2025/05/02 - 2025/05/02
-位(同エリア17280件中)
mitsuさん
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*:.。ミニャールの神聖な物語から、ブーシェの優美なロココへ☆.。.:*
今回の舞台は、ルーヴル美術館のシュリー翼3階(17~18世紀フランス絵画エリア)です。
全31枚の写真とともに、華麗な宮廷芸術を巡るルートを3つの見どころでご紹介します。
【前半】古典主義の調和と、聖なる美の表現(1~12番)「ルーム916」からスタート。ピエール・ミニャールの『ハープを奏でる聖セシリア』や、巨匠イアサント・リゴーによる『建築家マンサールの肖像』など、格調高く端正な名作をじっくりと辿ります。
【中盤】ワトーの喜劇と、宮廷の優雅な行楽(13~22番)「ルーム919」へ移動。ジャン=アントワーヌ・ワトーの不朽の傑作『ピエロ(ジル)』をはじめ、宮廷の行楽を描いた風俗画や、サンブルヴァル夫人を女神に見立てた華やかな肖像画を堪能します。
【後半】壮大な奇跡の歴史画と、甘美なロココ(23~31番)旅の後半は「ルーム921」へ。ジャン・レストゥーの巨大な『聖霊降臨』や、フランソワ・ブーシェの官能的な『オダリスク』、のどかな『羊飼いの贈り物』を巡り、さらに続く次の展示室へと歩みを進めます。
全体の大まかな行程は以下になります。
今日は,★☆★です (^^)/
4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
★☆★5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ピエール・ミニャール 『アンドロメダを救うペルセウス』
部屋は、引き続きフランス古典主義の名作が集まるシュリー翼3階の「ルーム916」です。
1679年に制作された、ギリシャ神話の英雄ペルセウスによるアンドロメダ救出の場面を描いた歴史画です。
画面中央では、兜をかぶり剣を手にした英雄ペルセウスが、すっきりと、あるいは凛々しく佇んでいます。
画面の右側へと目を向けると、岩肌に鎖で縛り付けられた美しい王女アンドロメダの裸婦像がどっしりと描写されています。
ペルセウスの背後には、大きな羽を広げた天馬ペガサスと、手綱を引く愛らしい有翼のキューピッドの姿が配置されています。
画面の左側には、救出の瞬間に驚き、あるいは感謝を捧げる両親や群衆たちのポーズがダイナミックに表現されています。 -
イアサント・リゴー 『建築家ジュール・アルドゥアン=マンサールの肖像』
画面中央では、長い巻き髪のウィッグをつけ、金刺繍の施された豪華な黒い上着をまとった建築家マンサールがどっしりと腰掛けています。
彼は肩から紫色の美しいマントをすっきりと羽織り、左側を静かに見つめています。
画面の右下へと目を向けると、小さなテーブルの上に立て掛けられた大きな「画帖に左手を添えています。
彼の右手は、自身の図面をすっきりと指差すようなポーズをとっています。
漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、ヴェルサイユ宮殿などを手がけた高名な宮廷建築家の知的な風格を綺麗に引き立てています。 -
ピエール・ミニャール 『カルヴァリオへの道』
画面中央では、紫色の衣服をまとったイエス・キリストが、重い十字架の重圧に耐えかねて地面にどっしりと膝をついています。
キリストの周囲には、彼を強引に引き立てようとするローマ兵や、大きな十字架をすっきりと支える男たちの姿が描写されています。
画面の左下へと目を向けると、深く悲しみながらひざまずく聖母マリアと、彼女を優しく支える人々の姿が配置されています。
画面の右側には、その様子を心配そうに見守る、幼子を抱いた女性や群衆たちのポーズが細密に表現されています。
背景に広がるなだらかな緑の丘と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、聖書の重厚な歴史ドラマを綺麗に引き立てています。 -
ピエール・ミニャール 『主の誉れを歌う聖セシリア』
画面中央では、音楽の守護聖人である聖セシリアが椅子に腰掛け、大きな「ハープ」をすっきりと奏でています。
彼女は頭を少し傾げ、静かに天を見上げながら美しい歌声を響かせています。
ハープの右隣へと目を向けると、楽譜を開いて寄り添う愛らしい「幼き有翼の天使」の姿がどっしりと描写されています。
画面の左下には、赤いクロスが掛けられた木製テーブルが置かれ、その傍らにはリュートなどの様々な古い楽器のシルエットが細密に表現されています。
背後の重厚なカーテンの奥に見えるパノラマのようなのどかな風景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、神聖な音楽の一幕を綺麗に引き立てています。 -
ピエール・ミニャール 『キリスト、十字架のもとで倒れる』
画面中央の下側では、薄ピンク色の衣服をまとったイエス・キリストが、重い十字架の重圧で地面にすっきりと倒れ込んでいます。
キリストの左側には、彼を力ずくで引き立てようとする筋肉質な男たちの後ろ姿がどっしりと描写されています。
画面の右側へと目を向けると、青いマントを頭からまとった聖母マリアが必死に駆け寄り、両手を前に伸ばしています。マリアの隣には、白馬の後ろ姿や、甲冑を身につけたローマ兵たちのポーズがダイナミックに表現されています。
背景には巨大な石造りのアーチ型城壁がそびえ立ち、その奥に見えるパノラマのような空と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、受難のドラマを綺麗に引き立てています。 -
フランソワ・ド・トロワ 『パリスの審判』
1691年に制作された、ギリシャ神話の有名な一幕を宮廷風の人物描写で表現した歴史肖像画です 。
画面の左側では、茶緑色の衣服をまとった若きパリスが、すっきりと左手を伸ばして指差しています。
彼の足元には、忠実な猟犬の頭部がどっしりと描写されています。
画面中央から右側にかけては、鮮やかな青いマントを羽織り、胸元を覗かせた美しい女神ヴィーナスが優雅に佇んでいます。
彼女の隣には、黄金の林檎を手にして見上げる愛らしい「有翼のキューピッド」の姿が配置されています。
背景の深く暗い森と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、神話世界の人間ドラマを綺麗に引き立てています。 -
アントワーヌ・コワペル 『エリーゼルとリベカ』
画面中央では、純白の衣に鮮やかな青いスカートをまとった美しいリベカが、すっきりと佇んでいます。
彼女の右側(画面中央の少し右寄り)には、ターバンを頭に巻き、赤いマントを羽織った従者エリーゼルがどっしりと立ち、彼女へ指輪や名誉の品を手渡そうとしています 。
画面の左側へと目を向けると、この突然の出来事に驚き、あるいは見守る大勢の娘たちのポーズがダイナミックに表現されています。手前の娘は、水瓶を床にどっしりと置きながら彼らの対話を見つめています。
背景には巨大な石造りの井戸の柱や、右奥にそびえ立つ荒々しい岩山、そして夕暮れ時のパノラマのような美しい空が描かれており、差し込む柔らかな光の明暗表現が神聖な旧約聖書の一幕を綺麗に引き立てています。 -
シャルル・ド・ラ・フォッス 『水から救われるモーセ』
1701年にヴェルサイユ宮殿の「ビリヤードの間」のために制作された、旧約聖書の高名な一幕を描いた宗教歴史画です。
画面中央の少し右寄りでは、きらびやかな衣装をまとったファラオの娘が佇み、すっきりと左手で前方を指差しています 。
彼女の前には、葦の茂るナイル川から引き揚げられた、籠の中の幼子モーセの姿がどっしりと描写されています 。
周囲には、王女に寄り添う侍女たちや、身をかがめて幼子を優しく覗き込む女性たちのポーズが細密に表現されています。
背景の豊かに生い茂る大きな木々と、パノラマのような美しい空、そして差し込む柔らかな光の明暗表現が、神聖な救出のドラマを綺麗に引き立てています。 -
ミシェル・コルネイユ(子) 『天上の栄光(カマイユ)』
宮廷画家ピエール・ミニャールがパリのヴァル・ド・グラース教会のドーム天井に描いた大壁画『祝福された人々の栄光』をもとに、画家ミシェル・コルネイユ(子)が単色(カマイユ手法)で縮小再現した貴重な歴史画です。
画面中央の最上部には、まばゆい光とともに三位一体の神(父なる神、キリスト、聖霊の鳩)がすっきりと描写されています。
その周囲を取り囲むように、同心円状に広がる無数の白い雲の層がどっしりと配置されています 。
雲の上には、旧約聖書の預言者や使徒、そして楽器を奏でて賛美の歌をうたう無数の天使たちのシルエットが画面全体にダイナミックに表現されています。
円形の丸い構図の中に、天上の神聖な大パノラマの世界を、柔らかな光の明暗表現だけで見事に引き立てています。 -
シャルル・ル・ブラン 『天使に囲まれたキリストの磔刑』
画面中央には、大きな木製の十字架に架けられたイエス・キリストの姿がどっしりとそびえ立っています。
キリストの周囲には、大きな羽を広げて宙に舞い、深く哀悼を捧げる大勢の有翼の天使たちの姿がダイナミックに表現されています。
画面の左下へと目を向けると、鮮やかな青いマントをまとい、両手を大きく広げて悲しむ聖母マリアの姿が描写されています。
マリアの右隣には、キリストの受難のシンボルである「茨の冠」が載せられた、豪華な青いクッションが床に静くに配置されています。
背景に広がる澄み渡る青空の色彩と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、聖書を代表する厳粛なドラマを綺麗に引き立てています。 -
アントワーヌ・コイペル 『神殿から追放されるアタリア)』
1696年に制作された、旧約聖書「列王記」に登場するユダ王国の悪名高き女王アタリアの失脚の場面を描いた、アントワーヌ・コイペルによる歴史画の大作です
王位を簒奪(さんだつ)した彼女の暴政に対抗し、大祭司エホヤダが密かに生き延びていた正統な王位継承者の幼子ヨアシュを擁立して革命を起こした緊迫の瞬間を描いています。
画面の中央では、青と金色の衣服をまとった大祭司エホヤダがどっしりと立ち、左手で玉座の幼子を示しながら、右手で女王の排除を力強く命じています。
エホヤダの左奥(画面中央奥)へと目を向けると、立派な木製の玉座の上に、新王として迎えられた幼いヨアシュがすっきりと腰掛けています。
画面の左側(エホヤダの右手側)では、赤いドレスに青いマントをまとい、突然の反乱に驚き激怒するアタリア女王の姿が、大勢の兵士たちに力ずくで取り囲まれて引き立てられています。
周囲には、新王の誕生に手を合わせて深く感謝を捧げる人々や、驚き見守る群衆のポーズが画面全体にダイナミックに表現されています。
背景にそびえ立つ神殿の壮麗な石造り建築の円柱と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、聖書の歴史的な政変ドラマを綺麗に引き立てています。 -
ピエール・ミニャール 『マルスとヴィーナス』
画面中央の大きな黒い雲の上には、兜をかぶり青い甲冑に赤いマントをまとった戦いの神マルスがどっしりと腰掛けています 。
マルスの左隣には、ピンク色の衣服に身を包み、緑色の布を背景になびかせた美の女神ヴィーナスが寄り添っています。
彼らの頭上を覗き込むと、大きな羽を広げた勝利の女神がすっきりと宙に舞い、マルスの頭に栄光の「月桂冠」を授けようとしています。
マルスの足元には、神の使いである「大きな黒い鷲」と、その背に跨って身を乗り出す愛らしい幼きクピドがダイナミックに配置されています。
円形の丸い構図の中に、天上の雲の上を舞台にしたドラマチックな神話世界が、差し込む柔らかな光の明暗表現で綺麗に描き出されています。 -
ジャン=アントワーヌ・ワトー 『ピエロ』
18紀ロココ美術の傑作が集まるシュリー翼3階の「ルーム919」へ移りました。
フランス・ロココ期を代表する画家ジャン=アントワーヌ・ワトーの最高傑作として非常に著名な作品です。
イタリア喜劇の古典的なキャラクターであるピエロが、実物大に近い大きさで画面中央に真っ直ぐ佇んでいます。
画面中央では、丈の合わない真っ白な衣装と大きな白い襞襟をまとい、丸い帽子をかぶったピエロが、すっきりと、あるいは少し寂しげな表情でこちらを見つめています。
彼の足元を覗き込むと、喜劇の他の登場人物たちや、赤い衣装を着た役者がロバの背に跨って身を寄せ合うポーズがどっしりと描写されています。
画面の左下には、草むらの中からこちらを覗き込む別の役者の頭部が細密に表現されています。
背景の右側にそびえ立つ豊かに茂る一本の大きな木と、広がる淡い白い雲の青空、そして差し込む柔らかな光の明暗表現が、演劇の一幕に漂う奇妙な静寂とドラマを綺麗に引き立てています。 -
シャルル=アンドレ・ヴァン・ルー 『狩りの途中の憩い』
1737年にルイ14世の狩猟の憩いの場であったフォンテーヌブロー宮殿の王の居室のために制作された、シャルル=アンドレ・ヴァン・ルーによるロココ期の非常に有名な風俗歴史画です。
画面の左側から中央にかけては、大きな木々のふもとに敷かれた白いクロスの周りで、豪華なドレスや赤い上着をまとった高貴な男女がどっしりと腰掛け、食事や会話を楽しんでいます。
画面中央の手前を覗き込むと、地面にすっきりと座り込み、ワインボトルを手にする従者や休憩する猟犬たちの姿が描写されています。
画面の右側には、立派な馬の背に荷物を載せ、あるいは馬を引いて待機する従者たちのポーズが細密に表現されています。
背景の右奥に見える広大な森の平原のパノラマと、淡い白い雲が広がる美しい青空、そして差し込む柔らかな光の明暗表現が、優雅な宮廷の行楽の一幕を綺麗に引き立てています。 -
フランソワ・ルモワーヌ 『ヘラクレスとオンファレ』
1724年に制作された、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが女王オンファレの奴隷となり、役割を入れ替えられて愛に溺れる場面を描いたロココ歴史画の傑作です。
画面中央では、筋肉質なヘラクレスがオンファレの衣服をまとい、本来は女性の仕事である糸紡ぎの「糸巻き棒」を右手に持ってどっしりと腰掛けています。
彼の左側には、ヘラクレスの象徴であるライオンの毛皮をすっきりと羽織り、裸体を覗かせた美しい女王オンファレが寄り添い、彼を見つめています。
ヘラクレスの右ふもと(画面右下)には、彼らの愛を祝福するように見上げる、愛らしい「有翼のキューピッド」の姿が配置されています。
頭上を覆う重厚な赤いカーテンと、右奥に見える夕暮れ時のパノラマのような美しい空、そして差し込む柔らかな光の明暗表現が、官能的な神話世界のドラマを綺麗に引き立てています。 -
ジャン=アントワーヌ・ワトー 『狩りの途中の憩い』
1720年頃に制作された、ロココ期の先駆者ジャン=アントワーヌ・ワトーによる優雅な「雅びなる宴」の傑作です。
画面中央の手前では、豪華な黄色のドレスをまとった高貴な女性が、地面の白いクロスの前にどっしりと腰掛けています。
彼女の右隣には、ピンクと青の衣装を着た別の女性がすっきりと座り、右手を伸ばして対話を楽しんでいます。
彼らの背後には、馬に跨る紳士や、大きな「噴水」のふもとに佇む従者たちの姿が描写されています。
画面の左奥に見える深く生い茂る森の木々と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、のどかな宮廷の行楽風景を綺麗に引き立てています。 -
ジャン=マルク・ナティエ 『叙情詩のミューズ、エラトに扮したサンブルヴァル夫人』
ルイ15世の宮廷で絶大な人気を誇った肖像画家ジャン=マルク・ナティエが1746年に制作した、神話の世界を借りた華麗なロココ肖像画です 。
サンブルヴァル夫人を、芸術や詩を司る女神の一人であるエラトの姿に重ね合わせて描いています 。
画面中央では、胸元を覗かせた白いドレスに鮮やかな青いマントをまとい、髪に美しい薔薇を飾ったサンブルヴァル夫人が、豪華な装飾椅子にどっしりと腰掛けています 。
彼女は右手に細い「羽根ペン」をすっきりと持ち、膝の上に置いた大きな古い「楽譜」に文字を書き記すようなポーズをとっています 。
夫人の左側には、小さな弓矢を持った愛らしい有翼のキューピッドが寄り添い、夫人の腕にそっと身を任せています 。
背景の右側にそびえ立つ美しい緑の木々と、左奥に広がるパノラマのような淡い白い雲の空、そして差し込む柔らかな光の明暗表現が、宮廷女性の優美な佇まいを綺麗に引き立てています。 -
ジャン=バティスト・サンテール 『水浴のスザンナ』
1704年に制作された、旧約聖書に登場する美徳の女性スザンナの物語を描いた、ジャン=バティスト・サンテールの代表的な歴史画です。
画面中央では、純白の布を身にまとい、衣服をすっきりと胸元に抱えた美しいスザンナの裸婦像がどっしりと腰掛けています。
彼女の背後をよく覗き込むと、茂みの陰から彼女の入浴を密かに覗き見ようとする、二人の年老いた長老たちのシルエットが細密に表現されています。
スザンナの左後ろには、石造りの頑丈な古い「水槽」が静かに配置されています。
背景にそびえ立つ壮麗な古代建築の湾曲した石壁と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の白く美しい肉体と、迫り来る緊迫したドラマを綺麗に引き立てています 。 -
美しい金色の額縁に収まった、当時の華麗な小品がバランスよく並んでいます。
高い天井から差し込む柔らかな光の明暗表現が、落ち着いたライトグレーの壁面とそれぞれの額縁を美しく引き立てています。 -
フランソワ・ルモワーヌ 『美徳の礼賛』
壁面上段左側に飾られていた作品の正面カットです。
宮廷画家フランソワ・ルモワーヌが、ヴェルサイユ宮殿「ヘラクレスの間」の壮大な天井画を制作するにあたって描いた、貴重な縮小油彩習作です。
画面中央には、湧き立つ白い雲の層のなかに、パノラマのような美しい青空がすっきりと広がっています。
画面中央から右下にかけては、神聖な光に包まれながら雲の上にどっしりと腰掛ける、主神たちや芸術のミューズたちの姿が描写されています。
画面の左下へと目を向けると、赤い衣服をまとった神話の登場人物が、宙を優雅に舞うダイナミックなポーズを見せています。
構図の四隅には、雲の合間から彼らを見守る無数の天使や神々のシルエットが細密に表現されています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、天上の神聖な世界観を綺麗に引き立てています。 -
ジャン=アントワーヌ・ワトー『三美神』
壁面上段中央に飾られていた作品の正面カットです。
ギリシャ神話に登場する美と優雅の女神たちを描いた、非常に美しいオーバルの絵画です。
画面中央では、体をすっきりと寄せ合いながら佇む「三美神」の美しい裸婦像がどっしりと描写されています。
中央の女神の肩の上を覗き込むと、両手を大きく掲げて松明のようなものを持つ、愛らしい小さな「有翼のキューピッド」の姿が配置されています。
画面の左奥と右奥には、淡い白い雲が広がるパノラマのような空の色彩が表現されています。
植物やリボンの文様が精緻に彫られた、非常に重厚なロココ調の金色のオーバル額縁と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、女神たちの柔らかな肉体美を綺麗に浮かび上がらせています。 -
フランソワ・ブーシェ 『狩りの昼食』
1730年代に制作された、ロココ期の巨匠フランソワ・ブーシェによる優雅な風俗歴史画の貴重なエスキース(下絵)です。
画面中央では、純白のドレスをまとった高貴な女性が、地面の白いクロスの前にすっきりと腰掛けています。
彼女の右隣には、ピンク色の衣装を着た女性が座り、右手を伸ばして対話を楽しんでいます 。
画面の左下へと目を向けると、赤い衣服を着た紳士が地面にどっしりと座り込み、くつろいでいます。
背景には深く生い茂る森の大きな木々と、右奥にそびえ立つモニュメント、そして差し込む柔らかな光の明暗表現が、優雅な宮廷の行楽風景を綺麗に引き立てています -
ピエール・シュプレイラス 『ラ・フォンテーヌの寓話:鷹』
1730年代初頭にローマで制作された、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの寓話をもとに描いた、ピエール・シュプレイラスの非常に有名な風俗歴史画です 。
画面の左側では、黒いシックなドレスをまとった高貴な女性が、すっきりと、あるいは少し驚いたようなポーズで身を乗り出しています。
画面の右側へと目を向けると、赤い衣服を着た女性がテーブルの前にどっしりと腰掛け、手元の皿の料理を熱心に用意しています。
純白のテーブルクロスが掛けられた小さなテーブルの上には、金属製の食器や食事が細密に表現されています 。
画面の左下を覗き込むと、床にそっと座り込んで彼女たちを見上げる、シルエットの美しい一匹の「白い猟犬(犬)」の姿が描写されています。 -
ピエール・シュプレイラス 『恋する高級娼婦』
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの寓話をもとに描かれた、ピエール・シュプレイラスの代表的な風俗歴史画です。
画面中央の右寄りでは、深い青色のクラシカルなドレスをまとった美しい女性(娼婦)が、地面にすっきりとひざまずいています。
彼女の左隣には、淡いピンク色の室内着を羽織った白髪の男性が、豪華な赤い装飾椅子にどっしりと腰掛けています。
女性は男性の膝の上にそっと身を寄せ、その手元をじっと覗き込むようなポーズをとっています。
背後の深い暗がりと、二人の表情や衣服に差し込む柔らかな光の明暗表現が、ロココ期独特の親密でミステリアスな一幕を綺麗に引き立てています。 -
美しい金色の額縁に収められた、ロココ期の洗練された作品が4枚すっきりとバランスよく並んでいます。
ライトグレーの壁面と、それぞれの作品に差し込む柔らかな光の明暗表現が、落ち着いた芸術空間を引き立てています。 -
ジャン=バティスト・ヴァン・ムール 『コンスタンティノープルのアト・メイダヌの広場』
壁面上段に飾られていた作品の正面カットです。
18世紀前半にオスマン帝国の首都コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)に滞在したフランスの画家ジャン=バティスト・ヴァン・ムールによる、極めて珍しい東方オリエンタリズム風景画です。
画面の右側には、大きな一本の木がそびえ立ち、そのふもとに頑丈な石造りの建物がどっしりと佇んでいます。
画面中央の手前を覗き込むと、広場に集まって腰掛け、あるいは行き交うオリエントの伝統衣装をまとった大勢の人々の姿が描写されています。
画面の左奥へと目を向けると、細い尖塔がすっきりと何本もそびえ立つ、壮麗なモスクのシルエットが細密に表現されています。
モスクの少し右側には、有名な古代の「オベリスク」が静かに立っています。
背景に広がる淡い白い雲の青空と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、往時の異国情緒豊かな都市パノラマの雰囲気を綺麗に引き立てています。 -
ジャン・バルボー 『ギリシャの異国の女』
部屋は、引き続き18世紀フランス絵画の名作が集まるシュリー翼3階の「ルーム921」へ移りました。
1748年にローマで制作された、オリエンタリズム(東方趣味)の流行を伝えるジャン・バルボーの非常に美しい肖像画です。
ローマにあったフランス・アカデミーの留学生たちによる仮装行列の衣装をもとに描かれています。
画面中央では、きらびやかな金糸の刺繍が施された豪華なトルコ風の衣装をまとった女性が、クッションの上にどっしりと腰掛けています。
彼女は右手に一枚の「扇」をすっきりと持ち、少しうつむきながらこちらを見つめています。
彼女の肩からは、縁に白い毛皮がついた豪華な黄色のロングマントがすっきりと、あるいは綺麗に羽織られています。
頭頂部には、大きな羽飾りがついた伝統的な異国の帽子が細密に表現されています。
漆黒の背景と、彼女の白い肌や衣装に差し込む柔らかな光の明暗表現が、ロココ期独特の優雅でミステリアスな佇まいを綺麗に引き立てています。 -
フランソワ・ブーシェ 『オダリスク』
1752年に制作された、ロココ期の巨匠フランソワ・ブーシェによる、あまりにも高名な官能美の傑作です。
画面中央では、純白の薄衣をまとい、ふくよかな臀部を大胆に覗かせた美しい裸婦(金髪のオダリスク)が、豪華な青い長椅子のうえにうつ伏せでどっしりと横たわっています。
彼女は左手を顎にそっと添えながら、すっきりと、あるいは物憂げな表情で画面の手前を見つめています。
画面の左下をよく覗き込むと、小さなテーブルの上に、精緻な装飾が施された「金属製の香炉」のシルエットが細密に表現されています。
背後を覆う重厚な青いカーテンと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の白く艶やかな肉体美を綺麗に浮かび上がらせています。 -
白い巨大な壁面には、部屋の大部分を占めるほどの圧倒的なスケールを誇る歴史画の超大作が、すっきりと、あるいはダイナミックに飾られています。
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ジャン・レストゥー(2世) 『聖霊降臨(ペンテコステ)』
圧倒的なスケールを誇る巨大な歴史画の正面カットです。
1732年にパリのサン=ドニ修道院の食堂のために制作された、ジャン・レストゥーの最高傑作とされるキリスト教歴史画です。
キリストの昇天後、集まって祈る使徒たちの上に聖霊が下る新約聖書の一幕を描いています。
画面中央の高い祭壇の上には、鮮やかな青いマントをまとった聖母マリアが、すっきりと手を胸に当てて天を仰いでいます。
彼女の頭上を覗き込むと、まばゆい天の光とともに「聖霊の鳩」のシルエットが細密に表現されています。
マリアの左右や手前の階段のふもとには、頭上に小さな「炎」を戴き、驚きや感動に震えてひざまずく十二使徒や信者たちのポーズがダイナミックに描写されています。
画面の左端には、神殿の壮麗さを物語る巨大な大理石の円柱がどっしりとそびえ立っています。
背景の建築パノラマと、天から差し込む柔らかな光の明暗表現が、聖書の奇跡の瞬間を綺麗に引き立てています。 -
フランソワ・ブーシェ 『エウロペの誘拐』
最高神ゼウスが白い雄牛に変身し、王女を連れ去るギリシャ神話のロココ歴史画です。
画面中央では、美しい王女エウロペが白い雄牛の背に優雅にどっしりと腰掛けています。左側には侍女たちが、右下の海中には海神トリトンやニンフたちがすっきりと描写されています。
頭上の空には、宙を舞う愛らしい無数の「有翼のキューピッド」が細密に配置されています。背景の豊かな木々と差し込む柔らかな光の明暗表現が、神話の世界を綺麗に引き立てています。
つづく
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旅行記グループ オランダ,チェコ,フランス,ドバイ周遊34日の旅-11
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