［静岡・山梨・長野・群馬ぐるめ ３日目：前編］ 朝からの～「雪見風呂＆雪見酒」と駅そば発祥の地・軽井沢駅「おぎのや しなのそば売店」

2024/02/06 - 2024/02/06

ご覧いただきありがとうございます。

かつて青春18きっぷで取材していた時は、その日のうちに全線乗り通して（完乗）いましたが、今回は身延線と小海線沿線で一泊しながらグルメと温泉を楽しみたいと思います。

＜行程＞
□初　日　東海道線・身延線【泊：山梨県 身延町】
□２日目　身延線・中央東線・小海線【泊：長野県 南牧村】
■３日目　小海線・しなの鉄道・草軽交通・吾妻線

３日目前半は、小海線・佐久海ノ口駅から小諸経由で軽井沢駅へ向かうのですが…まさかの小海線が大幅遅延、行程を変更するのか、それとも行程通りに進むのか、小海線車内で決断しなければなりません。果たして、どうなるのでしょうか～

※表紙…おぎのや しなのそば売店（軽井沢駅：長野県）

＜関連旅行記＞
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エリア 軽井沢(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
ただ今の時刻は５時42分です。
気温は氷点下5.6℃、まだ雪が降っています。

朝風呂といきますか～
時間はたっぷりあるので雪見しながらノンビリと身も心も温めます。

そして…
風呂上がりのお楽しみ「朝酒（雪見酒）」。

会津地方（福島県）の民謡「会津磐梯山（日本三大民踊の一つ）」に登場する「小原庄助」には負けていられません。（笑）

＜会津磐梯山＞
♪エイやー　会津磐梯山は　宝の山よ
♪笹に黄金が　エーマタ　なりさがる

♪おはら庄助　なんで身上つぶした
♪朝寝　朝酒　朝湯が大好きで
♪それで身上　つぶした
♪ハァ　モットモダ　モットモダ

窓外に置いておいたハイボールはキンキンに冷えています。（天然冷蔵庫）五臓六腑に染み渡ります。

明るくなってきました～
雪景色を眺めながらの一杯はウメェ～（思わずヤギの鳴き声になりました）

ハイボールと魚肉ソーセージはナイスコンビ！

運行情報をチェックします。
エッ！
７時間後に乗る「JR吾妻線（渋川 ～ 大前：群馬県）」は、倒木により全区間で運転見合わせているではありませんか～マジですか！とりあえず行けるところまで行くしかないですね～あとは運まかせ！この先どうなるのや…（ポジティブな自分に驚いています）

７:00　朝食です。
長期滞在の方たち（工事関係者）は既に食事を終えています。

この先、どうなるのか分からないのでガッツリいただきます。

綿帽子を一枚。（自然のアート）
それにしても積もりましたね。

間もなく雪が止みそうな感じです。
明日も休暇なので、JR小海線が運転を見合わせていたら延泊するつもりでした。（ ← 残念ながら多少の遅れが発生していただけでした）

海ノ口温泉　湯元ホテル　和泉館 宿・ホテル

あらあら～車が雪ダルマ状態に…
と言うよりも「白うさぎ」ですかね～（笑）

昨日は歩道の殆どが除雪してなかったので所々車道を歩きましたが、今朝は除雪してあるので安心かつストレスなく歩道を通行することができます。地元の方々に感謝します。

湯沢口踏切道から小海線を一枚。
特に小諸方（画像右）が良い感じです。
これぞ、ザ・雪景色のローカル線！（風情がありすぎ）

宿から歩くこと10分弱で佐久海ノ口駅に着きました。

■佐久海ノ口駅
標高1039m、全JR駅で６番目に標高が高い駅。（小淵沢駅：886.7 m）
・1932年（昭和７） 開業。
・1981年（昭和56）業務委託駅となる。
・1985年（昭和60）業務委託駅から直営駅に戻る。（現在は無人駅）
・2012年（平成24）新駅舎竣工。
・2020年（令和２） 交換（行き違い）設備を廃止。
小海線（小淵沢 ～ 清里駅間）が開業するまでの７ヶ月間は、鉄道省で最高地点の駅でした。

佐久海ノ口駅 駅

見～つけた！
全てではありませんが、JR東日本の駅舎には「建物財産標」が取付てあるので、いつ竣工したのか確認することができます。佐久海ノ口駅は「平成24（2012年）12月」と表記となっています。

待合室を一枚。
地元信州産のカラマツを使用した木造の伝統的和風建築となっています。木の温もりを感じながら列車の到着を待ちます。

JR小海線は、踏切安全確認のため、「８時14分発・小淵沢行（上り列車）」は、15分程度の遅れが発生しているようです。

と言うことは、私が乗る「８時40分発・小諸行（下り列車）」も遅れるのかな～そうなると、小諸駅で「軽井沢行（しなの鉄道）」の乗換が微妙かもしれません。（ダイヤ上では乗換え時分は14分）※次のコマを参照

小淵沢 ～ 中込駅間はワンマン運転のため運転士に接続について聞くのも悪いので、中込駅から乗務する車掌に確認したいと思います。

気を取り直して、駅構内を撮影します。

■佐久海ノ口駅
標高1039m、全JR駅で６番目に標高が高い駅。（小淵沢駅：886.7 m）
・1932年（昭和７） 開業。
・1981年（昭和56）業務委託駅となる。
・1985年（昭和60）業務委託駅から直営駅に戻る。（現在は無人駅）
・2012年（平成24）新駅舎竣工。
・2020年（令和２） 交換（行き違い）設備を廃止。
小海線（小淵沢 ～ 清里駅間）が開業するまでの７ヶ月間は、鉄道省で最高地点の駅でした。

自然のアート！
「列車停止位置目標（停目）」には10cm程度の雪が積もっています。

16分遅れで「小淵沢行（上り列車）」が到着します。（画像上）
１名下車すると発車しました。（画像下）

待合室で待っていると遠くで汽笛が聞こえたのでホームで待つことに…
来ましたよ～マニアは音に敏感なんですよね～（笑）

14分遅れで「小諸行（下り列車）」が到着します。
私の好きな「（通称）抹茶ミルク［キハ110系］」です。

通しで購入した乗車券の有効期限は「３日間」。今日が有効期限の最終日となります。いくつか途中下車印が押された乗車券は、後ほど「ある理由」で回収されてしまいます。

佐久海ノ口駅から小諸経由で軽井沢駅までの距離は61.5km。乗換え時間を含め２時間チョッとかかります。

■佐久海ノ口 ～ 海尻駅間
清らかな千曲川の流れと冬景色に癒されます。

■海尻駅
標高1035m、全JR駅で８番目に番目に標高が高い駅。（小淵沢駅：886.7 m）
・1932年（昭和７）開業。

海尻駅 駅

信州に「海」はありませんが、なぜかJR小海線には「海」が付く駅名が南佐久郡に４駅集中しています。気になったので調べてみました。

■駅名（地名）の由来
海瀬（かいぜ）駅を除く馬流（まながし）駅・小海駅・海尻駅・佐久海ノ口駅は、1100年前に八ヶ岳（天狗岳）の水蒸気爆発により千曲川（支流も含む）が堰き止められ、大小10数個の湖沼群が出現したことに関係します。当時、湖を「海」と呼んでいたそうです。

＜海瀬＞
八ヶ岳の水蒸気爆発に関係なく、千曲川と、その支流である余地川・抜井川との合流地点にあたり、その合流音が激しかったことに由来します。※「瀬」は流れが激しい場所。

＜馬流＞
八ヶ岳の噴火で、千曲川の支流「大月川」が堰き止められ氾濫し、馬まで流されたことに由来します。

＜小海＞
千曲川の支流「相木川」にできた小さな湖（海）が由来。

＜海尻＞
八ヶ岳の水上爆発で大きな湖（海）が出現し、千曲川が堰き止められた地点に由来します。

＜佐久海ノ口＞
八ヶ岳の水上爆発で大きな湖（海）が出現し、堰き止められた千曲川の水が流れ込んだ地点に由来します。

＜その他＞
南佐久郡（小海町など）には海や水に関連する名字「新海（しんかい）」さんや「新津」さんが多くいらっしゃいます。※「津」とは船着場を表します。

■松原湖駅
標高986m、全JR駅で９番目に標高が高い駅。（小淵沢駅：886.7 m）
・1932年（昭和７） 開業。
・1970年（昭和45）無人駅となる。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ー
【思い出】
松原湖は八ヶ岳連峰に向かって約２km（直線距離）のところにあります。私が小学生のとき、松原湖で何度かスケートしました。（当時、実家から車で３時間ほど）人工とは違い、天然氷は滑りやすかったですね。ちなみに当時は40cm程度の氷が張っていました。

松原湖駅 駅

■松原湖 ～ 小海駅間
白銀の千曲川は風情があります。
思わず五木ひろし「千曲川（1975年：昭和50年リリース）」を口ずさみたくなりますね。ちなみに、この曲は私の十八番（おはこ）です。（笑）

14分遅れで小海駅に着きました。
当駅で７分停車し、21分遅れで発車しました。小諸駅の乗換えは絶望的となりました。（涙）

■小海駅
・1919年（大正８） 開業。
・1986年（昭和61）駅舎改築。
・2023年（令和５） 簡易委託駅化。
昭和50年代までは当駅から上田駅を結ぶ路線バス（千曲バス）が運行していました。

小海駅 駅

■馬流（まながし）駅
・1919年（大正８） 佐久鉄道の停留所として開業。
・1934年（昭和９） 国有化と同時に駅に昇格。
・1944年（昭和19）営業休止。
・1952年（昭和27）営業再開。
・1997年（平成９） タバコの火の不始末により待合室でボヤが発生。

馬流駅 駅

■高岩駅
・1919年（大正８）佐久鉄道の停留所として開業。
・1934年（昭和９）国有化と同時に駅に昇格。
・1991年（平成３）待合室を欧風の山小屋調の建物に改築。
・1995年（平成７）不審火により待合室が全焼。
・1996年（平成８）山小屋風の待合室を新築。

高岩駅 駅

■高岩 ～ 八千穂駅間
千曲川の対岸は新興住宅街となっています。

八千穂駅に着きました。
昨夜、ホテルで飲んだ地酒「井筒長（黒澤酒造）」の最寄り駅です。（線路脇に酒造元があります）駅舎は開業当初のものです。

■八千穂駅
・1919年（大正８） 佐久鉄道 佐久穂積駅として開業。
・1959年（昭和34）八千穂駅に改称。
・1971年（昭和46）業務委託駅となる。
・1985年（昭和60）業務委託を解除、直営駅に戻る。
・1991年（平成３） 簡易委託駅となる。

八千穂駅 駅

■海瀬（かいぜ）駅
・1919年（大正８） 佐久鉄道の停留所として開業。
・1934年（昭和９） 国有化と同時に駅に昇格。

■日本一「海から遠い駅」
JR東日本長野支社小海線営業所が沿線に名所を誕生させるため、長野県公共嘱託登記土地家屋調査士協会（公共事業の土地測量や登記）に調査を依頼したところ、新潟県 糸魚川市の海岸線から112.77 kmの地点にあることが判明。駅には「日本一海から遠い駅」「112.772 km」の看板が設置されているそうです。マニアックなお話でした。（笑）

＜ランキング＞
１位　海瀬駅（小海線：長野県）新潟県 糸魚川市の海岸線から112.77km。
２位　南蛇井駅（上信電鉄：群馬県）神奈川県 小田原市の海岸から112.05 km。
３位　羽黒下駅（小海線：長野県）新潟県 糸魚川市の海岸線から111・8km。
４位　千平駅（上信電鉄：群馬県）神奈川県 小田原市の海岸から111.7km。

海瀬駅 駅

■羽黒下駅
駅舎は開業当初のものです。
・1915年（大正４） 開業。
・1981年（昭和56）業務委託駅となる。
・1985年（昭和60）業務委託を解除、直営駅に戻る。※現在は簡易委託駅

羽黒下駅 駅

★思い出の一枚［2019.4.5撮影］
・羽黒下 ～ 青沼駅間
八ヶ岳連峰：蓼科山（2531m）・双子山（2224m）・大岳（2382m）・横岳（2480m）を眺めます。

■青沼駅
・1915年（大正４） 佐久鉄道の入沢停留場として開業。
・1934年（昭和９） 国有化と同時に駅に昇格。
・1944年（昭和19）営業休止。
・1952年（昭和27）青沼駅として営業再開。
・1989年（平成元年）待合室が放火により全焼。（数か月後に現在の待合室を建替え）

青沼駅 駅

■臼田駅
駅舎は開業当初のもの。
・1915年（大正４） 佐久鉄道の三反田駅として開業。
・1963年（昭和38）自治体合併に伴い、臼田駅に改称。
・1981年（昭和56）業務委託駅となる。
・2024年（令和６） 簡易委託化。

臼田駅 駅

★思い出の一枚［2019.4.5撮影］
・龍岡城 ～ 太田部駅間
広大な田園地帯と浅間山（2568m）を一枚。

20分遅れで中込駅に着きました。
当駅から車掌が乗務します。（ツーマン運行）
ダイヤ上は７分の停車時分がありますが、ツーマン運行の準備が整うと直ぐに発車したので、停車時分の７分を吸収（短縮）して13分遅れで中込駅を発車しました。でも…小諸駅での接続が気になるところです。

■中込駅
車庫や乗務区などがあり、小海線の要駅となっています。
・1915年（大正４） 開業。
・1952年（昭和27）駅舎改築。

中込駅 駅

中込駅を発車すると車掌が車内巡回（乗車券の発売・精算）を始めたので、小諸駅の乗換えについて関係個所への問い合わせをお願いしました。

■滑津駅
・1916年（大正５） 佐久鉄道の停留所として開業。
・1934年（昭和９） 国有化と同時に駅に昇格。
・1944年（昭和19）営業休止。
・1952年（昭和27）営業再開。

滑津駅 駅

■北中込駅
・1915年（大正４） 佐久鉄道の久保停留所として開業。
・1934年（昭和９） 国有化と同時に駅に昇格。
・1944年（昭和19）滑津寄りに100m移転して、北中込駅に改称。
・1970年（昭和45）無人駅となる。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
あと２駅で北陸新幹線乗換駅「佐久平駅」です。岩村田駅（佐久平駅の一つ手前）を発車すると車掌が来て「まだ接続の連絡が来ていません」と謝罪してきたので、私は確実性を重視し「佐久平駅」で北陸新幹線に乗換える旨を伝えました。精算業務などで忙しい中、対応していただき感謝申し上げます。

北中込駅 駅

９:58　16分遅れで佐久平駅に着きました。
小海線は無人駅なので運転士に「途中下車」の旨を伝え切符を見せて降ります。

佐久平駅 駅

乗車券を区間変更しなければならないので急いで「みどりの窓口」へ向かいます。※次のコマを参照

■佐久平駅
1997年（平成９）北陸新幹線開業に伴い開業。

■駅名の由来
佐久市と小諸市の間で、駅名についての論争が勃発、佐久市側は「佐久駅」を、小諸市側は「小諸佐久駅」または「佐久小諸駅」を、それぞれ主張し譲りませんでした。最終的に当時の長野県知事に調停を依頼し、「佐久平（佐久盆地の通称）」と決まりました。（めでたし、めでたし）

みどりの窓口は長蛇の列。
と言うのも、中央本線（中央東線）は大雪により、高尾（東京都）～富士見（長野県）駅間で運転見合わせ、その影響で小淵沢・清里・野辺山周辺（小海沿線）で宿泊した観光客が北陸新幹線経由（振替輸送適用）で東京方面へ向かうためです。ラッキーなことに私は５番目に並ぶことができました。

運賃が「同額」のため、元の乗車券を「無手数料」で払い戻しを行い、新たに軽井沢までの乗車券と「特定特急券（佐久平 ～ 軽井沢）880円」を発券してもらいました。※２コマ先を参照

地酒の樽がズラリと並んでいます。
昨夜飲んだ「井筒長（黒澤酒造）」もあります。（２段目の右側）

無事に区間変更が終わりホームへ向かいます。

北陸新幹線はダイヤ通り運行しています。（到着まで７分です）

佐久平駅から新幹線に乗るのは初めてです。

10:24　はくたか556号東京行が到着します。
一駅（乗車時間：９分）なので、デッキに立ちながら車窓を眺めます。

10:25　佐久平駅を発車しました。

■佐久平 ～ 軽井沢駅間
晴天だと東信地方（東信州）のシンボル「浅間山」が見えるのですが、今日は残念ながら見ることができません。※次のコマを参照

★思い出の一枚［2016.1.3撮影］
浅間山（2568m）。
暖冬のため雪は少なめです。

■浅間山
活火山で知られていますが、私が中学生のとき（1983年：昭和58年）噴火があり、私の実家（長野県 上田市）でも２mm程度の火山灰が積もりました。

10:34　軽井沢駅に着きました。（佐久平駅から９分）

■北陸新幹線・軽井沢駅
標高：940.5m。
新幹線の中で一番標高が高い駅。

■軽井沢駅
・1888年（明治21）碓氷馬車鉄道 横川 ～ 軽井沢駅間開通。
・1893年（明治26）官設鉄道 横川 ～ 軽井沢駅間（碓氷峠区間）をアプト式で開業。同時に碓氷馬車鉄道は廃線。
・1915年（大正４） 草軽軽便鉄道（現・草軽交通） 開業。※新軽井沢駅
・1960年（昭和35）草軽電気鉄道廃止。
・1963年（昭和38）信越本線 横川 ～ 軽井沢駅間を電気機関車「EF63重連」による粘着運転に切り替える。２ヶ月後にアプト式を廃止。
・1997年（平成９） 北陸新幹線（長野新幹線）高崎駅 ～ 長野駅間開業。同時に信越本線の横川～軽井沢駅間（碓氷峠区間）は廃止、軽井沢 ～ 篠ノ井駅間は「しなの鉄道」へ移管。

軽井沢駅 駅

北陸新幹線の軽井沢駅を降りるのは初めてです。駅構内は閑散としています。

乗換え時間が40分ほどあるので蕎麦を食べながら身も心も温めたいと思います。（気温：氷点下3.3℃）

お邪魔するのは、しなの鉄道改札口付近にある「しなのそば売店」です。（二度目の取材です）峠の釜めしで有名な「おぎのや」が出店しています。



・軽井沢駅売店（しなのそば売店　しなの釜めし売店）
　＜ホームページ＞
　https://www.oginoya.co.jp/tenpo/shop-list/stores/
　＜食べログ＞
　https://tabelog.com/nagano/A2003/A200301/20000980/

峠の釜めし おぎのや 軽井沢駅売店 しなのそば売店 グルメ・レストラン

「かき揚げ天ぷらそば」を注文しました。
しなのそば売店の特徴は、注文を受けてから生そばを茹でるので、提供されるまで３分ほどの時間を要します。

■駅そば発祥の地・軽井沢駅
JR東日本社員のアンケートで全国一となったことがある「しなのそば売店」。おぎのやが軽井沢駅に出店したのは1980年（昭和55）です。ということは…（謎）

上記を踏まえて調べてみると、1889年（明治22）から軽井沢駅で駅前旅館と駅弁などの構内営業をしていた「油屋」がルーツのようです。

■かつて私も食べたことがある軽井沢駅「油屋の駅弁」
ゴルフボールを模した容器に入った「ゴルフ弁当」やテニスのラケットの形をした容器に入った「テニスランチ」などを販売していましたが、残念がら1986年（昭和61）に廃業となりました。（復活しないかな～）※興味のある方は検索してみてください。

いただきま～す！
汁とネギの香りが漂います。
一般的の立ち食いそば店は提供時間短縮のため「二度茹で（下茹で）」ですが、しなのそば売店は注文を受けてから生そばを茹でる（一度茹で）ので喉越しが良くコシもあります。濃いめの汁との相性も良いですね。特にかき揚げは汁が「浸みシミ」で最高！（ご飯の上にのせて食べたいです：即席天丼）立ち食いですが時間をかけて味わっていただきました。美味しかった～ご馳走ざまでした。

食後は、しなのそば売店に隣接する「しなの釜めし売店」で私の大好物『峠の釜めし』を購入します。後ほどJR吾妻線の車内でいただきます。（楽しみです）

身も心も温まったところで、路線バス（草軽交通）に乗り、北軽井沢（群馬県）経由でJR吾妻線・長野原草津口駅へ向かいます。この時は大雪による迂回運行のことは知りませんでした。（最終回）

ご覧いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• Tagucyanさん 2025/07/01 23:07:11

  雪の小海線

  BTSさま
  こんばんは
  
  朝起きて、雪を見ながら朝湯、朝酒、いいですね～　まさに小原庄助の世界。旅先ならではですね。日程に余裕があるという気持ちの余裕も加味されて。
  
  私も小海線には何度も乗ったことがあり、冬季もありますが、寒かった記憶ばかりで雪景色というのは経験がありません。小海駅を境に山岳路線から田園風景の路線に変貌しますが、どちらも眺めがいいですね。雪が積もる各駅など、風情がありますし。
  
  微妙に列車が遅れていて、これくらいの遅れならおそらく小諸駅で接続をとったのではないかと思われますが、その確証がとれない状況では新幹線への乗変は仕方ないことですかね。チケットの区間変更も、混雑の中ずいぶんと首尾よく。私なら最初からあきらめたかも^^;
  
  こういう寒いところで食べるかき揚げそばがおいしそう。草軽交通の路線バスも、あの山道が雪になるとどんな景色になるのか、楽しみです。
  
  ---
  Tagucyan

  BTSさん からの返信 2025/07/04 06:21:30

  RE: 雪の小海線

  Tagucyanさまへ
  
  おはようございます。
  いつもコメントをいただき恐縮です。
  
  ４トラデビューして10年が過ぎますが、雪降る中での取材は今回初めてです。（海外は除く）今までは運休や遅延のリスクを考え、敬遠していましたが、今取材（2024年２月）で目覚めました。調子こいて今年も２月上旬に雪降る中、越後湯沢を取材してきました。犬ではありませんが雪中を歩くのは楽しいですね。そして雪景色は幻想的で車窓が楽しくなります。（ハマりました）
  
  小海沿線は、標高が高いので冬季はメチャ寒いですね。旅行記にも書きましたが、私が小学生の時に何度か松原湖へスケートに行きました。その時の氷の厚さが「40cm程度」でした。今では薄氷程度でしょうか。足元（防寒靴）をしっかりしていれば意外に寒さは気にならないかと思います。
  
  朝から小海線が遅延。これには参りましたね～踏切安全確認でしたので雪の影響ではなさそうです。小諸駅でしなの鉄道との接続は微妙でしたので、確実性を選び北陸新幹線に乗ることにしました。同じJRでしたら小諸駅で接続したことでしょう。この後も雪の影響などで色々なことが勃発しています。（後編でご紹介いたします）
  
  寒い中で食べる蕎麦は身も心も温めてくれます。立ち食い蕎麦屋ではありますが、あまりの美味さに、時間をかけて味わいました。（いつもだと５分程度で完食するのに…）釜めしと一緒に食べたら更に美味しいことでしょう。いつか横川駅か軽井沢駅で取材したいと思います。
  
  BTS