夢追人さんのクチコミ(44ページ)全1,032件

　今帰仁城址に隣接したワンフロアの小さな博物館で、城址を見学・散策した後に立ち寄りました。今帰仁城をはじめ今帰仁村の歴史と文化を紹介した資料や、今帰仁城跡から出土した陶磁器などが展示されていました。入場のチケットは今帰仁城址と統一です。なお、グスク交流センター（チケット券売所）内でも世界遺産や今帰仁城跡の解説の映像が流れています。

　今帰仁城址は、美ら海水族館から国道505号線を東に十数分走ったところにあります。この城は琉球が中山に統一される前には山北王の居城として、統一後には琉球王府の役人の居城だったそうです。駐車場に車を停め、グスク交流センターで受付を済ませて城門を入り、7つの郭跡を1時間あまり散策しましたが、城を囲む石垣のカーブが周囲と調和して大変綺麗でした。できれば運動靴で歩くのが良いと思います。入場料は400円ですが、JAFの割引がありました。

　沖縄本島の北端、やんばる国立公園内、辺戸岬の南にあるカルスト地形です。数年ぶりに訪れましたが、博物館などが新設されかなり整備されていました。受付をすませてバスに乗ってトレッキングコースの出発点まで行き、そこから切り立った岩石が点在する亜熱帯自然林の中を1時間ほど歩きました。石灰岩は、山口県の秋吉台のものと違い、先端が尖った奇岩が多く、独特の雰囲気がありました。最後にパワースポットの林を通り抜け、博物館を見学して帰りました。

　2019年10月31日の早朝の火災で、正殿を含む9棟が消失したのは本当にショックでした。この度は、その焼跡や復興の様子を見るため、首里城公園を訪れました。首里駅でゆいレールを降りて、坂道を守礼門まで15分ほど歩き、無残な状態の首里城に入りました。途中、資料室には焼けただれた備品等が陳列され、近くではボランティアの方々が復興作業の手伝いをしておられました。高台からは那覇の街を見ることができました。一日も早い再建・復興を願ってやみません。

　呉市下蒲刈三ノ瀬は蘭島閣美術館や松濤園など見どころが沢山あり、たびたび訪れています。蘭島閣美術館は本格的木造建築の美術館で、日本の近代絵画を代表する作品や、郷土ゆかりの作家の作品などを展示しています。日本画、油彩画、版画など多彩です。訪れたときは、ちょうど特別展として「はしもとみお彫刻展」を開催していましたが、なかなか素晴らしい作品がならんでいて感動しました。なお、呉市在住の70歳以上のシニアは、常設展だけでなく特別展も無料です。
　

　呉方面から車で安芸灘大橋をわたり、数分で三ノ瀬に到着します。この三ノ瀬の町並みの南に、満州土木建築業協会理事長を勤めた榊谷仙次郎という人が建てた、国登録有形文化財の別荘があります。木造2階建で，外壁をタイル張りで概観を見るだけでも一見の価値があります。地元の人の薦めで、この横の海辺に出ると、安芸灘大橋が見えました。大橋と青い海、別荘とのコントラストがとても綺麗です。安芸灘大橋が有料なのは、唯一残念です。

　広島市街地と安芸太田町戸河内を結ぶ最短コースの途中にあるので、1年を通して度々ここを訪れていますが、やはり秋の紅葉時期が最も綺麗です。大歳神社の境内には何本かの大銀杏がありますが。最大のものは高さ48ｍ、周囲8.2ｍに及ぶ巨樹で、推定樹齢1100年を超し、広島県の天然記念物に指定されており、圧巻です。駐車場は大銀杏の南側にあり（北側は筒賀中学の駐車場）、トイレもあります。

　宗像大社参拝の後、宗像五社の一つで、宗像大社に次ぐ格式の織幡神社に行ってみました。本地如意輪観音を祀ってあり、神功皇后が出征の際に赤白の旗を織って、これを宗像大菩薩の竹竿につけられたので、織旗と言われるようになったそうです。神社の麓に車を停めて、長い階段を登っていきました。青い玄界灘や鐘崎の港が眼下に見えとても綺麗でした。境内には多数のアサギマダラが乱舞していました。春には、台湾や沖縄から東北迄北上し、秋には逆ルートで南下し、その途中にこの地によっているようです。まさに旅する蝶です。

　唐津から国道202号線、495号線を北上して宗像大社にやってきました。宗像三女神を祀る総本社です。三女神を祀っている神社は全国各所にあり、広島の厳島神社をはじめ、江ノ島神社や倉敷美観地区に隣接した阿智神社など、各地を旅行していると偶然遭遇します。今回は、宗像大社本殿を参拝した後に右の出入口から高宮祭場まで行って見ました。森の中の細い山道を10分あまり歩きましたが、霊気が漂い、清新な気持ちになりました。

　呼子は天然の良港で、「呼子の朝市」など新鮮な魚介類を求めて多くの観光客が訪れています。前回は朝市で昆布類などを購入しましたが、今回は昼過ぎになったのでランチを済ませ、呼子の漁港を後にして、国道204号線を東進しました。坂を登るとき左手に綺麗な「呼子大橋」が見えました。全長728mの大橋を渡り加部島に行き、「風の見える丘公園」や「田島神社」を訪れました。次回は夕日に沈む海と呼子大橋を見にきたいと思っています。

　名護屋城址から国道204号線を西に十数分走ると、九州電力玄海原子力発電所があり、その手前に玄海エネルギーパークがあります。その中のサイエンス館を見学しました。原子力発電のしくみにかかわる様々な展示があり、体験的に学ぶことができました。最上階からは発電所の建物の一部も見ることができました。

　名護屋城址から車で走ること10数分、玄界灘に面した東松浦半島に突き出た波戸岬につきました。岬付近は玄武岩類の丘陵性溶岩台地で草原になっており、そこから見る玄界灘の海の青色がとても綺麗でした。日本本土最北西端のモニュメントや海中展望など、また記念撮影用のハートの形をした造形もありました。

　唐津から国道204号線を40分ほど北に走って名護屋城址に到着しました。名護屋城は豊臣秀吉が朝鮮出兵に際して、拠点として築いた城で、現在は国の特別史跡に指定され、日本の100名城にも選定されています。城址全体が公園になっています。入口に入って、まず右の高台に登って天守閣跡を目指しました。天守閣跡からは、玄界灘に遠く壱岐の島が見えました。公園内をゆっくりと40分ほど散策しました。なお、隣接する博物館は、休館になっていました。

　唐津城は、唐津市街地の北西、唐津湾を見下ろす高台にあり、五層の天守閣はなかなか立派です。豊臣秀吉の家臣が、名護屋城の解体資材を用いて築城したと言われています。現在の天守閣は昭和51年に再建したものです。城山のすぐ南にある駐車場に車を停めて、10分ほど歩けば天守閣に到着します。ふもとから城山まで身障者用のエレベータもあります。展望所からは、唐津湾、松浦潟が一望でき、東に虹の松原が続いて見えます。

　旧制忠海中学校（現忠海高校）で教鞭をとっていた広島市出身の作家若杉慧が執筆した「エデンの海」、その映画の舞台となった瀬戸内海を見渡せる小さなパーキングエリアです。入口に説明板があります。国道185号線を西に走ると、右に忠海高校、左に「エデンの海」があります。瀬戸のそよ風をうけながら、青い海、青い空、瀬戸の島々を見てしばしのひと時を過ごしました。

　国道2号線の本郷から、北に車を20分あまり走らせると、右側に仏通寺の駐車場・トイレがあります。仏通寺は臨済宗の大本山で、本尊は釈迦如来、脇侍に文殊菩薩・普賢菩薩が祀られています。堂塔伽藍が古い杉木立に囲まれて立ち並び清新な雰囲気に囲まれています。新緑や紅葉の時期は大変素晴らしいです。地蔵堂など重要文化財も多数あります。企業や学校の研修の場としてもよく使われています。正門から橋を渡り本堂参拝の後、東側にある石段を石仏を見ながら、お堂のある高台まで登り、心洗われるひと時を過ごしました。

　帝釈峡観光と言えば、下帝釈の神龍湖の遊覧、その上流の流水によってできた雄橋や鍾乳洞の白雲洞が定番ですが、この度は上帝釈の最上流に車を停めてその付近を歩きました。石灰岩の断崖の下部は流水によって削られ、その崖の下にある「賽の河原」は小さな洞窟ですが、薄暗い中に小石がつまれ独特の雰囲気で、思わず手をあわせました。その近くにある永明寺のお堂は断崖に囲まれいて危険のであるため、直接お参りすることはできませんが、橋を渡ってそのそばまで行くことができました。

　広大な公園で入口は2つありますが、国道183号線の直ぐ南にある北出口に車を停めて公園に入りました。いくつかのエリアに分かれており、徒歩で回るにはあまりに広すぎるので入口で電動アシスト自転車をレンタルして、右回りに公園を一周しました。途中、無料体験コーナーではわら細工を楽しんだりして過ごしましたが、ちょうどコスモスの季節だったので、「花の広場」は一面のコスモスの花で、とても綺麗でした。2時間あまりの滞在だったので、次回はもう少し時間をとって楽しみたいと思います。

　三次市の東地区にある妖怪をテーマにした小さな博物館です。三次市三次町は、「稲生物怪録」の舞台になったところです。この物語は江戸時代以降、現代にいたるまで、絵本や絵巻、漫画などの題材にもなり、全国の広い範囲にわたって伝承されている妖怪物語です。妖怪コレクターの湯本豪一氏から膨大なコレクションの寄贈を受けて、開館しています。建物に入って左回りに展示物を見て回りましたが、結構面白かったです。すぐ西に無料駐車場があり、ミュジアム交流館やレストランも隣接しています。目の前のイベント広場では、たまたまストリートダンスの発表会をしていました。

　広島県立美術館で絵画を鑑賞したあと、美術館の専用出入口から縮景園へ入ることができます。縮景園は広島藩初代藩主が別邸の庭園として築成した大名庭園です。中国の「西湖」を模してつくられたらしい。園の中央の池には大小の島が浮かび、橋や茶室を回遊しながら楽しむことができます。いつも右回りに園内を回っています。2月末に訪れたときは沢山の梅の花が咲いていました。