Cambodia　クメールの微笑み (27/33) 　シェムリアップ 　トンレサップ湖の人々（1月28日）

2013/01/23 - 2013/01/31

トンレサップ湖は唐辛子爺に言わせると「化け物のやうな湖」だそうで。
なぜかというと乾季と雨季で水位が10ｍ違うんですって。
面積にして3倍だそうで。
あの広い広い湖で水位が10ｍ上下するなんてビ～ックリです。

乾季にはメコン川の水が逆流するとか。
怒涛のやうに逆流するんだらうか？みてみたいですね。

今日（1月28日）はその湖の岸辺の高床式住居のあるコンポンプルック村と
家が湖に浮いている村を訪ねます。

日本語ガイドのチョムランさんの連絡先はこちらです。とても優秀です。
855-12-614-168

★Cambodia　クメールの微笑みに会いたくて(1/33)　サイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10753822/

Cambodia　クメールの微笑み (11/33) シェムリアップ　ひとまとめ
https://4travel.jp/travelogue/10753817

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

一面の田んぼ。
ほかの所はすでに稲刈りが終わってたのに。
おかげで目に優しい風景を楽しめます。
「このあたりも雨季にはぜ～んぶ水の下です。道路も田んぼもぜ～んぶ。」
雨季にもう一度来てみたい。

「あ、牛車がきた。完璧っ！」
なんで完璧かというと観光客が喜ぶ被写体が来てくれたから＾＾

ネパールとか超有名観光地では
写真撮らせてもらうとチップ要求されるけど
ここはみんなにっこりするだけ。
気持ちい～い。

チョムランさんの日本語はかなりこなれてて
自転車のことはチャリというし30代のことをアラサーというし。
日本にも何度も来てるんですって。

「自分はアラサー大学生なんです。
ガイドやりながらビジネス勉強してる。」

赤土埃の道を船着き場の近くまでやってきました。
ここで車を降りて歩きます。

トンレサップ湖の自然の恵みは途方もなく豊かなやうです。

年間漁獲量は12万トンとか。
でもそんなこと誰が計算してるんでしょ？
ここでこうやって家に持って帰って食べちゃうのに。

お父さんと一緒にサカナつかまえたよっ。

船に乗りました。

船頭にーちゃんは裸足

「あっ、完璧ぃ！ほらっ、撮って！」

あっちこっちで投網してるので大忙しで連写(^o^)

この人は違う種類の網です。
立って船こいでてグラグラ揺れない？

さすが
水位10mの上下に対応するだけの柱の高さ！
バンコク郊外の水上マーケットなどの家と全然違います。

それにしても柱の細いこと！大風は吹かないのかなあ？

家の守り神様もこんな高さの杭の上。

みんな3階建ての家で暮らしてるってことね。
船で行き来できる雨季のほうがなんてっても楽ねえ。

網にかかった魚を

網をバンバンたたいて落としてるところ。

チョムランさんを「ミスター完璧」と名付けやうかな＾＾

船が住まいの人もいます。

ここでも煮炊きしてる。

「水上レストランにちょっとは寄らなくちゃ。」
というのでへいへいと船を降りる。

でもね、のど乾いていようがお腹すいていようが
今はホントは何も飲食したくない気分。

すれ違う船の飛沫を浴びないやうに
カメラに水がかからないやうにと身をちぢめては
いたものの、顔にも手にもシブキはかかっている。

河だったら流れてるからいくら濁ってても
それほど不潔ではないと聞いたことあるけど
湖は、ねえ。
こんなにおっきいから希釈されるといっても
生活排水がそこらじゅうにたゆたってると思うと。

コレラ、赤痢、肝炎、結膜炎、皮膚病・・・
いくらでも病名がわいてくる。

で、チョムランさんはココナツジュース
私は口周りとコカコーラの缶を丹念にぬぐってから。

ホントは現地に行ったら
断然ココナツジュース派なんですけどね。

そこまで用心しなくてもって？

長年開発途上国で暮らしてますとねえ
カラダ、耐菌性も向上してますけど
何度も何度も痛い痛～～い目にあっての上のことでして^_^;

右のマングローブ？の林のなかを
この小さな船で探検することもできます。

さてまた出発。

船が混みあってるので方向転換も大変です。
すんごい力で岸壁を押す。

お店の人たちも手伝ってくれます。

わっ、ほかの船に飛沫がおもいっきしかかっちゃった。

ごめんなさいっ。

でも申し訳ないと思ってるのは唐辛子婆だけみたいで
みんな平気な顔してる。

岸辺の学校。

このあたりでは午前と午後の二部制だそうで。

船でおうちに帰ります。

ぴょんっと飛び乗る。

にこっ

あれえ？
船に目がある！

パキスタンのバスやトラックは目があった。
トルコの門柱にも目があるとか。

それはペルシャあたりのお守りの習慣が
広がったらしいんですけど
カンボジアがそれの影響を受けてるの？

チョムランさんは
「わかんない。昔からつけてるよ。」

う～む。
どうにかして目のルーツを探ってみたいものぢゃなあ。

これを見てやってくださいまし。
Pakistan Truck Art
面白くてやめられない「けばトラ」ウォッチング
ガンとばし　Eyes
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10118491/

ここからフローティング・ビレッジへ。

コンポンプルック村からここへの道にはモスクもあり。
昔からいろんな宗教や人種が混じってる国なのを実感。

この船にも目があります。

この水上レストランには

ワニがいる。

そしてレストランの展望台から見える浮いている家々

雨季になったら移動するんですって。

カウボーイがあらわれさうな家や植物を育ててる家や

家々はなんとロープで杭に結びつけて

どっかに流れて行っちゃわないようにしてるんですって。

なにせ飛行機で45分かかるプノンペン⇔シェムリアップを
船で往復できるってぐらい広い湖。

プノンペンまで流されちゃったら帰ってこれないよ～。

これが杭です。

なんだか頼りない杭ですけどね。

ハンモックでお昼寝

湖を渡る風が心地よくて絶好のお昼寝日和
赤ちゃんがなんてかわゆいの！

むか～しからの暮らしを

垣間見て

満足。

ってこ・これヘビじゃないのぉ～～～～！！！

学校も杭につながれてる。

学校帰りの子供たち。

日が陰ってきました。
「夕日見ていきますか？」

私がアンコールワットの朝日も夕日も見たがらないのが
チョムランさんには不思議なやうです。

朝はやく起きられないし
一人旅の時は夜は暗くならないうちにホテルに戻る。

帰路。

国連関係の援助で立てられた家の土台が壊れて家が傾いてる。

広大な敷地に巨大リゾート建設中。
何年か後にはどんな風に発展（！）してっちゃうんだらう？

水牛の親子がのんびりしてる風景が
残ってほしいものぢゃなあ。

この旅行記へのコメント （3）

• 唐辛子婆さん 2021/07/25 22:20:00

  遅くなってすみません

  b_bさん
  
  こんばんは。ようこそお越しくださいました♪
  こちらへのご返事がすっかり遅くなってすみません。
  
  旅行中にお腹壊したら大変ですものね。
  某国のヒルトンホテルでの奥様会ランチで全員が牡蠣にあたって肝炎になり
  1年間ほとんど寝て暮らしたという話を思い出しました。
  
  かと思えば別の国へ派遣された大使館付きのドクターがサトウキビジュースが好物で毎日飲んでると聞いて周囲がゲ～～っと驚いたり。昔の洗濯機の絞り機みたいなので生のサトウキビを絞るやつですよ～～。
  
  コロナが収束したら唐辛子爺が行ったことがあって私が行ったことのない国をたどってみたいなんて夢見ていますがぜ～～んぶ開発途上国なので実現するかどうか。
  その国々はこちらです。
  https://4travel.jp/travelogue/11690964
  
  その前にあｍずはモスクワにいる孫たちに会いに行きたいです。
  コロナ渦ですでに4年もあってないです。
  
  唐辛子婆

• b_bさん 2021/07/22 10:24:27

  お邪魔致します♪

  唐辛子婆さん、おはようございます(^^♪
  
  飛沫浴びる恐怖～分かる～！！と思わずコメント残します。
  タイに行ったときの川下りでさえ、「絶対口開けて笑っちゃダメ」と友達から指令が下り、ぎゅっとしかめっ面をしたままなんとか乗り切った記憶があります。湖だと流れがない分余計に停滞していそうですものね(^^;
  お腹壊してしまったら旅も楽しめないので。・・・ってお１人でいらしたんですね、すごい～
  コロナが終息した暁にはどんな旅のスタイルになるのでしょうか・・・
  
  けばトラ（笑）旅行記にも飛んで行って大笑いしたところです。
  唐辛子婆さんの旅行記の数々、またお邪魔して楽しませて頂きます。私の旅行記をみつけて下さってありがとうございます、感謝します(*^^*)
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　b_b
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  唐辛子婆さん からの返信 2021/07/25 22:22:57

  Re: お邪魔致します♪

  b_bさん
  
  返信欄に書くべきところを間違えて新しく書いちゃいました。すみません。
  あらためてこんばんは。ようこそお越しくださいました♪
  こちらへのご返事がすっかり遅くなってすみません。
  
  旅行中にお腹壊したら大変ですものね。
  某国のヒルトンホテルでの奥様会ランチで全員が牡蠣にあたって肝炎になり
  1年間ほとんど寝て暮らしたという話を思い出しました。
  
  かと思えば別の国へ派遣された大使館付きのドクターがサトウキビジュースが好物で毎日飲んでると聞いて周囲がゲ～～っと驚いたり。昔の洗濯機の絞り機みたいなので生のサトウキビを絞るやつですよ～～。
  
  コロナが収束したら唐辛子爺が行ったことがあって私が行ったことのない国をたどってみたいなんて夢見ていますがぜ～～んぶ開発途上国なので実現するかどうか。
  その国々はこちらです。
  https://4travel.jp/travelogue/11690964
  
  その前にあｍずはモスクワにいる孫たちに会いに行きたいです。
  コロナ渦ですでに4年もあってないです。
  
  b_bさんの旅も魅力的な旅がいっぱい！
  またお邪魔させてくださいね♪
  
  唐辛子婆