クリント東木さんのクチコミ(84ページ)全1,674件

　シャトルバスを降りて徒歩5分ほどで着きます。登山目的の人も観光だけの人も必ず訪れるのが河童橋です。橋の上からは正面に奥穂高岳やジャンダルムを望む事ができます。上高地と言えば、河童橋がメインスポットなので観光客も多く、日中に行くとかなり賑やかなので、静かな河童橋、上高地を味わいたい方は早朝に6時までにシャトルバスに乗るか、河童橋周辺に宿泊することをおすすめします。

　河童橋から歩いて1時間ほど奥にある池です。穂高神社奥宮境内にあるので、拝観料がかかります。一之池と二之池に分かれており、二之池には小さくしか成長できない木、岩、立ち枯れた木が絶妙のバランスであるので、自然にできた坪庭のよう。一之池には立ち枯れた木はなく、静かな水面に岸辺の並木がきれいです。池の周りは一周はできません。後ろには明神岳がそびえており、迫力があります。河童橋周辺とはまた雰囲気も違うので一見の価値ありです。

　涸沢・乗鞍旅行3泊4日の3日目のランチで立ち寄りました。今日の宿泊は温泉宿になるので、少し軽めに済ましておこうと河童蕎麦と河童うどんを注文。レジ前で注文し、会計をして窓から河童橋の見えるカウンター席に座って待つと、すぐ持ってきていただけました。つゆは少し濃いめで山菜ときのこが意外とたくさん入っています。蕎麦、うどんはいたって普通のものでした。可もなく不可もなくですが、観光地ですからしょうがないでしょう。ただ店内は非常にきれいで、トイレもひさしぶりの水洗（笑）。そういう意味では気持ち良く食事ができ、歩き疲れた身体を少し休める事ができました。

　涸沢・乗鞍旅行3泊4日の3日目に訪問しました。横尾山荘を7時45分に出発。55分で到着です。1日目は夕食の時間も近く休憩だけにしたので、ソフトクリームを食べてみたくて購入。建物も洒落ていますが、MICHIKUSA SYOKUDOの店内もお洒落。

　こくがあり、少し甘めのソフトクリームです。上高地から歩いて来ても2時間、山から下りてきても疲れがでるころなので、これぐらいの甘さの方が登山者にとってはうれしいですね。涸沢往復の疲れもまだ抜けていなかったのでおいしくいただきました。しかし、まだ朝も9時前だというのに皆さんソフトクリームを買っておられます。上高地では『朝ソフト』が普通なのでしょうか。

　徳澤園は風呂はもちろんですが、個室もあり評判もいいので、是非一度宿泊してみたいです。

　涸沢・乗鞍旅行3泊4日の2日目の昼食で訪問。横尾山荘を7時30分に出発、休憩を含めて3時間。10時30分に到着。紅葉と迫力ある山の景色を楽しんだ後、昼食にしました。パノラマ売店でおでん（大根、竹輪、がんも、薩摩揚げ、コンニャク、卵）とカレーを注文。空いていたので、すぐ渡していただけました。

　テラス席でいただきます。おでんは少し甘めの市販だしの味でしたが、ここで食べるものとしては十分でしょう。太陽が隠れると少し寒く感じるので温まります。カレーもたぶんレトルトだと思われますが、意外と辛口。山で食べるカレーはおいしく感じます。やはりこの紅葉や山の絶景がいいスパイスになるのでしょうか。持ってきた行動食も食べ、しばらく移り変わる景色を眺めていました。

　やはり涸沢は素晴らしいです。多くの登山者が訪れるのも納得です。

　涸沢・乗鞍旅行3泊4日の3泊目として宿泊しました。トイレなしの部屋を予約。＠12000円+消費税960円+入湯税150円です。（紅葉の時期の割増料金で、平日も土曜も同じ）秘湯を守る会の宿でもあります。

　上高地から乗鞍行のバスに乗りスキー場前で下車、すぐです。部屋は2階の和室（上がり口を含めて）10畳です。かなり年季の入った部屋で土壁は傷が多く、ある意味懐かしい雰囲気（笑）しかし畳は新しいので部屋で過ごす分には問題ありません。風呂は24時間入る事ができる男女別の内湯が各1つ、貸切露天は2つあり一端外へ出て駐車場の奥にあります。夜は8時まで、朝は6時半からです。どちらも硫黄泉で源泉かけ流しです。入る前のお湯は半透明でしたが、入ると細かい白い湯の花が舞い、白濁します。やはりこの硫化水素臭（硫黄臭）は好きですね。いいお湯です。ひさし振りに石鹸シャンプーが使えたので、さっぱり。貸切露天にもゆっくり浸かり疲れを癒しました。

　夕食は食堂でいただきます。
　　前菜（“くろかわ”きのこ　馬肉燻製　蜂の子入りチーズ　らっきょ他）
　　もずく酢　平茸なめ茸カラマツタケおろし和え　川鱒レモン焼き　とろろ蕎麦
　　信州サーモン刺身　白馬豚と和牛のジンギスカン焼き　長野県産の野菜
　　天ぷら（海老　茄子　隠元　舞茸　薩摩芋）
　　ご飯　吸い物　野沢菜　デザート（柿　ぶどう　りんご入りゼリー）

　川鱒はまだ温かく淡白な身をさっぱりといただけます。天ぷらは揚げたて。ジンギスカン焼きは和牛より白馬豚の方が断然おいしいものでした。白馬豚だけでもよかったのでは。残念だったのは、蕎麦と野沢菜。蕎麦はスーパーで売っているレベルのもので、野沢菜は浅漬けでした。全体的に普通においしく食べる事はできますが、少し平板な印象で、一品でも「旨い」と思うようなものがあれば良かったのですが・・・。朝食は6時半出発したいと相談すると、お弁当にしていただけました。翌朝、弁当を受け取り、荷物を預かっていただき観光センターへ。すでに大行列でしたが無事7時のバスに乗り、肩の小屋口バス停で降り、近くの階段に座っていただきました。お握り2個（鱈子、昆布）に卵焼き、ソーセージ、チキンナゲット、鮭塩焼きなどです。思いの外、おかずも沢山詰めていただけ、感謝です。

　夕食時以外、従業員の方を見かける事はなかったので、ほぼ家族経営なんでしょう。施設的にも古くなっている所が多く、色々な所に手が回っていない感は否めません。もう少し規模が小さければ目が行き届くのでしょうね。お湯は良く、秘湯を守る会のスタンプも押印していただけるので、そういう所を気にされない方にはおすすめです。

　上高地から休憩を含めて2時間50分で到着。部屋は2階の2段ベッドが4つある部屋でとてもきれいです。平成20年に建て替えたそうです。風呂は石鹸シャンプーは使えませんが別棟にあり、こちらも大変きれいです。15時半過ぎから入れます。脱衣場の手前に返却式のロッカーがあるので安心です。5～6人は入れる浴槽でジェットバス。シャワーは3つあります。開始直後は大変混むようなので、少し時間を置き入ると余裕でした。（女性用は混んでいたようです。）

　さて食事ですが、夕食、朝食共5時から食堂でいただきます。館内放送はないので、特に朝は早めに並ぶ必要があります。

　1日目夕食
　　山うどのピリ辛炒め　鶏挽肉の巾着　わかめ　鯖味噌煮　鶏肉のハーブ焼き
　　マカロニサラダ　レタス　ブロッコリー　ご飯　味噌汁　漬け物　ゼリー
　2日目朝食
　　エリンギハーブ炒め　卵焼き　筍煮物おかか和え　笹蒲鉾　蕗味噌　
　　鮭塩焼き　ご飯　味噌汁　　
　2日目夕食
　　ひじき煮物　がんも煮物　わかめ　オムレツ　チーズ入りハンバーグ
　　マカロニサラダ　レタス　ブロッコリー　ご飯　味噌汁　漬け物　ゼリー
　3日目朝食
　　野沢菜炒め　小谷漬け　卵焼き　ひじき蓮根大豆梅和え
　　鶏ハム　鯖塩焼き　ご飯　味噌汁

　まず驚くのが品数の多さです。山小屋の食事としてはかなり豪華です。もちろん街中のレストランと比べて特別なものがあるわけではありませんが、おいしくいただきました。肉、魚、野菜と非常にバランスの取れた夕食です。これだけ生の野菜が付くのもうれしいですね。従業員の方も多く、非常にきびきびと働いており多くの登山客を捌いていきます。食事の事をお聞きすると、現在は基本的なメニューは夕食3パターン、朝食2パターンあるそうです。

　館内は良く清掃されています。布団や毛布も清潔。シーツもきれいですが、枕カバーは使い捨ての少し心許ないものなので、カバーの代用になるものがある方が気持ち良く眠れるかもしれません。二人とも大判のバンダナで包んで寝ました。自分達のような初級者にとっては、カーテンで仕切れば一応プラベートな空間も確保でき、布団1枚でゆっくり寝ることができるのもありがたいです。荷物の大半を預けて涸沢を往復できたのも助かりました。感謝です。また来てもいいなぁと思わせる非常に快適な山小屋でした。

　上牧温泉旅行2泊3日の3日目に訪問しました。辰巳館の送迎でたくみの里に送っていただき一周して色々な店を見学。たまたま歩いていてどら焼きの看板を見つけ、購入することに。

　店内にはカフェスペースもあり歩き疲れた時に休憩するにはよさそう。基本的には和菓子屋＆甘味処ですが、食事メニューもあるようです。ショーケースにはどら焼きが数種類の他、和菓子がいくつかありました。店主の女性にお聞きすると、どら焼きの生地は店の厨房で焼いているようです。どら焼きが看板商品のようなので、どら焼き＠260円（税抜）を2つ、どらバウム＠390円（税抜）を1つ購入。

　帰宅後、早速いただきました。どら焼きの生地は群馬県産の小麦と卵を使い、みなかみ町の小豆の自家製あんこが挟まれたもの。原材料は系列である水上のガルバと同じものを使っているようです。大きさは例えば上野のうさぎやさんのものよりは一回り小さめ。生地の焼き目はかなり薄めでその分しっとりしており、卵のコクも感じられます。餡は甘さ控えめで上品などら焼きという感じです。餡にもっと豆の力強い味わいがあると、さらにおいしいどら焼きになるように思います。

　どらバウムはバウムクーヘンを薄く切り、餡を挟んだもので、バウムクーヘンは水上のガルバのものと思われます。これはどうでしょう。バウムクーヘンと餡がマッチしているとは思えません。別々に食べた方がおいしくいただけるように感じました。

　どら焼きは普通においしくいただけ、たくみの里のお土産や散策途中にちょっと甘いものがほしい時にはいいと思います。ただ東京のおいしいどら焼きを知っていると物足りなく、もっとおいしいものができるはずと思うのも事実です。素材はいいものを使っているので、今後に期待します。

　上牧温泉旅行2泊3日の2日目のランチで訪問しました。辰巳館のプチ湯治プランで予約。このプランにはランチクーポン1000円分が付き、宿周辺の提携しているレストランで使う事ができます。ただ、送迎していただけるのは、芳味亭さんとこちらでしたので、カフェ・マナさんを選びました。御夫婦2人でやっているお店です。（ご主人はアメリカの方のようです。）

　パスタとピッツァを一品ずつにして、スパゲッティーは和風きのこ（醤油味）とピッツァはミックス（ベーコンと野菜）。飲み物は食後にコーヒーとカフェオレを注文。まずセットのスープが来ました。メニューにはサラダとありましたが、この日はスープのようです。（冬だから？）スープは普通のものですが、キャベツの甘みが出ています。スパゲッティーは数種のきのこと山菜ミックスが入っていました。ベースはバター醤油味ですが、きのこの旨味が出て結構いけます。山菜は食感のアクセントでしょうか。少し遅れてピッツァ。ピッツァは生地から手作り。薄めのものでクリスピー感もあります。トマトソースがベースで野菜はズッキーニ、ピーマン、玉葱、マッシュルーム、コーンなどです。ナポリ・ピッツァの店で食べるようなとびきりおいしいものではありませんが、手作りの素朴な生地で野菜がきれいに並べられ、おいしくいただきました。

　若い頃に喫茶店でよく食べていたような、懐かしい味のスパゲッティーとピッツァを味わえるお店です。（食後、辰巳館に電話をして迎えに来ていただきました。）

　上牧温泉旅行2泊3日の1日目のランチで利用。情報が少なく、数日前に電話をし当日営業していることを確認した上で訪問しました。上牧駅からまず阿部りんご園に向かい、買い物をしてから歩いて向かいました。上牧の交差点を左折し橋を渡ってすぐのリゾートマンションの2階にあります。マンションの入り口は3階でレストランに下りる外階段がありましたが、冬場は雪が積もり通行止め。マンション入り口から入り2階へ。店内は広く、窓際の席の案内されました。お客は平日の昼間なので1組だけでした。

　日替わりランチとデミグラスソースハンバーグと注文。この日の日替わりはチキンメンチカツ。全てにスープ、サラダ、ライス or パン、飲み物が付きます。ライス、パンを1つずつにして、飲み物は食後でコーヒーにしました。まず、サラダとスープ。スープはやさしい味わい。ハンバーグはよく焼かれたもので、デミグラスソースはこくと酸味がしっかりあるもので、たぶん自家製と思われます。少し懐かしさもあるフジッリと野菜の付け合せ。チキンメンチカツというのは初めて食べましたが、合いびき肉のメンチよりあっさりしていますが、クリームソースがこくがあり、いいバランスです。自分には丁度いい量でしたが、ライスはかなり上品な盛りなので、よく食べる方は大盛を頼んだ方がいいでしょう。

　立地からすると、車で通る道ではないので観光客は少ないと思われます。少し分かりにくい場所にありますが、ランチは丁寧に作られており、セットは飲み物までついてこの値段はかなりお得。穴場のレストランです。（食後、辰巳館に電話して、マンション入り口まで迎えに来ていただきました。）

　上牧温泉旅行2泊3日の3日目。辰巳館の送迎バスでたくみの里に送っていただき、11年ぶりに訪問。一周していくつかの店を見せていただき、ここマッチ絵の家にも伺いました。11年前にも来てマッチ絵を見た記憶はありましたが、その他は全く忘れてました。店内ではマッチに絵付け体験もできる他、店主のマッチ絵、童画や雑貨などが品良く展示、販売もされています。

　オトワヤ・カフェでランチの後、お店の雰囲気がよかったので、再度訪問しコーヒーをいただきました。ベイクドチーズケーキも合わせて注文。値段は若干高めですが、かなりこだわったコーヒーのようで、高崎にあるtonbi coffeeで焙煎されたものをハンドドリップで入れていただけます。その間持ってきていただいた万華鏡で楽しみました。（作家が作ったものでかなり高額。きれいでした。）

　かなり渋めのカップに入れられたコーヒーです。香りも良く、すっきりとしています。苦みはかなり控えめ。ベイクドチーズケーキは国産のクリームチーズやフロマージュブランを使い作ったもので、焼き目がなく、焼き方に工夫しているようです。しっとりしていて、口当たりもなめらか。チーズのコクと酸味があり、ケーキというよりチーズを食べているような旨味を感じます。少しミルキーな味わいもあり、おいしいチーズケーキでした。

　お客は自分達だけだったこともあり、店主の方と近隣の温泉話で盛り上がり、楽しく落ち着いた時間を過ごすことができました。雰囲気も良く、寛ぐのにすごくいいカフェです。

　上牧温泉旅行2泊3日の1日目に訪問。上牧駅に到着後、まず向かったのがこちらです。歩いて7～8分。荷物があったので、少し遠く感じました。辰巳館で予約したプランが量が控えめだったので夜のデザート用にアップルパイを2つ購入。1ピース＠320円。テイクアウトしました。

　辰巳館は湯治プランだったのですが、十分でお腹一杯になりました。風呂も入り布団に寝転がりゆるゆる。夜中になり少しお腹も落ち着いたので、持参したインスタントの紅茶と共にいただきました。最初にはっきり言うと、焼きたてはどうか分かりませんが、食べたときにはパイ生地のサクサク感は全然ありませんでした。しかし、フィリングのりんごの量が多く厚みがあります。一口頬張ると、甘酸っぱいりんごの味が口一杯に広がります。これだけりんごが入っているアップルパイはりんご園でなければできない一品。ボリュームもあり、またお腹一杯なりました。

　上牧温泉旅行2泊3日の3日目のランチで訪問しました。辰巳館をチェックアウトし、たくみの里まで送っていただきました。一周していくつかのお店を拝見し、お昼はこちらでいただくことに。店はまだ新しく、おしゃれな雰囲気です。12時でしたが、お客はいませんでした。

　ポークステーキランチは平日限定ということなので、otowaya御膳とオムライス。+200円でコーヒーを注文。otowaya御膳はワンプレートに鶏唐揚げ5個とレタスサラダ、揚げ出し豆腐、豆腐椎茸あんかけに五穀米、味噌汁、紅茶のシフォンケーキが付きます。唐揚げはジューシーですが、味わいとしては普通のものです。豆腐が多いのは女性を意識してでしょうか。シフォンケーキはおいしく、デザートまでついてこの値段はうれしいですね。オムライスのチキンライスはあっさりした味付けでソースとのバランスが取れています。ですがこのデミグラスソース、コクがあり旨みも強いのですが少々塩分高め。たぶん市販のものと思われます。カフェですから、さすがにデミグラスソースまで自家製というわけにはいかないのでしょう。とは言え、店内にはジャズが流れ落ち着いた雰囲気でゆったりと食事をすることができました。食べ終わる頃には、地元の方と思われるグループが次々来ており、人気店なんですね。

　今回はいただきませんでしたが、ケーキが充実しておりどれもおいしそう。次回は是非、ケーキを食べてみたいです。

　毎年恒例にしている冬の連泊旅。今年は上牧温泉、辰巳館にしました。評判が良く、以前から宿泊してみたいと思っていた宿です。様々なプランがありますが、平日に限りプチ湯治プランという、量は控えめで炭火焼と会席を1日ずつ味わえ、かつ中日の昼食も付くというものがあり、予約サイトから予約。南竜館（旧館）2泊5食で＠17580円（消費税入湯税込）

　上牧駅近くで昼食を食べ、宿に電話をして迎えに来ていただけました。（上牧駅周辺だと随時送迎していただけます。）13時前にチェックイン。このプランだと12時からチェックインできます。部屋は南竜館の4階和室7.5畳+広縁付き、トイレ洗面もある部屋です。旧館とは言えきれいで掃除も行き届いています。風呂は山下清画伯の壁画があるはにわの湯と総檜のかわせみの湯、露天のたまゆらの湯が男女入れ替ります。その他女性専用風呂もあるようです。泉質はナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物温泉（旧芒硝泉）ではにわの湯は源泉かけ流し、かわせみとたまゆらの湯は一部循環。無色透明の肌あたりのやわらかな湯です。（10時から13時半過ぎまでは清掃のため入浴不可です。）

　1日目は炭火焼き。下焼きした虹鱒に焼き目をつけると、香ばしさも増し頭からいただけて美味。伊達鶏は身の味わいと共に皮がおいしかったです。ヤシオマスしぐれ煮は生姜は控えめで柚子の香る上品なものでした。やまと豚鍋は出汁に豚肉ときのこの味が出て旨みが増します。〆は焼きお握り。味噌と醤油1個ずつにしましたが、これは間違いないでしょう。朝食も十分なもので、月夜野納豆は大粒でおいしく、尾瀬ざる豆腐は大豆の味が濃く甘みも感じられ、そのままでもおいしい一品でした。品数も多く、手抜かりなしです。2日目は会席料理。川ふぐ薄造りは1日目の刺身よりこちらの方がおいしく感じました。すき焼きは若干味が濃いめでしたが、卵をつけて食べるとおいしく、意外ですが栄子さんの手作りこんにゃくが一番おいしかったです。川ふぐの唐揚げは淡白な身ですが、やはりふぐには敵わないという所でしょうか。鱈のみぞれ鍋には雪割茸という珍しいきのこが入ってました。量は控えめという事でしたが、お腹は一杯に。もし足らなければお握りやご飯はおかわりできます。どちらがよかったかと問われれば炭火焼きとなりますが、会席の方でも十分でした。ただ川ふぐがメニューに出過ぎるのが気にはなりますが・・・。

　基本的にほったらかしの宿に泊まることが多いので（笑）、こういうちゃんとした宿に宿泊するといちいち感心します。細かくは書きませんが、一言で言うと、従業員の皆さんの連携がうまく取れているということではないでしょうか。常連の方が多く評価が高いのも納得です。特に個性的な温泉（泉質）を求めるのでなければ非常に気持ち良く過ごすことができる宿です。ただ休前日の料金は少し高めに設定されているので、メニューが同じならば満足度に差が出るかもしれません。宿泊するなら断然平日がお勧めです。