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プラハ旧市街広場の東側、火薬塔近くにたっています。ここは、かつて王宮のあった場所と言われ、この市民会館は１９１１年に完成しました。音楽祭「プラハの春」に使われるスメタナホールがあり、文化的な催しに利用されています。また、地下のレストランには、日本語メニューが置かれて、日本人観光客が多く利用しているようです。

旧市街広場から、東へ向かってまっすぐ歩いていくと、黒っぽいゴシック様式の塔に行き当たります。全体がくすんだ感じで、周辺の建物からは際立った存在となっています。かつて、プラハの市街を取り囲んでいた城壁門の一つで、１７世紀に火薬庫として利用されたため、こう呼ばれているそうです。

プラハ旧市庁舎の南側にたつ塔です。塔には、二つの円が縦に並び、上は、天体の動きをあらわし、下は、農村の四季の様子を描いた暦となっています。また、上の窓からは、イエスの１２使徒をあらわす仕掛け人形が毎正時にあらわれます。この塔に上れるということを、後から知り、とても残念でした。

１５世紀の宗教改革の先駆者ヤン・フスは、カレル大学の総長で、当時のローマカトリック教会による贖宥状の販売に異を唱えたため、コンスタンツの公会議で異端とされ、火あぶりにされました。このフスの死は当時のボヘミアの人々に大きな衝撃をあたえ、フス派の形成とフス戦争を引き起こしたといわれています。フスの没後、５００年を経てこのフス像が建てられたことは、ボヘミアの人々の中に今もフスへの思いが息づいていることの証のように思えます。

プラハ地下鉄ムーステク駅からヴァーツラフ広場に入りました。騎馬像は、広場の南側に国立博物館をバックにたっていました。プラハの春弾圧に抗議する青年がこの騎馬像の前で焼身自殺をはかったといわれていますが、このヴァーツラフ像はプラハの人々にとってかけがえのない精神的支柱であり続けたように思います。

プラハの地下鉄ムーステク駅近くにある大きな広場です。広場の南には、博物館がたち、道路を挟んだその前にボヘミア初代王とされるヴァーツラフの騎馬像もたっています。１９６８年のプラハの春弾圧事件や、１９８９年の民主化（ビロード革命）など、この広場は数々の歴史的事件の舞台となってきました。訪れたときは、クリスマスマーケットがたち、多くの出店で広場が埋め尽くされた感がありました。

プラハの旧市街広場から、南のヴァーツラフ広場へ向けて歩いている途中に、見つけました。とても美しい建物で、モーツアルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」が初演されたことや、映画「アマデウス」のオペラシーンが撮影されたことなどで知られています。訪れたときは、入り口は閉ざされ、中に入ることができませんでした。

プラハ旧市庁舎の天文時計の斜め向かいにあります。ボヘミアングラスを中心に、陶器、アクセサリーなどを扱う土産物店です。店内は、割と広く、日本語を話せるスタッフもいるので、日本人の観光客が多く訪れるようです。

旧市街広場を挟んで、旧市庁舎と向き合うようにたっています。２本の塔がとても印象的なゴシック様式の教会です。１５世紀に宗教改革の先駆者ヤンフスが火あぶりになって以降、ボヘミアで形成されたフス派の本拠地として利用されてきた教会と言われています。この教会内に入ろうと周りを１周したのですが、扉が閉ざされ、残念ながら、今回は中へ入ることはできませんでした。

プラハ旧市街の中心ともいえる広場で、天文時計でしられる旧市庁舎とティーン教会に挟まれています。また、広場北側には、１５世紀の宗教改革の先駆者ヤン・フスの像がたっています。訪れたときは、クリスマスの直前で、クリスマスマーケットが催され、多くの出店が広場を埋め尽くし、観光客や、地元の人々でにぎわっていました。

プラハ旧市街広場を挟んで、ティーン教会と向き合ってたっています。この旧市庁舎は、元の庁舎に増改築が繰り返され、さらに、別の建物を買い取って庁舎に組み込んだりしたため、様式の異なるいろいろな建物が連なるユニークなものとなっています。この旧市庁舎南側には、有名な天文時計の塔がたち、プラハの観光スポットとなっています。

旧市庁舎南側の塔に設けられています。縦に２つの円がならび、上は天体の動き、下は、農村の四季の作業を描いた暦となっています。毎正時には時計の上の窓の仕掛け人形が動き出し、イエスの１２使徒が順に姿を現していきます。この仕掛け人形を見るため、正時近くになると、時計塔の前は、観光客であふれ、身動きもできないほどの混雑となります。

ヴルタヴァ川にかかるカレル橋は、プラハ屈指の観光スポットです。橋の上には、多くの聖人像が立ち並んでいます。その中のひとつが、日本にキリスト教を伝えたイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの像で、そのザビエル像を支える人々の中には、東洋人と思われる像もありました。

上田市の生島足島神社は、池に囲まれた朱塗りの神社です。神が渡るという太鼓橋は渡れないので、横にある石橋を渡って、池の中の島へ入っていきます。社殿の中に本殿が隠れて見えないのですが、万物を産み育てるという生島大神と、万物に満足を与えるという足島大神が祀られています。この神社は、諏訪大社に次ぐ格式を持つ神社とされ、多くの参拝者が訪れていました。

ヴルタヴァ川にかかるカレル橋の上には、多くの聖人像がたち、その中で最初にたてられたのが、このヤン・ネポムツキー像です。ヴァーツラフ４世によって処刑され、その後、ヴルタヴァ川に投げ入れられたと、言われています。この像の台座のレリーフに触ると幸運が訪れるといわれ、多くの観光客がそれに触れていきます。そのため、台座のレリーフは光っています。

ヴルタヴァ川左岸のプラハ城から、右岸の旧市街中心部へ向かう途中、必ず通る橋です。プラハでは最も古い石橋で、橋の両側の欄干には多くの聖人像がたっています。中には、われわれになじみのあるフランシスコ・ザビエル像もあります。プラハ城に並ぶ観光スポットだけにいつも多くの人が行きかい、とても賑やかです。

プラハ城内にあるロマネスク様式の教会です。最初は１０世紀に建てられ、火災による消失と再建を経て、現在の姿になったといわれています。聖ヴィート大聖堂と比べると、小さくこじんまりとした感じで、赤いレンガ色の外観がとても印象的です。

第３の中庭にはいるとすぐ、目につく巨大な聖堂です。約９６メートルの尖塔と内部の幅約６０メートル、奥行き約１２０メートルというスケールを有しています。１０世紀以来、幾度も増改築がなされ、２０世紀になって今の姿になったそうです。堂内では、美しいステンドグラスを目にすることができ、その中には、チェコ人画家ミュシャの作も含まれています。

観光客で混み合うといわれたので、プラハ城には比較的朝早く、出かけました。ゲートを入り、第一の中庭に入る門の前で衛兵が立っており、ちょうど偶然にその衛兵の交代式を目にすることができました。この時は、観光客もそれほど多くなく、じっくりと見ることができて、満足しました。

ブルタヴァ川西岸に位置し、広大な敷地を持つ城です。９世紀から建設が始まり、１４世紀のカレル４世時代にほぼ現在の形になったようです。城内には王宮、聖ヴィート大聖堂、聖イジー教会などが建ちならび、みどころは非常に多くあります。今回は、城内を約１時間半で回りましたが、ゆっくりと一日かけて回ることをお勧めします。