2025/05/02 - 2025/05/02
-位(同エリア17266件中)
mitsuさん
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- クチコミ18件
- Q&A回答26件
- 371,095アクセス
- フォロワー147人
*:.。巨匠レンブラントの魂から、光あふれる南欧のパノラマへ.☆.。.:*
今回の舞台は、ルーヴル美術館のリシュリュー翼3階(17世紀オランダ・フランドル絵画エリア)です。全31枚の写真とともに、人間の深い内面を見つめる傑作から、旅情あふれる美しいイタリア風風景画へと進む贅沢なルートを、3つの見どころに分けてご紹介します。
【前半】巨匠レンブラントと、光と影のドラマ(1~12番)「ルーム844」を中心にスタート。ヤン・ステーンの宗教画から始まり、ルーヴルが誇るレンブラントの最高傑作『ウープジェン・コピットの肖像』や『水浴のバテシバ』を巡ります。漆黒の背景から浮かび上がる、息をのむような美しい明暗表現をじっくりと辿ります。
【中盤】イタリアの陽光が広がる、壮麗な古代遺跡と旅情(13~21番)お部屋は「ルーム845」の広大な風景画エリアへ。フレデリック・デ・ムシュロンの『狩りへの出発』や、ヤン・ウェーニクスによる地中海の港の景色など、明るい南欧の光を描いた名作を巡ります。画面の奥へと抜ける心地よい奥行きに心が晴れ渡ります。
【後半】躍動する動物たちと、馬を描く名匠の最高峰(22~31番)旅のしめくくりは、さらにのどかな大自然と動物たちの世界へ。メルヒオール・デ・ホンデクーターが描くダイナミックな『家禽の庭に襲いかかる猛禽』や、ワウウェルマンによる『乗馬学校』など、白く輝く美しい馬たちが織りなす極上の職人技の技巧をすっきりと堪能します。
全体の大まかな行程は以下になります。
今日は,★☆★です (^^)/
4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
★☆★5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
多才な巨匠ヤン・ステーンによる宗教画『リベカとエリエゼル』
『旧約聖書』の有名なエピソードを描いています。主人の息子の妻を探す旅に出た召使いエリエゼルが、井戸で水を飲ませてくれた親切な娘リベカと出会う劇的な場面です。
画面中央では、旅の渇きを癒すために、大きな壺から水をゴクゴクと飲むエリエゼルの姿がすっきりと描写されています。
その壺を優しく支えているのが、のちに花嫁となる美しい娘リベカです。
画面の右側をよく覗き込むと、もう1人の女性が石造りの井戸から水を汲み、渇いた羊たちに与える様子が細密に表現されています。
ステーンならではの、衣服のひだに反射する柔らかな光の明暗表現と、登場人物たちの生き生きとした人間味あふれる表情が、画面に素晴らしい親しみやすさを与えている傑作です。 -
フェルディナント・ボルによる大変華やかな傑作『テラスの欄干に寄りかかる夫婦の肖像』
1654年に制作された、アムステルダムの高貴な夫婦の深い絆と幸福を描き出した美しい2連の肖像画です。
画面の左側では、深いグリーンのドレスをまとった美しい妻がテラスの欄干に優しく寄りかかっています。
その右側では、光沢のある赤いマントを羽織った夫が、誇らしげな表情で妻にそっと寄り添っています。
最大の見どころは、画中にちりばめられた「愛と夫婦の絆のシンボル」です。
画面の右下には、愛のシンボルである大輪の「ひまわり」がすっきりと描かれており、手すりに掛けられた美しいオリエンタル風の絨毯の細密な質感描写が、彼らの豊かな暮らしを格調高く表現しています。
背景の左奥に広がるのどかな木々のパノラマと、差し込む柔らかな光の明暗表現が、夫婦のあたたかな佇まいを品格高く引き立てている素晴らしい大作です。 -
細密画の大巨匠ゲリット・ドゥが若き日に手がけた極めて貴重な歴史画『聖母の訪問』
新約聖書に登場する有名なエピソードを描いています。神の子を宿した聖母マリアが、同じく奇跡の妊娠を遂げた親戚の年老いた女性エリサベトを訪ね、互いの喜びを分かち合う感動的な場面です。
画面中央では、美しい青いマントをまとった若いマリアと、頭巾をかぶった年老いたエリサベトがすっきりと抱き合っています。
マリアの背後には夫ヨセフが佇み、右奥の階段の上からはエリサベトの夫ザカリアが二人を温かく見守る様子が描写されています。
最大の見どころは、ドゥの師匠であるレムブラントの影響を強く受けた、劇的な「光と影の明暗表現」です。
画面左側の奥を覗き込むと、うっすらと夕暮れの雲が広がる風景が描かれており、画面に素晴らしい立体感と心地よい奥行きを与えている見事な傑作です。 -
若き天才画家ゴバート・フリンクが1639年に手がけた初期の最高傑作『キリストの誕生を羊飼いたちに告げる天使』
新約聖書ルカによる福音書に登場する、クリスマス(降誕)の極めて有名なエピソードを描いています。夜、ベツレヘムの野原で徹夜で羊の群れを見守っていた素朴な羊飼いたちの元に、救世主イエス・キリストの誕生を知らせるために神の使いが現れる劇的な瞬間です。
画面の左上には、まばゆいばかりの天の光のなかに主なる「天使」と多くの可愛らしい幼子天使たちがダイナミックに姿を現しています。
その神々しい光に照らされて、画面の右側では突然の出来事に驚き、ひれ伏したり頭を抱えたりする羊飼いたちや、夜警の犬の姿がすっきりと描写されています。
フリンクが師匠レンブラントの元を去った直後に描いた記念碑的な作品であり、漆黒の夜の闇と、天から降り注ぐまばゆい光が完璧な明暗のコントラストを生み出しています。
大いなる神秘のドラマを、卓越した職人技の技巧でコンパクトにまとめた素晴らしい大作です。 -
レンブラント・ファン・レインが1634年に手がけた極めて貴重な最高傑作の一つ『ウープジェン・コピットの肖像』
ルーヴル美術館とアムステルダム国立美術館が巨額の予算をかけて共同購入したことで、国際的にも大きな話題となった歴史的な1枚です。
当時アムステルダムの富裕な知識人層であったマールテン・スールマンスとの結婚を記念して、一対の対として描かれた記念碑的な等身大全身肖像画です。
画面中央では、贅沢な黒いシルクやサテンのドレスに身を包み、首元に最高級の精緻な白い「レースの大きな襟」をまとった高貴な妻ウープジェンが、気品高く佇んでいます。
最大の見どころは、レンブラントがこの時期に到達した、白と黒のみで織りなす圧倒的な「質感描写」の職人技です。
右手には高価な黒い扇をすっきりと持ち、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の陶器のように白い肌やドレスの重厚なひだを格調高く浮かび上がらせています。
富の誇りと内面の静かな心理を見事に表現した、お部屋の中でもひときわ高貴な輝きを放つ素晴らしい大作です。 -
レンブラント・ファン・レインが1634年に手がけた最高傑作の一つ『マールテン・スールマンスの肖像』
前の作品(妻ウープジェン)と一対として描かれた、非常に貴重な等身大全身肖像画です 。
当時アムステルダムで絶大な富と権力を誇っていた若き知識人、マールテンの結婚を記念して制作されました。画面中央では、最高級の黒いシルクの衣装をまとい、大きな帽子をかぶった彼が誇らしげに佇んでいます。
最大の見どころは、富と名誉を象徴する豪華な装飾の細密描写です。
首元には精緻な白い「レースの大きな襟」がすっきりと描かれ、足元の靴には当時大流行していた非常に大きなレースのバラ飾りが職人技の技巧でリアルに表現されています。
左手で黒いマントをスマートに払い、右手には高価な手袋をそっと持っています。漆黒の背景のなかから差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼の若々しい表情や衣服の重厚なひだを格調高く浮かび上がらせている、お部屋のなかでもひときわ深い威厳を放つ素晴らしい大作です。 -
レンブラント・ファン・レインが1633年頃に手がけた大変貴重な『自画像』
画家が20代後半の若き日に、アムステルダムで爆発的な名声と富を手に入れた瞬間の自信に満ちた姿を描いた肖像画です。
画面中央では、トレードマークであるウェーブがかった豊かな髪をなびかせ、黒い上着をまとったレンブラントが、こちらを鋭い眼差しですっきりと見つめています。
最大の見どころは、彼の社会的成功を象徴する豪華な「金鎖」の細密描写です。
漆黒の背景の中から差し込む柔らかな光の明暗表現が、画家の強い意志を感じさせる顔立ちや、金鎖のまばゆい輝きを格調高く浮かび上がらせています。
自らの内面を冷静に見つめ直すような、卓越した職人技の技巧が凝縮された素晴らしい小品です。 -
レンブラントの高弟フェルディナント・ボルによるあたたかな家族画『子供をあやす親子の肖像』
当時のオランダの、つつましくも幸福に満ちた家庭の私生活の一幕を優しく描き出した1枚です。
画面中央では、桃色の上着を羽織った母親が、白い産着と頭巾をまとった愛らしい我が子を優しく膝に抱いています。
彼女のすぐ後ろを覗き込むと、父親が身を乗り出し、我が子の成長をとても嬉しそうに微笑みながら見つめる様子がすっきりと描写されています。
子供が右手に「ガラガラ」を掲げて親と見つめ合う姿が細密に表現されています。暗い背景と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、親子の穏やかな表情を品格高く引き立てている素晴らしい名作です。 -
レンブラント・ファン・レインが1640年に手がけた世界的に高名な最高傑作『34歳の自画像』
画家として社会的にも経済的にも頂点に立っていた時期の、圧倒的な気品と風格を描き出した歴史的な自画像です。
画面中央のレンブラントは、当時のオランダ市民の服装ではなく、16世紀のルネサンス期を意識した非常に贅沢な黒い上着と帽子を身にまとっています。
最大の見どころは、右腕を欄干にすっきりと載せ、こちらを冷静に見つめる極めて知的なポーズです。
首元を飾るゴールドの豪華な刺繍の襟が、職人技の細密描写でリアルに表現されています。
暗い背景の中から差し込む柔らかな光の明暗表現が、画家の自信と内面の深みを格調高く浮かび上がらせており、ルーヴル美術館のオランダ絵画エリアの中でもひときわ特別な存在感を放つ素晴らしい大作です。 -
レンブラント・ファン・レインの精神的な深みが最も現れた傑作の一つ『ヘンドリッキェ・ストッフェルスの肖像』
最初の妻を亡くしたあとのレンブラントを公私ともに支え、生涯の後半を共にした最愛の女性ヘンドリッキェを描いた非常に温厚な肖像画です。
画面中央では、豊かな髪を後ろでまとめ、贅沢な毛皮のついた重厚な上着を羽織った彼女が、優しく穏やかな眼差しでこちらをすっきりと見つめています。
最大の見どころは、最愛の女性に向ける画家の温かな光の表現です。
漆黒の背景のなかから差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の白く美しいデコルテや耳元で揺れる真珠のイヤリングを格調高く浮かび上がらせています。
晩年のレンブラント特有の、深く塗り重ねられた絵の具の質感が、彼女の内面の優しさと揺るぎない品格を品格高く引き立てている素晴らしい大作です。 -
アムステルダムで絶大な人気を誇った巨匠ヤーコプ・ファン・ローによる魅力的な傑作『若い女性の半裸像』
当時のオランダ絵画において、古典的な美しさと人間のリアルな肉体美を見事に融合させた、大変優美な風俗画です。
画面中央では、白い頭飾りをつけた若い女性が、胸元にそっと右手を当てながら佇んでいます。
最大の見どころは、ファン・ローならではの非常に滑らかな肌の質感描写です。
漆黒の背景と左上に描かれた重厚なカーテンの影から、差し込む柔らかな光の明暗表現が、彼女の陶器のように白い裸身をドラマチックに浮かび上がらせています。腰元をすっきりと覆う白い敷布の柔らかなひだの表現が、画面全体に素晴らしい格調高さとエレガントな気品を与えている見事な作品です。 -
レンブラント・ファン・レインが1654年に手がけた、美術史上最も偉大な裸婦画の一つとされる最高傑作『水浴のバテシバ』
旧約聖書の官能的かつ悲劇的なエピソードを描いています。ダビデ王から届いた愛の告白(そして夫を戦地で死なせる陰謀への始まり)の手紙を手に持ち、過酷な運命の選択を迫られて深く思い悩むバテシバの姿を描いた1枚です。
画面中央では、完璧なまでに人間らしく、そしてふくよかに描かれたバテシバの裸身がすっきりと描写されています。
彼女の左手には、すべての悲劇の引き金となる「ダビデ王からの手紙」が大切そうに、しかし重々しく握られています。
最大の見どころは、画面の左下で彼女の足を黙々と洗う、年老いた召使いの女性とのドラマチックな対比です。
背後に掛けられた豪華な金糸の織物の質感や、漆黒の背景の中から彼女を神々しく照らし出す柔らかな光の明暗表現が、バテシバの陶器のような白い肌と、その内面にある深い葛藤を格調高く浮かび上がらせている至高の大作です。 -
フレデリック・デ・ムシュロンが手がけた高名な最高傑作『狩りへの出発』
当時のヨーロッパの貴族や富裕層が、広大で壮麗なイタリア風庭園から狩りへと出かける華やかな私生活の一幕を描いた風俗風景画です。
画面中央から左側にかけて、これから狩猟に向かう美しい白馬や、猟犬を引き連れた乗馬姿の紳士たちの姿がすっきりと描写されています。
最大の見どころは、右側にどっしりと佇む、精精緻な彫刻が施された巨大な「大理石の装飾花瓶」の質感描写です。
画面を覗き込むと、うっすらと夕暮れの雲が広がるパノラマのような空が広がっており、大きな木々のシルエットが画面に素晴らしい心地よい奥行きを与えています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、庭園の豊かな緑や登場人物たちの優雅なポーズを格調高く浮かび上がらせている、職人技の技巧が詰まった素晴らしい大作です。 -
多才な巨匠カレル・デュジャルダンによる有名な傑作『モッラ遊びの男たち』
ローマの古代遺跡のふもとで、兵士や庶民たちが集まって「モッラ(伝統的な指を使った当てものゲーム)」をして遊ぶ、イタリア風の日常の一幕を描いています。
画面中央の二人の男性が、手を突き出して真剣にゲームの駆け引きを楽しんでいます。
画面の右側には、鮮やかな赤いマントを羽織り、兜をかぶった兵士が腰掛け、顎に手を当てて二人のやり取りを面白そうに見つめる姿がすっきりと描写されています。
さらに左上の高い台座の上を覗き込むと、大きな水差しを手にした美しい若い女性が佇んでおり、画面に華やかな風情を添えています。
遺跡のどっしりとした石造りの質感と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、登場人物たちの生き生きとした人間味あふれる表情を格調高く引き立てている素晴らしい名作です。 -
静物や風景画で名高いヤン・ウェーニクスの瑞々しい初期の傑作『小舟に乗る空想の人物たち』
当時のオランダで大流行した「イタリア風の異国趣味」をテーマにした、まるで物語の一幕のような風俗画です。
画面手前では、大きな白い帆を掲げたエキゾチックな小舟に、華やかな衣装をまとった人々がすっきりと乗り込んでいます。
舟のなかを覗き込むと、古楽器「シストル」を抱えて優しく奏でる美しい女性や、楽しげに耳を傾ける仲間たちの姿が描写されています。
画面の左奥には、古代ローマ風の壮麗な大石柱や要塞がどっしりとそびえ立ち、心地よい奥行きを与えています。
雲の切れ間から差し込むまばゆい日の光が、水面の揺らめきや人々の生き生きとした表情を品格高く引き立てている素晴らしい名作です。 -
ヤン・ウェーニクスの瑞々しい傑作『遺跡のそばの公衆浴場』
当時のオランダで人気を博した「イタリア風の空想風景画」を舞台に、古代の浴場に集う人々の華やかな社交の一幕を描いた風俗風景画です。
画面の右側には、アーチ型の巨大なローマ風遺跡がどっしりとそびえ立ち、そのふもとに集まる大勢の人々の姿が細密に描写されています。
画面の左側を覗き込むと、乗馬姿の紳士や旅人たちがすっきりと配置され、遠く霞むパノラマのような空へと視線が抜ける心地よい奥行きが表現されています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、石造りの古い建物の質感や衣服の色彩を格調高く浮かび上がらせている素晴らしい名作です。 -
ヨハネス・リンゲルバッハによる傑作『ローマのハーブ市場』
画家が滞在したローマの活気ある日常を、異国情緒あふれる美しい構図で描き出した風俗風景画です。
画面の左側には、天高くそびえ立つ記念柱が品格高く描写され、中央奥には有名なマルクス・アウレリウスの騎馬像のシルエットがすっきりと配置されています。
画面の手前を覗き込むと、瑞々しいハーブや野菜を広げて商いをする人々や、買い物客たちの素朴な日常の姿が細密に描写されています。
夕暮れ時のドラマチックな大きな雲と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、画面に素晴らしい立体感と心地よい奥行きを与えている見事な大作です。 -
イタリア風風景画の大家ニコラース・ベルヘムが1647年頃に手がけた傑作『エルカナと二人の妻アンナ、ペンニナのいる風景』
旧約聖書の「サムエル記」に登場する有名なエピソードを、イタリアのあたたかな大気が漂う美しい田園風景の中に落とし込んだ歴史風景画です。
画面中央では、二人の妻を持つエルカナが、まだ子供の生まれない最愛の妻アンナに優しく寄り添っています。
そのすぐ隣には、すでに多くの子供に恵まれたもう一人の妻ペンニナが誇らしげに立っており、彼女の足元では幼い子供たちがすっきりと描写されています。
画面の左側には、南欧らしい大きな樹木がダイナミックにそびえ立ち、中央奥へと目を向けると、淡い夕暮れの雲が広がるパノラマのような空と、遠く霞む山々のシルエットが画面に心地よい奥行きを与えています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、人々のまとう衣服の質感や羊たちの毛並みを格調高く浮かび上がらせている、職人技の技巧が詰まった素晴らしい大作です。 -
静物画や風景画の大家ヤン・ウェーニクスによる傑作『地中海の港の風景』
東洋と西洋の文化が交差する、エキゾチックな地中海の港の活気ある一幕を描いた風俗風景画です。
画面中央の右側では、豪華なドレスをまとった貴婦人と紳士が佇み、その手前で帽子をかぶった物売りが商品を差し出す様子がすっきりと描写されています。
最大の見どころは、画面の左手前に描かれた、ウェーニクスのお家芸とも言える「狩猟獲物の静物描写」です。
仕留められたばかりのリアルなウサギや鳥、そしてカゴに盛られた瑞々しい果物が職人技の細密描写で配置されています。
画面の左奥を覗き込むと、夕暮れ時のドラマチックな大きな雲の下に、帆船が浮かぶパノラマのような港の景色が広がっており、画面に心地よい奥行きと格調高い風情を与えている素晴らしい名作です。 -
アブラハム・ホンダリウスによる大変ユニークな傑作『水浴びをする若者たち』
夏の終わりの夕暮れ時、オランダののどかな水辺で若者たちが無邪気に水泳や水浴びを楽しんでいる、非常に生き生きとした風俗風景画です。
画面中央には小さな小舟が浮かび、衣服を脱ぎ着したり、舟から飛び込もうとしたりする若者たちのリアルな肉体描写がすっきりと表現されています。
画面の右奥へと目を向けると、オランダの象徴である「風車」のシルエットが夕暮れのパノラマ空のなかに品格高くそびえ立っています。
画面の左上を重厚に覆う真っ黒な嵐のような雨雲と、夕日に染まる水平線の明暗表現が、水面に反射する柔らかな光の質感を格調高く引き立てている、職人技の技巧が詰まった素晴らしい大作です。 -
ヤン・ウェーニクスによる傑作『遺跡のそばのオリエンタルな一団の出発』
当時のオランダで大流行した、地中海や東洋の富に憧れる「異国趣味」をテーマにした大変豪華な風俗風景画です。
画面の左側には、ターバンを巻いた高貴な人物や黒馬、青い旗を掲げた一団が、古代ローマ風の巨大な遺跡のふもとから出発するドラマチックな様子がすっきりと描写されています。
画面の右側へと目を向けると、広大なパノラマ空の下に、羊や牛などの家畜を引いて歩く羊飼いたちの姿が描かれ、心地よい奥行きを表現しています。
湧き立つ大きな雲と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、人々の贅沢な衣装の質感や動物たちの姿を格調高く浮かび上がらせている、職人技の技巧が詰まった素晴らしい名作です。 -
ピーター・ファン・ブルーメン 『川を渡る羊飼いたちと家畜(牛と羊のいるイタリア風風景)』
イタリアの雄大な大自然のなか、のどかに暮らす羊飼いたちの一幕を描いた牧歌的な風景画です。
画面中央の手前では、馬や牛、羊を連れた羊飼いの男女が、川を静かに渡ろうとしている様子がすっきりと描写されています。画面の左奥には古代の堅牢な塔(要塞)の遺跡が佇み、右奥には湧き立つ白い雲をまとった大きな山々がパノラマのようにそびえ立っています。
差し込む柔らかな日の光の明暗表現が、水面の穏やかな揺らめきや家畜たちのリアルな毛並みを格調高く引き立てており、卓越した職人技の技巧で画面に素晴らしい立体感と心地よい奥行きを与えている名作です。 -
イタリアの初期バロックの風景画家フィリッポ・ナポレターノによる情緒豊かな傑作『遺跡のある風景』
古代ローマの歴史の面影を残す、どっしりとした大建築の遺跡を主役に据えた、叙情的な空想風景画です。
画面の右側には、長い年月をかけて植物や蔦が絡まり、古びた石肌を見せる「巨大な遺跡の建物」が圧倒的な存在感とともにそびえ立っています。
画面の左下へと目を向けると、木々の影に隠れるようにして、当時の異国情緒あふれる衣装をまとった旅人や市民たちの姿がすっきりと小さく描写されており、大いなる歴史の時間の流れを伝えています。
中央の奥には穏やかに流れる川や湖が広がり、澄み渡る深い青空と湧き立つ白い雲の明暗表現が、画面に素晴らしい立体感と心地よい奥行きを与えている素晴らしい1枚です。 -
多才な巨匠カレル・デュジャルダンがその生涯の最後期(1670年代)に手がけた傑作『イタリアの風景、牧人たちと白馬』
イタリアのカンパーニャ地方を思わせる、夕暮れ時の穏やかな大気が漂う牧歌的な風景画です。
画面中央には、デュジャルダンが晩年に好んで描いた、光を反射して白く輝く「美しい白馬」がどっしりと佇んでいます。
その左側には、一頭の小さなロバがすっきりと描写されています。
画面の右側へと目を向けると、一本の細い木のもとで静かに語らう羊飼いの男女が描かれ、のどかな日常を伝えています。
遠く奥に目を向けると、淡い夕焼け雲が広がるパノラマのような空と、青く霞む美しい山並みが画面に素晴らしい心地よい奥行きを与えており、差し込む柔らかな光の明暗表現が、画面全体の静寂と調和を品格高く引き立てている素晴らしい名作です。 -
海景画や都市景観画の名匠レイニール・ノームスによる 『ルイ14世の改築前の古いルーヴル宮殿とプティ・ブルボン館の眺め』
1650年代、太陽王ルイ14世による大改築が行われる前の、中世からルネサンスの面影を色濃く残す「かつての王宮(古いルーヴル宮殿)」をセヌ川側から描いた、極めて貴重なドキュメンタリー絵画です。
画面中央にどっしりとそびえ立つのが当時のルーヴル宮殿であり、その右側には後に取り壊されたプティ・ブルボン館のシルエットがすっきりと描写されています。 川辺や手前の広場に集まる大勢の人々や馬車の活気ある日常が細密に表現されています。
夕暮れ時のドラマチックな大きな雲と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、まさに今ご自身が立っている「ルーヴル」の長い歴史の重みと心地よい奥行きを格調高く伝えている素晴らしい名作です。 -
多才な巨匠カレル・デュジャルダンによる非常に小さな名作『イタリアの風景』
イタリアののどかな夕暮れ時の大気が漂う、詩情豊かな風景画です。
画面の左側には、小高い丘の上に立つ古い修道院の建物がどっしりと描写されています。
画面の中央から右奥へと目を向けると、淡い夕焼け雲が広がるパノラマのような空と、優美に霞む山並みが画面に素晴らしい心地よい奥行きを与えています。
手前の水辺をよく覗き込むと、小さな旅人や家畜のシルエットがすっきりと小さく表現されています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、画面全体に静寂な空気感を与えている素晴らしい小品です。 -
鳥類を描かせたら右に出る者はいないと言われた巨匠メルヒオール・デ・ホンデクーターの『家禽の庭に襲いかかる猛禽(ワシに襲われる雄鶏)』
のどかな家禽の庭に、突如として巨大な猛禽類(ワシやタカ)が襲いかかった驚きと緊迫の瞬間を、圧倒的なリアリズムで描いた大作です。
画面中央では、鋭い爪を持った猛禽が雄鶏を力強く押さえつけ、大きな翼をダイナミックに広げて威嚇しています。
画面の右側へと目を向けると、突然の恐怖に驚いて白い羽を大きく広げて逃げ惑うニワトリや、周囲で慌てるヒヨコたちの姿がすっきりと描写されています。
背景の左奥に広がる薄暗い夕暮れのパノラマ空と、差し込む柔らかな光の明暗表現が、鳥たちのリアルな羽の質感や劇的なドラマを格調高く引き立てている、職人技の技巧が詰まった素晴らしい名作です。 -
馬や都市風景の描写で名高いピーテル・ワウウェルマンによる『ネールの塔、あるいはネール塔の見えるパリの風景』
かつてパリのセーヌ川左岸に実在し、17世紀後半に取り壊された中世の要塞「ネールの塔」を中心とした、かつてのパリの壮麗なパノラマ景観を描いた大変貴重な絵画です。
画面中央には、特徴的な丸い形状をした堅牢なネールの塔がどっしりとそびえ立っています。
画面の左奥を覗き込むと、セーヌ川に架かる有名な「ポン・ヌフ」や、遠く霞むノートルダム大聖堂などの街並みがすっきりと描写されています。
川辺のふもとを行き交う騎士たちや馬車の活気ある日常と、湧き立つ淡い雲から差し込む柔らかな光の明暗表現が、画面に素晴らしい立体感と心地よい奥行きを与えている見事な大作です。 -
ピーテル・ワウウェルマンによる非常に小さな名作『鹿狩り』
当時のヨーロッパの貴族や富裕層が熱狂した、大自然のなかでのスリリングな狩猟のひとコマを描いた風俗風景画です。
画面の右側には、大きな一本の木がどっしりとそびえ立ち、そのふもとで白馬にまたがった紳士や猟犬たちが獲物を追う躍動的な姿がすっきりと描写されています。画面の左奥を覗き込むと、淡い夕暮れの雲が広がるパノラマのような空と、遠く霞む山々のシルエットが画面に心地よい奥行きを与えています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、馬の躍動感や静かな森の空気感を格調高く引き立てている素晴らしい小品です。 -
馬を描く名匠としてヨーロッパ中で絶大な人気を誇ったフィリップス・ワウウェルマンによる最高傑作『乗馬学校』
当時の貴族や富裕層の嗜みであった、馬の訓練や調教を行う屋外の様子をリアルな空気感とともに描き出した風俗風景画です。
画面中央では、ワウウェルマンの代名詞とも言える、光を反射して美しく輝く「白馬」が前脚を上げて躍動的に調教されている姿がすっきりと描写されています。
白馬の周りには、乗馬姿の紳士たちやその様子をじっと見つめる人々が細密に配置されています。
画面の右側には、風にそよぐ一本の大きな木がそびえ立ち、左奥へと目を向けると、淡い雲が広がるパノラマのような美しい空が広がっており、画面に心地よい奥行きを与えています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、馬の引き締まった肉体や風景の静けさを格調高く引き立てている素晴らしい名作です。 -
フィリップス・ワウウェルマン 『狩人と騎兵の休息』
額縁のネームプレートにも彼の名前と作品名が綺麗に刻まれています。
旅や狩りの途中で、古びた宿屋の前に立ち寄り、ひと息入れる騎兵たちののどかな日常を描いた風俗風景画です。
画面中央には、画家の代名詞である、光を浴びて白く輝く「美しい馬」が後ろ姿でどっしりと描写されています。
そのすぐ隣には、羽根飾りのついた帽子をかぶった騎兵が乗馬したまま佇んでいます。
画面の左側には、古びた建物の漆喰の質感が細密に表現され、右奥へと目を向けると、風にそよぐ枯れ木と、淡い雲が広がるパノラマのような空が広がって心地よい奥行きを与えています。
差し込む柔らかな光の明暗表現が、馬の引き締まった肉体や休息の静けさを格調高く引き立てている素晴らしい名作です。
つづく
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