岳人28号さんのクチコミ全934件

1泊2食つきで4580円でした。夕食はカレーかアジフライ定食のどちらかを選ぶようになっていて、アジフライ定食を選択。登山後で空腹だったこともあって、ややボリューム的に物足りない感じはしましたが、朝食はバイキング形式なので、たっぷりいただきました。朝食にはご飯のほかパンもあります。オーブントースターは設置されていません。電子レンジはありますがパンには不向きですから使わないほうが良いです。

部屋はトイレと風呂が別々になっています。

予約サイトの宿泊プランに明記されている通り、最上階の5階シングル客室は非常に暑いです。部屋に入ってエアコンのスイッチを入れたときの室温は36.5度でした。エアコンは旧式で音が大きく、パワーはいまいちでなかなか涼しくなりません。5階は客室だけでなく通路も同様に暑いです。その代わり素泊まり4500円（税込）と、高山市内のホテルとしては格安になっています。1階のフロントやエレベータ内はちゃんと空調がきいています。

客室の鍵はカードキー方式となっており、外出時はそのまま持って出れば良いようになっています。カードキーは客室の照明をつける鍵にもなっています。なお、天井の照明はひとつしかないため、部屋の奥には光が届きません。

部屋には湯沸かしポット（1L）がありますが、湯呑みやコップはありません。浴室に歯磨き用のプラスチックのコップ（おそらく耐熱性はない）はあります。湯呑みやコップは必要ならフロントで借りられるようです。

テレビは地上波のみ映ります。なぜか地上波でもNHKは映らないようになっていました。

朝食バイキング付き3300円のカプセルタイプの客室は、よくあるベッドだけというのではなく、ベッドの横にゆったりイスに座れるスペースがあります。カプセルタイプとは思えないくらい快適なのに格安で泊まれて大満足です。予約サイトの宿泊プラン名に「男性専用」「女性専用」といった文言が入っていないため、うっかり間違って予約するおそれがあるのが唯一の難点でした。自分は間違って予約したため、あとで電話がかかってきて、変更してもらいました。

サウナ付き銭湯とビジネスホテルが一体化した施設で、宿泊客は銭湯に自由に入れます。銭湯内の休憩所にある漫画本は漫画喫茶に匹敵するくらい充実しています。途中までしかない作品が多い印象は受けましたが、読んだことのない作品をいろいろ試し読みするのにはちょうど良さそう。ホテル部分はもともと社員寮か何かだったのを改装したような感じで、客室内にキッチンがあったり、シングル客室なのに鉄パイプの二段ベッド（下だけ使う）があったりします。シングル客室のわりに広くてゆったり使えてよかったです。キッチンは調理器具が何もないので使えませんでしたが、アルミ鍋でも持参していれば料理ができて便利だと思います。

姿見ノ池に通じる遊歩道が分岐して噴気孔を近くで見られる場所まで行けるようになっています。ゴーッとけっこうな音量で噴気が出る音がしていて迫力があります。現地には火山としての旭岳について説明板も設置されています。

訪れた9月初旬は紅葉にはまだ早すぎましたが、花はいろいろ見ることができました。とくに多かったのは秋の花の代表格のエゾオヤマリンドウで、あちこちに群生してました。ほかにメアカンキンバイ、エゾノツガザクラなど北海道の山特有の花がいろいろ見られました。コケモモの実、クロマメノキの実もありました。

慢性的な膝痛があることと体力的な不安から、今回は旭岳往復にとどめましたが、8合目を過ぎたあたりで急に霧が出てきて、それまで見えていた山頂は霧に隠れ、あっという間に自分の周囲も霧に包まれて視界不良になり、強風が吹きつけてきて、旭岳往復だけでも大雪山の厳しさを味わうことができた気がします。山頂付近にいる間はずっと霧に包まれ強風が吹き荒れてましたが、七合目あたりまで下山してきたら、下界は晴れていて風も穏やかでした。

ロープウェイ姿見駅から旭岳山頂までの所要時間は約2時間でした。一歩ごとに足下がずるっと滑る急傾斜の砂礫地が続くので、所要時間のわりに疲労感が強く、山頂までたどり着いたときはかなりバテてました。膝痛もちで体力的にも不安があったので、ロープウェイ駅から山頂までの往復にとどめましたが、無理のない選択で良かったと思います。

ロープウェイ姿見駅から姿見ノ池までの道は整備された遊歩道なので、一般の観光客も大勢来ます。池のほとりから見る旭岳はきれいです。近くに石造りの避難小屋があり、小屋の背後に板で囲われた携帯トイレブースがありますが、あくまで携帯トイレを使用する際、まわりから見えなくするためのものでトイレではありません。

旭岳バス停を降りたところがロープウェイ山麓駅なのでアクセスは便利です。季節によって料金が変わる方式になっています。わたしが訪れた9月初旬は往復3200円でした。朝に乗ったときは満員でしたが、午後の帰りは空いてました。

平日だったので朝の便はわりと空いてましたが、帰りの夕方の便は旭川空港で大勢の乗客があったためかなり混雑しました。このバスは高速バスと同じように荷物をトランクに入れることができる仕様になってますが、運転手が荷物をトランクに入れても入れなくても良いというあいまいな対応をとったため、車内に大きな荷物を持ち込む人も少なからずいて混雑ぶりに拍車をかけていました。帰りのバス車内はフリーWiFiが使えました。

札幌・旭川間で運行されている高速あさひかわ号は30分に1本程度あり、予約不要で便利です。札幌・旭川間の移動手段としては鉄道よりも安くて速い（往復4700円・所要2時間半）です。きっぷはバスターミナルののりば近くの券売機で買えます。車内ではフリーWiFiが使えます。

キャンパス内には小川（サクシュコトニ川）が流れ、草地に大きな木がなくさん生えていて、広い公園のような雰囲気。ベンチもあってくつろげます。古河記念講堂など明治から昭和初期に建てられた歴史的な建物もたくさんあり見所豊富です。花木園にはクロユリ群生地が復元されているらしいので花が咲く初夏に来てみたいです。

空港ビルの地下に新千歳空港駅のホームがあります。運行本数が多く空港へのアクセスには便利ですが、帰りに札幌駅から乗ろうとしたとき、悪天候のため運行が停止されていてヒヤッとしました。幸いギリギリ飛行機の出発に間に合う時間に運行が再開されて事なきを得ました。

旭川駅からだとそれほどでもないかもしれませんが、旭川駅前バスターミナルの降車場からだとかなり近くて便利でした。コンビニも道路を渡ったところにあります。エアコンはダイヤルで弱・中・強の3段階調節するだけの旧式でした。料金は1ヶ月前までの予約で適用される早割プランで素泊まり6200円でした。割安とはいえません。

2023年1月17日～20日に倉敷美観地区のいろんな文化施設が無料になるイベントがあり、この機会にあちこちまとめて見て回ることができました。エル・グレコやモネなど世界的に有名な画家の絵が多数ある大原美術館、浮世絵の国芳館、漫画のいがらしゆみこ美術館、地元の旧石器時代から中世までの考古資料を集めた倉敷考古館、昔の貯金箱やおもちゃを集めた倉敷貯金箱博物館・倉敷おもちゃ博物館など、実に個性的な美術館・博物館が歩いて回れる範囲にあって、倉敷は芸術・文化の街だということを実感しました。

狭いスペースに大量のおもちゃコレクションをびっしり詰め込むように展示しています。コレクションの説明などはありませんが、初期のバービー人形やリカちゃん人形、明治時代のおもちゃなどもあって非常に興味深いです。営業しているアンティークショップと一体になっています。

明治のクラボウ創業時に建てられた原綿倉庫を改装して、クラボウの創業から現代までの歩みを振り返る展示施設にしたもので、昔の紡績工場で使われた機械や工場の模型などが展示されています。創業当時の建物の床板がそのまま張られているところもあります。建物は国の登録有形文化財です。

アイビースクエアの名の由来になっている壁面を覆う蔦（アイビー）は、冬なので葉が全部枯れ落ちてました。夏には赤レンガの壁と蔦の葉の緑のコントラストは映えるでしょうし、池にはフランスにあるモネのアトリエの庭から株分けされた大原美術館の睡蓮から株分けされた睡蓮も咲いてきれいだと思います。ただ、冬らしい寒々とした景色も、これはこれで悪くない気がします。

いがらしゆみこ作品はアニメ化された「キャンディキャンディ」と「ジョージィ」しか知りませんでしたが、他にもいろんな作品のカラーイラストが多数展示されていて、今まで知らなかった作品がどれだけ多いか思い知りました。上の階には漫画本を読めるコーナーもあります。