2025/05/02 - 2025/05/02
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mitsuさん
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*:.。歴史を映す美しいフランス絵画から、神秘的なギリシア彫刻の世界へ☆.。.:*
今回の舞台は、ルーヴル美術館のシュリー翼です。全25枚の写真とともに、18世紀フランス絵画のドラマから古代ギリシア彫刻の至宝へと至る素晴らしいルートを3つの見どころでご紹介します。
【前半】ドラマチックなフランス絵画と、情感豊かな母子像シュリー翼2階(3階)の18世紀フランス絵画エリアからスタート。ラグレネやヴァンサンの歴史画、ダヴィッドの貴重な肖像画を巡り、コンスタンス・マイヤーが描いた『不幸な母親』『幸せな母親』の対となる感動的な名作を堪能します。
【中盤】アングルの完璧な肉体美と、バルビゾン派の壮大な自然風景さらに進み、巨匠アングルの最高傑作である『ヴァルピンソンの浴女』や『トルコ風呂』をじっくり鑑賞。続いて風景画の大広間へと移動し、トロワイヨンやコローらが豊かな自然を描いたのどかで美しい大作に癒やされます。
【後半】ルネサンスの美しい大階段と、至宝ミロのヴィーナス絵画室を離れ、館内最古の美を誇る『アンリ2世の階段』の天井彫刻を見上げた後は、1階の古代ギリシア彫刻エリアへ大きく移動。至宝『ミロのヴィーナス』を様々なアングルから贅沢に鑑賞し、ゼウスやアテナなど神々の彫刻が立ち並ぶアポロンの回廊を辿ります。長く続けてきたルーヴル美術館の旅も、いよいよ次回が最終回となります。
全体の大まかな行程は以下になります。
今日は,★☆★です (^^)/
4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
★☆★5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ルーブルの続きです。そろそろ終わりに近づいてきました。
ルイ=ジャン=フランソワ・ラグレネ 『ダレイオスの妻の死』
マケドニアのアレクサンドロス大王が、捕虜となったペルシア王ダレイオス3世の家族を見舞う中、絶望して亡くなった王の妻を悼む歴史的な場面を描いています。
画面左側では兜をかぶった大王が悲しみに暮れる家族へ優しく手を差し伸べており、中央のベッドでは息を引き取った妻と、その周囲で涙を流す女性や子供たちの姿が印象的です。
大きな天幕が作り出す影と、登場人物を照らす柔らかな光のコントラストが、この場面の悲劇的な雰囲気を静かに引き立てています。 -
フランソワ=アンドレ・ヴァンサン 『クロトンの美しく若い女性たちからモデルを選ぶゼウクシス』
古代ギリシアの画家ゼウクシスが、美の女神ヘレネの肖像画を描くために、町で最も美しい女性たちをスタジオに集めてモデルを選ぶ伝説的な場面です。
左側で赤い衣服をまとい椅子に腰掛けた画家が、集まった女性たちを真剣に見つめながら理想の美を模索しています。
恥ずかしそうに身を寄せる女性たちの多様なポーズや、背景のキャンバスと神殿の円柱が、歴史画らしい厳かな空間を静かに作り出しています。 -
ジャック=ルイ・ダヴィッド 『マリー=ルイーズ・トゥルデーヌの肖像』
フランス革命期に描かれた、名門貴族の女性の肖像画です。
赤い背景の前に黒いドレスを着て座る彼女の、どこか不安げな表情や飾らない無造作な髪型が、当時の激動の時代背景を静かに伝えています。
未完成の作品ならではの素朴なタッチと、白い襟や青いサッシュのシンプルな色彩が、彼女の飾らない気品を引き立てています。 -
ピエール=ナルシス・ゲラン 『アミンタスの墓の羊飼いたち』
古代の田園詩の世界をもとに、理想郷に暮らす羊飼いたちを描いたロマンチックな作品です。
白い衣服をまとった若い女性が、せせらぎの向こうに座る二人の羊飼いたちに優しく手を差し伸べています。
背景の豊かな自然や木々の影、そして彼らを包み込む柔らかな光の表現が、のどかで美しい物語の一幕を静かに描き出しています。 -
コンスタンス・マイヤー 『不幸な母親』
我が子を失った母親の深い悲しみを描いた、切なくも美しい作品です。
白いドレスをまとった女性が暗い森の中で木に寄りかかり、うつむきながら涙を流しています。
足元に見える小さな十字架の墓標と、彼女の哀愁を帯びた姿をそっと照らす光のコントラストが、胸に迫るような静かな悲哀を表現しています。 -
コンスタンス・マイヤー 『幸せな母親』
我が子を優しく抱きかかえ、慈愛に満ちた表情で見つめる母親の姿を描いた、心温まる美しい作品です。
前の作品(『不幸な母親』)の対となる絵画で、豊かな緑の森を背景に、木漏れ日のような柔らかな光が母子の幸せな姿を包み込んでいます。
母親のまとう衣服の鮮やかな青や、膝にかけられた赤と白の布の色彩が、ふたりの温もりをいっそう引き立てています。 -
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル 『ヴァルピンソンの横たわる横向きの女(浴女)』
アングルの初期の傑作として知られる、美しい女性の背中を描いた有名な裸婦画です。
ターバンを巻いた女性がベッドの端に腰掛け、こちらに背を向けた物静かなポーズが印象的です。
滑らかで美しい肌の質感、ベッドの白いシーツや左側の重厚なカーテンが作り出す繊細な色彩のグラデーションが、室内の静けさと格調高い気品を表現しています。 -
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル 『トルコ風呂』
アングルが晩年に手がけた最高傑作のひとつで、オリエンタルな浴場に集う多くの裸婦たちを描いた有名な円形の絵画です。
手前で楽器を奏でる女性の背中をはじめ、多様なポーズでくつろぐ女性たちの肉体美が画面いっぱいに描かれています。
緻密に計算された構図と、肌の滑らかな質感、そして異国情緒あふれる気だるくも美しい独特の空気感が静かに表現されています。 -
コンスタン・トロワイヨン 『スレスヌの高台からの眺め』
バルビゾン派の動物画家として名高いトロワイヨンが、パリ近郊ののどかな放牧風景を描いた写実的な作品です。
大きく広がる空に立ち込める厚い雲と、その隙間から差し込む光が、広大な大地をドラマチックに照らしています。
手前に大きく描かれた牛たちのたくましい肉体や、奥へ続くのどかな田園のパノラマが、豊かな自然の中で生きる動物たちの息遣いを静かに伝えています。 -
オーギュスト・グザヴィエ・ルプランス 『スイス・サステン山道の風景』
フランスの風景画家ルプランスが、スイス・アルプスの険しくも美しい雪山を行き交う旅人や家畜たちの姿をリアルに描いた作品です。
そびえ立つ真っ白な雪山を背景に、大きな岩陰の横で傘を差した人々や、荷物を運ぶ牛や犬たちの姿が細密に描写されています。
冷たく厳しい大自然の空気感と、山道を行く人々のたくましい営みが、落ち着いた色調の中で静かに表現されています。 -
フランソワ=オーギュスト・ビアール 『マグダレーナ湾』
北極圏のスピッツベルゲン島にあるマグダレーナ湾の、厳しくも美しい冬の情景を描いた迫力ある風景画です。
空を覆うオーロラの神秘的な光と、険しくそびえ立つ雪山や流氷の冷たい質感が見事に表現されています。
手前の真っ白な雪原には、寒さに耐えながら寄り添う探検隊の人々が小さく描かれており、極限の大自然が持つ圧倒的なスケールと静けさを伝えています。 -
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 『青い服の婦人』
風景画で広く知られるコローが、最晩年に手がけた数少ない傑作肖像画のひとつです。
思案に暮れるように右手で頬杖をつき、斜め後ろを向いた女性の物静かなポーズが印象的に描かれています。
彼女がまとう青いドレスの鮮やかな色彩ときれいなグラデーションが、落ち着いたアトリエの室内の中で静かに際立ち、飾らない気品を表現しています。 -
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 『イタリアの山羊飼い、または沈む太陽の効果』
コローがイタリア旅行の思い出をもとに描いた、叙情的で美しい風景画です。
画面右側にどっしりとそびえ立つ大きな木々の影と、岩の上に腰掛ける山羊飼いの静かな佇まいが印象的です。
地平線の向こうから広がる、夕日の温かく柔らかな黄金色のグラデーションが、のどかな自然の美しさと穏やかな空気感を静かに引き立てています。 -
ルーブル美術館の館内で最も古いと言われる、ルネサンス様式の美しい『アンリ2世の大階段(天井彫刻)』です。
美しいアーチを描く円筒形の天井には、緻密に計算された四角い格子(カッソン)が並び、彫刻家ジャン・グジョンの工房による見事な浮き彫りが施されています。
狩猟の女神ダイアナのモチーフや、国王アンリ2世のイニシャル「H」のデザインが散りばめられており、宮殿時代の華やかな面影を今に伝えています。 -
『ミロのヴィーナス』
世界で最も有名な古代ギリシア彫刻の傑作で、愛と美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)を表しています。
失われた両腕が様々な想像をかき立てる美しい大理石像で、なだらかなS字を描く優美なポーズが印象的です。
腰元から崩れ落ちるようなリアルな衣のひだの表現と、後ろの窓から差し込む柔らかな光が、彼女の神秘的な美しさを静かに引き立てています。 -
『ミロのヴィーナス(別アングル)』
先ほどとは異なる角度から見上げるように撮影した、もう1枚の『ミロのヴィーナス』です。
正面に近い位置から眺めると、上半身の緩やかなひねりや、どっしりとした大理石の台座の重厚感がよりいっそう際立ちます。
背景にある深い赤茶色の大理石壁が、彫刻の真っ白な美しさと優美なシルエットをドラマチックに引き立てています。 -
『ミロのヴィーナス(真横からのアングル)』
さらに角度を変えて、真横に近い位置から撮影した『ミロのヴィーナス』です。
横から眺めることで、なだらかなS字を描く美しい姿勢や、結い上げられた髪型の立体的なディテールがはっきりと分かります。
見る角度によって異なる表情や肉体美の奥深さを、静かにじっくりと堪能できます。 -
『ミロのヴィーナス(真後ろからのアングル)』
最後は、普段なかなか見ることのできない真後ろから撮影した『ミロのヴィーナス』です。
後ろに回ることで、背中の滑らかな曲線や、腰元に緩やかに巻き付けられた布のボリューム感がより立体的に浮かび上がります。
360度どこから見ても完璧に計算された、古代彫刻ならではの圧倒的な美しさを実感できます。 -
『ミロのヴィーナス(遠景)』
多くの来館者で賑わう展示室の様子と、その中央で白く輝く『ミロのヴィーナス』を少し離れた場所から捉えた1枚です。
世界中から集まった人々が至宝を囲む熱気あふれる空間の中で、遠くからでも一目でそれと分かる圧倒的な存在感と優美なシルエットが静かに際立っています。 -
『アフロディーテ、または「サモスのヴィーナス」』
『ミロのヴィーナス』と同じ展示室に並ぶ、もう一つの美しい古代ギリシアの女神像です。薄い衣をまとった優美な立ち姿で、左手で壺(または骨壺)をそっと支え、右手で肩からかかるベールを軽く持ち上げる繊細なポーズが特徴です。
体にフィットする衣の滑らかなひだの表現が、大理石でありながら驚くほど柔らかく、気品あふれるシルエットを静かに作り出しています。 -
『マクラエのエルメス』
古代ギリシアの彫刻家ポリュクレイトスの様式に基づいて作られた、神々の伝令使エルメス)の美しい大理石像です。
左肩から流れるようにかけられたマントと、理想的なバランスで表現されたたくましい肉体美が印象的です。
わずかにうつむき加減で佇む物静かなポーズが、広い展示室の中で格調高い気品を静かに放っています。 -
『パラス・アテナ(ヴェルレトリのアテナ)』
知恵と戦いの女神アテナ(ローマ神話ではミネルヴァ)を表した、威厳に満ちた巨大な大理石像です。
頭部に兜をかぶり、胸元にはメドゥーサの首が刻まれた護符「エジス」を身につけています。両腕を堂々と広げたポーズと、細かく刻まれた美しい衣服のひだが、女神としての気高さと力強い存在感を静かに引き立てています。 -
『ゼウス(ジュピター)』
古代ギリシア神話の最高神ゼウス(ローマ神話ではジュピター)を表した、威厳あふれる大理石像です。
左手に長い杖を携え、右手には神の象徴である雷(ケラウノス)を握りしめています。
足元に佇む聖獣のワシや、豊かに蓄えられた髭、そして理想的なバランスで表現されたたくましい肉体美が、最高神としての力強い存在感を静かに引き立てています。 -
『アポロン・サウロクトノス(トカゲを殺すアポロン)』
古代ギリシアの巨匠プラクシテレスの傑作をもとに作られた、若き日の太陽神アポロンの美しい大理石像です。
2体並んだアポロン像が、それぞれ木に登るトカゲを狙おうと、片手を頭の上に優しく添えたしなやかなポーズをとっています。
少年らしい瑞々しく柔らかな肉体美と、後ろの窓から差し込む明るい光が、彼らの神秘的で優美なシルエットを静かに引き立てています。 -
『パラス・アテナ(ヴェルレトリのアテナ・クローズアップ)』
(展示場所:シュリー翼 1階 344号室「アポロンの回廊」)
ドーム状の美しい天井の下に佇む『パラス・アテナ』のクローズアップです。高く掲げた右腕としなやかな立ち姿が、格子模様の美しい円天井と調和しています。
背景の重厚な大理石壁と上部からの柔らかな光が、兜をかぶった女神の凛とした表情や、衣服の細密なひだの美しさを静かに引き立てています。
長く続けてきたルーヴル美術館の旅も、いよいよ次回が最終回となります。私たちが最後に見て回った作品たちをご紹介しますので、どうぞお楽しみに。
つづく
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