2026/04/19 - 2026/04/19
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+mo2さん
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SOMPO美術館開館50周年記念の「ウジェーヌ・ブーダン展―瞬間の美学、光の探求」に行ってきました。「印象派の先駆者」と呼ばれる画家ウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)の、日本では約30年ぶりとなる展覧会です。
HPより~
空や雲、海景、牛の群れなどを瑞々しい色彩と軽快な筆致で描き出したその作品は、故郷であるフランス北部のノルマンディーをはじめとする各地の光と大気の様子を見事にとらえています。戸外制作を重視し、移ろいゆく自然現象の「瞬間」に向き合うその態度は、若きクロード・モネ(1840-1926)を開眼させ、やがて印象派の誕生へとつながってゆくのです。
海の情景を描いた「海景画」と共に語られることの多いブーダンですが、その魅力はそれだけにとどまりません。油彩・素描・パステル・版画を中心に約100点で構成する本展では、人物や建築モティーフなどにも焦点を当てつつ、フランス近代風景画の発展に大きく寄与したブーダンの魅力を、新たな視点で問い直します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
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沼津駅を8時過ぎにでます。
沼津駅 駅
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新宿なので小田原からロマンスカーに乗っていきます。ロマンスカー久々です。
小田原駅 駅
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開館(10時)前にSOMPO美術館に到着。
展覧会は6章構成となっており、1章海景のみ写真撮影OKでした。2章以降は一部、本展以外の撮影で補います。SOMPO美術館 美術館・博物館
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ウジェーヌ・ブーダンについて(HPより~)
ノルマンディー地方の港町オンフルールに生まれ、青年期をル・アーヴルで過ごす。バルビゾン派たちと交流するなかで画家を志し、パリでの3年間の修行時代には、17世紀オランダの風景画や動物画に学び、以降はノルマンディー各地を制作拠点として風景画や海景画を中心に制作する。青年期のクロード・モネと共に戸外制作を行ったことは、のちの印象派誕生へとつながった。画業後半期は活動範囲を広げ、ブルターニュ、ボルドー、ヴェネツィアをはじめとする各地へ足を延ばす。表情豊かな空模様を画面に大きく取り込み、光の絶妙な変化を捉えたブーダンの作風は、カミーユ・コローやシャルル・ボードレールをして「空の王者」と言わしめた。1898年にドーヴィルで没する。 -
I. 海景 ― 海景画家の誕生
ウジェーヌ・ブーダン「嵐(ヤーコプ・ファン・ロイスダールに基づく)」1853年 アンドレ・マルロー近代美術館
ブーダンは1851年の末、ル・アーヴルの市議会より3年間パリで学ぶための奨学金を得ました。パリでは特定の画家のアトリエに通うことはせず、もっぱらルーヴル美術館で過去の名作を模写しました。本作は1670年にオランダのヤーコプ・ファン・ロイスダールが描いた作品を写したものです。マルロー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ウジェーヌ・ブーダン「ル・アーヴルの港、灰色の空」1852-55年 ブーローニュ=シュル=メール市立美術館
ブーダンが好んで描いたのは、小さな街の港です。ノルマンディー地方ならではの変わりやすい天候が生み出す光や雲の動きを、船の帆や海面の揺らぎ、そしてそこに生きる人々の営みとともに描き出しています。 -
ウジェーヌ・ブーダン「帆船の習作、夜」1869-73年 個人蔵
帆船というモチーフは、ブーダンを巨匠へと押し上げた主題の1つと言えます。 -
ウジェーヌ・ブーダン「カマレ、湾、干潮」1871年 リベレツ州立美術館
1869年から72年にかけてブーダンはブルターニュ地方を訪れました。カマレはブルターニュ半島の一部、大西洋に突き出すクロゾン半島の先端に位置します。 -
ウジェーヌ・ブーダン「ボルドーの港、バカラン埠頭からの眺め」1874年 ランス美術館
ランス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ウジェーヌ・ブーダン「トゥーク川」1875年 ソワソン市立美術館
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ウジェーヌ・ブーダン「ベルク、海岸」1881年 ル・トゥケ=パリ=プラージュ美術館
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イチオシ
ウジェーヌ・ブーダン「海景」1883年 ディエップ美術館
パリで修業を経て、ノルマンディーの港町を拠点に制作を展開したブーダン。「海景」では、穏やかな水平線のもと、帆船と蒸気船が同じ海に置かれています。 -
ウジェーヌ・ブーダン「埠頭の帆船」1885-90年 個人蔵
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ウジェーヌ・ブーダン「エタプル、カンシュ川」1886年 ブーローニュ=シュル=メール市立美術館
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ウジェーヌ・ブーダン「ドーヴィル」1888年 ランス美術館
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ウジェーヌ・ブーダン「トルーヴィルの港の朝」1888年 ランス美術館
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ウジェーヌ・ブーダン「ベルク、出航」1888年 ランス美術館
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ウジェーヌ・ブーダン「ル・アーヴルの停泊地」1892年 個人蔵
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ウジェーヌ・ブーダン「トルーヴィルの港の入口」1892‐96年頃 アンドレ・マルロー近代美術館
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ウジェーヌ・ブーダン「オンフルール、港、朝の効果」1896‐97年頃 個人蔵
ブーダンの故郷オンフルールの河口地帯は、湿った空気と変わりやすい天候で、光や水面の反射に対する感受性を育んだ土地でもありました。 -
ウジェーヌ・ブーダン「ディエップの港」1896年 ウジェーヌ・ブーダン美術館
ウジェーヌ ブーダン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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II. 空 ― 瞬間の美学、光の探究
ウジェーヌ・ブーダン「トルーヴィルの港、月の効果」1870-73年 個人蔵
第2章「空」では、ブーダン芸術の核心ともいえる空の表現に焦点が当てられます。1859年のサロンで、ボードレールはいち早くその空の習作に注目。コローは「空の王者」と称えています。
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「空の習作」1880年頃 個人蔵
パステルや油彩で描かれる習作は、瞬間を探求するブーダンにとって重要な制作プロセスでした。
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「干潮」1884年 サン=ロー美術館
ル・アーヴルに近いサン=タドレスの浜辺を描いたサロン出品作で、ブーダン作品のなかでも異例の大きさです。
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「ル・クロワジック」1897年 アンドレ・マルロー近代美術館
晩年の作品。海と空のあいだに広がる鮮やかな青、散りばめられた雲、岩場の素早い筆致は、刻々と変わる自然の一瞬をとらえようとしたブーダンの表現がよく表れています。
※本展での撮影ではありません -
III. 風景 ― バルビゾン派からの学び
ウジェーヌ・ブーダン「トルーヴィル街道、ル・ビュタン近郊」1860-63年 ウジェーヌ・ブーダン美術館
当時ノルマンディーで活躍をしていた風景画の先達から影響を受けたブーダンによる、自然観察に基づいた風景画です。様々な国や街を歩き、風景画と向き合い続けたブーダンは、晩年には「それにしても、風景画はなんと難しいのだろう」という言葉を残しています。
※本展での撮影ではありません -
IV. 建築 ― 旅する画家が見た風景
ウジェーヌ・ブーダン「ドルトレヒト」1884年 リベレツ州立美術館
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「廃墟のラッセイ城」1893年 ブーローニュ=シュル=メール市立美術館
「廃墟のラッセイ城」では、中世の城跡が劇的な遺構としてではなく、牛や羊が草を食む田園の一部として描かれています。建築もまた、光と大気の中に置かれています。
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「ヴェネツィア、サン・ジョルジョ・マッジョーレ」1895年頃 ランス美術館
画家を目指し、パリでの模写修行を通じてブーダンが吸収した17世紀オランダ風景画の影響を感じさせる、石造りや木造建築を描いた作品が並んでいます。
※本展での撮影ではありません -
V. 動物 ― 身近なものへの眼差し
ウジェーヌ・ブーダン「トルーヴィルの魚市場」1865-72年 アンドレ・マルロー近代美術館
港町ならではの光景を捉えた「トルーヴィルの魚市場)からは、船乗りの息子として漁師たちに囲まれて育った彼ならではの視線が感じられます。
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「水飲み場の牛の群れ」1880年 ランス美術館
「水飲み場の牛の群れ」では、水辺へ集まる牛たちの動きが画面の骨格をつくっています。牛の形態は的確にとらえながらも、色面として簡潔に処理。ここでも主題となっているのは、光と大気の変化です。
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「海辺の牛」1880‐88年 アンドレ・マルロー近代美術館
※本展での撮影ではありません -
VI. 人物 ― 戸外の群像表現
ウジェーヌ・ブーダン「ドゥアルヌネ湾(フィニステール)のサンタンヌ=ラ=パリュのパルドン祭」1858年 アンドレ・マルロー近代美術館
「ドゥアルヌネ湾(フィニステール)のサンタンヌ=ラ=パリュのパルドン祭」は、1859年のサロンに出品された初期の重要作。ここにはすでに、風景と人物がつくる光景全体への関心が表れています。
※本展での撮影ではありません -
イチオシ
ウジェーヌ・ブーダン「若い女性の肖像」1880年頃 ウジェーヌ・ブーダン美術館
※本展での撮影ではありません -
ウジェーヌ・ブーダン「洗濯する女性たち」1881-89年 アンドレ・マルロー近代美術館
大自然のなかで生きる人間の姿が描かれます。家族や海辺で働く人々を、風景の一部として、あるいは生活の主役として捉える手法に、ブーダンの「自然のなかの人間」に対する関心が見て取れるようです。
※本展での撮影ではありません -
収蔵品コーナーは撮影Okでした。
ポール・セザンヌ「りんごとナプキン」1879-80年 SOMPO美術館 -
モーリス・ドニ「孫シャルルの出生通知状」1942年 SOMPO美術館
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モーリス・ドニ「息子フランソワの出生通知状」1915年 SOMPO美術館
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モーリス・ドニ「抱き合うクレールとポール」1942年 SOMPO美術館
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アルマン・ドルーアン「港」制作年不詳 SOMPO美術館
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アンドレ・ドラン「海辺」制作年不詳 SOMPO美術館
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イチオシ
フィンセント・ファン・ゴッホ 「ひまわり」1888年 SOMPO美術館
ゴッホは南フランスのアルルで画家仲間との共同生活を計画し、ポール・ゴーギャンらを招きました。《ひまわり》の連作は1888年8月、ゴーギャンの部屋を飾るために描かれました。出品作品の《ひまわり》は、この時描いた「黄色い背景のひまわり」(ロンドン、ナショナル・ギャラリー蔵)をもとに、1888年11月下旬から12月上旬に描かれたと考えられています。ロンドン版の色彩や構図をそのまま用いた「模写」ですが、筆遣いや色調に微妙な変化を加えています。 -
新宿から上野に移動。
八重桜が少し残っていました。上野恩賜公園 公園・植物園
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