加古川のマー坊さんのクチコミ(4ページ)全987件

日向サンパークから少し車で移動すると、権現崎公園（ごんげんざき　こうえん）という看板が見えたので、なんとなく良い感じがしたので寄ってみました。結論から言って失敗でした。公園は起伏に富んでいて、かなり疲れました。かなり歩くと神社があっただけ。海の景色も木にじゃまされて見えにくかったです。ウォーキングをするのには適していると思うのですが、観光としてはだめ。時間のロスをしてしまいました。

権現崎公園から移動して美々津町並み保存地区に移動。ここは期待できるスポットです。しかし、駐車場がありません。しかたがないので、日本海軍発祥之地の碑の横にある道路に路上駐車。この「日本海軍発祥之地の碑」は、神武天皇親率の水軍が初めて編成されて、美々津の地から進発したことが、日本海軍のスタートと言われているそうで、碑が建てられたそうです。しかし、古いお話ですよね。

日本海軍発祥之地の碑のある位置から見えている川を耳川（みみかわ）と言います。面白いネーミングの川ですよね。ただ、この耳川と言うのは、今から500年ほど前にあった古戦場として有名です。耳川の戦いですよね。豊後国と薩摩国の島津義久が激突した合戦の場所になったようです。当時は、本州だけではなく、九州の端でも戦さがあり、大変な時代だったようです。平和な今を大切にしなくっちゃ。

日本海軍発祥之地の碑のすぐ横から古い町並み保存地区となっていて、美々津町並み（みみつまちなみ）です。江戸時代・明治時代の白壁土蔵がたくさん保存されています。距離はあまりなく、保存地区としては小規模な感じです。昔から、海の交易の拠点として栄えたそうです。現在は、静かな港町といった感じがします。廻船問屋があり、昔の繁栄を感じることができました。

美々津町並みの保存地区の中に日向市歴史民俗資料館がありました。立派な建造物です。幕末に建てられた廻船問屋・河内屋を復元したものだそうです。210円の入館料を払い入館してみました。歴史・民俗資料などが理解できるように展示がありました。中は普通といった感じでした。ここの価値観は、やはり建造物だと思います。昔の廻船問屋は、儲かっていたようです。

美々津町並みの保存地区から車で移動。しばらく行くと「道の駅つの」があったのでトイレ休憩。門前市場というのがあったのでのぞいてみました。あまり、期待していた値段と違うので見送り。昼食に何か買おうかと思いましたが、あまり食べると今日の夕食に影響があるので、近くにあったコンビニでサンドイッチを買い昼食にしました。昼を軽めにしておくと夕食が美味しいですね。

コンビニで昼食をすませてから宮崎に向かって走らせて、やっと平和台公園（へいわだいこうえん）に到着しました。ここのメインは2つあり、1つは平和の塔。そしてもう1つがはにわ園です。ここは、少し期待できそうなスポットです。凄く広い公園の中に平和の塔が建っていました。見ごたえのある塔に感激。階段を登りそばまで行くと、さらに立派に感じました。この平和の塔は、宮崎県の代表的な観光スポットだそうです。本当に納得できました。

平和の塔から少し歩くと、はにわ園がありました。遊歩道のある林の中に、はにわがいっぱい。400基くらいあるそうですが、なんとも奇妙な世界です。踊るはにわ・農民・武人・家形はにわ・舟の形のはにわ・いろいろの種類の、はにわがいっぱいあり、面白いスポットです。ただ思うのですが、暗くなってから、ここを歩くのは怖そうな感じがします。面白いけれど、ちょっぴり怖いスポットかな。

平和台公園の見学のあと、結構、近くにある宮崎県総合博物館の駐車場に移動。無料で入館できるというので入館。内容的には、自然史展示室・歴史展示室などがありましたが、あまり興味なし。すぐに、外にある民家園に移動しました。宮崎県総合博物館の裏あたりに民家園がありました。たぶん、民家園も宮崎県総合博物館の一部だと思います。

民家園は、宮崎県の各地から地方独特の建築様式の民家を移築したものだそうです。旧藤田家住宅・旧黒木家住宅・椎葉の民家・米良の民家の4棟があります。残念なことに、2棟が修理中だったので、すべてを見学することはできませんでしたが、期待していたイメージの建造物だったので納得。やっぱり、古い家はいいですね。素朴さが好きです。ここも無料。やっぱり、無料は最高。

今日の宿泊ホテルに到着しました。青島グランドホテルです。値段が安いけれど立地条件の良いホテルです。目の前が青島海水浴場、青島も、すぐそばにあり、ホテルの部屋から良く見えました。全体的に、まあまあといった感じですが、折り紙でコマ・舟・チューリップなどを折ったものをいただきました。ちょっぴり、感動。サービス精神を感じました。あと、入口の駐車場に巨人軍のバスがとまっていました。たぶん、2軍の人の宿泊ホテルなのかも。

青島グランドホテルに荷物を置いてから、青島まで散策しました。ホテルの前にある砂浜が青島海水浴場（あおしま　かいすいよくじょう）です。青島に向かって青島海水浴場の砂浜を歩きましたが、珍しい貝殻がないか探しながら歩いたので結構、時間がかかりました。貝殻は瀬戸内海の貝殻とはかなり違っていました。高知県の室戸岬にある貝殻と似た感じがしました。貝殻をひらうのって、結構、楽しいですよね。

青島海水浴場を散歩して青島に到着。鬼の洗濯岩が出迎えてくれました。潮が満ちているのか、いつもより出ていない感じがします。青島には、5度くらい訪れたことがあるので、よく見慣れた風景です。青島神社の入り口あたりに、日向神話館（ひゅうが　しんわかん）がありました。午後5時を少しまわっていたので閉館していました。入館をあきらめ、青島神社を参拝し、周囲の散策をしてからホテルに戻りました。ここも、アジア系らしき外人さんがいっぱいでした。

青島グランドホテルを出発して車を走らせていると堀切峠（ほりきりとうげ）という看板が見えてきました。標高は60mくらいの高台にある場所で、小さなスペースですが、ここから見える景色が素晴らしかったです。高台から見下ろす太平洋の風景は最高。フェニックスの木（ヤシ科）や、はまゆうが植えられていて南国ムードたっぷり。ちなみに、宮崎県の県木がフェニックス。県花は、はまゆうです。

日南海岸とは宮崎市・日南市・南郷町・串間市にまたがる海岸と沿岸海域にまたがる広範囲のエリアです。日南海岸国定公園に指定されています。海岸沿いにある国道が日南海岸ロードパークとして整備されています。なじみのない言葉ですが、要は空いているスペースを利用して、道路案内や休憩スペースを提供している道と言う事です。観光客にやさしい道路ですね。ゆっくり、楽しんでくださいという、やさしさを感じられます。

堀切峠から、ほんの少し走らせると「道の駅フェニックス」がありました。駐車場に車をとめると、観光バスからたくさんの人が降りて来て、すぐそばにある海を見学に行くところでした。ここから見える景色も素晴らしいです。眼下に美しい海と鬼の洗濯岩が見えました。日本語ではないようだったので、たぶん中国か韓国あたりの人々のようです。日本も国際都市になったものです。あと、道の駅フェニックスには、南国をイメージさせる木や美しい花が咲いていて、なかなか良かったです。

今、私のいる場所も日南海岸国定公園です。日南海岸国定公園とは、宮崎県南部から鹿児島県の入口あたりまでの海岸線を中心とした国定公園のようです。したがって、今いる場所から、これから向かっている都井岬までは、すべて日南海岸国定公園ということです。魅力は、南国ムード・美しい海・断崖絶壁といえると思います。また、島もたくさんあり、風光明媚なスポットです。

道の駅フェニックスから車を走らせていると、富士海水浴場（ふとかいすいよくじょう）と看板がでていたので、砂浜に出てみました。堀切峠や道の駅フェニックスから海が見えましたが、高い場所からの見学だったので、砂浜は歓迎です。透き通った感じのきれいな海です。少しゴミもありましたが、美しい砂浜でした。少しだけ岩場があったのですが、20cm近い大きなカニがいたのでびっくり。生きているカニで、こんな大きなものは初めて見ました。やっぱり、自然がいっぱいですね。

富士海水浴場から車で移動してサンメッセ日南にやってきました。入口で入園料を払い入場。歩いて見学して回りましたが、かなりの斜面に作られているテーマパークなので、結構きつかったです。しかし、ここにはモアイ像があります。モアイ像を見学したくて入園したようなものです。モアイ像・世界昆虫館・モアイ岬牧場など見所がいっぱい。世界昆虫館には、私の大好きなブルーモルフォ（青い蝶）の標本もありましたよ。

サンメッセ日南からかなり車を走らせて祇園神社（ぎおんじんじゃ）に到着。この神社は自然の洞窟を利用してできている神社です。見学する価値は十分にあります。本殿の入り口左右にある神様は龍神様と水神様だそうです。さっそく、参拝しました。疾病除け・厄難除けの守護神で、航海の安全、商売繁盛などにも御利益があるそうです。無人の神社ですが、入口にノートがあったので、しっかり記念に住所・氏名を書いてかえりました。