ヴェルサイユ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
*:.。神聖な天井画からヴィーナスの大理石像、そしてマルスの間に輝く名画コレクションへ☆.。.:* <br /><br />ヴェルサイユ宮殿の旅行記・第6回目がスタート!王室礼拝堂の上品な見上げ天井から旅は始まり、主要な大ルス(大広間)である「ヘラクレスの間」「豊穣の間」「ヴィーナスの間」「マルスの間」を巡りながら、宮殿最高の至宝である絵画や彫刻の拡大コレクションを優しくのんびりと辿ります。<br /><br />【前半】まばゆい「礼拝堂の天井画」と、神話が躍動する「ヘラクレス・豊穣の間」<br />前回のラストである礼拝堂の前室から視線を上へと戻し、細密なドーム天井のレリーフや『キリストの復活』の大天井画を鑑賞。続くヘラクレスの間や豊穣の間では、天井いっぱいに広がる神話の壮大なパノラマ画や、美しい緑のダマスク柄に映える豪華な調度品の数々に迫ります。<br /><br />【後半】「太陽王の白い大理石像」と、赤い壁面に並ぶ「マルスの間の至宝たち」<br />続いて、古代ローマ皇帝の衣装をまとったルイ14世の等身大彫刻が迎えるヴィーナスの間へ。シックな紫の回廊を軽快に抜けた先には、まばゆいシャンデリアが輝くマルスの間が広がり、宮廷画家ル・ブランが手がけた『ダリウスのテント』や、気品あふれる『マリー・レクザンスカ王妃の肖像』など、歴史を彩る名作に優しく目を向けます。<br /><br />お部屋ごとに雰囲気がガラリと切り替わる贅沢なバロック芸術の世界を満喫した今回の旅は、美しい王妃の肖像画で一度優しく締めくくられます。<br /><br /><br />全体の大まかな行程は以下になります。<br /><br />今日は,★☆★です (^^)/<br /><br />4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒<br />4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光<br />4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光<br />4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光<br />4/17(木) ギートホルン観光<br />4/18(金) キューケンホフ観光<br />4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動<br />4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光<br />4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光<br />4/22(火) ハーグ観光<br />4/23(水) プラハへ移動とプチ観光<br />4/24(木) プラハ観光+コンサート<br />4/25(金) プラハ観光+コンサート <br />4/26(土) プラハ観光<br />4/27(日) プラハ観光<br />4/28(月) プラハ観光<br />4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光<br />4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動<br />5/1(木) パリへ移動,観光<br />5/2(金) パリ観光<br /><br />★☆★5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光<br /><br />5/4(日) パリ観光<br />5/5(月) 体調不良により観光無し<br />5/6(火) 体調不良により観光無し <br />5/7(水) パリ観光<br />5/8(木) シャルトルへ移動・観光<br />5/9(金) パリ観光<br />5/10(土) パリ観光<br />5/11(日) パリ観光<br />5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光<br />5/13(火) パリ観光<br />5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動<br />5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発<br />5/16(金) 成田着

322。*:.。オランダ,チェコ,フランス35日間の旅 ☆パリ-61 ヴェルサイユ宮殿-6☆.。.:* 

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2025/05/03 - 2025/05/03

103位(同エリア810件中)

mitsu

mitsuさん

*:.。神聖な天井画からヴィーナスの大理石像、そしてマルスの間に輝く名画コレクションへ☆.。.:* 

ヴェルサイユ宮殿の旅行記・第6回目がスタート!王室礼拝堂の上品な見上げ天井から旅は始まり、主要な大ルス(大広間)である「ヘラクレスの間」「豊穣の間」「ヴィーナスの間」「マルスの間」を巡りながら、宮殿最高の至宝である絵画や彫刻の拡大コレクションを優しくのんびりと辿ります。

【前半】まばゆい「礼拝堂の天井画」と、神話が躍動する「ヘラクレス・豊穣の間」
前回のラストである礼拝堂の前室から視線を上へと戻し、細密なドーム天井のレリーフや『キリストの復活』の大天井画を鑑賞。続くヘラクレスの間や豊穣の間では、天井いっぱいに広がる神話の壮大なパノラマ画や、美しい緑のダマスク柄に映える豪華な調度品の数々に迫ります。

【後半】「太陽王の白い大理石像」と、赤い壁面に並ぶ「マルスの間の至宝たち」
続いて、古代ローマ皇帝の衣装をまとったルイ14世の等身大彫刻が迎えるヴィーナスの間へ。シックな紫の回廊を軽快に抜けた先には、まばゆいシャンデリアが輝くマルスの間が広がり、宮廷画家ル・ブランが手がけた『ダリウスのテント』や、気品あふれる『マリー・レクザンスカ王妃の肖像』など、歴史を彩る名作に優しく目を向けます。

お部屋ごとに雰囲気がガラリと切り替わる贅沢なバロック芸術の世界を満喫した今回の旅は、美しい王妃の肖像画で一度優しく締めくくられます。


全体の大まかな行程は以下になります。

今日は,★☆★です (^^)/

4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート 
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
5/2(金) パリ観光

★☆★5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光

5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し 
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 1  王室礼拝堂の前室(見上げる美しいドーム天井)<br /><br />黄金の扉の前の頭上には、素晴らしいドーム天井が広がっています。<br />中央には綺麗な円形の漆喰装飾が施されており、天井を囲む四隅のアーチ部分には、天使や王室の紋章をモチーフにした細密なレリーフ彫刻があしらわれています。<br />大理石の白い巨柱や黄金の扉の装飾とも美しく調和しており、宮殿最高の神聖なエリアへと入る人々の心を優しく包み込んでくれるような歴史ある建築美を伝えてくれます。

    1  王室礼拝堂の前室(見上げる美しいドーム天井)

    黄金の扉の前の頭上には、素晴らしいドーム天井が広がっています。
    中央には綺麗な円形の漆喰装飾が施されており、天井を囲む四隅のアーチ部分には、天使や王室の紋章をモチーフにした細密なレリーフ彫刻があしらわれています。
    大理石の白い巨柱や黄金の扉の装飾とも美しく調和しており、宮殿最高の神聖なエリアへと入る人々の心を優しく包み込んでくれるような歴史ある建築美を伝えてくれます。

  • 2 ドーム天井を正面から彩る美徳のレリーフ装飾<br /><br />別のアーチ部分を正面から捉えた美しい彫刻装飾のアップです。<br />中央にあるオーバル(楕円形)のメダリオンの中には、堂々と佇む高貴な人物像が彫られています。<br />その左右には、優雅なポーズで寄り添う美しい2人の女性像(美徳の寓意像)が綺麗に配置されています。

    2 ドーム天井を正面から彩る美徳のレリーフ装飾

    別のアーチ部分を正面から捉えた美しい彫刻装飾のアップです。
    中央にあるオーバル(楕円形)のメダリオンの中には、堂々と佇む高貴な人物像が彫られています。
    その左右には、優雅なポーズで寄り添う美しい2人の女性像(美徳の寓意像)が綺麗に配置されています。

  • 3  斜めから見上げる天使と美徳の彫刻レリーフ<br /><br />オーバルのメダリオンの中には人物像が彫られており、そのまわりを愛らしい天使たちが囲んでいます。<br />すぐ下には、腰掛けて何かを書き記しているような美しい女性のレリーフが配置されています。

    3  斜めから見上げる天使と美徳の彫刻レリーフ

    オーバルのメダリオンの中には人物像が彫られており、そのまわりを愛らしい天使たちが囲んでいます。
    すぐ下には、腰掛けて何かを書き記しているような美しい女性のレリーフが配置されています。

  • 4  反対側のアーチを飾る天使と美徳の彫刻レリーフ<br /><br />オーバルのメダリオンの中には、斜め上を向いて佇む高貴な人物像が彫られています。<br />その左下には、片手を美しく掲げた女性像(美徳の寓意像)が綺麗に寄り添っています。<br />フレームを囲むように飛び跳ねる愛らしい天使たちの姿もリアルに表現されています。

    4  反対側のアーチを飾る天使と美徳の彫刻レリーフ

    オーバルのメダリオンの中には、斜め上を向いて佇む高貴な人物像が彫られています。
    その左下には、片手を美しく掲げた女性像(美徳の寓意像)が綺麗に寄り添っています。
    フレームを囲むように飛び跳ねる愛らしい天使たちの姿もリアルに表現されています。

  • 5  壁面のニッチに佇む美しい美徳の彫刻<br /><br />壁に作られた大きなシェル型の窪み(ニッチ)に、気品あふれる白い大理石の彫刻が佇んでいます。 <br />中央の女性像は、右手に一本の細いバトンを掲げています。<br />その足元には力強い獅子のモチーフがあしらわれており、台座の下に広がる繊細な浮彫レリーフとも見事に調和しています。<br />コリント式の美しい白い巨柱に囲まれた、前室の贅沢な建築美の歴史を伝えてくれます。

    5 壁面のニッチに佇む美しい美徳の彫刻

    壁に作られた大きなシェル型の窪み(ニッチ)に、気品あふれる白い大理石の彫刻が佇んでいます。
    中央の女性像は、右手に一本の細いバトンを掲げています。
    その足元には力強い獅子のモチーフがあしらわれており、台座の下に広がる繊細な浮彫レリーフとも見事に調和しています。
    コリント式の美しい白い巨柱に囲まれた、前室の贅沢な建築美の歴史を伝えてくれます。

  • 6   ジャック・ブッソー作 『王室の寛大さ』<br /><br />壁面のニッチに佇む、大理石彫刻の正面アップです。<br />古代の装飾をまとって佇む「寛大さ(マグナニミテ)」の女神像が捉えられています。<br />彼女の右手は、王権の権威を象徴する一本の「王笏」を優しく掲げています。<br />足元には強さと偉大さを表す「獅子」が寄り添い、たくさんの果物が実る「豊穣の角」にそっと前足を載せており、太陽王ルイ14世の徳を讃えるバロック彫刻の最高峰としての歴史を伝えてくれます。

    6 ジャック・ブッソー作 『王室の寛大さ』

    壁面のニッチに佇む、大理石彫刻の正面アップです。
    古代の装飾をまとって佇む「寛大さ(マグナニミテ)」の女神像が捉えられています。
    彼女の右手は、王権の権威を象徴する一本の「王笏」を優しく掲げています。
    足元には強さと偉大さを表す「獅子」が寄り添い、たくさんの果物が実る「豊穣の角」にそっと前足を載せており、太陽王ルイ14世の徳を讃えるバロック彫刻の最高峰としての歴史を伝えてくれます。

  • 7 王室礼拝堂の前室(黄金の扉と行き交う人々)<br /><br />大理石の白い大広間を少し引いた角度からパシャリ。<br />右側には、まばゆい金色に輝く見事な「黄金の扉」が堂々と開かれており、宮殿最高の神聖なエリアへと続いています。<br />左側の壁のニッチには、先ほど鑑賞した白い彫刻が佇んでおり、お部屋をエレガントに引き締めています。

    7 王室礼拝堂の前室(黄金の扉と行き交う人々)

    大理石の白い大広間を少し引いた角度からパシャリ。
    右側には、まばゆい金色に輝く見事な「黄金の扉」が堂々と開かれており、宮殿最高の神聖なエリアへと続いています。
    左側の壁のニッチには、先ほど鑑賞した白い彫刻が佇んでおり、お部屋をエレガントに引き締めています。

  • 8 壁面のニッチに佇むもう一つの美しい美徳の彫刻<br /><br />別の壁面にあるシェル型のニッチにも、気品あふれる白い大理石の彫刻が佇んでいます。

    8 壁面のニッチに佇むもう一つの美しい美徳の彫刻

    別の壁面にあるシェル型のニッチにも、気品あふれる白い大理石の彫刻が佇んでいます。

  • 9 アントワーン・フランソワ・ヴァッセ作 『王の栄光』<br /><br />もう一つの壁面のニッチに佇む、大理石彫刻の正面アップです。<br />堂々としたポーズで立つ「栄光」の女神像が綺麗に捉えられています 。<br />彼女の右手は、美しい勝利の「月桂冠」を優しく頭上へと掲げています。<br /><br />画面の右側には、ルイ15世の肖像が刻まれた大きな「メダリオン」が寄り添っており、ルイ14世から15世へと受け継がれたフランス王室の不滅の輝きを讃える歴史を伝えてくれます 。

    9 アントワーン・フランソワ・ヴァッセ作 『王の栄光』

    もう一つの壁面のニッチに佇む、大理石彫刻の正面アップです。
    堂々としたポーズで立つ「栄光」の女神像が綺麗に捉えられています 。
    彼女の右手は、美しい勝利の「月桂冠」を優しく頭上へと掲げています。

    画面の右側には、ルイ15世の肖像が刻まれた大きな「メダリオン」が寄り添っており、ルイ14世から15世へと受け継がれたフランス王室の不滅の輝きを讃える歴史を伝えてくれます 。

  • 10 黄金の扉の向こうに広がる、まばゆい王室礼拝堂<br /><br />前室の開かれた黄金の扉から一歩足を踏み入れると、息をのむほど美しい王室礼拝堂のパノラマが目の前に広がります。<br /><br />正面奥には、金色の装飾で彩られたパイプオルガンが神聖に佇んでいます。<br />天井全面にドラマチックな聖書の物語を描いた、天井画が広がっています。<br /><br />右側には大きなアーチ窓から優しい光が差し込み、等間隔に美しく並ぶ白いコリント式の巨柱と相まって、ルイ14世が宮殿の最後に完成させた最高峰の祈りの空間の歴史を優雅に伝えてくれます 。

    10 黄金の扉の向こうに広がる、まばゆい王室礼拝堂

    前室の開かれた黄金の扉から一歩足を踏み入れると、息をのむほど美しい王室礼拝堂のパノラマが目の前に広がります。

    正面奥には、金色の装飾で彩られたパイプオルガンが神聖に佇んでいます。
    天井全面にドラマチックな聖書の物語を描いた、天井画が広がっています。

    右側には大きなアーチ窓から優しい光が差し込み、等間隔に美しく並ぶ白いコリント式の巨柱と相まって、ルイ14世が宮殿の最後に完成させた最高峰の祈りの空間の歴史を優雅に伝えてくれます 。

  • 11 王室礼拝堂(大天井画のパノラマ)<br /><br />上には、圧倒されるほど美しい大天井画が広がっています。<br />一番奥の半円形(後陣)の天井画には、シャルル・ド・ラ・フォース作の『キリストの復活』がドラマチックに描かれています。<br /><br />手前の中央天井は、アントワーヌ・コワペル作の『世の罪をあがなう御父の栄光』という壮大な天の物語が綺麗に広がっています。

    11 王室礼拝堂(大天井画のパノラマ)

    上には、圧倒されるほど美しい大天井画が広がっています。
    一番奥の半円形(後陣)の天井画には、シャルル・ド・ラ・フォース作の『キリストの復活』がドラマチックに描かれています。

    手前の中央天井は、アントワーヌ・コワペル作の『世の罪をあがなう御父の栄光』という壮大な天の物語が綺麗に広がっています。

  • 12 シャルル・ド・ラ・フォース作 『キリストの復活』<br /><br />ドームの半円形(後陣)を彩る大作のアップです。<br />画面中央には、十字架の苦難を乗り越えて天へと力強く昇っていくキリストの神々しい立ち姿が綺麗に描かれています。<br /><br />右側には彼を祝福するように歓喜して舞い踊るたくさんの天使たちが寄り添い、下段の暗がりには驚き平伏す兵士たちの姿が配置されています。<br /><br />下部を縁取る金のレリーフ装飾とも美しく調和しており、王室礼拝堂の最奥を神聖に飾るバロック絵画の最高峰としての歴史を伝えてくれます 。

    12 シャルル・ド・ラ・フォース作 『キリストの復活』

    ドームの半円形(後陣)を彩る大作のアップです。
    画面中央には、十字架の苦難を乗り越えて天へと力強く昇っていくキリストの神々しい立ち姿が綺麗に描かれています。

    右側には彼を祝福するように歓喜して舞い踊るたくさんの天使たちが寄り添い、下段の暗がりには驚き平伏す兵士たちの姿が配置されています。

    下部を縁取る金のレリーフ装飾とも美しく調和しており、王室礼拝堂の最奥を神聖に飾るバロック絵画の最高峰としての歴史を伝えてくれます 。

  • 13 ヘラクレスの間(豪華な天井画と大作に包まれた大空間)<br /><br />王室礼拝堂をあとにし、息をのむほど壮大な「ヘラクレスの間」へと入りました。<br />正面の壁面には、パオロ・ヴェロネーゼ作の巨大な名画『パリサイ人シモンの家の宴』が掛けられています。<br /><br />ルモワンヌが手がけた、神話の神々が躍動するまばゆい大天井画が広範囲に広がっています 。<br />大理石が張り巡らされた壁面や豪華な金の装飾と相まって、宮殿ならではの圧倒的な芸術空間の歴史を伝えてくれます。

    13 ヘラクレスの間(豪華な天井画と大作に包まれた大空間)

    王室礼拝堂をあとにし、息をのむほど壮大な「ヘラクレスの間」へと入りました。
    正面の壁面には、パオロ・ヴェロネーゼ作の巨大な名画『パリサイ人シモンの家の宴』が掛けられています。

    ルモワンヌが手がけた、神話の神々が躍動するまばゆい大天井画が広範囲に広がっています 。
    大理石が張り巡らされた壁面や豪華な金の装飾と相まって、宮殿ならではの圧倒的な芸術空間の歴史を伝えてくれます。

  • 14 フランソワ・ルモーニユ作 『ヘラクレスの神格化(大天井画パノラマ)』<br /><br />壮大な大天井画をより広く見渡したカットです。<br />ギリシャ神話の英雄ヘラクレスがオリンポスの神々の仲間入りを果たすドラマチックな物語が、青空いっぱいに広がっています。<br /><br />右下に佇むヴェロネーゼの巨大な名画や、壁面を彩る大理石の重厚な質感と見事に調和しており、宮殿内でも最大級の規模を誇るバロック装飾の歴史を伝えてくれます 。

    14 フランソワ・ルモーニユ作 『ヘラクレスの神格化(大天井画パノラマ)』

    壮大な大天井画をより広く見渡したカットです。
    ギリシャ神話の英雄ヘラクレスがオリンポスの神々の仲間入りを果たすドラマチックな物語が、青空いっぱいに広がっています。

    右下に佇むヴェロネーゼの巨大な名画や、壁面を彩る大理石の重厚な質感と見事に調和しており、宮殿内でも最大級の規模を誇るバロック装飾の歴史を伝えてくれます 。

  • 15  パオロ・ヴェロネーゼ作 『パリサイ人シモンの家の宴』<br /><br />正面の壁面には、『パリサイ人シモンの家の宴』、上部にほんのりと写り込む大天井画や、壁面を埋め尽くす大理石の重厚な質感と相まって、ルイ14世の時代にヴェネツィア共和国から贈られた最高峰の至宝の歴史を伝えてくれます 。

    15 パオロ・ヴェロネーゼ作 『パリサイ人シモンの家の宴』

    正面の壁面には、『パリサイ人シモンの家の宴』、上部にほんのりと写り込む大天井画や、壁面を埋め尽くす大理石の重厚な質感と相まって、ルイ14世の時代にヴェネツィア共和国から贈られた最高峰の至宝の歴史を伝えてくれます 。

  • 16  パオロ・ヴェロネーゼ作 『パリサイ人シモンの家の宴』<br /><br />ヘラクレスの間を代表する超大作の正面アップです。 <br />美しい古代建築の回廊(円柱)に囲まれた広大な宴席の様子が、臨場感豊かに描かれています。<br />右側のテーブルに腰掛けるキリストの足元には、涙でその足を濡らし、自らの髪で拭う聖マリア・マグダレナの劇的なシーンが収められています。<br /><br />多くの宮廷人や従者たちの姿が細部まで鮮明に表現されており、太陽王の宮殿を飾るにふさわしい至高の歴史を伝えてくれます。

    16 パオロ・ヴェロネーゼ作 『パリサイ人シモンの家の宴』

    ヘラクレスの間を代表する超大作の正面アップです。
    美しい古代建築の回廊(円柱)に囲まれた広大な宴席の様子が、臨場感豊かに描かれています。
    右側のテーブルに腰掛けるキリストの足元には、涙でその足を濡らし、自らの髪で拭う聖マリア・マグダレナの劇的なシーンが収められています。

    多くの宮廷人や従者たちの姿が細部まで鮮明に表現されており、太陽王の宮殿を飾るにふさわしい至高の歴史を伝えてくれます。

  • 17  パオロ・ヴェロネーゼ作 『レベッカとエリエゼル』<br /><br />ヘラクレスの間の壁面を飾る、もう一つの名作のアップです。<br />井戸のほとりでラクダを連れた従者エリエゼルから、高貴な宝飾品を優雅に受け取る美しいレベッカの姿が描かれています。<br /><br />背景にはクラシカルな遺跡の柱や豊かな木々が配置されており、上部にほんのりと写り込む天井画の愛らしい天使たちのレリーフとも美しく調和しています。<br />ルイ14世が熱心に収集し、このヘラクレスの間を飾るために選ばれた、聖書の高貴な物語を伝えるバロック美術の歴史を伝えてくれます。

    17 パオロ・ヴェロネーゼ作 『レベッカとエリエゼル』

    ヘラクレスの間の壁面を飾る、もう一つの名作のアップです。
    井戸のほとりでラクダを連れた従者エリエゼルから、高貴な宝飾品を優雅に受け取る美しいレベッカの姿が描かれています。

    背景にはクラシカルな遺跡の柱や豊かな木々が配置されており、上部にほんのりと写り込む天井画の愛らしい天使たちのレリーフとも美しく調和しています。
    ルイ14世が熱心に収集し、このヘラクレスの間を飾るために選ばれた、聖書の高貴な物語を伝えるバロック美術の歴史を伝えてくれます。

  • 18  豊穣の間(見上げる美しい天井画と高貴な空間への扉)<br /><br />ヘラクレスの間をあとにし、開かれた豪華な黄金の扉をくぐると、今度は「豊穣の間」の美しい空間へと入りました。<br />爽快な青空と白い雲の中に神話の神々や愛らしい天使たちが描かれた天井画が広がっています。

    18 豊穣の間(見上げる美しい天井画と高貴な空間への扉)

    ヘラクレスの間をあとにし、開かれた豪華な黄金の扉をくぐると、今度は「豊穣の間」の美しい空間へと入りました。
    爽快な青空と白い雲の中に神話の神々や愛らしい天使たちが描かれた天井画が広がっています。

  • 19  ルネ=アントワーヌ・ウアス作 『豊穣と自由の女神(天井画アップ)』<br /><br />「豊穣の間」の名前の由来となった素晴らしい天井画のアップに辿り着きます。<br />ふんわりとした白い雲の上には、ピンク色の優美な衣装をまとい、黄金の器からたくさんの宝物やメダルを優雅に注ぎ落とす豊穣の女神の姿が描かれています。<br /><br />そのまわりには、青空を愛らしく舞い踊る天使たちや、王国の繁栄と自由を祝福する神話の神々がバランスよく散りばめられています。<br /><br />下部を縁取る豪華な彫刻装飾とも美しく調和しており、かつてルイ14世が貴重なコレクションをゲストに披露した特別な空間を神聖に彩る、バロック絵画ならではの歴史を優雅に伝えてくれます。

    19 ルネ=アントワーヌ・ウアス作 『豊穣と自由の女神(天井画アップ)』

    「豊穣の間」の名前の由来となった素晴らしい天井画のアップに辿り着きます。
    ふんわりとした白い雲の上には、ピンク色の優美な衣装をまとい、黄金の器からたくさんの宝物やメダルを優雅に注ぎ落とす豊穣の女神の姿が描かれています。

    そのまわりには、青空を愛らしく舞い踊る天使たちや、王国の繁栄と自由を祝福する神話の神々がバランスよく散りばめられています。

    下部を縁取る豪華な彫刻装飾とも美しく調和しており、かつてルイ14世が貴重なコレクションをゲストに披露した特別な空間を神聖に彩る、バロック絵画ならではの歴史を優雅に伝えてくれます。

  • 20 豊穣の間(緑のダマスク柄と豪華な調度品に囲まれた空間)<br /><br />天井から下には、深みのある暗緑色のダマスク柄の壁紙が広がる美しい空間が見渡せます。<br />正面の壁面には、まばゆい金の額縁に収められた、当時の王族や高官たちの気品あふれる肖像画が掛けられています。<br /><br />右側には、金の彫刻があしらわれた美しい白い2重扉があり、その上部には見事なオーバル型の彫刻レリーフが施されています。<br /><br />絵画の下に置かれた高級感のある飾りタンスや、右端の黒い「ブロンズの胸像」とも調和しており、宮殿ならではの贅沢な芸術の歴史を伝えてくれます。

    20 豊穣の間(緑のダマスク柄と豪華な調度品に囲まれた空間)

    天井から下には、深みのある暗緑色のダマスク柄の壁紙が広がる美しい空間が見渡せます。
    正面の壁面には、まばゆい金の額縁に収められた、当時の王族や高官たちの気品あふれる肖像画が掛けられています。

    右側には、金の彫刻があしらわれた美しい白い2重扉があり、その上部には見事なオーバル型の彫刻レリーフが施されています。

    絵画の下に置かれた高級感のある飾りタンスや、右端の黒い「ブロンズの胸像」とも調和しており、宮殿ならではの贅沢な芸術の歴史を伝えてくれます。

  • 21 豊穣の間(巨匠たちの肖像画と最高峰のチェスト)<br /><br />部屋のコーナーには、贅沢な調度品と名画の美しい並びが鮮明に見えてきます。<br />正面には、ルイ14世の長男である大王太子ルイ(グラン・ドーファン)の凛々しい肖像画が掛けられています。<br /><br />その真下には、黒地にまばゆい金の装飾が細密に施された、バロック時代屈指の最高級家具「ブール象嵌のチェスト」が佇んでいます。<br /><br />右側にはゴールドに輝くクラシカルなキャンドルスタンド、左側には大理石の柱台に載った黒い胸像が配置されており、太陽王の宮廷が誇る贅沢なコレクションの歴史を伝えてくれます。

    21 豊穣の間(巨匠たちの肖像画と最高峰のチェスト)

    部屋のコーナーには、贅沢な調度品と名画の美しい並びが鮮明に見えてきます。
    正面には、ルイ14世の長男である大王太子ルイ(グラン・ドーファン)の凛々しい肖像画が掛けられています。

    その真下には、黒地にまばゆい金の装飾が細密に施された、バロック時代屈指の最高級家具「ブール象嵌のチェスト」が佇んでいます。

    右側にはゴールドに輝くクラシカルなキャンドルスタンド、左側には大理石の柱台に載った黒い胸像が配置されており、太陽王の宮廷が誇る贅沢なコレクションの歴史を伝えてくれます。

  • 22 豊穣の間(見事な上扉飾りと黄金の2重扉)<br /><br />美しい大理石のフレームに囲まれた華やかな扉の正面カットです。<br />まばゆい金の彫刻レリーフが全面に施された気品ある白い2重扉が佇んでいます。<br />扉の上部には、大きなオーバル型のメダリオンの中に、天使を従えて雲の上に腰掛ける高貴な女神の姿が彫られています。<br /><br />左右には大理石の柱台に載った黒いブロンズの胸像がシンメトリーに配置されており、細部までこだわり抜かれたバロック宮廷建築ならではの贅沢な歴史を伝えてくれます。

    22 豊穣の間(見事な上扉飾りと黄金の2重扉)

    美しい大理石のフレームに囲まれた華やかな扉の正面カットです。
    まばゆい金の彫刻レリーフが全面に施された気品ある白い2重扉が佇んでいます。
    扉の上部には、大きなオーバル型のメダリオンの中に、天使を従えて雲の上に腰掛ける高貴な女神の姿が彫られています。

    左右には大理石の柱台に載った黒いブロンズの胸像がシンメトリーに配置されており、細部までこだわり抜かれたバロック宮廷建築ならではの贅沢な歴史を伝えてくれます。

  • 23 ルネ=アントワーヌ・ウアス作 『豊穣と自由の女神(天井画パノラマ)』<br /><br />「豊穣の間」の大天井画の全体パノラマです。<br />中央の大きなオーバルの中には、豊穣の女神が天空から宝物を惜しみなく注ぎ落とすドラマチックな光景が描かれています。<br /><br />その周囲を囲む金色の四隅のアーチや別の区画には、神話のシーンや細密なだまし絵(トロンプ・ルイユ)の彫刻描写が広範囲に散りばめられています。<br />部屋全体を覆い尽くすバロック宮廷絵画の圧倒的なスケールと華やかな歴史を伝えてくれます。

    23 ルネ=アントワーヌ・ウアス作 『豊穣と自由の女神(天井画パノラマ)』

    「豊穣の間」の大天井画の全体パノラマです。
    中央の大きなオーバルの中には、豊穣の女神が天空から宝物を惜しみなく注ぎ落とすドラマチックな光景が描かれています。

    その周囲を囲む金色の四隅のアーチや別の区画には、神話のシーンや細密なだまし絵(トロンプ・ルイユ)の彫刻描写が広範囲に散りばめられています。
    部屋全体を覆い尽くすバロック宮廷絵画の圧倒的なスケールと華やかな歴史を伝えてくれます。

  • 24 ヴィーナスの間(太陽王の彫刻が迎える壮大な大ルス)<br /><br />豊穣の間の出口を抜けると、「王の大居室(大ルス)」の最初の公式諸の間である「ヴィーナスの間」へと入りました。<br />正面の壁面に作られた大理石のニッチには、ジャン・ワラン作の古代ローマ皇帝の衣装をまとった若き日のルイ14世の白い大理石像が佇んでいます。<br /><br />上部には、ルネ=アントワーヌ・ウアスが手がけた神話の神々や英雄たちが鮮やかに描かれた、まばゆい金の額縁の天井画パノラマが広がっています。<br />大理石が張り巡らされた重厚な壁面や豪華な装飾扉と相まって、宮廷の至高の芸術空間の歴史を伝えてくれます 。

    24 ヴィーナスの間(太陽王の彫刻が迎える壮大な大ルス)

    豊穣の間の出口を抜けると、「王の大居室(大ルス)」の最初の公式諸の間である「ヴィーナスの間」へと入りました。
    正面の壁面に作られた大理石のニッチには、ジャン・ワラン作の古代ローマ皇帝の衣装をまとった若き日のルイ14世の白い大理石像が佇んでいます。

    上部には、ルネ=アントワーヌ・ウアスが手がけた神話の神々や英雄たちが鮮やかに描かれた、まばゆい金の額縁の天井画パノラマが広がっています。
    大理石が張り巡らされた重厚な壁面や豪華な装飾扉と相まって、宮廷の至高の芸術空間の歴史を伝えてくれます 。

  • 25 ジャン・ワラン作 『古代ローマ皇帝の衣裳をまとったルイ14世像』<br /><br />ヴィーナスの間の正面ニッチを飾る彫刻のアップです。<br />ボリュームのある長いウェーブ髪をなびかせ、凛々しい表情で佇む若き日の太陽王ルイ14世の白い大理石像が捉えられています。<br />彼は、細密な彫刻が施された古代ローマ風の甲冑やチュニックを身にまとっており、左手には豪華な盾が寄り添っています<br />。<br />背景の重厚な大理石のフレームや、上部のシェル型の金の装飾とも見事に調和しており、絶対君主としての威厳を今に伝えるバロック彫刻の最高峰としての歴史を伝えてくれます。

    25 ジャン・ワラン作 『古代ローマ皇帝の衣裳をまとったルイ14世像』

    ヴィーナスの間の正面ニッチを飾る彫刻のアップです。
    ボリュームのある長いウェーブ髪をなびかせ、凛々しい表情で佇む若き日の太陽王ルイ14世の白い大理石像が捉えられています。
    彼は、細密な彫刻が施された古代ローマ風の甲冑やチュニックを身にまとっており、左手には豪華な盾が寄り添っています
    。
    背景の重厚な大理石のフレームや、上部のシェル型の金の装飾とも見事に調和しており、絶対君主としての威厳を今に伝えるバロック彫刻の最高峰としての歴史を伝えてくれます。

  • 26 宮殿の奥へと続く、シックな紫の回廊<br /><br />ヴィーナスの間をあとにし、開かれた豪華な扉をくぐると、今度は落ち着いた紫(マゼンタ)色の壁面に包まれた細長い回廊へと入りました。<br /><br />少し頭上を見上げると、丸いフレームの中に神話のシーンが綺麗に描かれた天井画が、等間隔に並ぶ照明とともに奥へと続いています。<br />左右の壁面へと目を向けると、クラシカルな装飾模様や肖像画のモチーフが施されています。

    26 宮殿の奥へと続く、シックな紫の回廊

    ヴィーナスの間をあとにし、開かれた豪華な扉をくぐると、今度は落ち着いた紫(マゼンタ)色の壁面に包まれた細長い回廊へと入りました。

    少し頭上を見上げると、丸いフレームの中に神話のシーンが綺麗に描かれた天井画が、等間隔に並ぶ照明とともに奥へと続いています。
    左右の壁面へと目を向けると、クラシカルな装飾模様や肖像画のモチーフが施されています。

  • 27 マルスの間(きらびやかな天井画とシャンデリアが輝く空間)<br /><br />紫の回廊を抜けると、まばゆい光に満ちた「マルスの間」の壮大な大空間へと入りました。<br />豪華な金の彫刻フレームに縁取られた、神話の神々や英雄たちが鮮やかに描かれた天井画が広がっています。<br />画面の左側には、きらびやかなクリスタルのシャンデリアが美しく佇んでおり、左端に写り込む黄金の装飾扉とも調和しています。<br /><br />赤い壁紙や重厚な大理石のフレームと相まって、宮殿ならではの圧倒的な芸術空間の歴史を伝えてくれます。

    27 マルスの間(きらびやかな天井画とシャンデリアが輝く空間)

    紫の回廊を抜けると、まばゆい光に満ちた「マルスの間」の壮大な大空間へと入りました。
    豪華な金の彫刻フレームに縁取られた、神話の神々や英雄たちが鮮やかに描かれた天井画が広がっています。
    画面の左側には、きらびやかなクリスタルのシャンデリアが美しく佇んでおり、左端に写り込む黄金の装飾扉とも調和しています。

    赤い壁紙や重厚な大理石のフレームと相まって、宮殿ならではの圧倒的な芸術空間の歴史を伝えてくれます。

  • 28 クロード・オードラン2世作 『軍隊を率いるマルス(大天井画パノラマ)』<br /><br />「マルスの間」の広大な天井画をより広く見渡したカットです。<br />戦いの神マルスが狼の牽く戦車に乗り、天を駆けるドラマチックな物語が、金の彫刻フレームに縁取られて広がっています。<br /><br />画面の左側には、ル・ブラン作の『ルネ・ド・ロングエイユの騎馬像』をはじめとする高貴な大型肖像画が並んでいます。<br /><br />中央できらめく2基のクリスタルシャンデリアとも美しく調和しており、かつて夜会(アパルトマンの集い)で音楽の間や舞踏の間として使われた、宮殿屈指の華やかな空間の歴史を優雅に伝えてくれます。

    28 クロード・オードラン2世作 『軍隊を率いるマルス(大天井画パノラマ)』

    「マルスの間」の広大な天井画をより広く見渡したカットです。
    戦いの神マルスが狼の牽く戦車に乗り、天を駆けるドラマチックな物語が、金の彫刻フレームに縁取られて広がっています。

    画面の左側には、ル・ブラン作の『ルネ・ド・ロングエイユの騎馬像』をはじめとする高貴な大型肖像画が並んでいます。

    中央できらめく2基のクリスタルシャンデリアとも美しく調和しており、かつて夜会(アパルトマンの集い)で音楽の間や舞踏の間として使われた、宮殿屈指の華やかな空間の歴史を優雅に伝えてくれます。

  • 29 シャルル・ル・ブラン作 『ダリウスのテント』<br /><br />マルスの間の鮮やかな赤い壁面を飾る、名作のアップです。<br />画面の左側には、古代の美しい甲冑とマントを身にまとい、威厳に満ちた表情で立つマケドニアの英雄アレクサンドロス大王と親友ヘファイストンの姿が描かれています。<br />その視線の先には、戦いに敗れたペルシア王ダリウス3世の母や妻、子供たちが、大王の寛大な慈悲を求めてひざまずいています。<br /><br />背後に張られた大きなテントや、行き交う兵士たちの細密な描写と相まって、ルイ14世が宮廷画家ル・ブランに最初に描かせ、こよなく愛したとされる最高峰の歴史画のコレクションを伝えてくれます。

    29 シャルル・ル・ブラン作 『ダリウスのテント』

    マルスの間の鮮やかな赤い壁面を飾る、名作のアップです。
    画面の左側には、古代の美しい甲冑とマントを身にまとい、威厳に満ちた表情で立つマケドニアの英雄アレクサンドロス大王と親友ヘファイストンの姿が描かれています。
    その視線の先には、戦いに敗れたペルシア王ダリウス3世の母や妻、子供たちが、大王の寛大な慈悲を求めてひざまずいています。

    背後に張られた大きなテントや、行き交う兵士たちの細密な描写と相まって、ルイ14世が宮廷画家ル・ブランに最初に描かせ、こよなく愛したとされる最高峰の歴史画のコレクションを伝えてくれます。

  • 30 シャルル=アンドレ・ヴァン・ルー作 『マリー・レクザンスカの肖像』<br /><br />美しい刺繍が贅沢に施されたドレスに身を包み、優雅に佇むルイ15世の王妃マリー・レクザンスカの姿が描かれています。<br />彼女の右手は、豪華な飾り机の上へ、優しく手を差し伸べています。<br />足元に佇む小さな愛犬や、背景を飾る高貴なカーテン、宮殿の白い列柱の描写が相まって、ブルボン朝の洗練された宮廷文化の歴史を優雅に伝えてくれます。<br /><br />今回の旅行記はここまで。<br />傾きやピンボケなどお見苦しい点もあるかと思いますが、旅のリアルな空気感として楽しんでいただけたら嬉しいです。<br />ヴェルサイユ宮殿は本当に広大ですので、今後も延々と続く旅行記をよろしくお願いします!<br />ここまで見てくださりありがとうございました。<br /><br />つづく

    30 シャルル=アンドレ・ヴァン・ルー作 『マリー・レクザンスカの肖像』

    美しい刺繍が贅沢に施されたドレスに身を包み、優雅に佇むルイ15世の王妃マリー・レクザンスカの姿が描かれています。
    彼女の右手は、豪華な飾り机の上へ、優しく手を差し伸べています。
    足元に佇む小さな愛犬や、背景を飾る高貴なカーテン、宮殿の白い列柱の描写が相まって、ブルボン朝の洗練された宮廷文化の歴史を優雅に伝えてくれます。

    今回の旅行記はここまで。
    傾きやピンボケなどお見苦しい点もあるかと思いますが、旅のリアルな空気感として楽しんでいただけたら嬉しいです。
    ヴェルサイユ宮殿は本当に広大ですので、今後も延々と続く旅行記をよろしくお願いします!
    ここまで見てくださりありがとうございました。

    つづく

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