夢追人さんのクチコミ(38ページ)全1,032件

　呉港からは向かいの江田島への航路のほか、広島や松山へのフェリーや高速艇が運行しています。西日本豪雨のときは、呉への陸路が寸断され、呉港への航路が広島市からの唯一の交通手段でした。呉中央桟橋ターミナルは、大和ミュジアムに隣接しており、青銅色屋根のシンボルドームとレンガ調の外壁が印象的です。待合室だけでなく、展望室やくつろぎのスペースもあります。展望室からは、呉湾に浮かぶ船や造船所のドックやクレーン、江田島などが見えます。江田島の小用港までフェリーで約20分ですから、瀬戸の海の小さな船旅をするものお薦めです。

　大和ミュジアムに隣接して海上自衛隊資料館「てつのくじら館」があります。建物に入って1階は「海上自衛隊の歴史」、2階は「掃海艇の活躍」、3階は「潜水艦の活躍」をテーマに展示がなされています。深い海で日本を守る潜水艦、掃海部隊の国際貢献などについて知ることができます。そして、建物からは活躍して引退した潜水艦「あきしお」の中に入って見学することができます。海に浮かんでいる潜水艦はあまり大きく見えませんが、長さ76.2ｍ、幅9.9ｍで大変大きいです。入場無料です。是非見学してみてください。

　戦艦大和を建造した軍港、海軍工廠の町として栄えた呉ですが、戦後は戦前の技術が巨大なタンカーの製造など造船業に生かされています。大和ミュジアムには、呉の歴史と近代造船を中心とした科学技術に関する資料等が展示されています。1階には全長26.3ｍもある10分の1の戦艦大和の模型があり、呉の歴史の展示室につながります。2階にはゼロ戦や人間魚雷などの実物資料を展示、3.4階には展示室や展望テラスがあります。なお、呉市在住の70歳以上のシニアは入館無料です。JR呉駅からは陸橋とゆめタウン内を歩いて約10分です。

　ＪＲ呉駅の南にある大型ショッピングセンターです。北側にあったそごうが閉店したので、その役割も担っています。呉駅からは陸橋を歩いて約300ｍです。陸橋は屋根のない部分が十数ｍあるので、雨の日はやや距離が長くなりますがクレストの中を通っていけば良いと思います。ゆめタウン内にはレストランやフードコートもあります。駐車場は、休日などはかなり混んでいます。二階部分は、南にある大和ミュジアムや呉港のビルにつながっています。

　ＪＲ呉線の呉駅は、広島県芸南地域の交通の拠点です。駅の北のロータリーからは、呉市内各方面へのバスをはじめ、クレアラインを通る広島行のバスや東広島方面に向かうバスも発着しています。隣接するショッピングセンターとしては、北側にクレストと南側にレクレがあります（数年前にそごうが閉店したのは残念ですが）。陸橋を南に少し歩くとゆめタウンもあります。ホテルとしては呉阪急ホテルやコンフォートホテルなどがあります。

　月輪寺は山口市徳地にある曹洞宗の寺院で、薬師堂は山口県内で最も古い木造建築物で、鉋を使わず斧・釿のみで削ったと思われる珍しいものです。堂内には薬師如来をはじめ多数の仏像が安置されており、重要文化財の指定を受けています。月輪寺は、山口市中心部からは国道376号を東に30㎞ほど、周南市からは国道2号の永源山付近から、国道489号を北に10㎞ほど走ったところにあります。薬師堂の石段の下には数台の駐車が可能です。

　笠戸島は、山口県下松市の南西にある島で本州とは笠戸大橋でつながっています。笠戸大橋から西数㎞の深浦漁港までの道の途中には、はなぐり海水浴場や笠戸島家族旅行村、国民宿舎「大城」などがあります。約300ｍにわたるはなぐり海岸海上プロムナードを散歩しましたが、好天に恵まれて瀬戸内海が青くとても綺麗でした。笠戸島は観光地としてあまり知られていませんが、今から人気が出てくると思います。

　岡山県真庭市を走る国道313号線沿いにある道の駅です。樹齢1000年といわれる醍醐の桜までは車で10数分～20分です。3月末から4月にかけて醍醐の桜の開花状況が掲示してあります。湯原温泉に行った帰りにいつも訪れています。特産品売り場では地域で採れた野菜などを販売しています。レストランの食事はボリュウム満点でなかなか美味しいのですが、1時頃に行くと食べたいものが売り切れていました。

　建仁寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の本山で、本尊は釈迦如来、創立は源頼家、開山は栄西です。四条通りから祇園花見小路を南に数百ｍ下ると建仁寺北門です。俵屋宗達の「風神雷神図」など多くの文化財があります。数年前に訪れたときは、本坊に入り方丈庭園や襖絵などを見学しましたが、今回は、六波羅密寺付近から北上し、広い境内を歩いて回りました。

　八坂神社から四条通の南側の歩道を西に歩いているとき、偶然目にしたのが仲源寺、目疾地蔵尊です。仲源寺は浄土宗に属する寺院で、1228年に鴨川が氾濫したときに、地蔵菩薩のお告げにより洪水を防ぐことができたので、この地に地蔵菩薩を安置したのがはじまりです。眼病の治療にも霊験があるとのことから目疾地蔵と呼ばれるようになったそうです。疲れ目がひどいので、心を込めて参拝しました。そばにある観音堂には重要文化財の千手観音坐像もあります。

　三十三間堂見学の後、北方向に1ｋｍあまり、20分ほど歩いて東山区にある六波羅密寺に行きました。六波羅密寺は真言宗智山派の寺院で、本尊は十一面観音菩薩（国宝）、創健者は踊念仏で知られる空也上人です。西国三十三所第17番札所です。比較的小さな寺院ですが、多くの観光客や参拝者が訪れていました。

　京都駅から市バスに10分あまり乗って、博物館三十三間堂前で下車しました。七条通りをはさんで北側に国立博物館、南に三十三間堂があります。正式には蓮華王院といい、平清盛が増進したものです。堂内に入ると千体の観音立像、雷神と風神像など国宝の諸仏が並び迫力満点です。多くに人が参拝に来ていて人の流れにそって動いて、手を合わすしかありませんが、感動ものです。なお、諸仏は撮影禁止でした。

　JR福井駅西口から恐竜広場の横を通って数分歩くと、水を湛えた堀に囲まれた福井城址と福井県庁があります。福井城は徳川家康の二男の初代福井藩主の結城秀康が1606年に築城したもので、現在は石垣と堀の一部が残されています。小さな資料館もあり、1時間弱の散策には良いと思います。

　永平寺と恐竜博物館観光のためにJR福井駅西口に降り立つと、大きな恐竜モニュメントが迎えてくれました。ショッピングモールのハピリンの前の観光案内所でマップを頂き（スタッフは笑顔で、とても親切・丁寧）、東口への連絡通路を通ってえちぜん鉄道福井駅まで行きました。駅構内の椅子には小さな恐竜が座っていました。キップを購入し（駅員さんもとても親切・丁寧）、勝山・永平寺線の電車で永平寺口に向かいました。

　広島県世羅町にある真言宗醍醐派の別格本山です。鎌倉時代は高野山領大田荘だったそうです。紅葉が色づきはじめた10月下旬の平日に訪れましたが、人影もまばらな中、境内を歩きました。厳粛・清新な雰囲気に浸ることができました。20数年ぶりの参拝でしたが、重要文化財の木造十一面観音立像は展示館が休館のため見ることができませんでした。

　永平寺は、1244年道元禅師が創建した曹洞宗の本山です。三方を山に囲まれ、境内には大きな老杉がそびえる深山幽谷の地に、七堂伽藍をはじめ多くの建物が並んでいて、それらが回廊で結ばれています。参拝のコースはほぼ決まっており、1時間程度でまわることができます。福井駅からえちぜん鉄道（勝山永平寺線）、京福バスを利用しました。鉄道は永平寺口まで約25分で1時間に2本、バスは永平寺口から永平寺まで約15分ですが、1時間に1本程度なので事前に計画的にスケジュールを組む必要があります。

　富山駅南口から城址大通りを1ｋｍあまり南に歩くと、右手に富山城址公園があります。広い敷地に富山城の城跡が公園として整備されています。城内部は「富山市郷土博物館」となっており、富山城の歴史を知ることができます。また公園内には東洋の古美術等を展示している「佐藤記念美術館」や日本庭園などもあります。

　北陸新幹線とJR高山線、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道、市電などが交わる交通の要所です。南口にはショッピングモールのマリエ富山があり、付近にはダイワロイネットや東横インなど多くのホテルが点在しています。JR駅構内に小さな観光案内所がありますが、窓口も少なくスタッフも質問に答える程度で、観光のアドバイスはいただけませんでした。金沢駅の観光案内所のようなシステムや対応が必要と思いました。

　糸魚川市の美山公園にある石の博物館です。ＪＲ糸魚川駅アルプス口から小さなバスが出ていますが、2時間に1本程度なので、あらかじめ発車時刻を調べておく必要があります。徒歩では30～40分間小高い丘を登ることになります。タクシーも駅前にはいませんでした（電話で呼ぶ必要あり）。博物館の周りにいくつかの大きな石が置かれ、館内には糸魚川を代表する美しい鉱物「ヒスイ」をはじめ様々な岩石・鉱物が展示されています。地球が育んできた自然環境の変遷や資源の恵み、地震や火山、地すべりなどの自然災害について学ぶことのできます。