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子供時代からの西洋かぶれ。前世は西欧の何人だったのかと思うほど何故か西洋や西洋史に心魅かれて、主要なヨーロッパの国々を旅行してきた。<br />初めての西欧はヴィスコンティの映画や森鷗外のうたかたの記から連想してノイシュバンシュタイン城目当てのツアーだった。<br /><br />近年はすっかりイタリアに嵌り、美しき村やひっそりたたずむロマネスク様式の教会や意匠に心奪われてきた。<br /><br />突然訪れた世界中のコロナ感染。<br />当分、イタリアはじめ西欧には出かけられないなぁと気持ちが沈む日々。<br />ふと傍らのロマネスクを見つめ直してみた。<br /><br />参考図書:妖怪の棲む杜 伊藤龍也著

傍らのロマネスク

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2020/11/19 - 2020/11/19

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マリアンヌ

マリアンヌさん

子供時代からの西洋かぶれ。前世は西欧の何人だったのかと思うほど何故か西洋や西洋史に心魅かれて、主要なヨーロッパの国々を旅行してきた。
初めての西欧はヴィスコンティの映画や森鷗外のうたかたの記から連想してノイシュバンシュタイン城目当てのツアーだった。

近年はすっかりイタリアに嵌り、美しき村やひっそりたたずむロマネスク様式の教会や意匠に心奪われてきた。

突然訪れた世界中のコロナ感染。
当分、イタリアはじめ西欧には出かけられないなぁと気持ちが沈む日々。
ふと傍らのロマネスクを見つめ直してみた。

参考図書:妖怪の棲む杜 伊藤龍也著

  • 国立の地に一橋大学が創られたのは今から約100年前のこと。<br />そこにはたくさんの妖精や怪獣たちがひっそり生き続けている。

    国立の地に一橋大学が創られたのは今から約100年前のこと。
    そこにはたくさんの妖精や怪獣たちがひっそり生き続けている。

  • 構内には建築家の伊東忠太設計による建築が残っている。<br />中でも兼松講堂は美しい。<br />彼はヨーロッパなどさまざまな建物とそこに住む妖怪に会ったとか。<br /><br /><br />

    構内には建築家の伊東忠太設計による建築が残っている。
    中でも兼松講堂は美しい。
    彼はヨーロッパなどさまざまな建物とそこに住む妖怪に会ったとか。


  • 大正13年、兼松商店が創業者・兼松房次郎の十三年忌行事として講堂を建設し、寄贈する旨東京商科大学(一橋大学の前身)に申し入れた。関東大震災で東京商大は神田の全校舎を失ったすぐ後、再興に立ち上がり、教授陣や同窓生の活動もあり、武蔵野に〝自由と自治の殿堂〟として兼松講堂建設に邁進した。<br />兼松商店の寄付金50万円で建設されたとのこと。

    大正13年、兼松商店が創業者・兼松房次郎の十三年忌行事として講堂を建設し、寄贈する旨東京商科大学(一橋大学の前身)に申し入れた。関東大震災で東京商大は神田の全校舎を失ったすぐ後、再興に立ち上がり、教授陣や同窓生の活動もあり、武蔵野に〝自由と自治の殿堂〟として兼松講堂建設に邁進した。
    兼松商店の寄付金50万円で建設されたとのこと。

  • 兼松講堂がロマネスク様式で設計されたいきさつに、ギリシャ・ローマの美術・建築に造詣の深い三浦新七博士の関わりがあったのではという。東京商科大学教授だった三浦博士は伊東忠太の十歳下で、同じ山形県人だったそう。

    兼松講堂がロマネスク様式で設計されたいきさつに、ギリシャ・ローマの美術・建築に造詣の深い三浦新七博士の関わりがあったのではという。東京商科大学教授だった三浦博士は伊東忠太の十歳下で、同じ山形県人だったそう。

  • 中央には校章、「マーキュリー」の由来は、ローマ神話の商業、学術などの神メルクリウス Mercurius(英語名マーキュリー Mercury、ギリシア神話のヘルメス Hermes に対応)の杖を図案化したものだそう。 2匹の蛇が巻き付き、頂には羽ばたく翼が付いている。 蛇は英知をあらわし、常に蛇のように聡く世界の動きに敏感であることを、また翼は世界に天翔け五大州に雄飛することを意味しているそう。<br /><br />東京商業学校が高等商業学校に昇格した明治20(1887)年頃に、ベルギーのアンヴェルス(アントワープ)高等商業学校出身の教師アルテュール・マリシャル Arthur Marischal (1857-没年不詳)と教頭成瀬隆蔵の発案により制定され、一般の商業学校とは区別される「高等」商業学校の特別な地位を示す Commercial College の頭文字C・Cが添えられているとのこと。<br /><br /><br />

    中央には校章、「マーキュリー」の由来は、ローマ神話の商業、学術などの神メルクリウス Mercurius(英語名マーキュリー Mercury、ギリシア神話のヘルメス Hermes に対応)の杖を図案化したものだそう。 2匹の蛇が巻き付き、頂には羽ばたく翼が付いている。 蛇は英知をあらわし、常に蛇のように聡く世界の動きに敏感であることを、また翼は世界に天翔け五大州に雄飛することを意味しているそう。

    東京商業学校が高等商業学校に昇格した明治20(1887)年頃に、ベルギーのアンヴェルス(アントワープ)高等商業学校出身の教師アルテュール・マリシャル Arthur Marischal (1857-没年不詳)と教頭成瀬隆蔵の発案により制定され、一般の商業学校とは区別される「高等」商業学校の特別な地位を示す Commercial College の頭文字C・Cが添えられているとのこと。


  • そして3連窓の上に3つの中国風の戯画レリーフがある。<br />ちょっと無理があるけどマーキュリーの二匹の蛇を蛇と亀が組んずほぐれつしている玄武と見立て、他の三体を朱雀、白虎、青龍とする日本古来からの『四神像』ではという見方をネットでみつけた。<br />よくわからないけどエキゾチック。

    そして3連窓の上に3つの中国風の戯画レリーフがある。
    ちょっと無理があるけどマーキュリーの二匹の蛇を蛇と亀が組んずほぐれつしている玄武と見立て、他の三体を朱雀、白虎、青龍とする日本古来からの『四神像』ではという見方をネットでみつけた。
    よくわからないけどエキゾチック。

  • 西欧ロマネスク教会を彷彿させるアーチが美しい。思えば私が初めてロマネスクなアーチに魅了されたのは、30年以上前モンサンミッシェルで大方ゴシックの中の修道院付属教会のロマネスク的なアーチだったかもしれない。<br />

    西欧ロマネスク教会を彷彿させるアーチが美しい。思えば私が初めてロマネスクなアーチに魅了されたのは、30年以上前モンサンミッシェルで大方ゴシックの中の修道院付属教会のロマネスク的なアーチだったかもしれない。

  • そもそもロマネスクとは 10世紀末から12世紀にかけて西欧に広まったキリスト教美術様式のこと。<br /><br />時が立ちイタリアの美しき村などを巡る中で、何だか心惹かれるなぁとロマネスク教会を訪れるようになった。

    そもそもロマネスクとは 10世紀末から12世紀にかけて西欧に広まったキリスト教美術様式のこと。

    時が立ちイタリアの美しき村などを巡る中で、何だか心惹かれるなぁとロマネスク教会を訪れるようになった。

  • アーチの内側も装飾が施されている。

    アーチの内側も装飾が施されている。

  • この柱頭的なところに彫られた妖怪が面白い。<br />

    この柱頭的なところに彫られた妖怪が面白い。

  • いろんなデザインの装飾が施されている。<br />建築家の伊東忠太は、外遊した折、どんな建築や教会からインスピレーションを受けたのだろう。

    いろんなデザインの装飾が施されている。
    建築家の伊東忠太は、外遊した折、どんな建築や教会からインスピレーションを受けたのだろう。

  • 意匠の奔放奇抜を極め、日本ではあまり見ない独特のものだなぁと感じる。<br />時にイタリアで見る柱頭に似るものもあり、アジアのもののようでもある。

    意匠の奔放奇抜を極め、日本ではあまり見ない独特のものだなぁと感じる。
    時にイタリアで見る柱頭に似るものもあり、アジアのもののようでもある。

  • 建築家の伊東忠太は、1867年(慶應3)代々医者の家に生まれた東京帝国大学造家学科を卒業後、1901年(明治34)に帝国博物館の依頼で北京・紫禁城の調査に出向いた。<br />

    建築家の伊東忠太は、1867年(慶應3)代々医者の家に生まれた東京帝国大学造家学科を卒業後、1901年(明治34)に帝国博物館の依頼で北京・紫禁城の調査に出向いた。

  • 1902年3月から1905年6月まで、国費で世界旅行を単身敢行。<br />(日本→中国→南アジア→エジプト→ヨーロッパ→アメリカ→日本)<br />一ヶ月半ほどの旅だったが、この時の写真とフィールドノートには屋根の端に並ぶ鳥のような龍のような多くの妖怪が見られるという。<br />忠太の最初の妖怪との出会いだったのでしょう。

    1902年3月から1905年6月まで、国費で世界旅行を単身敢行。
    (日本→中国→南アジア→エジプト→ヨーロッパ→アメリカ→日本)
    一ヶ月半ほどの旅だったが、この時の写真とフィールドノートには屋根の端に並ぶ鳥のような龍のような多くの妖怪が見られるという。
    忠太の最初の妖怪との出会いだったのでしょう。

  • 世界一周旅行の折、日露戦争が勃発するも、敵国・ロシア船で地中海を渡り、時にスパイと疑われつつ、オスマン帝国スルタンから勲章を拝領したりしたそう。

    世界一周旅行の折、日露戦争が勃発するも、敵国・ロシア船で地中海を渡り、時にスパイと疑われつつ、オスマン帝国スルタンから勲章を拝領したりしたそう。

  • この旅で世界の建物のそこかしこにいる妖怪に出会い、彼の中ではこの世に当然の存在になったようだ。<br />確かにアイルランドでは妖精は立派に市民権?を得ていて、田舎道では「妖怪注意」の標識に出会うこともあるよう。<br />

    この旅で世界の建物のそこかしこにいる妖怪に出会い、彼の中ではこの世に当然の存在になったようだ。
    確かにアイルランドでは妖精は立派に市民権?を得ていて、田舎道では「妖怪注意」の標識に出会うこともあるよう。

  • 妖精は森の奥に自分たちの小さな世界を築いていて、時には人間の世界に現れるという。好きなクラシックバレエにも妖精はよく登場する。<br />北欧ではトロルなんかも愛されていますよね。

    妖精は森の奥に自分たちの小さな世界を築いていて、時には人間の世界に現れるという。好きなクラシックバレエにも妖精はよく登場する。
    北欧ではトロルなんかも愛されていますよね。

  • 扉の装飾も西欧の教会や修道院を彷彿させる。

    扉の装飾も西欧の教会や修道院を彷彿させる。

  • 灯りがともる時間になるとドアの周りの装飾が光に透けて美しい。

    灯りがともる時間になるとドアの周りの装飾が光に透けて美しい。

  • 講堂の右側面。

    講堂の右側面。

  • 左側面。講堂の妖怪は三種類に分類できる。主として外壁の〝ヨーロッパ・ロマネスク調〟と、内部全てにわたる〝伊東忠太オリジナル〟と、ファサードの〝四つの紋章〟である。

    左側面。講堂の妖怪は三種類に分類できる。主として外壁の〝ヨーロッパ・ロマネスク調〟と、内部全てにわたる〝伊東忠太オリジナル〟と、ファサードの〝四つの紋章〟である。

  • 「建築」という言葉を提案した伊東忠太。<br />築地本願寺、靖国神社神門・石鳥居、湯島聖堂、平安神宮、震災祈念堂、大倉集古館、祇園閣……なども設計したそう。

    「建築」という言葉を提案した伊東忠太。
    築地本願寺、靖国神社神門・石鳥居、湯島聖堂、平安神宮、震災祈念堂、大倉集古館、祇園閣……なども設計したそう。

  • この扉の雰囲気もいい。

    この扉の雰囲気もいい。

  • 兼松講堂の側面。

    兼松講堂の側面。

  • 建物上部窓の下にも装飾が。

    建物上部窓の下にも装飾が。

  • 旅先の教会を思い出す。

    旅先の教会を思い出す。

  • 側面に扉が2つ。

    側面に扉が2つ。

  • 奥の扉。

    奥の扉。

  • 奥の扉のサイドの装飾はすり減ってしまったのかな。

    奥の扉のサイドの装飾はすり減ってしまったのかな。

  • 妖怪君 Buongiorno.<br />

    妖怪君 Buongiorno.

  • 兼松講堂内部。こんな大アーチが・・・

    兼松講堂内部。こんな大アーチが・・・

  • ここにも柱頭彫刻のような装飾。

    ここにも柱頭彫刻のような装飾。

  • 廊下の灯り。

    廊下の灯り。

  • 目を凝らすと小さな妖怪が隠れている。

    目を凝らすと小さな妖怪が隠れている。

  • 灯りのデザインも楽しい。

    灯りのデザインも楽しい。

  • トイレ入り口の半円ガラス装飾も面白い。

    トイレ入り口の半円ガラス装飾も面白い。

  • 男女でデザインが違う。

    男女でデザインが違う。

  • お寺の橋みたい。

    お寺の橋みたい。

  • こんなところにも装飾が。

    こんなところにも装飾が。

  • この灯りのデザインも独特だね。

    この灯りのデザインも独特だね。

  • 持ち送りにも妖怪が。

    持ち送りにも妖怪が。

  • アラビア風な透かし模様の装飾。

    アラビア風な透かし模様の装飾。

  • 時計台棟図書館。<br />兼松講堂がロマネスク様式で造られているのに比べ、図書館と本館は、伊東忠太の建築に沿わせたようだ。

    時計台棟図書館。
    兼松講堂がロマネスク様式で造られているのに比べ、図書館と本館は、伊東忠太の建築に沿わせたようだ。

  • 二階の窓のアーチがキオストロ(回廊)を思わせる。

    二階の窓のアーチがキオストロ(回廊)を思わせる。

  • 正面アーチのの窓の下には2匹の妖怪。

    正面アーチのの窓の下には2匹の妖怪。

  • ロンバルディア帯の下の修道院を思わせる窓。

    ロンバルディア帯の下の修道院を思わせる窓。

  • 図書館の装飾も楽しい。

    図書館の装飾も楽しい。

  • 柱の中間の装飾には顔が見える。

    柱の中間の装飾には顔が見える。

  • イスラム教のモスクの塔を思わせる。

    イスラム教のモスクの塔を思わせる。

  • 池の脇にもこんな妖怪が。

    池の脇にもこんな妖怪が。

  • 吐水の妖怪。

    吐水の妖怪。

  • 灯りがともる図書館。

    灯りがともる図書館。

  • 図書館の扉まわりの装飾。

    図書館の扉まわりの装飾。

  • 光が透けて綺麗。

    光が透けて綺麗。

  • 小さなステンドグラスも。

    小さなステンドグラスも。

  • 入り口脇の図書返却口。アーチがいい。

    入り口脇の図書返却口。アーチがいい。

  • 図書館サイドの入り口。

    図書館サイドの入り口。

  • 灯りと柱頭のマッチングがいい。

    灯りと柱頭のマッチングがいい。

  • 鉄格子の装飾も面白い。

    鉄格子の装飾も面白い。

  • 廊下。アーチがいい感じ。

    廊下。アーチがいい感じ。

  • 灯りがつくと雰囲気が変わるね。

    灯りがつくと雰囲気が変わるね。

  • 本館。

    本館。

  • 突き出したエントランス。

    突き出したエントランス。

  • 三連窓が美しい。

    三連窓が美しい。

  • エントランスの灯り。

    エントランスの灯り。

  • アーチが美しい。

    アーチが美しい。

  • ひょっこり妖怪が。

    ひょっこり妖怪が。

  • どことなく日本的な妖怪。

    どことなく日本的な妖怪。

  • 東本館。

    東本館。

  • 統一感のある建築。

    統一感のある建築。

  • 少し汚れが目立つが柱に装飾。

    少し汚れが目立つが柱に装飾。

  • もと消防器具庫。

    もと消防器具庫。

  • キャンパス内の折々の四季。<br />初春、梅が咲く。

    キャンパス内の折々の四季。
    初春、梅が咲く。

  • 枝垂桜。

    枝垂桜。

  • ハナミズキ。

    ハナミズキ。

  • 初秋。

    初秋。

  • 青葉の頃。

    青葉の頃。

  • 金木犀の季節。

    金木犀の季節。

  • 晩秋。

    晩秋。

  • 紅葉した銀杏から垣間見る。

    紅葉した銀杏から垣間見る。

  • 欅。

    欅。

  • 銀杏の絨毯。

    イチオシ

    銀杏の絨毯。

  • 落葉。

    落葉。

  • 雪がちらついて。

    雪がちらついて。

  • おまけは、春の復元された旧国立駅舎。

    おまけは、春の復元された旧国立駅舎。

  • 春のさくら通り。

    春のさくら通り。

  • 今の事態が収束し、西欧の妖怪たちに会いに行ける日が戻りますように。

    今の事態が収束し、西欧の妖怪たちに会いに行ける日が戻りますように。

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この旅行記へのコメント (13)

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  • menchiさん 2021/04/16 08:58:36
    凄かった‼️
    FacebookのRokoさんへの返信欄見てやって来ました。
    ホント4トラご無沙汰で:,-)

    マリアンヌさん、感動しました!
    Facebookで、季節季節のキャンパスの様子は見せて頂いてたけど、こうしてまとまると圧巻ですね!
    また、歴史も良く調べられてて、さすがです。

    今日も、この美しくも荘厳なキャンパスの中でお仕事されてるのね。
    別世界に毎日お出掛けになるのねー:-P\(°o°)/

    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2021/04/16 10:19:22
    Re: 凄かった‼️
    menchiさん こんにちは。

    いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。
    学生時代から兼松講堂の存在は知っていて、渡辺香津美のコンサートに来たことがあったんです。
    でも妙齢になり、ロマネスクに嵌り、ご縁があってか?私にはお誂え向きの再就職の職場になりました。
    講堂内部に入れる健康診断時、千載一遇とばかり写真を撮りました(;^_^
    ある意味、ミッション完了です(笑)
    仕事の質は思っていたより高いけど武蔵野の自然と傍らのロマネスクに癒されています。またお茶会でお会いしたいですね。

    マリアンヌ
  • milkさん 2020/12/08 23:34:25
    本当に美しい校舎☆
    マリアンヌさん、こんばんは☆
    いつの間にかこんな素敵な旅行記をアップしていたのですね!

    一橋大学って、こうして改めて拝見すると本当に美しい校舎なんですね~。
    煉瓦の校舎はどんな季節にも映える。
    こんな場所で学んだり、働いたりしている方が羨ましい~!!!
    いいな~(≧▽≦)

    ロマネスクには妖怪も沢山いるのね。
    アイルランドには妖精が本当にいると言われていますよね?
    ジブリのアリエッティが確かその妖精がモデル。
    妖精に会いにアイルランドにも行きたいな~。

    もう、こんなに日本から出られないと、本当にヨーロッパシックになっちゃいますよね。
    私なんて去年はヨーロッパに行かなかったので、禁断症状出てます(T_T)

    まだしばらくは日本でヨーロッパ気分を味わうしかないかな?

    milk




    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2020/12/09 10:04:27
    Re: 本当に美しい校舎☆
    milkさん こんにちは。

    兼松講堂は昔から知っていたのですが、まさか私がイタリア好き、ロマネスク好きになり再就職の場所となるとは思いませんでした。
    キャンパスは広く木々も生い茂っており、かつ文化遺産的な建物の保全はとても大変と聞いています。
    まっ彼の地の修道院などを想起しながら通えるのは幸いです。
    でも仕事内容は結構、職員並みですけど。(世の中あまくないね(^^♪)

    アイルランドも行ってみたいね。妖精に会えなくてもバレエみたいな☆
    なんて私たちすぐに「行きたいね病」が(笑)

    ワクチンができたとはいえ、当分は国内で外国気分かディスカバージャパン(古い~)しかないよね。

    マリアンヌ
  • るなさん 2020/11/22 08:52:16
    立派な講堂
    マリアンヌさん、おはよう~
    昨日は残念だった(._.)またよろしくね!!

    いやぁマリアンヌさんのフィルターを通すと身近な物もこんなになるんだ???
    さすが歴女だ。
    でもホントに素敵な講堂たちだよねぇ♪うっとりする。
    こんなに妖怪たちが住んでいるとはびっくり( ゚Д゚)まるでいつものマリアンヌさんのイタリアみたいよ(笑)

    私もヨーロッパへのプロローグ的なのはノイシュヴァンシュタインだったけど、マリアンヌさんの心意気?とは違うわねぇ~
    幼い頃からこの城は美しい城、まさにザ・ヨーロッパの風景だったのよね。憧れ続けてようやく新婚旅行と称する豪遊旅で行けたんだっけ(笑)
    いつか秋に訪れたいって思ってるんだけど、こんな世の中になってしまっては一体いつ行けるのか????だね(-_-)

    四季折々素敵だけど私はやっぱり錦繡の秋模様が好きだな~
    枝垂れ桜も立派だね。
    身近なところでこんなに素晴らしいシチュエーションに身を置けるなんて幸せだね♪
    私も今度お散歩してみたいなぁ。

    るな

    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2020/11/24 11:30:05
    Re: 立派な講堂
    るなさん ちゃおちゃお☆

    先日は残念だったけど、是非またご一緒してね~!

    いやいや兼松講堂は昔、渡辺香津美のフュージョンコンサート(古!(笑))で来たことがあったんだけど・・・その後ロマネスク好きになってイタリアを旅し、再就職で傍らのロマネスクとなるとはネ♪
    そこここに変なのいるでしょ?
    講堂内部に潜入したのは千載一遇の健康診断(ナイショだよ)
    コロナ下、海外に行けない昨今、妖怪は癒しになってます(^_-)-☆

    るなさんも豪華新婚旅行でノイシュヴァンシュタイン行かれたのよね~。
    それこそさすが、るなさん。初めから全部自分で計画して予約したんでしょ。
    ネットもないあの時代にすご過ぎるわ。

    とりあえず構内の扉を修道院みたい・・・とか夢想しながら
    自然豊かなキャンパスに癒されながら(時には事務室にトカゲが入ってきたりするのだ)今を耐え忍んでるよ。
    オープンになったら一緒に散歩しましょ♪

    マリアンヌ
  • akikoさん 2020/11/20 22:19:48
    妖精や怪獣が生き続けるロマネスク建築♪
    マリアンヌさん、こんばんは。

    お久しぶりです、マリアンヌさん。
    今回、お近くの一橋大学に行かれてロマネスク建築を
    楽しまれてこられたそうですね。

    一橋大学は大変有名な大学なので、よく名前は聞きますが、
    キャンパスをじっくり見たのは初めてでした。
    素敵な西洋建築群があるのですね~~
    しかもそこには妖精や怪獣が生き続けているとか。。。

    なるほど、ロマネスク建築の中にいるのですね!
    そういえば、私も随分前にフランスのロマネスク建築に
    興味を持ち、教会を訪ねたものでした。
    柱頭彫刻や窓の下の装飾などを見ていると、懐かしく
    当時のことが思い出されます。

    マリアンヌさんは、イタリアをずっと旅されて、、、
    美しき村やロマネスク様式の教会などを訪ねて来られたから
    このような建築をご覧になって、とても感慨深く思われたこと
    でしょう。

    春のしだれ桜から青葉の頃、そして秋のイチョウが美しい頃と
    どの季節もキャンパスを美しく彩っていますね。

    最後のさくら通りは、昔、マリアンヌさんが国立周辺の桜を
    紹介してくれた旅行記を思い出しました。
    あれからずいぶん経ちましたが、また拝見できてよかった!
    また時々、やりとりさせてくださいね。

    akiko

    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2020/11/20 23:16:16
    Re: 妖精や怪獣が生き続けるロマネスク建築♪
    akikoさん こんばんは。

    ご無沙汰しています。こんなマニアックな記録に書き込みありがとうございます。両親介護になってから、自分の記録としてアップするも4トラベルを見る時間が少なくなってます。

    実は昨年、定年となり今年から一橋大学に勤務しています。
    兼松講堂にライブを見に来たことはありますが、ロマネスクを模した建築が、私におあつらえ向きな職場です。4月から大学もロックアウトとなり部外者は立入り禁止となっています。
    フランスやスペインのロマネスクもツアーで少し訪れたことがあるのですが、さあこれから旅行するぞと思ったらコロナ危機となりました。
    私など残された時間が少ないので焦ります(笑)

    早く旅に出かけられる日々が戻るといいですね。
    またakiko さんの旅行記にもお邪魔させていただきますね♪

    マリアンヌ
  • cokemomoさん 2020/11/20 15:22:32
    途中で送信してしまったので続きです
    ごめんなさい~。
    改めまして、こんにちは。
    昔々ここ受けて落ちちゃったんだよねぇ・・・あの頃は大学の建物なんて味わう余裕もなかったーーーって当然ですね。
    今こうして写真を見ていると、こんな大学でキャンパスライフ(ぷぷっ)を送ったら私のその後の人生はどうなったかしら~なんてね。
    それはともかく・・気楽に食事しながらおしゃべりしたり、またイタリアに出かけられる日が来るといいですよね。
    まだイタリア語続けてらっしゃるんでしょう?
    私も頑張りまーす。

    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2020/11/20 19:06:30
    Re: 途中で送信してしまったので続きです
    cokemomo さん こんばんは。

    ご訪問ありがとうございます。
    いやぁー受けるだけでもスゴいです。合格発表の時期、学生数は少ないし狭き門だなと感じました。元の会社の一橋出身者に会う機会があり、よく受かったねと(笑)
    でもcokemomo さん、別のキャンパスで素敵なご主人と出会ったのでしょう♪武蔵野の郊外ではね・・・
    私こそちゃんと受験したら、大学やその後の人生も変わり結婚してたかも(あはは、それは無いか!!)
    ホント早く旅に行ける日が戻るといいね。
    イタリア語、上達はしないけどzoom で続けてます。
    ともかくお互い乗り切りましょうね♪

    マリアンヌ
  • cokemomoさん 2020/11/20 15:15:02
    やっぱり入れるまで頑張るべきだったかしら
    こんにちは。
  • mistralさん 2020/11/20 13:56:17
    妖怪にノックアウト。
    マリアンヌさん

    昨日は、新しい知識との出会い、新規レストランの開拓、
    私の咳込みのためのおしゃべりの中断、、、
    などなど色々あった日でした。

    話題の伊東忠太の妖怪ロマネスク
    帰宅後、関連の本を買おうとAmazonで探しました。
    マリアンヌさんにとってはすぐそばにある、妖怪の棲む建築、
    羨ましいです。
    私も、そんな建築物にロマネスクの気配を感じたら
    きっと潜入する機会を探ったことでしょう。
    おかげさまで内部を見せていただきました。

    どうやら築地本願寺にも妖怪がいるらしい、です。

    妖怪たちは、ディジョンの古い教会の地下クリプトで見た
    柱頭彫刻に似ているような、そんな印象を持ちました。

    1年間にわたる定点観測!
    キャンパスの四季が最後に載せられていて、素敵な旅行記ですね。

    mistral

    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2020/11/20 18:50:01
    Re: 妖怪にノックアウト。
    mistral さん こんばんは。

    昨日はありがとうございました。喉のほう、ひどくならず良かったです。
    早速ご訪問いただき、ありがとうございます。
    伊東忠太で検索すると新たな世界が広がりそうですね。
    築地に勤めていたのに、もっと本願寺を調査しておくんだった(笑)

    兼松講堂の中に入るのに時間がかかりましたけど、ワクワクでした。
    ディジョンの古い教会のクリプトですって!再チェックさせていただきます。伊東忠太は、西欧のどの教会を見たのでしょうね。
    海外に行けないこの頃、傍らのロマネスクで我慢です。

    できるだけ静かに過ごす日々、キャンパスの四季に癒されています。
    また来月のセミナーでお会いすることを楽しみにしています。
    マリアンヌ

マリアンヌさんのトラベラーページ

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