かめさんのクチコミ(51ページ)全1,592件

祓所王子・祓戸王子ではありません　祓殿王子です。発心門王子から熊野本宮大社へ歩いてきて、本宮大社のほんの手前のところ、道の右手にひっそりと石碑があります。気づかなく通り過ぎてしまうかも知れません。県の指定史跡になっています。

近露王子のあたりは、車がいっぱい通りますし、モダンななかへち美術館があったりして、古道という雰囲気はありません。民宿や売店・郵便局もあるので、古道歩きの起点としては良いと思います。バス停もあります。ここは案内の表示が少なく、道があちこちに通じてますし、どこも古道という感じではありませんので、どっちに行ったら良いかわからなくなりました。地図を見た方が良いと思いました。

この当たりの道は車も通れる舗装道路です。とがの木茶屋があるのですが、私が行った1月の土曜日の11時頃は営業していないみたいでした。野中の清水がある旧国道沿いには民宿もありました。野中の清水の水を実際に飲んでみましたが水温が冷えてなかったせいか、おいしい天然の水という感じはありませんでした。

牛馬童子口のバス停から熊野古道に入り、坂道を登って少し行くと、道が分かれ、牛馬童子への標識があります。牛馬童子は想像よりずっと小さかったです。古道をひたすら歩いていると牛馬童子への分岐を見落とすかも知れません。また、ここには牛馬童子以外の石碑もありました。

熊野古道発心門王子から熊野本宮大社へ向かう途中にあります。本宮大社の旧社地「大斎原」の森が望めますが今の本宮大社が望めるわけではありませんので、あっー遂に本宮大社が見えたという感じはありません。休憩所・トイレ・温泉コーヒー・記念スタンプがありました。

熊野古道中辺路のハイライト（初心者向け）コースがこの発心門王子から熊野本宮大社への道です。川湯温泉の旅館に泊まったら、朝ここまで送ってくれました。バスの便もありますが、13:00台の発着が最終ですから、それ以降ここに着いても、歩くしかありません。世界遺産と書かれたでっかい石碑が出来ていました（2014年1月）

最上部3分の1くらいは、乱積の石段ですので、登るのに苦労します。特に下りは足を踏み外さないように気を付ける必要があります。2014年1月石段の階段の横に手摺が出来ていました。少しは楽になったと思います。真っ直ぐ前を見てひたすら石段を登っていくと、磨崖仏を通り越してしまいますので注意しましょう。磨崖仏は途中の左手にありました。また、磨崖仏の前には柵がありますので、直下までは行けません。

重要文化財の大威徳明王・阿弥陀如来坐像・不動明王・四天王立像・二童子像はいずれも収蔵庫の安置されていて、ガラス越しの拝観となります。写真撮影は不可です。残念ながら建造物には見るべき物はありません。周辺にはおもしろいかかしが展示（？）されていて楽しめます。

駐車場から上宮までかなりの距離があります。上宮・下宮を参拝して戻ってくるのに最低30分はかかります。国宝孔雀文磬が展示してある宝物館まで見ると1時間は見ておいた方が良いでしょう。それと通常、参拝しているのは、南中楼門（勅使門）の前です。国宝の本殿はこの中に有り、見ることは出来ません。

宇佐神宮の国宝は本殿と孔雀文磬(くじゃくもんけい)ですが、本殿は通常見ることは出来ません。この宝物館では国宝孔雀文磬を見ることが出来ます。拝観料は300円です。館内撮影不可です。孔雀文磬以外では重要文化財の懐良親王(かねながしんのう)の奉納剣が見事でした。その他宝物も有り、絶対に訪れたいところです。

訪れたとき、住職さんがいらしたので、詳しい説明を受けることができました。住職さん不在の時も結構あるみたいです。国宝の本堂は九州最古の木造建築ですが、かなり修復され、変更されています。内部の装飾はほとんど落ちていますが、素晴らしかった名残を感じることは出来ます。

正面入ると、熊野磨崖仏がどーんとあります。国宝富貴寺本堂の内部も見ることが出来ます。しかし、熊野磨崖仏はレプリカですし、富貴寺本堂の内部は、想定して復元された物です。残念ながら色彩に重みが無く、安っぽく感じられます。殆どの展示品がレプリカです。やはり県立博物館であるからには、国宝・重要文化財クラスの本物が欲しいです。

参道入口の両側に立つ仁王像が見事です。仁王像から上がっていく道も雰囲気があります。奥の院・大講堂にも優れた仏像があります。そんなに距離はありません。ちょうど国東半島の真ん中にあります。交通の便があまり良くないので、大分交通の定期観光バスで訪れました。

交通の不便な国東半島の史跡を効率よく巡ることができます　大分・別府・宇佐のいずれからでも乗車・下車できます。昼食は付いていません。指定の所で取るようになっていますが、別に食べなくても構いません。廻るところは、宇佐神宮−富貴寺−真木大堂−熊野磨崖仏−財前墓地（車窓のみ）−両子寺です。熊野磨崖仏に登って行くのをメインに１万歩以上歩くことになります。

大分交通の定期観光バスです。紅葉の季節以外は日祝のみ運行ですので注意が必要です。大分・別府・中津のいずれからでも乗車・下車できます。 耶馬溪・中津周辺を効率よく廻ることができます。残念ながら今(2014年1月)のところ、黒田官兵衛関係の箇所には行きません。

羅漢寺に行くために乗りました。途中で一旦降りて、また、上に続いているので、一瞬迷いました。羅漢寺に行くには途中下車です。途中下車してまた乗ると山頂展望台まで行ってしまいます。当たり前ですが、降りるときは景色がよいです。誘導員の方がおられるので、乗り降りも安心です。

リフトであがっていくのが景色も良くて愉しいですが、道もあります。下りは歩いて降りる人が結構いました。本堂の中と庭園を参拝するには追加料金がかかります。五百羅漢の撮影は自由でした。本堂の上からの景色は良かったです。なんと言っても日本とは思えない崖にへばりついたお寺は迫力があります。

ここから180度岩肌の渓谷美が見渡せます。紅葉の時期には大変な人出になるという話でしたが、2014年1月に行きましたので、貸し切り状態でした。昼の1時過ぎでしたが、部分的に逆光になる箇所がありました。写真を撮る場合は注意が必要です。

紅葉の季節にはすごく混むという話でした。狭い道しか無いのでその季節には注意が必要です。1月に行きましたのでガラガラでした。紅葉や新緑は楽しめませんでしたが、ごつごつした岩肌はよく見えました。展望所からの一目八景が有名ですが、川沿いの遊歩道も良かったです。写真については昼の1時過ぎでしたが、逆光になってうまく撮れない箇所もありました。

学問のすすめ・西洋事情・文明論之概略、自筆書簡、原稿等が展示されていますが、全てが原本という訳ではありませんでした。原本は慶應義塾大学にあり、こちらにあるのは、複製という物もありました。1階2階と展示室が有りじっくり見て回ると1時間くらいかかります。館内は撮影不可でした。