「とちぎ花センター」のヒスイカズラ_2025_10数房咲いてたので、多い方だと思います（栃木市）

2025/05/23 - 2025/05/23

栃木県栃木市の「とちぎ花センター」の企画展（アジサイ展）を見た後、順路に従って常設展を見てきました。中でも、この時季には「ヒスイカズラ」が咲いています。大きな壁のように仕立てられていて、通路側だけでなく、裏側にも咲くので、1周できるように足場が設けられています。

見頃の時季でも”壁一面に”咲くことがあるのかどうか、この日咲いてたのは10数房で、それでも多い方だと思います。ホームページには「順番に開花中」と書かれているので、同時に沢山は咲かないのかもしれません。

エリア 栃木・壬生・都賀(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

栃木市の「とちぎ花センター」、企画展の「アジサイ展」の後、順路どおり常設展の大温室に入ります。

「第一企画展示室」から、引き戸を開けて温室に入ると、この花が下がっています。

名前は「マイソルヤハズカズラ」、ここでは「ヒスイカズラ」と同じ時季に咲くそうです。

これは「アンスリウム」、温室内のいろいろなところに咲いています。

「ブーゲンビレア」は、沢山咲いています。

ピンクの部分は”苞”で、”苞”1枚に1つの花（中央の白い部分）が咲き、それが３つ集まって、１つの花（に見える全体）を形成してるんだそうです。（ネットで調べました）

「アリストロキア・ サルバドレンシス」も、沢山咲いてます。１つか２つ、ということもあるので、この日は見頃でした。

１つの花の寿命は、１週間くらい、らしいです。

「オオベニゴウカン（大紅合歓）」は、１つしか咲いてません。

隣に咲いているのは「アリアケカズラ」です。

すぐ横に咲いていた花、どの名札か分りませんでした。（しかも、向こう向いてる）

「ムラサキアリアケカズラ」という名札があったので、これかもしれません。

こちらは「ヒメアリアケカズラ」、花だけ見ると「アリアケカズラ」との違いが分りません。

比べてみれば「ヒメ…………」の方が、小さい花です。

「ブーゲンビレア」の後ろ、通路から奥に入ったところに「ベニヒモノキ」が咲いています。

赤い花が「ベニヒモノキ」、赤くない（白い？）花は「シロヒモノキ」です。

真っ白ではありませんが、赤い花と並べれば「紅白」ということですね。

通路を歩いてるだけだと「ブーゲンビレア」の後ろ側なので、気付き難いんです。

鉢植えもあるので、もっと目立つところに置きたいですね。

「レックス ベゴニア エスカルゴ」という名前です。

咲き始めてるのは「サンユウカ」だったと思います。

その奥にあったので、傍に近寄れず、詳細が分らなかった植物、ピンクの花が咲き始めてます。

その先、すぐ近くなので、近寄れたのは「コエビソウ」です。

”小海老”に似てるから、　ですね。

色違いですが、こんな”小海老”は、いるのでしょうか。居ないかもしれませんが、名前は「コエビソウ・イエロークイーン」です。

中から出てるのが花です。”海老の殻”の部分は、”苞”だそうです。

「セイロンライティア」です。咲き初めなのか、散り初めなのか、よく分りません。

「サンゴバナ」ですね。

この花、良く見ると、雄しべと雌しべが、かなり長いんです。しかも微妙に弧を描いています。

「ランタナ」って、こんなに色違いの花が咲くんですね。

あるいは、咲いてるうちに色が変わるのでしょうか。綺麗ですね。

「グレープバニラ」の花です。

”実” は、赤と黒の、下の写真に似たようなのが生るのですが、こういう花なんですね。

そして、これは「オクナセルラタ」、別名は「ミッキーマウスの木」だそうです。

黒い実がミッキーマウスの耳、雄しべがヒゲに、見えるんだそうです。いかがでしょうか。逆さまに見ると、そう見えますか。

「トゲバンレイシ」は、「熱帯域で広く食用とされている」と（ネットに）書かれてました。

幹に直接花が咲いて実が生る「ジャボチカバ」です。これも食用として、広く栽培されてるそうです。

南米原産の果物「ピタンガ」です。

POPには「見た目はかわいい……　　見た目は！」

そして、「味はソーデモ……」と書かれてます。

「ソランドラ・マキシマ」の、膨らみ始めたツボミ、です。

開花すると、２０ｃｍくらいの大きな花になります。

「ヤトロファ・ハスタータ」は、いつ訪れても咲いてるように感じます。

この赤い花、初めて見たような気がします。「ヒメバショウ」だそうです。

そして、ここが「ヒスイカズラ」です。写真の範囲には、１０房が咲いてると思います。この裏側にも咲いていて、１周できるように足場が整備されています。

上の写真の右下の「ヒスイカズラ」です。

どこまでが開花してるのか、分かり難いですね。

形も色も不思議な花です。

１つの花の寿命は、数日だそうです。

裏に咲いていた「ヒスイカズラ」です。他にも何房か咲いてました。

先へ進むと、カカオの実が熟してました。

池のデッキに置かれているのは左が「ギンコウボク（銀香木）」、右が「キンコウボク（金香木）」です。

左の鉢に挿された名札には「チャンパカモクレン」と書かれてます。

この様な花が咲いています。周りにはツボミがあります。

白っぽいのが「ギンコウボク」で、黄色っぽいのが「キンコウボク」だと思います。

こちらは「イランイラン」です。

POPには「シャネル№５にも使われている魅惑の香り」と書かれてます。

この様な花が咲いています。

「チュウレンキン」です。まだ咲き続けてます。

「エクメア・フェンドレリ」が、綺麗に咲いてます。

後方は、大温室最奥部の ”滝” です。

「キフゲットウ」という花だそうです。キフは、黄斑のことで、葉に黄色い斑があるゲットウということだそうです。
ゲットウは、ツボミの形が桃に似てるので「月桃」とのことです。

白いツボミが開いて、中から出てくる黄色いのが花です。

「アエオニウム」という多肉植物です。その中の「黒法師」という種類です。

温室を出た後の最後の部屋に置かれていました。大きさの違う３種類のかぶり物が展示されています。左下のボードに、「かぶってみんな　とちはなちゃん」と書かれています。

で、ここで被って”とちはな気分”になり、自撮りして下さい、というのか、
売店で売ってるので、帰りに買っていって下さい、というのか、
特に説明もなくて、分りませんでした。

こちらは、出口の直前に置かれていた”お土産”です。散った（落ちた）ヒスイカズラを、回収してきたモノです。こちらは分かり易いですね。

（　おしまい　）