まいこさんのクチコミ(16ページ)全442件

旧幕時代に本丸であった場所に福井県庁及び福井県警察本部が建設されています。本丸御殿などはそれら後世の建築物などによって跡形もありませんが、周囲約１ｋｍの水堀に囲まれた端正な石垣と、県警本部の北側に残る天守台跡が往時を偲ぶよすがとなっています。本丸西側にかかる廊下橋は近年復元されたものだそうで、「コンクリート製の天守閣」といった安っぽいものではなくて相当程度の考証がなされた建築物と思われ、好感が持てました。天守台跡には石段を使って上がることができますが、構造物が無い状態でも堀の外を容易に見下ろすことができました。４重５階といわれる天守からの眺望も叶うものであれば楽しみたかったと思います。

素泊まりで利用しました。京都市内近辺に宿泊しようとするとホテルの設備に比較して高額な宿泊費が必要になることが多いのですが、今回はリーズナブルに利用できました。コインランドリーなどの設備も充実しているため、長期滞在にも好適かと思います。

鉄筋３階建てのしっかりした駅ビルですが、駅設備としては１階入ってすぐの有人式の切符売り場と３階のプラットフォームのみからなるシンプルな作りの駅です。切符売り場は地元の人に委託されているようで、わりとノンビリした雰囲気です。どちらかというと駅の売店のおばちゃんがついでに乗車券その他を扱ってるといった方が正しいです（売店の方も、上海万博２００９のポスターがいまだに貼ってあったりと、微妙な雰囲気がそこはかとなく漂ってますが）。今回は多少なりとでも三陸鉄道に手数料が入ってくれると良いなー、と思い、小本−宮古−腹帯の区間について補充券で発券してもらいました。地紋には「さんりくてつどう」としっかり書いてありました（おー）。

売店脇にはベンチもあり、テレビを見ながら列車の時間待ちができます。地元の人たちも集まってくるのでしょうか？　売店を出たところにはトイレの設備もありますが、清掃の様子はほどほど、といったところです。節電のために照明を落としていることもあるのでしょうが、何となく不安になる風情です。

３階のプラットフォームに行くためには階段を利用するしかなく、バリアフリーは一切考慮されていないので、その点は注意が必要です。あと、２階には小さな保育所？と児童文学館？的なスペースがあります。プラットフォームは高台になっているのですが、海を眺めるとまではいかないようです。

ある意味、田野畑−小本間が不通になっていたから利用したというべきであり、貴重な経験ができたと思います。

福井名物には「ソースカツ丼」と「おろし蕎麦」があるそうですが、ここのお店は両方を一緒に楽しめるセットメニューが充実してます。お店はテーブル席のみですが、わりとスペースがあるのでゆったりと食事ができます。丼のお米に福井産のコシヒカリを利用したりと地元の食材にこだわっているところも好感が持てます。
ソースカツ丼のちょっとこってりした脂っぽさを、おろし蕎麦のあっさりさが補っているようで、絶妙なバランスかと思います。
なお、ソースカツ丼についてはお持ち帰りのお弁当を５００円で作ってくれるそうです。ゆっくり食事をできない人もお弁当を注文して列車内で食べてみてはいかがでしょうか。

北陸新幹線が金沢以西に延長されることを見越して高架化が完了しており、在来線ホームはスタイリッシュな感じになっていますが、改札は自動改札が依然として導入されておらず、駅員さんに切符を見せて改札を出入りします。駅舎の高架化に伴い、高架下部分には各種商業施設が入居しているほか、駅前広場の再開発が進んでおり、２年前から毎年この時期に福井駅を利用していますが、古いビルが取り壊され更地がどんどん広がっている印象です。ちょうど今年の福井滞在時、ＮＨＫニュースで福井駅西口再開発ビルにＪＡＸＡが入居して宇宙関係の展示をする、云々の話がありました。何年先になるかはわかりませんが、もっと快適な空間になるといいですね。

福井城天守址の一角にあり「福井」の語源になった井戸です。傍らにある石碑には「ここにある古い井戸は福の井と称せられ、当城の改築以前からここに存し、名井として知られていた。寛永元年に北乃庄が福井に改称されたが、その由来はこの福の井の名に因んだものと伝えられる」と書いてあります。
正直なところ、ぱっと見た感じには大きさこそ大きな井戸ではあるものの、上からのぞき込めば水面が比較的近くに見え、特殊な名前を付けられるような神秘性などは感じませんでした。確かに水面は比較的綺麗な感じがしたので、上下水道の設備が未発達であった当時はありがたかったものなのかもしれません。

今回はダブルルームを利用しました。福井駅から徒歩１分と公共交通機関を利用した旅行者には嬉しい立地です。シンプルなビジネスホテルですが家族連れでも十分に利用できると思います。部屋の広さも十分でリラックスできます。
あと、翌日の朝食を無料で利用できます（６時３０分から）。ご飯と味噌汁、ロールパン、スクランブルエッグにソーセージ、サラダといった基本的なメニュー、各種飲み物（ミルク、オレンジジュース、ウーロン茶など）を好きなだけいただけます。元々の宿泊料金に含まれていたのかもしれませんが、お得感があってお気に入りです。

三陸鉄道北リアス線で現時点（２０１３年８月末現在）で久慈駅から行ける終点駅です。途中の島越駅が東日本大震災の際に発生した津波被害で流されてしまったため、田野畑−小本駅間の約１０ｋｍを代替バスで約３０分近くの時間をかけないと行けなくなってしまいました。

駅本来の構造としては、プラットフォームから地下通路を経由して駅改札に向かうのですが、代替バスとの連絡を考慮して仮設の通路を通って駅前のバス停に直接歩いて行けるようになっています。

正直、わざわざ３０分以上かけて代行バスに乗っていくのはつらいので、一刻も早い全線復旧をお願いしたいところです。

「あまちゃん」劇中では、袖ヶ浜漁港最寄り駅の「袖ヶ浜駅」として登場したところです。たしかにプラットフォームから海側を望むと小さな港があるのが見えます。

今回は、久慈駅から田野畑駅まで直通する列車に乗車しましたが、途中、２分ほど途中停車して乗客を下ろすサービスをしてくれました。これはラッキーでした。

駅舎は山裾の傾斜地にしがみつくように建っているので狭いうえに階段しかないため、駅に入るのも一苦労です。

駅の左右はトンネルですが、宮古方面にあるトンネルは「あまちゃん」劇中で幾度もユイが絶叫していたとこです。人目が気にならない人は是非「アイドルになりたーい！」その他のセリフをどうぞ。

三陸鉄道久慈駅から歩いて１０分ほどの所にあります。国道２８１号線から一本中に入ったところにあります。駐車場はちょっと狭めだったような気がします。「道の駅」としてはやや利用しづらいかもしれません。男子トイレはわりと清潔感があって使いやすかったです。

館内は一階が地元の物産品その他のお土産を販売しており、二階には昭和レトロなものを集めた博物館のような作りになっています（二階の方は正直食指を動かされませんでした。。。）。

久慈市の琥珀は世界的に見ても埋蔵量が豊富らしいのですが、琥珀のアクセサリーがたくさん販売されていました（先代が「あまちゃん」に登場する琥珀堀りの勉さんのモデルになったそうです）。琥珀を編み込んだミサンガも三千円で販売されていました。自動車で久慈観光された際には休憩がてら立ち寄るのもいいかもしれません。

道の駅くじ　やませ土風館内に入居しているレストランです。入り口入ったところにあるカウンター席が４席ほど、４人掛けのテーブル席が６つくらい、お座敷席もあります。ファミリー向けに良いかもしれません。

今回は、「あまちゃん」で一気に全国区になった「まめぶ汁」を目当てにやってきましたが、他にも地元産の海鮮食材をつかったメニューなどがそろっています。

まめぶ汁は単品と定食セットの両方が注文できますが、今回はランチなので定食セットをいただきました。「あまちゃん」劇中でも語られていましたが、基本的には筑前煮的な根菜類の煮物に小麦粉で作ったお団子がはいっているものです。

「甘いんだかしょっぱいんだか」というセリフが劇中で何度も出てきますが、たしかに煮物が基本醤油だしなので、黒糖が入ったお団子と一緒に食べるとそんな感じになります。ただ、クルミが香ばしいうえに黒糖のコクがあるので、ついつい癖になってしまいます（今も、食べたときの感覚を思い出してしまい、まめぶ汁を食べたくなってきました。。。）

久慈駅から車で海岸沿いに約３０分、集落側の堤防を抜けると、「あまちゃん」の舞台が目の前に広がります。漁港の施設を左手に見ながら歩いて行くと、「あまちゃん」のオープニングで出てきた赤い鳥居や夫婦岩、そして白い灯台が目の前に広がります。

劇中で出てきた風景とは微妙にリアルの風景が違っているのですが、その辺りの違いを見比べてみるのも楽しいと思います。ちなみに海側にばかり注意が集まりがちですが、山側を振り返ると、「ストーブの監視小屋」があります（しかも割と目立つところに！）

残念ながら白い灯台の上には上れないため（立ち入り禁止のチェーンが貼られてます）、若春子の「海死ね、ウニ死ね」の落書きがあるかどうか確認できないのですが、せめて灯台に向かう道のりを走って「あまちゃん」気分を味わいましょう。

三陸鉄道久慈駅の駅舎内にあるお店です。普通の駅蕎麦的なメニューとともに、「あまちゃん」で夏ばっぱが作っていた「ウニ丼」のオリジナルである「ウニ弁当」が一日限定２０食で売られています。朝の８時に久慈駅に到着してすぐにお店に駆け込んで、なんとかラストの２食を確保できました（どうも電話予約で前もって押さえられていたみたいです）。

ウニ弁当のお味ですが、四角いお弁当箱一杯にウニが敷き詰められている上、ご飯自体もウニのエキスがたっぷりで、口に入れるとおいしさが口中に広がります（ウニは昆布やわかめを食べているので、昆布だしの旨みが濃縮されているのです）。単にご飯にウニのっけた弁当とは明らかに味が違ってました。

運良くウニ弁当を入手できた方は幸運を噛みしめながら是非お召し上がり下さい。

ＪＲと三陸鉄道の共同利用駅ですが、改札口自体は別々に設けられており（連絡橋もありますが）、駅舎も基本的には別々です。
まず、ＪＲ東日本側の久慈駅ですが、最近駅舎がリニューアルされたそうで、外観はすっきりとした感じになっています。三陸海岸の名産であるウニをモチーフにした駅看板などもあり、なかなかオシャレです。改札口すぐ横にコインロッカーもあるため、荷物を預けて市内観光するのも良いと思います。駅外のひさし沿いにはトイレや交番などもあり、ちょっとした複合施設的な雰囲気さえあります。

一方、三陸鉄道の久慈駅は「あまちゃん」劇中で「北三陸駅」として登場したオレンジ色の駅舎で、三陸鉄道久慈駅の看板の上に「北三陸駅～」の看板を貼り付けていたみたいです。こちらはちょっと天井が低いような気がして、設備の古さもあってちょっと圧迫感を感じますが、駅窓口で地元のお土産や三陸鉄道グッズが販売されていたりと、人のいる暖かみを感じます。乗車券は自動券売機で購入しますが、高額紙幣には対応していないので窓口で両替、もしくは窓口で直接購入することになります。ちなみに窓口では硬券（Ｂ型）を扱っているので、コレクターの方でなくても、旅の記念に窓口で硬券を購入するのも良いかもしれません。

全国新作花火大会の帰りに雨宿りがてら立ち寄った、カフェ＆バーです。深夜帯であってもノンアルコールも提供しており、サイフォンでいれたコーヒーなどを注文している人も多かったです。今回はメニューを見て、せっかく諏訪にきたのだからオリジナルのカクテルを注文することにしました。マスカットリキュールをマスカットジュースで割った「シャイン・マスカット」はフルーティでとても飲みやすかったです。
お店の雰囲気もおしゃれな感じですが、わりと気軽に入りやすい雰囲気ですので諏訪湖周辺に宿泊された際には利用するのも悪くないと思います。

毎年９月の最初に諏訪湖湖上で行われる花火大会です。「競技大会」という名前の通り、全国の花火師（煙火師）が各自考えたテーマに即したプログラムで音楽に合わせて花火を打ち上げるものです。花火の競技性というのは一見わかりにくいのですが、単に花火をたくさん打ち上げるというのではどうもだめみたいで、仕掛けの奇抜さとか技巧の複雑さといった点が採点されるようです。

今回は事前にコンビニで有料観覧席を購入して入場したのですが、当日販売分のチケットがおとな２０００円で事前購入が２５００円というのが納得いかない点ではあります。雨天決行とはいうものの悪天候になるかもしれないリスクを背負って事前購入するのですから、当日販売分よりも安価に設定すべきなのではないでしょうか。

中央本線の特急列車停車駅ですが、エスカレーターやエレベーターなどの設備が十分でなく、意外にバリアフリーの面ではよくありません（東京方面への列車については改札口から直接乗降できるため問題はないのですが）。

改札を入ってすぐ右側に足湯があり、通常９～１８時で利用できるようです。中央線の旅はわりと長時間かかると思うので、上諏訪駅に到着したときには利用してさっぱりするのも悪くないと思います。

あと、知ってる人は知っていることなのですが、箱根駅伝の優勝メンバーの方が上諏訪駅で勤務しています。お仕事中に邪魔したりすると迷惑がかかるので遠くから温かく見つめるだけにしておきましょう。

ちなみに上諏訪駅ではｓｕｉｃａを用いた乗降ができないためか、駅内に設置されている自動販売機もｓｕｉｃａ未対応でした。

始発の八戸線で八戸方面から岩手方面に向かうとき、青森−岩手県境である階上駅で長時間岩手方面から来る列車を待つことになります。
待ち合わせ時間が３４分ということで時間があるので、駅の周りをぐるりと散策してみたのですが、想像以上に駅周辺に何もなく、駅で交換を待っている間、他の人は何をしているのか疑問にすら感じます。
駅舎はわりと古めなのですが、まだレトロという程でもなく、やや中途半端な感じは否めなかったです。ちなみにしばらく前から無人駅になっているようです。

八戸線の駅です。八戸市役所や八戸港といった主要施設に行くには八戸駅よりもこちらの駅で降りた方が便利です（ウィキペディアで調べたところによると、こちらの駅が本来「八戸」駅だったそうです）。

「八戸」から格下げされた（？）せいかどうかはわかりませんが、立地上からは利用者もそれなりにいそうなものなのに、ホームから改札へのアクセスは階段しかありません。エレベーターを設置するだけの空間的な余裕がありそうな気もするだけにどうにか改善して欲しいものです。

港が近いだけあって、早朝のホームに立つと東の空に綺麗な朝日を望むことができます。

東北新幹線と八戸線、青い森鉄道の接続駅です。駅舎は橋上状なのですが、東北新幹線から在来線に乗り換えると、新幹線の線路が若干高架になっているため、在来線ホームに降りていくエスカレーターがものすごく急になってしまっています。
新幹線から在来線に乗り換えるときには中間改札がないため（在来線側の駅の管理が青い森鉄道側でおこなっているからかもしれません）、一旦駅をでなければなりません。新青森−本八戸といった１００ｋｍ以内の本来途中下車が認められていない区間を利用する際にはどういう取り扱いをしているのか微妙に興味深いところではあります。