2024/03/08 - 2024/03/08
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minaMicazeさん
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栃木県栃木市の「とちぎ花センター」の大温室「とち花ちゃんドーム」では、企画展「とちぎの工芸品と蘭」を開催しています。会期は2月14日から5月6日までの約3ヶ月間です。
「とちぎの工芸品」として、岩舟町の「みかも焼」、佐野市の「天明鋳物」、「足利の藍染め」、那須烏山市の「烏山和紙」、小山市の「結城紬」、大谷町の「大谷石」、大田原氏の「竹工芸」、その他「木工芸(指物)」などが展示されていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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栃木市「とちぎ花センター」の中庭です。フラワータワーの前には、”ピンクの”アーチの中に、”ピンクの”ベンチと椅子が置かれていました。
お一人様用(椅子)と、お二人様用(ベンチ)の、フォトスポットだと思います。 -
大温室の隣、「ホール棟」のロビーには、企画展に合わせた展示がありました。
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では、大温室「とち花ちゃんドーム」に入ります。
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大温室のロビーです。
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ロビーから企画展示室への通路です。ここから、すでに、ランが展示されています。
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企画展示室です。今回のテーマは、「とちぎの工芸、用の美と蘭の美」です。
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入ってすぐ右側は、大田原市の「竹工芸」です。
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手前の、大きな竹細工は「竹蛇篭」です。
この中に石を詰めて、河川の護岸や斜面の補強などに使われます。 -
そして「竹かご」です。
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飾られていた蘭です。
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2つ上の写真の、奥に飾られている「竹かご」と蘭です。
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これも、蘭と「竹かご」との組み合わせです。
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イチオシ
”和”と”洋”との組み合わせですが、違和感はありません。
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「竹工芸」の向かい側は、「大谷石」です。大谷町一帯で採掘される石材で、柔らかくて加工しやすいため、古くから外壁や土蔵などの建材として使われています。
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「大谷石」は、火に強く加工もしやすいので、石窯や石塔、民芸品など、いろいろなところに使われています。
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でも「大谷石」って、比較的地味な存在で、ここでも展示台になっています。”控え目”なんですね。
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机は「木工芸の文机」、器と台は「みかも焼」だったと思います。
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手前の球形と、奥の円筒形は、「烏山和紙」の工芸品です。
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手前の名札には「器:みかも焼 布:藍染め 台:銘々皿」と書かれています。
「みかも焼」は岩舟町、藍染めは「足利の藍染」、銘々皿は「木工芸」です。 -
こちらの器は「益子焼」、だったと思います。
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右後ろは「結城紬」です。茨城県の結城市だけでなく、栃木県の小山市でも作られているそうです。
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蘭が、奥の壁一面に飾られています。
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イチオシ
灯籠のようなモノが置かれています。
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名札には「天明鋳物 ブロンズ 大行灯」と書かれています。
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右に「天明鋳物」が展示されていました。
いただいたパンフレットによると、「天明(天命)」は佐野市の古い地名で、佐野で作られた鋳物を「天明鋳物」と呼んでいるそうです。発掘調査などから、奈良時代には鋳物が作られていたと考えられ、茶道では「西の芦屋、東の天明」と並び讃えられました。江戸時代には梵鐘も多く作られ、佐野厄除け大師の梵鐘も「天明鋳物」です。 -
「和鉄 灯籠」も展示されていました。右奥の鉢には「和鉄 九輪釜」の名札が置かれていました。
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これも「天明鋳物」だったと思います。
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会場の中央には、変わり咲き、原種、希少種、が展示されていました。
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これは「トリコセントラム・スプリンディダム」という名前の、原種です。説明書きに「葉がチャームポイント、冬には美しい紫色に変わる」と書かれていることに気付いたのは、帰宅後でした。(なので、葉の写真がない)
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「セロジネ メモリア ルイス フォゲット ”バンビ”」という名前で、日本洋蘭農業協同組合のコンテストでゴールドメダル、高円宮妃牌を受賞した希少種だそうです。
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ムーレアナの美しい白と、スペシオサの個性的なリップ、を合わせ持った”いいとこ取”の花だそうです。
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名前は「エピデンドラム トリデンス エンドル」、とても希少な原種です。
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これは変わり咲きの蘭で、名前は「パフィオペディラム セントスイシン」です。
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イチオシ
「1901年登録の多花性のパフィオ。次々と新しいパフィオの品種が生まれてくる中で、近年あまり見かけなくなっており、希少性が上がっている品種です」と、説明されていました。
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「工芸品と蘭」の展示会ですが、綺麗な蘭も沢山展示されていました。
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蘭だけでも、充分に楽しめました。
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イチオシ
さらに、工芸品との組み合わせが、新しい魅力を見せてくれました。
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見せ方や、見せる環境によって、感じ方がかなり変わりますね。
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花と花との組み合わせも、難しそうですね。
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もちろん、単独で勝負できる花もあります。
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蘭の華やかさが勝ちそうですが、お互いに良さを引き立てて欲しいですね。
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「和」と「洋」の組み合わせ、「とちぎの工芸品と蘭」、用の美と蘭の美との相乗効果は咀嚼しきれませんでしたが、新しい魅力を見られた企画展でした。
( おしまい )
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