缶切りさんのクチコミ全730件

ロビーや部屋からおしどりの池を眺める宿です。雲仙温泉自体が落ちついた温泉街ですが、街外れで人気の無い湖畔の立地のためそれが際立ちます。
温泉は、この日は底が見えぬほどの茶色で、浴中は特徴をあまり感じませんでしたが、浴後は酸性泉の効果か驚くほど肌がすべすべになっていました。余談ですが、湯の里温泉共同浴場は、この日、お湯が茶色でした。
料理は流石の雲仙クオリティーで、海の物をはじめ、野菜や川魚も美味しくいただきました。
今まで印象の良かった雲仙の宿が、軒並み高級志向になっているので再訪が難しい状況となっていますが、条件が整えばまたお世話になりたいお宿です。

9月の火砕流で被災した小学校が、被災遺構として残されています。
その前にあった、有名な6月の火砕流では難を逃れていました。その時の画像が校庭にパネル展示してありますが、火砕流が急カーブして、裏手の水無川に沿って流れて行ったのが良く分かります。学校での人的被害が無かったのが奇跡に思えます。現地に居ると実感します。

本来は国土交通省の監視所なので、観光施設には無い現場感が漂って好ましいです。
３階展望所では、雲仙普賢岳や火砕流の堆積状況など火山の実物を間近に見ることができます。監視所なだけあってベストな立地です。
場所が場所なので、周辺は観光地化される感じは無く、訪問者も疎らで穴場となっています。

道の駅の奥に併設されている公園です。
移設された建物も一部ありますが、ほぼ当時のまま保存されています。ドームで覆われた被災家屋もあり、保存状態が良いです。土砂物の流れてくるスピードが緩やかだった為、倒壊はせず土砂物に埋もれたとの事です。
なお、火砕流による被災は「旧大野木場小学校」で見物できます。

「原城跡」より出土した遺物を中心に展示を行っています。通常、資料館は城址の敷地内や、ところよれば復元天守の中にありますが、こちらの特殊性により少々離れた市営施設の敷地内に存在しています。
前年、熊本「天草キリシタン館」を見物して、展示してあった「綸子地著色聖体秘蹟図指物」に感激しましたが、陣中を再現した模型にそれが描かれており、あらためてその価値を感じとりました。

島原・天草一揆の最終決戦の場。
諸説あるようですが、原城での反乱軍の籠城者数、双陣営の戦死者数、埋められた死者数は、とても信じがたき程の数字です。いずれにしろ阿鼻叫喚・地獄絵図であったことに違いありません。
城は乱の後に徹底的に破却されているので、本丸を除いては城址とは思えぬのどかで美しい田園風景が広がっています。惨劇との対比が鮮明なので、調査開発や観光地化がされる前に訪問されるのが良いかもしれません。

原城址跡には徒歩5分とかからない立地です。城址には開館閉館時間が有りませんので、こちらに宿泊すると、朝飯前や日の入り時間の訪問が可能です。
基本的にビジネスホテルではありますが、地方の観光旅館風でもあります。ダブルの部屋もあるので、一人宿泊のハードルも低いです。また、土曜宿泊でもそれほど料金の上乗せがないのが良心的です。
同じ敷地内にある割烹での食事ですが、質、雰囲気ともにどちらかと言えば居酒屋に近いです。しかし、料金以上の内容ですので十分満足しました。
入り口に巨大な武士像が鎮座していますが、この地にあっては怖いです。厄除けでしょうか。

見学時は「火砕流」「溶岩ドーム」「水無川」など、当時の記憶を呼び起こすキーワード群に、おじさんである私は不謹慎ながらもテンションが上がりました。
当時も話題になりましたが、住民のマスコミ諸氏に対する憤りが、展示にも垣間見られて感慨深いです。
見学後に展望ラウンジから眺める景観が、美しくもまた格別なものとなりました。

住所が平成町、広大な造成地、あまりにも立派な建造物、と復興地らしさが満載なスポットです。
やはり目につくのは、巨大な坂本龍馬像です。なぜ坂本龍馬がこの地で、なぜサッカーしているのか、と謎でしたが色々といわれがあるようでした。そういえば島原は高校サッカーで知られていたのを思い出しました。
また、被災時に活躍した、自衛隊のヘリコプターや輸送車が展示されていますので、興味のある方はそちらにも。

道立のためか思いのほか充実した美術館でした。旅行者なので時間の関係で特別展のみの拝観でしたが、たまたま自分の好みの内容でしたので運が良かったです。何より本州の旅行者からしてみれば、周辺環境の良さが与えた影響が大きいと思います。また、見物中の地震に見舞われましたが、館内職員の対応も好印象の一つでした。

通常和室プランで宿泊しました。風情のかたまりであるが、ふすましきいの部屋なので覚悟は必要です。一番近くの部屋に宿泊していたフランス人の方はマナーが良く、幸い被害はありませんでした。もちろん暖房器は設置してありますが、何しろ純和風の部屋なので寒かったです。お風呂（朝も利用可）やトイレは共同ですが広く綺麗で快適でした。阿字観瞑想、朝の勤行、護摩祈祷に参加させていただきましたので宿坊宿泊を満喫しました。

宿坊ですがトイレが共同くらいで一般の旅館並みに快適でした。アルコールも可です。朝の勤行に参加できるのが宿坊宿泊の利点です。受付や給仕がみな若い人でしたが、住み込みの僧侶や街の大学生だったのでしょうか。修行の場であるこの地らしく印象に残りました。

2020年開業の真新しいイベントホールです。コンサートで行きましたが、8,000人収容規模としては音響や見やすさは良好で全く不満はありません。また、有明ガーデン内なので食事に不自由することなく、ついでに買い物もできます。ただ、都心の会場と比較すると、りんかいせん線はやや不便なうえ運賃が高いが唯一の短所でしょうか。

温泉街の端、北側に位置しています。真湯源泉で、野沢温泉の特徴をそのままにしてより濃厚な感じがします。消しゴムのカスみたいな黒い湯の花がすごいです。利用可能時間が6:00～19:00となっているので注意が必要です。こちらも寸志で利用させていただきました。

麻釜から源泉をひいた共同浴場です。ここも脱衣所と浴室が一体で、いかにも共同湯な風情です。Y字路のそれなりに目立つ場所にあります。当日は平日の夕刻で、自分を含めて3人の来場で手狭でした。が、皆さん観光客みたいでしたが、慣れた感じで不快になることは無く、気持ちよく過ごすことができました。

温泉街から外れ、更に坂を上った場所にあります。混雑状況を確認して、用意しておいた寸志を投入して入湯しました。脱衣所と浴室一体型で、山の共同湯の風情があります。お湯も独自源泉で、嗅覚や視覚にも訴えかけます。

温泉街のはずれの高い場所にあります。野沢温泉の主力源泉なので、草津温泉で言うところの湯畑に当たるでしょうか。利用者がぼちぼちいらっしゃいますので現役の施設です。危険なため観光客は入れません。見ているだけなのですが、十分な観光スポットとなっています。少し上がると展望の良い足湯があります。

温泉巡りをする途中で立ち寄りました。ひっそりとした感じでしたが、石段があったので試しに登っていくとやはり景色が良かったです。景観を楽しむほどではありませんが、平和でそれなりに繁栄した温泉街を望み一息つきました。

山の中の温泉ですが、アクセスはそれほど山深く無く、道路事情も悪くありません。平日の昼過ぎでしたが、ぼちぼちの人の入りで、広い施設ではありませんが快適に過ごせました。単純泉で、かけ流しと循環併用、加熱が有りますが、悪い印象はありませんでした。なんといっても露天風呂の景観が良いです。木島平村の第三セクターの施設のせいか、全体的に素朴な空気感が心地よかったです。

複合総合施設でとにかく巨大です。寒河江川の面して施設は広々していて快適です。飲食いには不自由せず、おみやげセンターは主要空港並みに充実しています。また、公園部分ではなんと芋煮広場があり、更に、さくらんぼ種飛ばし広場が新設されるようです。