうです。大きな海水浴場のようです。海岸で貝殻を探してみましたが、めぼしい貝殻はありませんでした。広々とした砂浜で貝殻を探しながら散歩するのも楽しいですよ。

住吉浜海岸から奈多狩宿海岸（なだかりしゅくかいがん）へ移動。長い砂浜で、2kmくらいあるそうです。砂の色が白くて美しい海岸です。また、クロ松がたくさんあり、白い砂浜と古い松のつくりだす風景が良かったです。ここは、日本の白砂青松100選の1つだそうです。また、快水浴場100選の1つでもあるそうです。快水浴場100選とは、平成18年に環境省が選定した100ヶ所の海水浴場だそうです。今回、初めて知りました。

奈多狩宿海岸から龍神海岸（りゅうじんかいがん）に移動して、車の中で食事をしました。コンビニのサンドイッチとおにぎりですが、海岸で食べると美味しかったです。ここも、綺麗な砂浜で海水浴にも良さそうです。駐車場が砂浜のすぐ横にあるので便利でした。すぐそばに、龍神様の祭られた神社（白石神社）があるはずなのですが、わかりませんでした。しかし、この国東半島は、美しい砂浜が多いスポットです。

龍神海岸から黒津崎海岸（くろつざきかいがん）に移動。すぐ近くに「道の駅くにさき」がありました。この黒津崎海岸は、黒津崎と呼ばれる岬から砂浜が南北に呼びている感じで、砂浜と岩礁の両方を楽しめました。海岸（岬）の奇岩と砂浜の景色は良かったです。景色としては、砂浜だけより、奇岩があったほうが嬉しいですね。この景色は、大分100景の1つに入っているそうです。

黒津崎海岸を散策してから、近くにある「道の駅くにさきサイクリングターミナル」に移動してトイレ休憩。野菜がたくさん売られていたのでのぞいてみました。あまり安い感じがしなかったのでパス。この道の駅では、自転車の貸し出しもしていました。たぶん、サイクリングを楽しめるスポットなんでしょう。公園に隣接していて、海岸にも出れるので良い道の駅だと思います。

「道の駅くにさきサイクリングターミナル」から弥生のムラ安国寺集落遺跡に移動。公園になっていて、高床式の建物や竪穴住居などが再現されていました。弥生時代・古墳時代の雰囲気を味わうことができるスポットです。ただ、再現されている建造物の規模としては小さめの感じがしました。土器作りの体験・古代食体験なども予約をしていればできるようです。時間にゆとりのある人は試してみるのも楽しそうです。

弥生のムラ安国寺集落遺跡から「道の駅くにみ」に移動して休憩。この道の駅は海岸と公園に隣接していて景色を楽しめる道の駅です。ここの海岸から目の前に見えている島が姫島（ひめしま）です。島内まで船で渡り、超小型モビリティで島内観光を楽しみたいものです。島だけあって、景色はすばらしいようです。ただ、1日かかりそうなので、兵庫県から来た場合には、時間的に辛いです。しかし、1度は訪れたい島です。

道の駅くにみでトイレ休憩と土産などを覗いてみました。まあ、普通といった感じでした。今はかなりすいた感じがしましたが、夏場になれば、駐車場も止めれないほど賑わいそうな道の駅です。海水浴に適した海岸のすぐ横にあり、大きな公園まで整備されているので、人気のある道の駅だと思います。国東半島の先端近くにあるので景色の良い場所です。

道の駅くにみを出発してから長崎鼻の入り口に到着。一周回りましたが、景色の良いスポットです。少し歩くと、長崎鼻リゾートキャンプ場がありました。今は人がいない感じですが、夏などは、賑わうのでしょう。何と言っても、海岸のすぐそばなので、景色の素晴らしさは、申し分ありません。私も、こんな場所でキャンプをしてみたいものです。景色良し・海水浴に良し・磯釣りも楽しめそうです。

この長崎鼻（ながさきばな）は、周防灘に面した岬の先にある岬です。先端はリアス式海岸なので、景色の良いスポットです。岩の形がいいですね。洞窟もあり景色を楽しみたい人にとっては最高のスポットだと思います。ここは、結構、気に入りました。小さなお店もあるので便利です。ただ不思議に思ったことは、長崎鼻というネーミングからイメージするのは、開聞岳近くにある長崎鼻（薩摩半島）でしょう。同じネーミングだと、紛らわしいですよね。

長崎鼻から真玉海岸（またまかいがん）に移動。はっきり言って、昼間来ても、つまらない海岸です。たいした見所もありませんでした。この海岸は、夕陽の美しさで有名なんだそうです。大分県で唯一、水平線に沈む夕陽を目にすることができるんだそうです。日本の夕陽100選の1つで、テレビなどでも紹介されたスポットのようです。幻想的な写真が撮れることから、多くの写真家が来るようです。ここは、時間が大切なスポットです。

真玉海岸から車で真木大堂（まきおおどう）に移動。阿弥陀如来座像・不動明王などの立派な仏像を見学できました。仏像の好きな人には、良いスポットです。ただ、私の場合には、仏像の立派さよりも、駐車場周辺にある案山子（かかし）に夢中になってしまいました。ユニークな案山子は、ほのぼのとして、実にいいですね。昔の日本を懐かしく思える案山子に感激しました。

真木大堂から熊野磨崖仏に車で移動。鬼が一夜で築いたと言う自然石の階段を登ると崖に巨大な熊野磨崖仏（くまの　まがいぶつ）が2つ見えてきました。登って左にあるのが、不動明王（8m）、右にあるのが大日如来（6m）です。磨崖仏としては、最高傑作だと思います。見る価値はあります。ただ、鬼が一夜で築いたと言う自然石の階段ですが、厳しいです。足の悪い人には無理でしょう。ここは、足の元気なうちに来ないとだめですね。

熊野磨崖仏の見学のあと、今日の宿泊ホテル・「美湯の宿　両築別邸」に移動。このホテルは、夕食が美味しかったです。お部屋食ですが、料金以上の価値ある料理だったと思います。私としては満足。温泉に関しては、室内風呂と露天風呂がありましたが、まあまあといった感じ。思ったより広くなかったことと、室内風呂と露天風呂が少し距離があったように思います。しかし、全体的に見た場合、料金からいって、良いホテルです。

「美湯の宿　両築別邸」で朝食を食べてから、臼杵市にある臼杵石仏（うすき　まがいぶつ）（磨崖仏）を見学に行きました。この磨崖仏は、なんと国宝に指定されています。顔の表情が好きです。なんとなくですが、ほっとする気がします。この臼杵市には、石仏がいっぱい。時間があれば楽しめるスポットです。残念ながら、今日のメインは、馬ヶ背とクロスの海なので、短時間で有料にのりました。有料が延岡あたりまでできているので、便利になりました。

無料区間のある有料道路が延岡あたりまであるのですが、少し手前で降りて海岸の風景を楽しむことにしました。降りてから、少し走らせると「道の駅　北浦」があったのでトイレ休憩。野菜なども見てみましたが、あまり安いものはありませんでした。この道の駅の前にある海が下阿蘇海水浴場だったので、移動。「道の駅　北浦」は、下阿蘇海水浴場の玄関口にあるイメージでした。良い場所にありますね。