2026/02/11 - 2026/02/11
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+mo2さん
国立新美術館で開催されている「テート美術館 - YBA&BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」に開幕日の2月11日行ってきました。オアシス、ブラーなどのブリットポップで盛り上がっていた90年代のイギリス、美術界ではこんな動きがあったんですね。2分割した旅行記の後半部分です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
-
第4章 現代医学
ヘレン・チャドウィック「エロティシズム」1990年
1990年に開催されたグループ展「現代医学」は、アーティストたちが芸術、人間らしさ、身体と心の複雑な関係に向き合った画期的な出来事として英国美術史に記録されています。 -
マーク・フランシス「起源」1992年
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クリスティーン・ポーランド「双子の亡霊」1997年
不気味だけど可愛らしいですね。 -
ジュリー・ロバーツ「拘束衣(男性用)」1995年
ロバーツが医療制度に関連する品々から題材を得て描いた作品のうちの1点。 -
キャッシー・ド・モンショー「消す」1989年
この作品は、男性器と女性器の両方を示唆しています。 -
アニッシュ・カプーア「傷と不在のオブジェクト」1998年
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マーク・クイン「逃げる方法が見つからないIV」1996年
本作は、身体の流動性や変容がテーマとなっており、クイン自身の裸体をポリウレタン・ラバーで型取りして制作されています。作家曰く、これは「変容の究極の瞬間、暴力的な脱皮」です。 -
デヴィッド・ロビリヤード「早くイッて、笑って」1987年
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デレク・ジャーマン「運動失調ーエイズは楽しい」1993年
画監督として、また同性愛者の権利のための活動家としても知られるデレク・ジャーマンの本作は、皮肉やユーモアを交えて自身の病状を語る重要な作品のひとつ。タイトルにある「運動失調」は、中枢神経系が病魔に侵されると平衡感覚や筋肉の協調運動が失われる神経学的な症状を意味しています。鮮やかな色彩が厚く塗られた絵の表面は、視力が低下したジャーマンが絵具を指で直接塗り伸ばしたことを示しています。同性愛者に対して厳しい差別が存在していた当時において、本作は率直な心の内、歓び、アイロニー、そして抵抗のあり方を表現していました。 -
第5章 家という個人的空間
リチャード・ハミルトン「いったい何が今日の家庭をこれほどに変えているのか?」1992年 -
グレイソン・ベリー「私の神々」1994年
緑の釉薬で覆われた陶器の花瓶の表面に4人の人物を白い枠内に大きく描いた作品。この人物は作家が考案した4人の神々を表しています。 -
「私の神々」側面から
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リチャード・ビリンガム「無題」1994年
公営住宅に暮らす作家自身の両親で、アルコール依存症に苦しむ父親と刺青が入った母親の口論をとらえています。 -
サラ・ジョーンズ「ダイニングルーム(フランシス・プレイス)」1997年
上の作品と並ぶ本作は、裕福な家庭の室内で孤立する10代の少女たちをとらえています。労働者階級と中流階級という異なる背景にありながら、ふたつの作品はともに英国の家庭が抱える複雑さや緊張感を浮かび上がらせます。 -
スティーヴン・ビビン「コインランドリー=ロコモーション(スーツ姿で歩く)」1997年
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「コインランドリー=ロコモーション(スーツ姿で歩く)」
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モナ・ハトゥム「家」1999年
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サラ・ルーカス「煙草のおっぱい(理想化された喫煙者の椅子II)」1999年
家庭用品を革新的な方法で用いて、ジェンダーやセクシュアリティ、アイデンティティに関する伝統的な概念に挑戦する作品。ルーカスが煙草と椅子を用いるようになったのは1990年代初頭。それは椅子は安価で手に入れやすく、反抗的なアクセサリーとしての煙草は、自己を害することの象徴であると同時に、「立ち止まって熟考する」機会をもたらすものでもあったからです。本作では、椅子が身体の代役となり、煙草で覆われたふたつのボールを黒いブラジャーで支えています。ルーカスは、ユーモアと男性社会に対する挑発や不快感を織り交ぜながら、当時の英国のタブロイド文化に表れていたジェンダー・バイアスへの批判を込めているといいます。 -
レイチェル・ホワイトリード「無題(24のスイッチ)」1998年
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スポットライト コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ
コーネリア・パーカー「コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ」1991年
北アイルランド紛争が終焉に向かう時代、IRAによる爆破事件が英国内で立て続けに起き、社会の関心が高まっていました。そんななか、パーカーは、英国陸軍に庭の物置小屋を爆破することを依頼しました。その残骸を一つひとつ拾い上げ、天井から紐で吊るし、中央に電球を設置。 -
「コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ」
小屋の断片は空間に浮遊しているように見え、爆発の瞬間を切り取ったかのようなイメージが作り出されます。 -
第6章 なんでもないものから何かが生まれる:身近にあるもの
アンジェラ・ブロック「ウェストハムーサッカーの歌の為の彫刻」1998年 -
マーティン・クリード「作品No74(70)と名付けられた彫刻」1992年
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開幕初日ですが、それ程混んでおらずゆっくり見れました。
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マイケル・クレイグ=マーティン「生まれ知ること」1996年
鮮やかな赤の絵画は、先行世代としてYBAの躍進にもっとも大きな役割を果たしたマイケル・クレイグ=マーティンによるものです。明確な輪郭線を用いて日用品を描いた本作では、梯子は消火器よりも、さらにその消火器は懐中電灯よりも小さく描かれています。クレイグ=マーティンは、各モチーフの大きさを実際のサイズとは異なる比率で描くことで、遠近感を操作しています。大きく描かれたものが手前に、小さいものが奥へと後退して見える画面構成は、私たちに見慣れた物を別の角度から見るように促します。 -
トレイシー・エミン「モニュメント・バレー(壮大なスケール)」1995-97年
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ダグラス・ゴードン「指示(ナンバー1)」1992年
映像を用いて、ある集団のなかで蓄積され共有される記憶や認識のあり方を問う作品です。1992年にローマで開催された展覧会のために制作された本作は、キュレーターに対し展覧会期間中に毎日実行するべき指示書を提供するというものでした。指示の内容は、市内のカフェに電話をかけ、バーテンダーに店内の客を呼び出してもらい、「君は君の愛を永遠に隠しておくことはできない」というメッセージを伝えて電話を切るというものでした。その象徴的な言葉は大きく壁に書かれています。 -
エリザベス・ライト「B.S.A社製のレーサータイプ自転車(ツアー・オブ・ブリテン)を135%のサイズに拡大したもの」1996-97年
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ゲイリー・ヒューム「ローマ・コラージュⅣ・Ⅴ」1992年
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ゲイリー・ヒューム「ローマ・コラージュⅥ・Ⅶ」1992年
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シール・フロイヤー「モノクロームのレシート(白)」1999年
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オリジナルグッズも充実していました。図録他購入。
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