パリ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
:.。ル・シュエールの神話世界から、ル・ナン兄弟の日常、そしてシャンパーニュの晩餐へ.。:<br /><br />今回の舞台は、ルーヴル美術館のシュリー翼3階(17世紀フランス絵画エリア)です。全31枚の写真とともに、バロックと古典主義の傑作を巡る極上ルートを3つの見どころでご紹介します。<br /><br />【前半】麗しきミューズたちと、神話の調和(1~12番)「ルーム826」からスタート。ユスターシュ・ル・シュエールによる『ミューズたちの部屋』の連作や、クロード・ロランの『パルナッソス山のアポロン』など、上品な色彩と柔らかな光が調和した端正な世界をじっくりと辿ります。<br /><br />【中盤】カラヴァッジョ派の心理戦と、素朴な農民の日常(13~26番)「ルーム822」へ移動。ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの最高傑作『ダイヤのエースを持ついかさま師』の緊迫した騙し合いや、ル・ナン兄弟が描く『鍛冶屋の仕事場』など、深い闇と光が織りなすリアルな人間ドラマを堪能します。<br /><br />【後半】格式高い集団肖像画と、厳かな晩餐の奇跡(27~31番)旅のしめくくりは、「ルーム913」のフィリップ・ド・シャンパーニュのエリアへ。『パリの市参事会員たち』や、代表作『最後の晩餐』、そして画家の風格が漂う『自画像』を巡り、深い静寂と格式高い美しさで旅をすっきりと締めくくります。<br /><br /><br />全体の大まかな行程は以下になります。<br /><br />今日は,★☆★です (^^)/<br /><br />4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒<br />4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光<br />4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光<br />4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光<br />4/17(木) ギートホルン観光<br />4/18(金) キューケンホフ観光<br />4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動<br />4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光<br />4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光<br />4/22(火) ハーグ観光<br />4/23(水) プラハへ移動とプチ観光<br />4/24(木) プラハ観光+コンサート<br />4/25(金) プラハ観光+コンサート <br />4/26(土) プラハ観光<br />4/27(日) プラハ観光<br />4/28(月) プラハ観光<br />4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光<br />4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動<br />5/1(木) パリへ移動,観光<br /><br />★☆★5/2(金) パリ観光<br /><br />5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光<br />5/4(日) パリ観光<br />5/5(月) 体調不良により観光無し<br />5/6(火) 体調不良により観光無し <br />5/7(水) パリ観光<br />5/8(木) シャルトルへ移動・観光<br />5/9(金) パリ観光<br />5/10(土) パリ観光<br />5/11(日) パリ観光<br />5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光<br />5/13(火) パリ観光<br />5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動<br />5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発<br />5/16(金) 成田着

311。*:.。オランダ,チェコ,フランス35日間の旅 ☆パリ-50 ルーブル-47☆.。.:* 

6いいね!

2025/05/02 - 2025/05/02

-位(同エリア17276件中)

mitsu

mitsuさん

:.。ル・シュエールの神話世界から、ル・ナン兄弟の日常、そしてシャンパーニュの晩餐へ.。:

今回の舞台は、ルーヴル美術館のシュリー翼3階(17世紀フランス絵画エリア)です。全31枚の写真とともに、バロックと古典主義の傑作を巡る極上ルートを3つの見どころでご紹介します。

【前半】麗しきミューズたちと、神話の調和(1~12番)「ルーム826」からスタート。ユスターシュ・ル・シュエールによる『ミューズたちの部屋』の連作や、クロード・ロランの『パルナッソス山のアポロン』など、上品な色彩と柔らかな光が調和した端正な世界をじっくりと辿ります。

【中盤】カラヴァッジョ派の心理戦と、素朴な農民の日常(13~26番)「ルーム822」へ移動。ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの最高傑作『ダイヤのエースを持ついかさま師』の緊迫した騙し合いや、ル・ナン兄弟が描く『鍛冶屋の仕事場』など、深い闇と光が織りなすリアルな人間ドラマを堪能します。

【後半】格式高い集団肖像画と、厳かな晩餐の奇跡(27~31番)旅のしめくくりは、「ルーム913」のフィリップ・ド・シャンパーニュのエリアへ。『パリの市参事会員たち』や、代表作『最後の晩餐』、そして画家の風格が漂う『自画像』を巡り、深い静寂と格式高い美しさで旅をすっきりと締めくくります。


全体の大まかな行程は以下になります。

今日は,★☆★です (^^)/

4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート 
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光

★☆★5/2(金) パリ観光

5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し 
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ユスターシュ・ル・シュエール 『ジュピターにアモールを紹介するヴィーナス』<br />引き続きフランス古典主義の名作が集まるシュリー翼3階の「ルーム826」です。<br /><br />17世紀の画家ユスターシュ・ル・シュエールが手がけた、ギリシャ神話を描いた歴史画です。<br />画面の右側では、青い布をまとった美しき女神ヴィーナスが、幼い息子の愛の神アモールを腕に抱いています。<br />画面の左側へと目を向けると、湧き立つ暗い雲の上に、最高神ジュピターがどっしりと腰掛けています。<br />ジュピターの隣には、三叉の矛を手にした海の神ネプチューンが配置されています。<br />天上の神々が集う神聖な場面を、すっきりと、あるいは端正な構図で描き出した大作です。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『ジュピターにアモールを紹介するヴィーナス』
    引き続きフランス古典主義の名作が集まるシュリー翼3階の「ルーム826」です。

    17世紀の画家ユスターシュ・ル・シュエールが手がけた、ギリシャ神話を描いた歴史画です。
    画面の右側では、青い布をまとった美しき女神ヴィーナスが、幼い息子の愛の神アモールを腕に抱いています。
    画面の左側へと目を向けると、湧き立つ暗い雲の上に、最高神ジュピターがどっしりと腰掛けています。
    ジュピターの隣には、三叉の矛を手にした海の神ネプチューンが配置されています。
    天上の神々が集う神聖な場面を、すっきりと、あるいは端正な構図で描き出した大作です。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『クリオ、エウテルペ、タレイア(ミューズたち)』<br /><br />画面中央では、鮮やかな青とピンクの衣服をまとったミューズが腰掛けています。彼女は右手を掲げ、正三角形の形をした金属製のトライアングルをすっきりと持っています。<br />背景には豊かな緑の木々がどっしりとそびえ立っています。<br />画面の左奥には、穏やかな白い雲が広がるパノラマのような美しい青空が描かれています。<br />オーバルの構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の知的な表情を格調高く引き立てています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『クリオ、エウテルペ、タレイア(ミューズたち)』

    画面中央では、鮮やかな青とピンクの衣服をまとったミューズが腰掛けています。彼女は右手を掲げ、正三角形の形をした金属製のトライアングルをすっきりと持っています。
    背景には豊かな緑の木々がどっしりとそびえ立っています。
    画面の左奥には、穏やかな白い雲が広がるパノラマのような美しい青空が描かれています。
    オーバルの構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の知的な表情を格調高く引き立てています。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『メルポメネ、エラト、ポリュムニア』<br /><br />画面の左側では、黄茶色の衣服をまとったミューズがどっしりと腰掛けています。画面中央の奥へと目を向けると、頭に冠を戴いたもう一人の人物が横笛をすっきりと奏でています。<br />手前(画面中央の下側)には、鮮やかな青い布を広げて地面に座る女性の背中が描写されています。<br />彼女は右手をすっきりと伸ばし、人間の顔の形をした小さな「仮面」を手に持っています。<br /><br />背景に広がる深く暗い森の木々と、右奥に見えるパノラマのような山々が、神話世界ののどかな空気を格調高く引き立てています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『メルポメネ、エラト、ポリュムニア』

    画面の左側では、黄茶色の衣服をまとったミューズがどっしりと腰掛けています。画面中央の奥へと目を向けると、頭に冠を戴いたもう一人の人物が横笛をすっきりと奏でています。
    手前(画面中央の下側)には、鮮やかな青い布を広げて地面に座る女性の背中が描写されています。
    彼女は右手をすっきりと伸ばし、人間の顔の形をした小さな「仮面」を手に持っています。

    背景に広がる深く暗い森の木々と、右奥に見えるパノラマのような山々が、神話世界ののどかな空気を格調高く引き立てています。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『ウラニア(天文学のミューズ)』<br /><br />画面中央では、白い衣服と鮮やかな赤いマントをまとったミューズが腰掛けています。<br />彼女は右手をすっきりと上へと掲げ、左手には天測用のコンパスを持っています。彼女の左腕のふもと(画面右下)には、星座が細密に描かれた「大きな天球儀」がどっしりと配置されています。<br />背景には一本の大きな木がそびえ立ち、画面の左側には淡い白い雲が広がるパノラマのような青空が描かれています。<br /><br />オーバルの構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の白く美しい肌を格調高く引き立てています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『ウラニア(天文学のミューズ)』

    画面中央では、白い衣服と鮮やかな赤いマントをまとったミューズが腰掛けています。
    彼女は右手をすっきりと上へと掲げ、左手には天測用のコンパスを持っています。彼女の左腕のふもと(画面右下)には、星座が細密に描かれた「大きな天球儀」がどっしりと配置されています。
    背景には一本の大きな木がそびえ立ち、画面の左側には淡い白い雲が広がるパノラマのような青空が描かれています。

    オーバルの構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の白く美しい肌を格調高く引き立てています。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『ミューズたちの部屋』<br /><br />ユスターシュ・ル・シュエールによるミューズ(女神)たちの連作がすっきりと並んでいます。<br /><br />

    ユスターシュ・ル・シュエール 『ミューズたちの部屋』

    ユスターシュ・ル・シュエールによるミューズ(女神)たちの連作がすっきりと並んでいます。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『ジュピターにアモールを紹介するヴィーナス』<br /><br />画面の左手前では、ピンクとオレンジの衣服をまとった美しき女神ヴィーナスが、愛の神アモール(キューピッド)を優しく案内しています。<br />画面の右側へと目を向けると、湧き立つ大きな黒雲の上に、最高神ジュピターがどっしりと腰掛けています。<br />上部の中央には、羽のついた帽子と杖を持った神々の使者メルクリウスがすっきりと舞い降りています。<br /><br />天上の神々が集う神聖な場面を、澄み渡る青空を背景に、柔らかな光の明暗表現で綺麗に描き出しています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『ジュピターにアモールを紹介するヴィーナス』

    画面の左手前では、ピンクとオレンジの衣服をまとった美しき女神ヴィーナスが、愛の神アモール(キューピッド)を優しく案内しています。
    画面の右側へと目を向けると、湧き立つ大きな黒雲の上に、最高神ジュピターがどっしりと腰掛けています。
    上部の中央には、羽のついた帽子と杖を持った神々の使者メルクリウスがすっきりと舞い降りています。

    天上の神々が集う神聖な場面を、澄み渡る青空を背景に、柔らかな光の明暗表現で綺麗に描き出しています。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『テルプシコラ、ポリュムニア、エルペ』<br /><br />壁面中央に飾られていた作品の美しい正面カットです。<br />画面の左側では、黄色の衣服をまとったミューズが腰掛け、開いた楽譜を静かに見つめています。<br />画面の右側へと目を向けると、鮮やかな青い衣服を着たミューズが、大きなヴィオラ・ダ・ガンバをすっきりと構えています。<br />彼女たちの間には、もう一人のミューズが寄り添い、楽しげに語らうポーズを見せています。<br /><br />背景の豊かな緑の木々と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女たちの優美な佇まいを引き立てています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『テルプシコラ、ポリュムニア、エルペ』

    壁面中央に飾られていた作品の美しい正面カットです。
    画面の左側では、黄色の衣服をまとったミューズが腰掛け、開いた楽譜を静かに見つめています。
    画面の右側へと目を向けると、鮮やかな青い衣服を着たミューズが、大きなヴィオラ・ダ・ガンバをすっきりと構えています。
    彼女たちの間には、もう一人のミューズが寄り添い、楽しげに語らうポーズを見せています。

    背景の豊かな緑の木々と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女たちの優美な佇まいを引き立てています。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『カリオペ(叙事詩のミューズ)』<br /><br />壁面右側に飾られていた作品の美しい正面カットです。<br />画面中央では、白い衣服に鮮やかな赤いマントをまとったミューズが静かに腰掛けています。<br />彼女は両手をすっきりと前に伸ばし、大きな「ハープ」を優美に奏でています。<br />背景には豊かな緑の木々がどっしりと描かれ、左奥には遠くの山々へと視線が抜けるパノラマのような空が広がっています。<br /><br />オーバルの構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の真剣な表情を綺麗に浮かび上がらせています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『カリオペ(叙事詩のミューズ)』

    壁面右側に飾られていた作品の美しい正面カットです。
    画面中央では、白い衣服に鮮やかな赤いマントをまとったミューズが静かに腰掛けています。
    彼女は両手をすっきりと前に伸ばし、大きな「ハープ」を優美に奏でています。
    背景には豊かな緑の木々がどっしりと描かれ、左奥には遠くの山々へと視線が抜けるパノラマのような空が広がっています。

    オーバルの構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の真剣な表情を綺麗に浮かび上がらせています。

  • クロード・ロラン 『パルナッソス山のミューズたちとアポロン(理想風景)』

    クロード・ロラン 『パルナッソス山のミューズたちとアポロン(理想風景)』

  • クロード・ロラン 『パルナッソス山のミューズたちとアポロン』<br /><br />画面の右側では、円柱が美しく立ち並ぶ神殿のふもとに、赤いマントをまとったアポロンがどっしりと佇んでいます。<br />画面中央の手前には、楽器や本を手にして集まるミューズたちの姿がすっきりと描写されています。<br />画面の左奥へと目を向けると、淡い白い雲が広がる青空の下、遠く霞む山々と平原が広がっています。<br /><br />水平線から差し込む柔らかな光の明暗表現が、往時の古代神話世界ののどかな風景に美しい立体感を与えています。

    クロード・ロラン 『パルナッソス山のミューズたちとアポロン』

    画面の右側では、円柱が美しく立ち並ぶ神殿のふもとに、赤いマントをまとったアポロンがどっしりと佇んでいます。
    画面中央の手前には、楽器や本を手にして集まるミューズたちの姿がすっきりと描写されています。
    画面の左奥へと目を向けると、淡い白い雲が広がる青空の下、遠く霞む山々と平原が広がっています。

    水平線から差し込む柔らかな光の明暗表現が、往時の古代神話世界ののどかな風景に美しい立体感を与えています。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『アモールを諭すヴィーナス』<br /><br />画面の左側では、青い布をまとった美しき女神ヴィーナスが、湧き立つ暗い雲の上にどっしりと横たわっています。<br />彼女は右手をすっきりと前に伸ばし、我が子であるアモールを指差して静かに諭しています。<br />画面の右側へと目を向けると、もう一人の女性がひざまずき、幼いアモールを優しく腕に抱いています。<br />彼女たちの間には、頬杖をついて深く憂いる別の神話の登場人物の姿がすっきりと描写されています。<br /><br />天上の雲の上を舞台にした神聖な一幕を、横長の構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現で綺麗に描き出しています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『アモールを諭すヴィーナス』

    画面の左側では、青い布をまとった美しき女神ヴィーナスが、湧き立つ暗い雲の上にどっしりと横たわっています。
    彼女は右手をすっきりと前に伸ばし、我が子であるアモールを指差して静かに諭しています。
    画面の右側へと目を向けると、もう一人の女性がひざまずき、幼いアモールを優しく腕に抱いています。
    彼女たちの間には、頬杖をついて深く憂いる別の神話の登場人物の姿がすっきりと描写されています。

    天上の雲の上を舞台にした神聖な一幕を、横長の構図の中に、差し込む柔らかな光の明暗表現で綺麗に描き出しています。

  • ユスターシュ・ル・シュエール 『ジュピターから雷を盗むアモール』<br /><br />画面の上方では、大きな羽を広げた愛の神アモールが、すっきりと宙に舞い上がっています。<br />彼は最高神ジュピターから盗み出した、神の武器である「稲妻」を右手にしっかりと握りしめています。<br />画面の左下へと目を向けると、青い布をまとった女神が驚きの表情で天を見上げ、右手を大きく掲げています。<br />その隣(画面中央から右下にかけて)には、川の神々やニンフたちが岩肌にどっしりと腰掛け、その様子を見つめています。<br /><br />オーバルの構図の中に描かれたドラマチックな神話の一幕を、柔らかな光の明暗表現で綺麗に映し出しています。

    ユスターシュ・ル・シュエール 『ジュピターから雷を盗むアモール』

    画面の上方では、大きな羽を広げた愛の神アモールが、すっきりと宙に舞い上がっています。
    彼は最高神ジュピターから盗み出した、神の武器である「稲妻」を右手にしっかりと握りしめています。
    画面の左下へと目を向けると、青い布をまとった女神が驚きの表情で天を見上げ、右手を大きく掲げています。
    その隣(画面中央から右下にかけて)には、川の神々やニンフたちが岩肌にどっしりと腰掛け、その様子を見つめています。

    オーバルの構図の中に描かれたドラマチックな神話の一幕を、柔らかな光の明暗表現で綺麗に映し出しています。

  • ジョルジュ・ド・ラ・トゥールなどの壁面展示お部屋は、17世紀フランスの「夜の画家」たちの名作が集まるシュリー翼3階の「ルーム822」へ移りました。<br /><br />美しい装飾額縁に収められた、劇的な明暗対比が光る3枚の絵画がすっきりと横一列に並んでいます。

    ジョルジュ・ド・ラ・トゥールなどの壁面展示お部屋は、17世紀フランスの「夜の画家」たちの名作が集まるシュリー翼3階の「ルーム822」へ移りました。

    美しい装飾額縁に収められた、劇的な明暗対比が光る3枚の絵画がすっきりと横一列に並んでいます。

  • ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 『聖トマス』<br /><br />左側に飾られていた作品の美しい正面カットです。<br />画面中央には、頭頂部がはげ上がった顎髭のある年老いた聖トマスの姿がすっきりと描写されています。<br />彼は右手に、自身の殉教のシンボルである大きな「槍の刃」をしっかりと握りしめています。<br />左手には古い本をどっしりと抱え、青いマントを肩に羽織って深く物思いにふけっています。<br /><br />漆黒の背景と、右側から差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼の知的な表情や衣服の質感を鮮やかに引き立てています。

    ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 『聖トマス』

    左側に飾られていた作品の美しい正面カットです。
    画面中央には、頭頂部がはげ上がった顎髭のある年老いた聖トマスの姿がすっきりと描写されています。
    彼は右手に、自身の殉教のシンボルである大きな「槍の刃」をしっかりと握りしめています。
    左手には古い本をどっしりと抱え、青いマントを肩に羽織って深く物思いにふけっています。

    漆黒の背景と、右側から差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼の知的な表情や衣服の質感を鮮やかに引き立てています。

  • ル・ナン兄弟 『幸福な家族』<br /><br />画面中央には、白いクロスが掛けられたテーブルが置かれています。<br />その奥では、帽子をかぶった父親がグラスを手に持ち、どっしりと腰掛けています。<br />画面の右側へと目を向けると、母親が生まれたばかりの幼子を愛おしそうに腕に抱いています。<br />画面の左側には、椅子に腰掛けて静かに佇む老女や、その背後で見守る少年の姿がすっきりと描写されています。<br /><br />素朴な農民家族の平穏な一幕を、衣服の細密な質感と柔らかな光の明暗表現で綺麗に映し出しています。

    ル・ナン兄弟 『幸福な家族』

    画面中央には、白いクロスが掛けられたテーブルが置かれています。
    その奥では、帽子をかぶった父親がグラスを手に持ち、どっしりと腰掛けています。
    画面の右側へと目を向けると、母親が生まれたばかりの幼子を愛おしそうに腕に抱いています。
    画面の左側には、椅子に腰掛けて静かに佇む老女や、その背後で見守る少年の姿がすっきりと描写されています。

    素朴な農民家族の平穏な一幕を、衣服の細密な質感と柔らかな光の明暗表現で綺麗に映し出しています。

  • ル・ナン兄弟 『鍛冶屋の仕事場』<br /><br />画面中央では、鮮やかな赤い上着を着た若い鍛冶職人が、大きな金床(アンビル)の前にどっしりと立っています。<br />画面の右側へと目を向けると、帽子をかぶった年配の男性や、白い頭巾をまとった女性たちが静かに腰掛けています。<br />画面の左奥を覗き込むと、激しく赤々と燃え盛る職場の炉の炎の光が、室内にすっきりと広がっています。<br /><br />職人たちの力強い佇まいを、暗い仕事場の中に差し込む炎の柔らかな明暗表現でドラマチックに浮かび上がらせています。

    ル・ナン兄弟 『鍛冶屋の仕事場』

    画面中央では、鮮やかな赤い上着を着た若い鍛冶職人が、大きな金床(アンビル)の前にどっしりと立っています。
    画面の右側へと目を向けると、帽子をかぶった年配の男性や、白い頭巾をまとった女性たちが静かに腰掛けています。
    画面の左奥を覗き込むと、激しく赤々と燃え盛る職場の炉の炎の光が、室内にすっきりと広がっています。

    職人たちの力強い佇まいを、暗い仕事場の中に差し込む炎の柔らかな明暗表現でドラマチックに浮かび上がらせています。

  • ル・ナン兄弟 『勝利の寓意』<br /><br />1635年頃に制作された、バロック期のフランスを代表するル・ナン兄弟による非常に珍しい寓意画(シンボル画)です。<br /><br />画面中央には、大きな翼を持ち、兜を頭に戴いた「勝利の女神」の裸婦像がまっすぐに立ち上がっています。<br />彼女は右手に、勝利の栄誉を象徴する一本の「椰子の葉」をすっきりと持っています。<br />彼女の足元には、女神に踏みつけられ、地面にどっしりと仰向けに倒れ込む敗者の男性の姿が描写されています。<br /><br />背景に広がる夕暮れ時のパノラマのような空と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、勝利のドラマを鮮やかに際立たせています。

    ル・ナン兄弟 『勝利の寓意』

    1635年頃に制作された、バロック期のフランスを代表するル・ナン兄弟による非常に珍しい寓意画(シンボル画)です。

    画面中央には、大きな翼を持ち、兜を頭に戴いた「勝利の女神」の裸婦像がまっすぐに立ち上がっています。
    彼女は右手に、勝利の栄誉を象徴する一本の「椰子の葉」をすっきりと持っています。
    彼女の足元には、女神に踏みつけられ、地面にどっしりと仰向けに倒れ込む敗者の男性の姿が描写されています。

    背景に広がる夕暮れ時のパノラマのような空と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、勝利のドラマを鮮やかに際立たせています。

  • ル・ナン兄弟 『音楽の集い』<br /><br />1640年代に制作された、当時の高貴な知識人たちの肖像と風俗を融合させた名作です。<br />画面中央には、緑色のクロスが掛けられた大きなテーブルを囲み、複数の男性たちがどっしりと腰掛けています。<br />テーブルの右側へと目を向けると、縞模様の衣装を着た男性が大きな「リュート」をすっきりと抱えて演奏しています。<br />その周りには、当時の最高級の白いレースの襞襟をまとった紳士たちの姿が細密に描写されています。<br /><br />背後を飾る金唐革の豪華な壁紙と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、集う人々の知的な佇まいを引き立てています。

    ル・ナン兄弟 『音楽の集い』

    1640年代に制作された、当時の高貴な知識人たちの肖像と風俗を融合させた名作です。
    画面中央には、緑色のクロスが掛けられた大きなテーブルを囲み、複数の男性たちがどっしりと腰掛けています。
    テーブルの右側へと目を向けると、縞模様の衣装を着た男性が大きな「リュート」をすっきりと抱えて演奏しています。
    その周りには、当時の最高級の白いレースの襞襟をまとった紳士たちの姿が細密に描写されています。

    背後を飾る金唐革の豪華な壁紙と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、集う人々の知的な佇まいを引き立てています。

  • ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 『ダイヤのエースを持ついかさま師』<br /><br />画面中央には、豪華な衣装をまとってこちらを静かに見つめる、高級娼婦の姿がどっしりと腰掛けています。<br />画面の左側へと目を向けると、背中にカードを隠した「いかさま師」の男がすっきりと描写されています。<br />いかさま師の隣(画面中央の上部)には、ワイングラスを手にした侍女が寄り添い、視線で合図を送っています。<br />画面の右側には、自分の手札に集中する、騙されている最中の世間知らずな「裕福な若者」の姿が配置されています。<br /><br />漆黒の背景の中から差し込む柔らかな光の明暗表現が、登場人物たちの間で交わされるスリリングな心理戦を浮かび上がらせています。

    ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 『ダイヤのエースを持ついかさま師』

    画面中央には、豪華な衣装をまとってこちらを静かに見つめる、高級娼婦の姿がどっしりと腰掛けています。
    画面の左側へと目を向けると、背中にカードを隠した「いかさま師」の男がすっきりと描写されています。
    いかさま師の隣(画面中央の上部)には、ワイングラスを手にした侍女が寄り添い、視線で合図を送っています。
    画面の右側には、自分の手札に集中する、騙されている最中の世間知らずな「裕福な若者」の姿が配置されています。

    漆黒の背景の中から差し込む柔らかな光の明暗表現が、登場人物たちの間で交わされるスリリングな心理戦を浮かび上がらせています。

  • ジャン・ル・クレール 『夜の集い』<br /><br />画面中央には、大きな木製テーブルを囲んで集まる紳士たちの姿がどっしりと描写されています。<br />画面の右側へと目を向けると、鮮やかな赤いマントを羽織った若者が椅子に腰掛け、こちらを静かに見つめています。<br />テーブルの奥には、パイプを手にしてタバコを吹かす男性や、中央で小さな「蝋燭」を持つ人物が配置されています。<br />画面の左手前をよく覗き込むと、黒い上着を着た男性が深く身をかがめ、テーブルに突っ伏して眠っています。<br /><br />暗い室内のなか、一本の蝋燭の炎から広がる柔らかな光の明暗表現が、夜の集いの怪しげな雰囲気を綺麗に浮かび上がらせています。

    ジャン・ル・クレール 『夜の集い』

    画面中央には、大きな木製テーブルを囲んで集まる紳士たちの姿がどっしりと描写されています。
    画面の右側へと目を向けると、鮮やかな赤いマントを羽織った若者が椅子に腰掛け、こちらを静かに見つめています。
    テーブルの奥には、パイプを手にしてタバコを吹かす男性や、中央で小さな「蝋燭」を持つ人物が配置されています。
    画面の左手前をよく覗き込むと、黒い上着を着た男性が深く身をかがめ、テーブルに突っ伏して眠っています。

    暗い室内のなか、一本の蝋燭の炎から広がる柔らかな光の明暗表現が、夜の集いの怪しげな雰囲気を綺麗に浮かび上がらせています。

  • ル・ナン兄弟(あるいは、ジャン・ル・クレール) 『聖ペテロの否認』<br /><br />画面中央には、鮮やかな青い衣服をまとい、白髭を蓄えた年老いた聖ペテロの姿がどっしりと描写されています。<br />画面の左側へと目を向けると、若い女性が佇み、ペテロを静かに指差して問い詰めています。<br />ペテロは驚きの表情を浮かべながら、右手をすっきりと前に伸ばし、キリストの弟子であることを否認しています。<br />画面の右側には、その様子を神妙な面持ちで見つめる、甲冑を着た兵士のシルエットが配置されています。<br /><br />漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、夜のなかに漂う登場人物たちの緊迫した心理ドラマを綺麗に浮かび上がらせています。

    ル・ナン兄弟(あるいは、ジャン・ル・クレール) 『聖ペテロの否認』

    画面中央には、鮮やかな青い衣服をまとい、白髭を蓄えた年老いた聖ペテロの姿がどっしりと描写されています。
    画面の左側へと目を向けると、若い女性が佇み、ペテロを静かに指差して問い詰めています。
    ペテロは驚きの表情を浮かべながら、右手をすっきりと前に伸ばし、キリストの弟子であることを否認しています。
    画面の右側には、その様子を神妙な面持ちで見つめる、甲冑を着た兵士のシルエットが配置されています。

    漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、夜のなかに漂う登場人物たちの緊迫した心理ドラマを綺麗に浮かび上がらせています。

  • ギー・フランソワ 『悔悛する聖マグダラのマリア』<br /><br />画面中央では、白い衣服に鮮やかな赤いマントをまとった聖マグダラのマリアが、すっきりと天を見上げています。<br />彼女の左手の下には、人間の「頭蓋骨」がどっしりと配置されています。<br />手前のテーブルの上には、文字が細密に書かれた大きな古い「開いた本」が描写されています。<br />画面の右奥の暗闇をよく覗き込むと、細い一本の「十字架」のシルエットが静かにそびえ立っています。<br /><br />漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の祈りと悔悛の表情を綺麗に浮かび上がらせています。

    ギー・フランソワ 『悔悛する聖マグダラのマリア』

    画面中央では、白い衣服に鮮やかな赤いマントをまとった聖マグダラのマリアが、すっきりと天を見上げています。
    彼女の左手の下には、人間の「頭蓋骨」がどっしりと配置されています。
    手前のテーブルの上には、文字が細密に書かれた大きな古い「開いた本」が描写されています。
    画面の右奥の暗闇をよく覗き込むと、細い一本の「十字架」のシルエットが静かにそびえ立っています。

    漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の祈りと悔悛の表情を綺麗に浮かび上がらせています。

  • フランソワ・ペリエ 『ラザロの復活』<br /><br />画面の左下では、白い布を身にまとって墓から起き上がるラザロの姿が描写されています。<br />画面中央の少し左奥には、青いマントを着たイエス・キリストが立ち、右手をすっきりと伸ばして奇跡を起こしています。<br />ラザロの手前には、ピンク色の衣服をまとってひざまずき、深く感謝を捧げる姉妹マリアの姿が配置されています。<br />彼らの周りには、突然の奇跡の瞬間に驚き、あるいは見守る使徒や群衆のシルエットが細密に表現されています。<br /><br />画面の右奥に見えるのどかな風景のパノラマと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、神聖な物語を綺麗に引き立てています。

    フランソワ・ペリエ 『ラザロの復活』

    画面の左下では、白い布を身にまとって墓から起き上がるラザロの姿が描写されています。
    画面中央の少し左奥には、青いマントを着たイエス・キリストが立ち、右手をすっきりと伸ばして奇跡を起こしています。
    ラザロの手前には、ピンク色の衣服をまとってひざまずき、深く感謝を捧げる姉妹マリアの姿が配置されています。
    彼らの周りには、突然の奇跡の瞬間に驚き、あるいは見守る使徒や群衆のシルエットが細密に表現されています。

    画面の右奥に見えるのどかな風景のパノラマと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、神聖な物語を綺麗に引き立てています。

  • ル・ナン兄弟 『トリックトラックのプレイヤーたち』<br /><br />画面中央には、豪華な東洋風の絨毯が掛けられたテーブルが置かれ、その上でトリックトラックに興じる男たちがどっしりと腰掛けています。<br />画面の左側では、大きな帽子をかぶり、椅子の背もたれに鮮やかな赤いマントを掛けた男性がすっきりと座っています。<br />画面の右側へと目を向けると、灰色の衣服を着て深く腰掛け、手札や盤面を真剣に見つめるプレイヤーの姿が描写されています。<br />彼らの背後には、ゲームの行方を静かに見守る従者や、右奥の扉の前に立つ若い少年のシルエットが細密に表現されています。<br /><br />室内の落ち着いた暗がりと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、当時の人々の静かな私生活の一幕を綺麗に映し出しています。

    ル・ナン兄弟 『トリックトラックのプレイヤーたち』

    画面中央には、豪華な東洋風の絨毯が掛けられたテーブルが置かれ、その上でトリックトラックに興じる男たちがどっしりと腰掛けています。
    画面の左側では、大きな帽子をかぶり、椅子の背もたれに鮮やかな赤いマントを掛けた男性がすっきりと座っています。
    画面の右側へと目を向けると、灰色の衣服を着て深く腰掛け、手札や盤面を真剣に見つめるプレイヤーの姿が描写されています。
    彼らの背後には、ゲームの行方を静かに見守る従者や、右奥の扉の前に立つ若い少年のシルエットが細密に表現されています。

    室内の落ち着いた暗がりと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、当時の人々の静かな私生活の一幕を綺麗に映し出しています。

  • ル・ナン兄弟(マチュー・ル・ナン) 『エマオの晩餐』<br /><br />画面の中央には、純白のテーブルクロスが掛けられた丸いテーブルが置かれています。<br />テーブルの左側では、青い衣服を着たイエス・キリストがすっきりと、あるいは厳かに手を掲げてパンを祝福しています。<br />画面の右側へと目を向けると、白髭を蓄え、杖を手にした年老いた弟子が椅子に腰掛けています。<br />テーブルの奥には、奇跡の瞬間に心を打たれて手を合わせる、別の弟子の姿がどっしりと描写されています。<br />画面の右奥には、開いた扉の向こうに佇む女性や子供たちのシルエットが細密に表現されています。<br /><br />室内の素朴な暗がりの中に差し込む柔らかな光の明暗表現が、神聖な聖書の一幕を綺麗に映し出しています。

    ル・ナン兄弟(マチュー・ル・ナン) 『エマオの晩餐』

    画面の中央には、純白のテーブルクロスが掛けられた丸いテーブルが置かれています。
    テーブルの左側では、青い衣服を着たイエス・キリストがすっきりと、あるいは厳かに手を掲げてパンを祝福しています。
    画面の右側へと目を向けると、白髭を蓄え、杖を手にした年老いた弟子が椅子に腰掛けています。
    テーブルの奥には、奇跡の瞬間に心を打たれて手を合わせる、別の弟子の姿がどっしりと描写されています。
    画面の右奥には、開いた扉の向こうに佇む女性や子供たちのシルエットが細密に表現されています。

    室内の素朴な暗がりの中に差し込む柔らかな光の明暗表現が、神聖な聖書の一幕を綺麗に映し出しています。

  • ル・ナン兄弟 『羊飼いの礼拝』<br /><br />画面中央の下側には、藁のベッドの上に小さく横たわる、生まれたばかりの幼子イエス・キリストの姿が描写されています。<br />幼子の右側には、青いマントをまとった聖母マリアがひざまずき、白い布をすっきりと手に取っています。<br />画面の左側へと目を向けると、杖を手にした筋肉質な逞しい羊飼いの男性が、深く身をかがめて礼拝を捧げています。<br />画面の上方には、湧き立つ暗い雲の上に集まり、文字が書かれた巻物を広げて見下ろす愛らしい有翼の天使たちの姿が細密に表現されています。<br /><br />聖家族を包み込む神聖な暗がりと、天から差し込む柔らかな光の明暗表現が、キリスト誕生の感動的な一幕を綺麗に引き立てています。

    ル・ナン兄弟 『羊飼いの礼拝』

    画面中央の下側には、藁のベッドの上に小さく横たわる、生まれたばかりの幼子イエス・キリストの姿が描写されています。
    幼子の右側には、青いマントをまとった聖母マリアがひざまずき、白い布をすっきりと手に取っています。
    画面の左側へと目を向けると、杖を手にした筋肉質な逞しい羊飼いの男性が、深く身をかがめて礼拝を捧げています。
    画面の上方には、湧き立つ暗い雲の上に集まり、文字が書かれた巻物を広げて見下ろす愛らしい有翼の天使たちの姿が細密に表現されています。

    聖家族を包み込む神聖な暗がりと、天から差し込む柔らかな光の明暗表現が、キリスト誕生の感動的な一幕を綺麗に引き立てています。

  •  ル・ナン兄弟などの壁面展示<br /><br />17世紀フランスの集団肖像画や宗教画がバランスよく壁面に並んでいます。

    ル・ナン兄弟などの壁面展示

    17世紀フランスの集団肖像画や宗教画がバランスよく壁面に並んでいます。

  • フィリップ・ド・シャンパーニュ 『パリの商人のプロヴォと市参事会員たち』<br /><br />1648年に制作された、当時のパリ市政府を代表する指導者たちの姿を一堂に描いた、非常に著名な集団肖像画です。<br />画面中央には、キリストが架けられた小さな「十字架」の立つ立派な木製の祭壇がどっしりと置かれています。<br />祭壇の左側では、鮮やかな赤紫色の豪華なガウンをまとった商人の首長が、すっきりと手を合わせて熱心に祈りを捧げています。<br />彼の周りや右側には、当時の最高級の白いレース襟をつけ、黒い衣服に身を包んだ市参事会員たちが、それぞれ厳かな表情でひざまずいています。<br /><br />背景の落ち着いた暗い空間と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、祭壇を囲む市民指導者たちの圧倒的な格式高さを綺麗に引き立てています。

    フィリップ・ド・シャンパーニュ 『パリの商人のプロヴォと市参事会員たち』

    1648年に制作された、当時のパリ市政府を代表する指導者たちの姿を一堂に描いた、非常に著名な集団肖像画です。
    画面中央には、キリストが架けられた小さな「十字架」の立つ立派な木製の祭壇がどっしりと置かれています。
    祭壇の左側では、鮮やかな赤紫色の豪華なガウンをまとった商人の首長が、すっきりと手を合わせて熱心に祈りを捧げています。
    彼の周りや右側には、当時の最高級の白いレース襟をつけ、黒い衣服に身を包んだ市参事会員たちが、それぞれ厳かな表情でひざまずいています。

    背景の落ち着いた暗い空間と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、祭壇を囲む市民指導者たちの圧倒的な格式高さを綺麗に引き立てています。

  • フィリップ・ド・シャンパーニュ 『ロベール・アルノー・ダンディリーの肖像』<br /><br />1667年に制作された、フランス・バロック期を代表する画家フィリップ・ド・シャンパーニュの晩年の肖像画です。<br />画面中央には、白髪のジャンセニスム作家ロベール・アルノー・ダンディリーの姿が描写されています。<br />彼は黒い衣服に身を包み、こちらを静かに見つめています。<br />首元を飾る真っ白な襟が、すっきりと、あるいは綺麗に表現されています。<br />彼は右手に一本の「巻物」をどっしりと握りしめています。<br /><br />漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼の知的な表情や手の細密な質感を美しく引き立てています。

    フィリップ・ド・シャンパーニュ 『ロベール・アルノー・ダンディリーの肖像』

    1667年に制作された、フランス・バロック期を代表する画家フィリップ・ド・シャンパーニュの晩年の肖像画です。
    画面中央には、白髪のジャンセニスム作家ロベール・アルノー・ダンディリーの姿が描写されています。
    彼は黒い衣服に身を包み、こちらを静かに見つめています。
    首元を飾る真っ白な襟が、すっきりと、あるいは綺麗に表現されています。
    彼は右手に一本の「巻物」をどっしりと握りしめています。

    漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼の知的な表情や手の細密な質感を美しく引き立てています。

  • フィリップ・ド・シャンパーニュ 『最後の晩餐』<br /><br />画面中央には、薄青いテーブルクロスが掛けられた長い木製テーブルがどっしりと置かれています。<br />テーブルの中央奥には、青いマントをまとったイエス・キリストがすっきりと、あるいは厳かに腰掛けています。<br />キリストの左右には、キリストが告げた「あなたがたのうちの一人が私を裏切る」という言葉に驚き、あるいは議論を交わす十二使徒たちの姿が描写されています。画面の手前中央の床には、細いシルエットの「金属製の水差し」が静かに配置されています。<br />画面の右下には、旅の荷物や水瓶が細密に表現されています。<br /><br />室内の落ち着いた暗がりと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、聖書を代表する厳粛なドラマを綺麗に引き立てています。

    フィリップ・ド・シャンパーニュ 『最後の晩餐』

    画面中央には、薄青いテーブルクロスが掛けられた長い木製テーブルがどっしりと置かれています。
    テーブルの中央奥には、青いマントをまとったイエス・キリストがすっきりと、あるいは厳かに腰掛けています。
    キリストの左右には、キリストが告げた「あなたがたのうちの一人が私を裏切る」という言葉に驚き、あるいは議論を交わす十二使徒たちの姿が描写されています。画面の手前中央の床には、細いシルエットの「金属製の水差し」が静かに配置されています。
    画面の右下には、旅の荷物や水瓶が細密に表現されています。

    室内の落ち着いた暗がりと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、聖書を代表する厳粛なドラマを綺麗に引き立てています。

  • フィリップ・ド・シャンパーニュ 『自画像』<br /><br />1668年に制作された、フランス・バロック期を代表する画家フィリップ・ド・シャンパーニュの極めて有名な自画像です。<br />画面中央には、長い髪と口髭を蓄えた画家の姿が描写されています。<br />彼は黒い衣服に身を包み、窓枠のような石の欄干から身を乗り出すようにどっしりと佇んでいます。<br />首元を飾る真っ白な襟が、すっきりと表現されています。手前(画面中央の下側)には、欄干にそっと添えられた彼の右手の指先が細密に表現されています。<br /><br />漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、画家の知的な表情や高い品格を綺麗に浮かび上がらせています。<br /><br />つづく

    フィリップ・ド・シャンパーニュ 『自画像』

    1668年に制作された、フランス・バロック期を代表する画家フィリップ・ド・シャンパーニュの極めて有名な自画像です。
    画面中央には、長い髪と口髭を蓄えた画家の姿が描写されています。
    彼は黒い衣服に身を包み、窓枠のような石の欄干から身を乗り出すようにどっしりと佇んでいます。
    首元を飾る真っ白な襟が、すっきりと表現されています。手前(画面中央の下側)には、欄干にそっと添えられた彼の右手の指先が細密に表現されています。

    漆黒の背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、画家の知的な表情や高い品格を綺麗に浮かび上がらせています。

    つづく

6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フランスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フランス最安 318円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

フランスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP