岳人28号さんのクチコミ(46ページ)全934件

弥生時代中期の農耕集落の遺跡で、復元された竪穴式住居があります。竪穴式住居は中に入ることもできます。ただ、道路から竪穴式住居まで、一応草を刈って道がつけられてはいるものの、高さ10センチ以上はありそうな草の株を踏みしめながら歩かねばならず、非常に歩きにくいです。

直径１３ｍの大水車が回転するさまは、迫力がありますし美しいです。少し風が強いとき風下側にいると、水車から水しぶきが飛んで顔にかかったりします。ただ、もっとたくさんの水車があるのかと思っていたら、大水車と水車資料館の水車の二つしかなく、いささか物足りない気がしました。広々とした敷地なので、もっと水車がたくさんあっても良いのではないかと思うのですが…。まあ、のんびりくつろげる公園です。

観光地高山の駅前という好立地でシングル3500円（食事なし）という安さにひかれて予約しましたが、安宿にありがちな狭い部屋かと思いきや、意外にも広々とした部屋で、窓も大きく開放的。風呂も足を完全に伸ばして入れるサイズで、今までに泊まった他のビジネスホテルのより一回り大きかったです。ポットも１Ｌの大容量なので、焼きそばのカップ麺、インスタント味噌汁、お茶（部屋にはティーバックありません。持参したものを飲用）が、1回の湯沸しで事足りました。

部屋の鍵はカードになっています。部屋に入ってドア横の壁にあるケースにカードを入れると電気がつきます。ケースにカードを入れておかないと電気はつきません。外出時、フロントにカードを預ける必要はなく、そのまま持って自由に出入りすれば良いそうですが、カードを部屋に置き忘れないよう注意が必要です。

古い巨樹には、半分枯れたようなのが少なくありませんが、この大イチョウは樹齢1250年以上なのに葉がびっしり生い茂っていて、ものすごく元気そう。説明板によれば、この木の皮を煎じて飲むと乳の出がよくなるといわれているとのこと。元気をわけてもらうということでしょうか。幹のくぼみに子育て観音の石仏が祀られています。

町屋というのでしょうか。同じような黒い色調の木造の商店が通りにずっと並んでいます。ただ、正直なところ、古い街並みという感じはしません。きれい過ぎて古さを感じないので。観光客受けをねらって外観を江戸時代風のデザインに統一した商店街は、見た目にはきれいですが、店だけでなく歯医者でも何でも全部同じような外観というのは、受けねらいなのが見え見えで、いささか興ざめです。自分としては、もう少しさりげなさがほしいです。

メインの索道基地跡・貯鉱庫跡は、なかなか迫力ある遺跡でしたが、周囲がすっかり公園化してきれいなアジサイやツツジがたくさん植えられたりしてるのは、その迫力を減殺するものでしかないと思います。観光化するにしても、もう少し野趣を活かしたほうが良いと思うのですが。

午前中は快晴でしたが、午後になると案の定、曇ってきました。やはり、こういう高山はなるべく早く来て、早く帰るのがよさそうです。バスやロープウェイの待ち時間が予想以上に長くなる場合もありますし…。わたしは平日の朝6時の始発で駒ヶ根駅近くのすずらん通りバス停から乗ったので、問題ありませんでしたが、駐車場のある菅の台バスセンターには、すでに長蛇の列ができていて、一体、この人たちはどれだけ待たされるんだろうかと心配になりました。運転手さんは「すぐ、臨時便が出ますんで」と言ってましたけどね。

7月末時点では、千畳敷カールの遊歩道の一部が雪に覆われており、雪の上を歩かなければなりませんでした。わたしは杖を持っていたので、安全に歩けましたが、みなさん滑りこけそうになりながら歩いていて、中には途中で引き返す人も。秋には雪は消えるのでしょうが、夏は雪の上を歩くことを覚悟する必要があると思います。サンダルばきなどもってのほかです。

チェックイン時に何の説明もなく部屋番号が書かれたカードを渡されました。カードが部屋の鍵ということは察しがつきましたが、どうやって使うのかわからず、ドアを開けるのにちょっと苦労しました。また、やっとのことでドアを開けて入ったら、今度はスイッチを押しても電気がつかず、一体どうなっているんだと思っていると、「ここにカードを入れてくさい」と書かれたケースがあり、カードを入れたら電気がつきました。そこにカードが入ってないと電気がつかない仕組みらしいです。こういうことは、ちゃんと事前に説明してもらいたいものです。

ホテルのホームページも地下鉄駅からのアクセスについて説明不足だと思います。淀屋橋駅ということだけでなく何番の出口から出ればよいかも書いといてほしかったです。

インターネット接続可能な机がベッドの横にあり、イスには背もたれがないので、ベッドから机へスムーズに移動できて機能的です。LANケーブルは机の引き出しの中でしたが、最初から引き出しが半開きだったので、さがさなくてもすぐわかりました。

風呂のお湯を抜こうとしたら、風呂の外にある排水口から逆流して噴出し、トイレの床が水浸しになりました。すべての客室が同じ状態というわけではないでしょうが、とくに必要がなければ、風呂のお湯は抜かずに放置したほうが無難です。朝風呂はあきらめたほうが良いでしょう。

客室は、ランプの笠（プラスチック）が割れてたり、カーペットに目立つ染みがあったり、コップのふちが欠けてたり、テレビがブラウン管のまま（ちゃんと地デジ放送は映ります）だったりと、古めかしさに満ちており、しかも、非常に狭いです。LANケーブルが備え付けられた机があり、無料でインターネット接続できるのは良いのですが、壁ぎりぎりまでイスを引いてやっと座れる狭さで、座ったり立ったりするたびに窮屈な思いをします。また、寝る前にはイスを完全に机の下に押し込んでおかないと、トイレに行くときつまづいて悲惨なことになります。

近くにコンビニはありませんが、食品スーパーのマルトシ（9時～22時営業）が駅前にあるので、食料の買出しには困りません。夜7時過ぎに行ったら弁当や惣菜が半額になっていました。

台風で崩壊し長い間通行止めのままだった海岸遊歩道が、2010年4月、復旧工事を終えて開通し、海食洞や断層が連続する海岸の岩場を散策できるようになりました。一部短い階段はありますが、ほぼ平坦でとても歩きやすく、ベビーカーを押して歩いている人も見かけました。ただ、日陰がほとんどないので、夏場は猛烈に暑いです。

海岸遊歩道があるのは、海水浴場のある田ノ浦から島の西岸を彦浦までで、島を一周することはできません。彦浦はきれいな砂浜ですが、歩いてここまで来て泳ぐ人はほとんどいないので、人の少ないところで海水浴を楽しみたい人にはうってつけの場所だと思います。

絵がたくさん展示されているのが美術館、というイメージがありますが、ここはそういうふつうの美術館ではありません。絵はクロード・モネの「睡蓮」シリーズ5点のみ。絵を展示するところというより、「睡蓮」シリーズの展示室も含め、館内の空間そのものをアートとして鑑賞するところ、といった感じです。「おお、こんな工夫があるのか」と驚かされることもいろいろあるので、予備知識なしに入ったほうが楽しめるでしょう。なお、館内は写真撮影禁止です。

いくつかの展示室は、係員が一度に入室できる人数を制限しており、場合によってはかなり待たされます。また、靴を脱いで入らなければならなかったり、スリッパに履き替えなければならなかったりするところもあります。なので、穴のあいた靴下などは、くれぐれもはいてこないように気をつけましょう。

料金を支払ってチケットを受けとるチケット引換所はバスの発着する駐車場内にあり、美術館からやや離れた場所にあります。手荷物を預けるロッカーなども、チケット引換所にあります。

チケット引換所から美術館入口までの道路わきには、モネの「睡蓮」をモチーフにした庭園があり、睡蓮のほか色とりどりの花が咲いています。庭園は公道沿いにあるので、無料で誰でも鑑賞できます。

広島空港に隣接しており、県内各地と広島空港を結ぶバスが利用できるので、アクセスは便利。紅葉とあじさいの名所として知られる三景園は、公園の西の端、空港ビルのすぐ近くにあり、中央森林公園バス停より空港バス停からのほうが近いです。三景園の入園は有料で通常250円、紅葉シーズンとあじさいシーズンは300円。三景園だけでもけっこう広くて歩きがいがあり、なかなか広大な中央森林公園を歩きつくす余裕はありません。ハイキングコースもあるので、いつか歩いてみたいとは思います。

登山口の少年自然の家に、赤崎駅から琴浦町営バス（運賃100円均一）でアクセスできます。山頂の展望はありませんが、少し下ったところに見晴らしの良い岩場があります。また、ふもとからの船上山の眺めも特徴的でおもしろいです。横手道から雄滝、雌滝に行けますが、傾斜は緩やかでも道幅が狭く歩きにくいです。

サル山の猿が寒さのせいか、年老いたせいか、なんだか元気なさそうで、見ているとこちらもわびしい気持ちになりました。わたしが子どものころ、ここは遊園地でしたが、廃園となって施設は跡形もなく撤去され、なぜかサル山だけ残されています。いっそ全部なくしたほうがさっぱりするのでしょうが、敢えて一部残すことによって、往時をしのび、栄枯盛衰に思いをはせようということでしょう。

その気になって探すと、ここはわびさびスポットの宝庫。公園内にある市営プールは、わたしが子どものころのままで、廃墟かと見まごうばかりですが、去年もちゃんと営業していたようです。尾道城は子どものころすでに廃墟でした。公園の西の端にある公衆便所は、なぜか男子トイレの小便器が取り外されていたし…。利用者が少ないから大便器１個あれば十分ということでしょう。掃除の手間も省けます。さすが尾道。

路面電車の道後温泉駅の目の前に、無料の足湯があります。有名なからくり時計のすぐ横なので、からくりが作動する時間にあわせて団体客が集まり、いささか落ち着かない雰囲気になるときもありましたが、わたしは気にせず読書しながらのんびり1時間以上つかっていました。

簡単な脱衣所がありますから、その気になれば着替えも可能です。でも、足を出しやすい格好で来たほうが良いでしょう。出たとき足をふくタオルも必要です。

愛媛県庁の脇から登ると、途中に二之丸史跡庭園があります。入園料100円が必要ですが、池を中心とする美しい日本庭園、二之丸御殿の間取りに沿って区画された柑橘園があり、出口付近の休憩所には、柑橘園で収穫されたみかんが置いてあって、自由に食べれました（11月下旬で、ちょうどみかんの収穫時期だったからでしょうが）。

松山城の登城路は緑豊かですし、わりと距離もあってハイキング気分が味わえます。登りと下りでコースを変えるのも良いでしょう。

城内は桜の木が多く、花見どきはにぎわいそうです。もみじなど紅葉する木は、あまりないです。

鎌倉時代末期の本堂・多宝塔は国宝、室町時代の阿弥陀堂・山門や江戸時代の庫裏・客殿などは国重要文化財。一見なんでもなさそうな石塔も、看板の説明を見ると鎌倉末期や室町時代のもので国重要文化財だったりして驚かされます。

境内を出て隣の海龍寺の裏手にある石鎚権現のお堂に行くと、浄土寺山の頂上にある奥の院までの岩場を登る長大な鎖場があります。目の前に見えるのは一の鎖で、二の鎖、三の鎖と続きます。垂直に切り立っているわけではありませんが、岩の表面が滑らかで足場が少ないので、登るにはかなり腕力が必要です。奥の院にはふつうに歩ける道からも行けます。奥の院から眺める瀬戸内海は絶景。

墳丘長約350ｍと全国第4位の規模をもつ巨大な前方後円墳ですが、仁徳陵など陵墓指定を受けている他の巨大古墳と違って、自由に立ち入ることができます。前方部には神社が建てられ、盗掘されたらしい刳りぬき式の舟型石棺が手水鉢として使われています。

井原線ワンコインデー（100円）では総社駅からサンロード吉備路に無料シャトルバスが運行されるので、サンロード吉備路から歩いて行きました。それなりに距離はありますし、備中国分寺などほかの史跡も見物しながらでしたが、帰りのシャトルバスには十分間に合いました。

現代美術中心なので、山水画や花鳥画が好きなわたしとしては、好みではないのですが、毎年、文化の日は特別展も含め無料になるので、その日だけは利用します。過去にあったオードリー・ヘップバーン展などは良かったです。

美術館の外には噴水の庭や芝生の広場があり、子ども連れの人たちがよく遊んでいます。

メインは鉱山鉄道など別子銅山遺構を利用した鉱山観光ですが、レストラン、温泉などもある複合レジャー施設です。観光坑道の入場料は鉱山鉄道乗車とセットになっており1200円。ただし、入場料を払わなくても、鉱山鉄道の鉄橋や第四通洞などの銅山遺構は見れますし、広い芝生広場出遊ぶこともできます。

観光坑道を通って奥に進むと、渓谷美を眺めながら散策したりベンチで休憩できる公園のようになっています。