横浜山手西洋館ハロウィーン2025

2025/10/17 - 2025/10/17

曇天続きの10月、天気予報で久々の晴天とのことで、横浜山手西洋館のハロウィーンを見に出かけました。
MLBポストシーズン、ドジャース対ブルワーズが気になりながらも録画して出かけることにしました。
すっかり通いの横浜山手西洋館ですが、クリスマスやお月見の装飾は来たことがありますがハロウィン装飾は初めてでした。
当日始まったイベントは、期待以上に素敵な飾り付けで気分転換になりました。

エリア 横浜(神奈川)

いつもように元町・中華街駅で降りてアメリカ山公園へ。

この季節でもきれいにお花が飾られていた。

横浜市イギリス館。
昭和12（1937）年、上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として建てられたそう。

エントランスにさっそくオブジェ。
ハロウィンといえばカボチャですよね。

寝室。

今回、寝室の装飾は控えめ。

そして食堂へ。
お気に入りのシャンデリア。

和食器が使われていた。この日から始まったハロウィン装飾、イギリス館ではまだ装飾作業が続いていた。

和食器は伊万里ではなく、名古屋の骨董とのこと。
ノリタケですか？と伺ってみたら違うけれど今では作れないレベルとのことだった。

サンポーチには梶井宮御流（Kajiinomiya Goryu）とのこと。
初めて聞くいけばなの流派。宮門跡として知られる京都、大原の三千院門跡を源としているそう。

小さな焼き物も美しい。

アンティーク家具、金色の花器にいけばなが似合う。

この金ピカのカップは石油産油国のお金持ちに向けたカップだったそう。

ブラックのテーブルクロスに金彩の和食器がいい感じだった。

玄関の天井の灯りもいい感じ。

次に山手111番館へ。
大正15（1926）年にアメリカ人ラフィン氏の住宅として建てられたスパニッシュスタイルの洋館。

吹き抜けのホールの装飾。

きれいなピンクのユリの下に骸骨の表紙の本。

窓際の装飾。

額の少女の写真がポルターガイストみたいだし、ドールが鳥かごに（笑）

そしてメインの食堂へ。

素敵なカラーコーディネイト☆

フィリップ・デシュリエ（リモージュ）のプレート。
確かクリスマス装飾でも使われたことがあるね。

ジャガードのダマスク柄のようなパープルのクロスがシック。フラワーアレンジにもパープルの薔薇。
アンティーク風のキャンドル立ても素敵。

黒いナフキンを赤いリボンで魔女の帽子に見立ててホウキを差しているところがお洒落。

全体の雰囲気がいい感じ。

紫の衣装も飾られていた。

サイドの棚に飾られていた装飾も可愛い。
リモージュのユニコーンシリーズのコーヒーカップも飾られていた。

ユニコーンを連れた貴婦人シリーズ。

窓秘際の装飾。
ピアノの隣にもドレスが飾られていた。

庭園側から館を眺めて。

港の見える丘公園をお散歩。

ちょうど秋薔薇が咲いていた。

お天気なのでお花が映える。

色々な種類の薔薇が咲いていた。

春に比べれば控えめだけどパーゴラにも薔薇。

とてもよくお手入れされた公園で、様々な植物が植えられている。

色とりどりのお花。

せっかくなので展望台からベイブリッジを眺めましょう。

きれいだな。

この時期にこんなに花を見れるとは思わなかった。

山手資料館と山手十番館。

次にエリスマン邸。
大正14（1925）年から15（1926）年にかけて建てられた生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人格として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅。

まずは食堂へ。

色鮮やかなフェイクのタルト。

ベリーが秋を思わせる。
パープルとピンクの色合わせは合いますよね。

小さなお花装飾。

反対側から。

カスミ草と後ろにキッチン用具。

ハロウィンといえばオレンジ色。

部屋のコーナーの飾り。

窓際の飾り。

いつもこの引き出しを上手に飾るよね。
窓際にはジャム瓶。

座り心地良さそうな籐の椅子と装飾。

サンルームにはリンドウが際立つアレンジ。
手前には魔女のホウキ、「ホウキにまたがって記念写真をどうぞ」と。

たぶん全て生花だっと思う。爽やかだった。

居間。ここのシャンデリアも素敵。

テーブルの中央に大皿のアクアパッツァでもイメージしたのでしょうか？のアレンジ。
マントルピースの中には炎をイメージした赤いグロリオサ、その上でお魚焼いてるの（笑）

マントルピースの上側にはシンメトリーな灯りがあり、その下にシンメトリーに置かれた花のアレンジ。

サイドの飾り。

馴染みのカフェ「えの木てい」。この日は12 時から営業で10分前に来たら既に行列が！おまけに名前を記入して並ばなくていけなかったのに後方で気づかず、数人に先を越されてしまった（涙）

しかし運よく一巡目で室内に入ることが出来た。

それもラストに案内された私、残り物には福がある的なマントルピース前のお席。

可愛いハロウィン装飾。

平日限定アフタヌーンティーをオーダー。
プチドルチェでちょうどいい量だった、美味しくいただきました。

野球もグラスノーが好投してドジャースリード、ホッ！

廊下奥にはヴィンテージなレジ台。

以前からあったかしら？
２階のテイクアウトのお菓子屋さん。

ベーリック・ホールへ。
昭和5（1930）年イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として建てらあれ、昭和31（1956）年宗教法人カトリック・マリア会に寄贈、平成12（2000）年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていたそう。

お気に入りのアイアン扉。

明るい光を取り入れたリビングルーム。

マントルピースをパープルのオーガンジーで装飾。

飾りを拡大して。

パープル基調を背景に渋めのカボチャ。

パープルの胡蝶蘭をバックにクリアな蝋燭立て＆薄紫のキャンドルが際立つ。

好きなゾーンのパームルーム。

何ともお洒落。

それでは、メインの食堂へ。

大人シックなハロウィン。

パープルのテーブルクロスに赤いグラスや赤い花が映える。

黒い扇子に黒薔薇を添えるセンス良さ。オヤジギャグか（笑）

シックな薔薇飾り。

クロスのこちら側には赤い薔薇模様があったのね。

ちっちゃな白いカボチャオブジェ。

カラーコーディネイトがいい感じ。

ハイヒールをワインラックとしたアイディアGood☆

期待以上のハロウィン装飾だった。

部屋の回りも抜かりない装飾。

階段も装飾。

もと客用寝室。

可愛い飾り。

バスルームのブルーが良いよね。

ホウキを持った魔女コンセプトの飾りもあった。

令息寝室。

優しいクリーム色の家具に可愛いものたち。

棚やスツールにも色々飾って。

ベッドの上は子供らしく可愛く。

べーリック・ホールといえばこの素敵な窓。

バスルームは色とりどりの風船。

主人寝室。
いつでも撮っちゃうタイプライター、今日は机上がかなり飾られてる。

書棚の上にもお花。

バスルームも飾り。

婦人寝室。

パープルの大きな花オブジェ。

サンルームの装飾。一見ブーツに見える花瓶かな。
赤と黒とパープルのパキッとした色合わせ。

食堂にも飾られていた扇子、ここは赤薔薇と。

秋の日差しが優しい。

あちこちキュート。

カトリック山手教会。

ステンドグラスを通して柔らかな光に包まれて。

前回は修復中だった外交官の家、今日は入れるみたい。
明治43（1910）年に東京渋谷の南平台に建てられた外交官内田定槌氏の邸宅。

ネコがテーマのよう。

椅子の背もたれには、猫耳のカバー。

ネコの缶詰ではありません（笑）
黒ネズミのテリーヌ、魔女の黒スープ、月明かりのサーモンだそうな。

ネコのINFORMATION。
テーブルには、THE ROYAL INVITATIONと書かれたチケット。

大客間。

ブルーのクロスの上にネコのタロットカードが可愛い。

好きな空間のサンルーム。

小客間。ネコグッズが溢れてた。
奥に気になるバレエのチュチュ。

玄関脇の飾り。
階段の窓にもネコ。

書斎には骸骨が座ってた。

主寝室。

ブラフ18番館へ。
オーストラリアの貿易商バウデン氏の住宅。
戦後は天主公教横浜地区の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3（1991）年まで使用されていたそう。

リビングへ。

アフタヌーンティー的オブジェ。

ミントグリーンが素敵なサンルーム、好きな空間。

サロン。
アップルがたくさん飾られていた。

廊下の先もいい雰囲気。

そして食堂。

いい香りが漂って・・・本物のスコーンだった。

花のようなカボチャ。

銘々皿にはアップルが置かれていた。

ブルーアンドホワイトのティーポットセットも飾られていたのでティータイムのイメージの装飾かな。

アップルタルトが可愛い。

思っていた以上にフォトジェニックだったハロウィン装飾、撮りまくっていたせいかここでバッテリー切れ！
夜まで遊んで行こうかと思ったけど一人だとスマホも使えないと時間を持て余すので通勤ラッシュ前に帰宅したのでした。

そうそうドジャースも３－１で勝利。
翌日、まさかWC進出を決める大谷の10K3Hという伝説の試合が見れるとは・・・
ささやかなお出かけにお付き合いいただきました皆様、ご覧いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2025/10/21 08:54:23

  横浜山手のハロウィーン❣

  ☆マリアンヌさんお好みらしい色合いの秋の山手。。。年々イヴェントが派手に！
  
  ☆私が寄宿舎に住んだ頃は、まだ山手には外国人居留地らしい邸宅が多く、一般公開の家は数える程～外人墓地のすぐ前に”山手十番館”レストランがポツンと出来たくらい！
  
  ☆その後日本の経済力が増大したお陰❓か、山手の景色もどんどん国内勢が増えて～
  
  ☆べーりっくホール（今はSt.Josephの寄宿舎）St.Josephはイタリア系の男子校でしたっけ！ダンスパーティーでちょっとお喋りしたことがありますが～
  
  ☆そのすぐ裏がフェリスの牧師館と寄宿舎が広い芝生を中に建ってました。（当時の恩師フラハティ牧師が先日のNHKTVで教壇に立つ姿を残されて～随分前に天国へ行かれたとのこと）懐かしさばかりです。
  
  ☆確か、北原氏のブリキのおもちゃMusiumが近くにあった様な？違うか？年中クリスマスの飾りを扱ってる店でしたか、半世紀も経過すると記憶が曖昧に～see you～

  マリアンヌさん からの返信 2025/10/25 17:56:28

  RE: 横浜山手のハロウィーン?

  いつもありがとうございます。
  ☆マリアンヌさんお好みらしい色合いの秋の山手。。。年々イヴェントが派手に！
  　→今年は華やかでした。 色合いもパープルなどシックで素敵でした。
  
  ☆私が寄宿舎に住んだ頃は、まだ山手には外国人居留地らしい邸宅が多く、一般公開の家は数える程～外人墓地のすぐ前に”山手十番館”レストランがポツンと出来たくらい！
  　→このあたりにお住まいだったなんて素敵ですよね♪まだあのレストラン行ったことないのですけど。
  
  ☆その後日本の経済力が増大したお陰か、山手の景色もどんどん国内勢が増えて～
  ☆べーリックホール（今はSt.Josephの寄宿舎）イタリア系の男子校でしたっけ！ダンスパーティーでちょっとお喋りしたことがありますが～
  　→古き良き昔の景色もご存知で羨ましいです。
  　　べーリックホールでダンスパーティーなんて素敵すぎます。
  
  ☆そのすぐ裏がフェリスの牧師館と寄宿舎が広い芝生を中に建ってました。（当時の恩師フラハティ牧師が先日のNHKTVで教壇に立つ姿を残されて～随分前に天国へ行かれたとのこと）懐かしさばかりです。
  　→恩師のそんなTV番組が流れたのですね。
  　　フェリス女学院、今も山手に燦然と存在してますもんね。
  
  ☆確か、北原氏のブリキのおもちゃMusiumが近くにあった様な？違うか？年中クリスマスの飾りを扱ってる店でしたか、半世紀も経過すると記憶が曖昧に～
  　→あぁ。あったような・・私も良く思い出せない（笑）
  ci vediamo☆