2026/04/19 - 2026/04/19
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+mo2さん
この旅行記スケジュールを元に
皇居三の丸尚蔵館は、国立文化財機構文化財活用センターとキヤノン株式会社による、「文化財の高精細複製品の制作と活用に関する共同研究プロジェクト」のもと、同館が収蔵する伊藤若冲筆 国宝《動植綵絵》の高精細複製品を制作しました。このたび完成を記念して、令和8年(2026) 4月17日(金)から5月17日(日)まで、東京国立博物館 表慶館で初公開します。《動植綵絵》の複製品30幅を前後期15幅ずつ入れ替えて展示するほか、令和5年(2023)度に制作した狩野永徳の国宝《唐獅子図屏風》の高精細複製品も併せて展示しますということで東京国立博物館に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
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上野公園に着くと「酒まつりジャパン」というイベントをやっていました。
上野恩賜公園 公園・植物園
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全国200銘柄の利き酒やせとうちグルメを一度に楽しめる大型イベントのようです。
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ステージでは、 広島生まれ広島育ち!! 12歳!! ラッパー&ダンサーの超少女MEI。誰も見ていません。 -
令和歌謡グループ TEPPANのあとに女性アイドルグループBOCCHI。
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7人で構成されるアイドルグループでボッチ。と読むらしいです。
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7人組アイドルといえばBerryz工房ですが・・・
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こちらも前方の数名の方だけ盛り上がっていました。
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噴水の周りはチューリップなどの花が綺麗に咲いていました。
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東京国立博物館に到着。
東京国立博物館 美術館・博物館
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今からちょうど100年前の、大正15年(1926)。表慶館(当時は東京帝室博物館)にて、「御物 若冲筆動植綵絵三十幅特別展」(10月16日から31日)が開催されました。30幅を一堂に展示したこの特別展は、史上初の「動植綵絵展」だったのです。
高精細複製品の完成によって、大正の「動植綵絵展」から100周年の記念すべきこの年に、かつての展示をしのばせるイベントを開催することが可能となりました。 -
こちらは、東博コレクション展で入場するれば無料。写真撮影もできます。
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「棕櫚雄鶏図」宝暦11年(1761年)頃 ‐ 明和2年(1765年)頃
群生するシュロと、白と黒の2羽のニワトリの組み合わせという構図です。黒いシャモは『南天雄鶏図』、白いニワトリは『向日葵雄鶏図』のニワトリを反転したポーズに似ています。 -
「棕櫚雄鶏図」(部分拡大)
シュロは古くは『枕草子』にも記述があり、江戸時代は寺院や大名屋敷などに植えられていました。シュロの葉は、緑青の銅と砒素の含有量を変えて、微妙な階調差で着色されています。 -
「梅花群鶴図」宝暦11年(1761年)頃 ‐ 明和2年(1765年)頃
ウメとツルという組み合わせは吉祥画題として定番で、相国寺などで見た中国絵画が下敷きになっています。 -
「梅花群鶴図」(部分拡大)
ウメの花は実際よりも大きく描かれ、裏と表から赤色系の染料と胡粉をぼかして重ねることで色調を変化させています。ツルは6羽で、からだの部分には、胡粉と黄土で裏彩色が施されています。 -
「桃花小禽図」宝暦11年(1761年)頃 ‐ 明和2年(1765年)頃
画面いっぱいに咲き乱れるモモの花と、モモの木の枝にいる3羽の白いハト、番の小禽が描かれています。款記は「若冲居士」、印は「藤女鈞印」(白文方印)、「若冲居士」(朱文円印)。 -
「桃花小禽図」(部分拡大)
モモの花は4種類あり、画面左から右へ行くに従って、白からピンクの花に変わっています。幹と枝、葉と葉が重なる部分は彫塗りという技法が使われています。 -
イチオシ
「群鶏図」
さまざまな羽色、姿態の13羽の鶏を描いたもので、無落款で、「藤汝鈞印」白文方印と「若冲居士」朱文円印を画面右端上方に捺されます。 -
「群鶏図」(部分拡大)
「鶏の画家」とよばれる若冲の代表作。トサカの数から13羽のニワトリが描かれているとわかりますが、すべてのニワトリの羽が重なりあって、どのニワトリのものか判別できなくなっています。白い羽は胡粉、黄色のくちばしや脚は胡粉の上に黄土、茶色の羽は黄土と代赭と、画面のほとんどが顔料で描かれており、墨が多用されています。 -
「薔薇小禽図」宝暦11年(1761年)頃 ‐ 明和2年(1765年)頃
バラは中国と日本で古来から描かれてきましたが、この絵のように全面にバラを描いた日本絵画はあまり見られません。穴のあいた太湖石に絡まるように咲き乱れる白と赤の3種類のバラが描かれています。 -
「薔薇小禽図」(部分拡大)
花は上部の白一輪を除いて、すべて上から見た形になっています。胡粉などの顔料は薄く使われ、染料が多用されていますが、バラの薄い花びらが繊細に表現されています。 -
「池辺群虫図」宝暦11年(1761年)頃 ‐ 明和2年(1765年)頃
カエルやオタマジャクシの泳ぐ池の辺りで、数多の種類の昆虫、蛇やトカゲなどの動物を瓢箪とともに描いた作品。 -
「池辺群虫図」(部分拡大)
ハスは、仏教の世界では俗世の煩悩に染まらない清浄さをあらわすものとされています。この作品では、真横と真上の両方から見たハス、水中の9匹のアユと1匹のオイカワなど、さまざまな視点が混在しています。蓮が大輪の花を咲かせるのは泥水ですが、アユは清流に棲息するため、自然界ではこのような光景は見られません。また、アユとオイカワも、同じような環境下に生息するものの、棲み分けによって生息圏は異なっています。現実にはありえない空間ですが、清らかさを表すモチーフを集めたとも考えられます。 -
イチオシ
「諸魚図」16種類の魚と蛸を描いた作品。画面右端中央には「藤女鈞印」白文方印と「若冲居士」朱文円印が捺されます。
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「諸魚図」(部分拡大)
ほとんどの魚が真横から描かれていて斜め左下に向いています。 -
「菊花流水図」
水辺に3種類の菊と4羽の小禽を描いた一幅。款記はなく、印は「藤女鈞印」(白文方印)、「若冲居士」(朱文円印)。 -
「菊花流水図」(部分拡大)
右下の岩を囲むようにキクの花が咲き、キクの茎が画面の左下から右上に向かって伸びています。S字を描くように描かれている流水は、尾形光琳の「紅白梅図屏風」と通じるものがあります。白いキクの花は、裏彩色に胡粉が薄く施され、表は胡粉で濃淡がつけられています。 -
「芦鵞図」宝暦11年(1761年)頃 ‐ 明和2年(1765年)頃
「動植綵絵」全30幅のうち、ちょうど中頃の制作と考えられています。 -
「芦鵞図」(部分拡大)
「芦鵞図」に描かれているのは、真白なガチョウ。荒々しい筆致で描かれた背景との対比もあって、ガチョウの毛並みが際立ち、生命の清らかさも感じられます。 -
「老松白鶏図」
マツの老木の上にニワトリのつがいが立つ姿が描かれています。本画はおもに赤、緑、白の対比によって成立しています。画面全体を深緑色のマツの葉が埋め尽くしていますが、これらは凹凸感のない表現が採用されており、一方でニワトリの白や赤は胡粉、辰砂といった粒子感のある顔料で色彩鮮やかに表現されています。 -
「老松白鶏図」(部分拡大)
純白の羽を持ったニワトリのつがいがマツの老木の上に立っています。羽の表面には胡粉が、裏彩色に胡粉と黄土が施されています。この胡粉と黄土による裏彩色は太田彩が「白羽の下に金泥」と形容する技法で、胡粉で描かれた白羽の下に黄土の裏彩色、肌裏紙の墨、絵絹の質感が合わさることで金色に輝いているかのような視覚的効果が得られます。 -
イチオシ
「老松孔雀図」宝暦7年(1757年)頃 - 宝暦10年(1760年)頃
牡丹の間にそびえる岩の上に立つ白い孔雀と松の老木を描いています。画題である孔雀、松、牡丹はいずれも吉祥画題です。孔雀は仏教で神聖視されており、元々はインドで恵みの雨をもたらす吉鳥とされていました。また、本画の孔雀は白色であり、吉祥性がより高まっています。 -
「老松孔雀図」(部分拡大)
孔雀表面の白は胡粉によるもので、裏彩色で胡粉と黄土が施されています。黄土の裏彩色は場所によって濃淡を変えながらも首から体部にまでひろく用いられています。胡粉の裏彩色も同様に濃淡を変えながら頭部から尾羽に至るまでほぼ全体に施されています。 -
「梅花皓月図」
満月の光に照らされる中、老木の白梅が咲き誇る様子を描いた一幅。 -
「梅花皓月図」(部分拡大)
1本の梅の木から伸びる無数の梅花が描かれており、画面の右上には枝越しに満月が描かれています。梅の幹と枝は現実にはありえないような形状です。 -
「芍薬群蝶図」宝暦7年(1757年)頃 - 宝暦10年(1760年)頃
さまざまな色の芍薬と、それらに群れる蝶が描かれており、顔料と染料を使い分けるのみならず裏彩色も用いて精緻な色彩が表現されています。構図と落款の特徴から本画は動植綵絵30幅の中で製作時期が最も早い作品だと考えられています。 -
「芍薬群蝶図」(部分拡大)
蝶の翅は黄色の顔料と染料を使い分けています。白色の蝶は表と裏ともに胡粉で薄く彩色を施しており、翅の白が厚ぼったくならないように工夫が施されていますが、最上部の二匹に限っては裏彩色されていないため白さが控えめであり、より高い位置を飛んでいることを表現しています。一部の蝶に見られる青い部分は銅系の顔料によるものであり、灰黒色の部分は墨もしくは薄墨です。 -
「雪中鴛鴦図」宝暦9年2月(1759年)
雪の積もった真冬の水辺と、画面中央の山茶花とオシドリ(鴛鴦、えんおう)、折れ曲がった枝に留まる小禽達が描かれています。 -
「雪中鴛鴦図」(部分拡大)
画面右のおしどりは雄であり、顔料と染料を併用して描かれていますが、裏彩色は一切施されていません。 -
イチオシ
国宝「唐獅子図屏風」(右隻) 安土桃山時代(16世紀)狩野永徳
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「唐獅子図屏風」(部分拡大)
縦2メートルを超える一対の巨大な屏風絵で、特に狩野永徳が描いた右隻は教科書などでもよく知られています。
《動植綵絵》残りの15幅ずつ入れ替え展示時には、また来ようと思います。
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