Cambodia　クメールの微笑み (15/33) シェムリアプ　アンコール・トム 尊顔とデヴァター（1月26日）

2013/01/23 - 2013/01/31

「アンコール・トムは一筋縄ではいきません。」
日本のアンコール遺跡救済チーム団長、中川教授はそう書いていらっしゃいます。（「神々の寺院　バイヨン」より）

なぜならアンコール・ワットが
クメールの歴史と伝統の積み重ねの上に生まれてきた集大成に対し
アンコール・トムは複雑な建築物はもちろんのこと
当時の三大宗派だけでなく、土着のものもふくめた神々の習合だから、とのことです。

ジャヤバルマン7世は、自分の信ずる上座部仏教のほかの宗教にも
どうして寛容でいられたのでしょう？

一代で広大無比な建築物を築き上げるには、平定した国々の奴隷たちや地元の民をもコキ使ったに違いない。
その、とるに足らない人民の暮らしのありさまをも、回廊のレリーフに彫らせたのは何のため？

ちっこい頭で考えてもわからないので
尊顔と美しいデヴァターを無心に眺めることにいたしませう。

☆「神々の寺院　バイヨン」（JASA)にはもっとはっきりした絵と解説が載っています。各画像のコメントは上記の解説を参考にさせていただきました。

★Cambodia　クメールの微笑みに会いたくて(1/33)　サイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10753822/

Cambodia　クメールの微笑み (11/33) シェムリアップ　ひとまとめ
https://4travel.jp/travelogue/10753817

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

よく見るとみんな違うお顔。
違うのは宗教が違うからなんですって。

口元が京唄子

このお顔もどっかでみたことありさう。

貴乃花

ナカタ

お札になった尊顔

この天女の舞姿の拓本をバンコクの怪しげな骨董屋でみつけました。

すばらしく今風なお顔。
生き生きとした口元は今にも動きだしそう。
「神々の寺院　バイヨン」によるとジャヤヴァルマン7世の2番目の妃
インドラデヴィーのやうです。

哲学や宗教にも通じ
ジャヤヴァルマン7世の精神的なささえともなっていたとか。

う～っとりと

至福のときを

すごす。

クルム伊達キミコ

ほんとに

きれい。

ん？
なんで樹木希林がここに？
しかもほかのデヴァターたちと違って体脂肪多そう。
なんだかバランス悪いし。
あとから彫ったものかしらん？
腕もなんだかスコータイ時代（タイの）の
ウォーキングブッダみたいになよんとしててまるで骨がないみたい。

＜そんなに意地悪なこと言わないで仲間にいれてあげて。＞