2026/02/11 - 2026/02/11
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SOMPO美術館で開催されている開館50周年記念「モダンアートの街・新宿」へ行ってきました。
SOMPO美術館HPより~
1976年7月、SOMPO美術館は新宿に開館しました。このたび、SOMPO美術館の開館50周年を記念し、新宿をテーマとした展覧会を開催いたします。
日本の近代美術(モダンアート)の歴史は、新宿という地の存在なくしては語れません。明治時代末期の新宿には新進的な芸術家が集まりました。そして、新宿に生きる芸術家がさらに芸術家を呼び込み、近代美術の大きな拠点の一つとなりました。本展は、中村彝、佐伯祐三から松本竣介、宮脇愛子まで、新宿ゆかりの芸術家たちの約半世紀にわたる軌跡をたどる、新宿の美術館として初めての試みです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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出張で伊勢原に泊まっていましたが、11日建国記念の日、新宿まで出てきました。
本展は一部の作品につきまして撮影が可能となっていました。SOMPO美術館 美術館・博物館
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第1章「中村彝と中村屋 ルーツとしての新宿」
中村 彝「静物」1917年クヴェレ美術館
1909年、相馬愛蔵・黒光夫妻が新宿に本店を構えた中村屋には、ロダンに大きな影響を受けた彫刻家・荻原守衛(碌山)をはし?めとする多くの新進芸術家たちか?集まり、「中村屋サロン」がつくられました。この「中村屋サロン」は日本の近代美術史におけるルーツのひとつとも言えます。中村彝は荻原のもとに通い、それをきっかけに中村屋に集う作家との交流機会を得ていました。体調悪化により外出がまともにできなかった中村彝が創作の探究に力を入れたのは静物画でした。 -
中村 彝「目白の冬」1920年 茨城県近代美術館
アトリエの裏にあった「元結い工場」を描いた作品です。元結いとは、髪を束ねるための細い緒のことです。ここでは元結いにする紙をこより状に細くのばし、糊をひいて乾かす作業の様子が描かれています。帽子をかぶり働く大人たちのそばには、子どもたちやたくさんの鶏が描かれ、あたたかな日差しも感じられます。闘病中の彝も、小康を得た冬の晴れた午前中などは、こうして窓の外の景色をスケッチすることができたといいます。茨城県近代美術館 美術館・博物館
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中村 彝「カルピスの包み紙のある静物」1923年 茨城県近代美術館
関東大震災の後、結核を患いながらも生き延びた彝は花をモティーフにした静物画を繰り返し描きました。そのなかでも本作は、直線や曲線を意識した輪郭によって捉えたモティーフの形態描写と、台に敷いたカルピスの包装紙の青地に白の水玉模様が印象的です。また、画面上部の十字架に向かう線を強調し、背景と手前のモティーフとの間で色調やタッチに強弱をつけるなど、動きや変化のある画面構成となっています。この作品を描いた翌年、彝はその短い生涯を閉じました。 -
里見勝蔵「職工」1917年 豊島区
里見勝蔵は1895年に京都で生まれ、1914年に東京美術学校西洋画科に入学しました。彼が《職工》を制作した1917年は、学業に励む中で自身の表現を模索していた時期にあたります。この作品が主要な公募展である二科展に受け入れられたことは、当時の画壇が彼の才能を認め、画家としてのキャリアの重要な出発点となったことを示しています。 -
鈴木 良三「落合の小川」1922年 茨城県近代美術館
大正6年、医学生だった鈴木は、中村彝を子どもの頃から知っていた叔父に連れられ、彝のアトリエを訪問します。もともと絵に興味を持っていた良三は、やがて、彝の影響で画家を目ざすようになります。彝が亡くなった後の昭和3年、彝が叶えられなかった渡欧の夢を一緒に果たそうと考えた良三は、彝の遺品の背広を来てフランスにむかいました。この作品は、渡欧以前に描かれた作品で、印象派を思わせる明るい光の表現で描かれています。 -
有島生馬「黒衣の女」1909年 SOMPO美術館
「黒衣の女」は、有島生馬がヨーロッパに滞在中の1909年に制作された油彩画です。有島は1910年に帰国後、文芸誌『白樺』の創刊同人となります。同年、白樺社主催の「有島壬生馬滞欧記念絵画展覧会」が上野竹之台陳列館で開催され、この展覧会で「黒衣の女」は「桃色と黒」というタイトルで出品されました。SOMPO美術館 美術館・博物館
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岸田劉生「武者小路実篤像」1914年 東京都現代美術館
本作は、画家・岸田劉生が23歳の時に、文筆家・武者小路実篤(当時29歳)を描いた作品です。岸田劉生にとって、武者小路実篤や柳宗悦らが創刊した文芸・美術誌『白樺』との出会いは、自身の芸術観を形成する上で「第二の誕生」と呼ぶほどの強い衝撃でした。東京都現代美術館 美術館・博物館
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第2章 佐伯祐三とパリ/新宿ー往還する芸術家
佐伯祐三「自画像」1921年頃 新宿歴史博物館
この章では、パリと日本を行き来しながら制作を展開した作家、佐伯祐三が紹介されます。 -
佐伯祐三「壁」1925年 大阪中之島美術館
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佐伯祐三「雪景色」1927年 東京国立近代美術館
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佐伯祐三「下落合風景」1926年頃 大阪中之島美術館
1926年頃に制作された本作は、東京の下落合(現・新宿区中落合)にある自身のアトリエ周辺に取材した「下落合風景」の連作の一つです。 -
イチオシ
佐伯祐三「立てる自画像」1924年 大阪中之島美術館
パレットと筆を手にした佐伯祐三自身の姿が描かれていますが、その顔の部分は絵具で塗りつぶされ、あるいはパレットナイフで荒々しく削り取られているのが特徴です。 -
佐伯祐三「下落合風景(テニス)」1926年 新宿区(落合第一小学校)
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東郷青児「ピエロ」1926年 SOMPO美術館
また本章では、佐伯と同世代であり、若くしてパリへ渡った日本人作家として東郷青児も紹介されています。 -
峰村リツ子「本棚」1929年 板橋区立美術館
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満谷国四郎「早春の庭」1931年 大原美術館
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コラム「描かれた新宿」では、昭和初期に刊行された版画集である『画集新宿』と『新東京百景』を中心に、同時代に描かれた新宿や、新宿を生きた作家たちの作品が特集されています。
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織田一磨「画集新宿」1930年 新宿歴史博物館
第一図 ほていや六階から新宿三越遠望新宿歴史博物館 美術館・博物館
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織田一磨「画集新宿」1930年 新宿歴史博物館
第二図 新宿カフェー街 -
織田一磨「画集新宿」1930年 新宿歴史博物館
第三図 武蔵野館 -
織田一磨「画集新宿」1930年 新宿歴史博物館
第四図 明治神宮表参道 -
織田一磨「画集新宿」1930年 新宿歴史博物館
第五図 花うり娘 -
織田一磨「画集新宿」1930年 新宿歴史博物館
第六図 新宿ステイション -
「新東京百景」 東京都現代美術館より
深沢索一「新宿カフェ街」1930年 -
「新東京百景」 東京都現代美術館より
逸見享「神楽坂」1929年 -
「新東京百景」 東京都現代美術館より
川上澄生「早稲田大学大隈候記念大講堂」1930年 -
「新東京百景」 東京都現代美術館より
前川千帆「新宿夜景」1931年 -
「新東京百景」 東京都現代美術館より
逸見享「戸山ヶ原」1931年 -
吉田博「東京拾二題」
「神樂坂通 雨後の夜」1929年 新宿歴史博物館 -
長谷川利行「靉光像」1928年 個人蔵
21歳の若々しい靉光が、鮮度の高い色彩と躍動感に満ちた筆致によって描かれています。 -
木村荘八「新宿駅」1935年 個人蔵
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第3章 松本竣介と綜合工房ー手作りのネットワーク
東郷青児「黒い手袋」1933年 SOMPO美術館
この作品は、東郷が独自の芸術スタイルを確立していく過渡期における、重要な探求を示すものとして位置づけられています。 -
吉原治良「麦稈帽と仕事着(麦藁帽子と仕事着B)」1931ー33年頃 大阪中之島美術館
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桂ゆき「冠」1979年再制作(原作:1939年)板橋区立美術館
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松本竣介「N駅近く」1940年 東京国立近代美術館
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イチオシ
松本竣介「立てる像」1942年 神奈川県立近代美術館
本作は第29回二科展出品作で、松本が描いた自画像のなかでも最大級のものであり、背景には新宿の街が描かれています。 -
松本竣介「自画像」1941年 神奈川県立近代美術館
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松本竣介「象」1943-46年頃 神奈川県立近代美術館
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松本竣介「牛」1943-46年頃 神奈川県立近代美術館
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松本竣介「電気機関車」1943-46年頃 神奈川県立近代美術館
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林芙美子「自画像」製作者不詳 新宿歴史博物館
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手塚緑敏「芙美子像」1937年 新宿歴史博物館
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手塚緑敏「下落合風景」1933年 新宿歴史博物館
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吉岡憲「婦人像」制作年不詳 板橋区立美術館
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寺田政明「ひまわり」1950年 板橋区立美術館
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第4章 阿部展也と瀧口修造 美術のジャンルを越えて
瀧口修造「無題B-1」1961年 東京オペラシティ アートギャラリー -
瀧口修造「デカルコマニー」1961-62年 東京オペラシティ アートギャラリー
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阿部展也(芳文)「骨の歌」1950年 国立国際美術館
国立国際美術館 美術館・博物館
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斎藤義重「トロウッド(原作:作品)」1973年再制作(原作:1938年)横浜美術館
横浜美術館 美術館・博物館
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芥川(間所)紗織「女」1954年 板橋区立美術館
板橋区立美術館 美術館・博物館
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福島秀子「Work」1960年 板橋区立美術館
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宮脇愛子「作品(TL11-0)」1962年 水戸芸術館
水戸芸術館 美術館・博物館
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清宮質文「深夜の蝋燭」1974年 茨城県近代美術館
茨城県近代美術館 美術館・博物館
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収蔵品コーナー
東郷青児「超現実派の散歩」1929年 SOMPO美術館 -
イチオシ
フィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」1888年 SOMPO美術館
SOMPO美術館といえばひまわり。
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