2021/10/30 - 2021/10/30
3位(同エリア139件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
食欲の秋!
そろそろ、気になっている信州グルメを食べに行きたいな~と思っていたところに、東横インの期間限定「カード会員ポイント3倍プラン」を知り、今回の旅(2泊3日)を企画しました。ワンパターンな行程ですが、「ご当地グルメ」・「レトロな駅舎巡り」・「温泉巡り」・「乗り鉄(撮り鉄)」・「路線バス乗り継ぎ」となっています。
<行程>
・初 日…長野電鉄を取材。
・2日目…上田バスとJR篠ノ井線・姨捨駅を取材。
・3日目…上田電鉄と千曲バスを取材。
2日目後半は、旧真田駅の取材後、日本三大車窓の一つ「姨捨駅(JR篠ノ井線)」へ向かいます。その後は戸倉上山田温泉で疲れを癒してから坂城町(埴科郡:はにしなぐん)周辺の郷土料理「おしぼりうどん」をいただきます。
※表紙…日本三大車窓:JR篠ノ井線 姨捨駅(善光寺平)
<関連旅行記>
■[信州グルメ食べ歩きの旅 初日:前編]レトロな駅舎巡り「長野電鉄」と富倉集落(飯山市)の郷土料理「富倉そば」と「笹ずし」
https://4travel.jp/travelogue/11787403
■[信州グルメ食べ歩きの旅 初日:後編]レトロな駅舎巡り「長野電鉄」と我が故郷(上田)のソウルフード「美味(おい)だれ焼き鳥」
https://4travel.jp/travelogue/11789648
■[信州グルメ食べ歩きの旅 2日目:前編]上田交通「真田傍陽線」の廃線巡りと創業1964年の駅前食堂「ぽっぽや定食」
https://4travel.jp/travelogue/11793694
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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【前編・振り返り ①】
昨夜は、上田のソウルフード「美味(おい)だれ焼き鳥」を食べながら濃いめのサワーを飲み過ぎたため今朝は軽い二日酔いです。でも朝食はしっかりといただきました。(笑)
・画像上…昨夜、長野駅「MIDORI長野」で購入した駒ケ根市のソウルフード「明治亭・ソースかつ丼(1490円)」。
・画像下…数時間後に取材する「菅平高原(標高1300m前後)」の最低気温が「-4.2℃」、この日(2021年10月30日)は、北海道に次いで2番目の寒い地点。 -
【前編・振り返り ②】
当初は、上田駅から菅平高原行のバスに乗る予定でしたが、軽い二日酔いのため、本日のランチと宴を考え、少し歩いて汗を流す行程に変更しました。ただ歩くのも面白くないので上田駅(ホテル)から「上田交通(現上田電鉄)・真田傍陽(そえひ)線」の廃線跡を巡ります。
■公園前駅(無人駅)
1927年(昭和2)、上田城の二の丸堀に線路を敷き駅を開業。
■真田傍陽線
・1927年(昭和2) 上田温泉電軌が上田駅から一部区間を開業。
・1928年(昭和3) 北東線(全線)開業。
・1939年(昭和14)上田電鉄(初代)に社名変更、菅平鹿沢線と改称。
・1943年(昭和18)上田電鉄と丸子鉄道が合併、上田丸子電鉄となる。
・1960年(昭和35)真田傍陽線と改称。
・1969年(昭和44)上田交通と改称。
・1972年(昭和47)全線廃止。 -
【前編・振り返り ③】
もう少し廃線跡を歩きたいのですが、川原柳駅(上川原柳バス停)でタイムアップ!上田駅(ホテル)から3.2km歩きました。汗をかき二日酔いが解消されました。(笑)これよりバスで24km先の菅平高原へ向かいます。
・画像左上…上川原柳バス停(旧川原柳駅)から上田バスに乗車。
・画像右上…菅平高原・日本ダボス。
・画像左下…菅平高原、10月末で霜(撮影時:1.4℃)。
・画像右下…広大な高原野菜畑、主にレタスを生産しています。 -
【前編・振り返り ④】
ランチタイムは、私が幼少の頃から気になっていた旧北本原駅前にある「駅前食堂」です。創業は1964年(昭和39)、地元の人に愛されています。
・画像左上…国道144号線(旧真田線)に面した駅名標の看板。
・画像右上…開店は11時、既に数台の車が停まっています。
・画像左下…昭和レトロが漂う店内。
・画像右下…信州のローカル番組から生まれた「ぽっぽや定食(1020円)」。 -
二日酔いが完全に解消、これより午後の取材を始めます。(本音は一寸だけ昼寝したいかな~)
12:33 真田行が到着します。女性の運転士です。 -
12:40 真田に着きました。(真田自治センター入口バス停から7分)通常の運賃は250円ですが、乗継券を使い150円を支払いました。
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私が乗って来たバスは旧貨物ホームで次の出番を待ちます。
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しっかり残っているホーム跡、手前(上田寄り)が旅客用のホーム、奥(菅平寄り)は貨物用のホーム、傍陽駅同様に長いホームでした。
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※参考画像[Google]
真田駅は単式ホーム1面3線で、構内には増結用の客車や貨車が常時留置してあります。 -
国道144号線を挟んで一枚。
駅前には超レトロで立派な建物(矢印)が残っています。現在は陸送会社の事務所となっています。(当時はについては不明) -
かつての駅前商店、電車やバスが到着するたびに賑わったことでしょう。
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駅前を眺めます。ロータリーにある植え込み(囲い)は当時のものと思われます。
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駅前通り(バス通り)歩きながら旧道へ向かいます。
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かつて旧道から駅前通り(バス通り)へ分岐するところに真田郵便局がありました。現在は900mほど上田駅寄りに移転しています。
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旧真田駅とセットで訪ねたかったのが「日本国有鉄道(国鉄) 長野原自動車営業所 真田支所 (後にJRバス関東 小諸支店 真田営業所)」です。(旧真田駅から150m)歴史は古く真田駅が開業してから7年後の1935年(昭和10)に開設しています。今でも洗車機跡などを確認することができます。ちなみに長野原自動車営業所(現・長野原支店)は、隣県の群馬県吾妻郡長野原町にあります。
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■日本国有鉄道(国鉄) 長野原自動車営業所 真田支所
・1935年(昭和10)省営バス吾妻線として、渋川 ~ 真田間・上州大津 ~ 草津温泉間を開業。これに伴い渋川自動車所開設、同時に長野原支所、真田支所も開設。
・1946年(昭和21)菅平口 ~ 菅平間を開業。
・1950年(昭和25)渋川自動車区を長野原に移転し長野原自動車区と改称、渋川支区を開設。後に日本国有鉄道長野原自動車営業所に改称。
・1960年(昭和35)真田 ~ 上田間を開業。
・1987年(昭和62)国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道 関東自動車事業部 長野原自動車営業所に改称。
・1988年(昭和63)バス部門分割子会社化により、JRバス関東 長野原営業所に改称。翌年、長野原支店に改称。
・1989年(平成元年)真田支所(真田営業所)はJRバス関東・小諸支店の管轄となる。
・2004年(平成16)鹿沢菅平線全線廃止に伴い真田営業所(旧真田支所)は閉鎖。一部の路線を上田交通(現上田バス)が引き継ぎ運行しています。 -
※参考画像[JTB時刻表1975年10月号]
上田駅と草津温泉を結ぶバスが一日2往復運行していました。また真田支所から長野原営業所へ車両回送(送り込み回送)を兼ねた運行便(真田 → 長野原駅)もありました。※長野原駅は1991年(平成3)長野原草津口駅に改称しています。 -
まだ時間があるので周辺を散策します。
国鉄バス真田支所から150m、山家神社に来ました。
■山家(やまが)神社
山家郷(真田郷)の産土神が祀られた歴史ある神社。四阿山(あずまやさん:標高2345m)の頂上に奥宮をおき、山岳崇拝・水分(みくまり)の神としても尊ばれています。真田一族のほか歴代の上田城主にあつく崇敬され、真田信綱・昌幸文書等は、社宝となっています。
・山家神社
http://www.yamaga.or.jp/#P1山家神社 寺・神社・教会
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■真田神社
山家神社境内には真田三代(幸隆・昌幸・信幸・信繁)が祀られており、真田家が唯一認めている神社です。 -
■真田神社の鬼瓦
1886年(明治19)に建立された真田神社は翌年(1887年)の真田大火で全焼。その時に残った鬼瓦が展示してあります。この鬼瓦には真田家の家紋「六文銭」が刻まれています。 -
■真田バス停(旧道)
バス停に戻ってきました。これから上田駅へ向かいます。 -
真田バス停は、「旧道」・「バイパス」・「旧駅前(真田始発)」の3箇所にあるため、初めて利用する人には分かりづらいかもしれません。※次のコマを参照
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※参考画像[Googleより]
真田バス停(上田駅行)の位置です。ご利用の際は十分に注意してください。 -
13:20 上田駅行が来ます。
土曜日の午後いうこともあり、町へ出かける若者が乗って来ます。これも2013年(平成25)から始めた「運賃低減バス実証運行」のおかげでしょうか、ご参考までに真田~上田駅間の運賃は、導入前は650円、導入後は300円です。 -
13:50 上田駅に着きました。(真田バス停から30分)
上田駅 駅
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上田駅から「しなの鉄道」に乗ります。
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ホームに着くと、2番線には観光列車「ろくもん」が停車しているではありませんか~興奮しますね。(笑)
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一度は乗ってみたいですね。
■ろくもん
2014年(平成26年)に運行開始。デザインはJR九州「ななつ星 in 九州」などを手掛けた水戸岡鋭治氏です。
・ろくもん[しなの鉄道HP]
https://www.shinanorailway.co.jp/rokumon/ -
しなの鉄道は、1997年(平成9)北陸新幹線(長野新幹線)開業により並走する在来線・信越本線(軽井沢~篠ノ井)をJR東日本から引継いで誕生した第三セクターの鉄道会社です。※2015年(平成27)北陸新幹線・金沢駅延伸開業に伴い、長野~妙高高原駅間もJR東日本から引継いでいます。
移管と同時に車両(国鉄115系)も譲渡されました。国鉄115系は1963(昭和38)~1983年(昭和58)に製造された車両で、老朽化が進んでいるため、2020年(令和2)より新型車両へ置き換えが始まりました。看板の青い車両は2020年から運用を始めた「SR1系・100番台」で、特別快速「軽井沢リゾート号」や「しなのサンライズ号・しなのサンセット号(通勤ライナー)」をメインに充当しています。座席は今流行りの「デュアルシート」で、特別快速(有料)で運用するときは、クロスシートとなり、一般車両として運用するときはロングシートとなります。SR1系はJR東日本・新潟支社で活躍しているE129系がベースとなっています。
■SR1系[しなの鉄道HP]
https://www.shinanorailway.co.jp/sr1/#bnr -
イチオシ
14:44 長野行が到着します。
おや!台鉄(台湾鉄路管理局)・自強号カラーではありませんか、2年ぶりの再会です。※自強号は日本の特急列車に相当します。
しなの鉄道は、2018年3月に台鉄と「友好協定」を結び、交流の一環として台鉄の車両「EMU100型電車」をイメージした塗色に変更しました。 -
※参考画像[しなの鉄道HPより]
台鉄の車両「EMU100型電車」です。 -
■西上田~テクノ坂城駅間
上田市に隣接する坂城町(埴科郡:はにしなぐん)に入ると田園風景に変わります。後ほど、この周辺で食べられている郷土料理「おしぼりうどん」を取材する予定です。 -
次の取材は日本三大車窓の一つ「姨捨駅」です。今日は天気が良いのでホームからの眺めはきっと良いことでしょう。
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■テクノ坂城~坂城駅間
遠くに聳(そび)える山々は北アルプス(飛騨山脈)です。直線距離で43km、とがっている山は鹿島槍ヶ岳(標高2889m)でしょうか。 -
■屋代~篠ノ井駅間
千曲川を渡ると篠ノ井駅に着きます。 -
15:15 篠ノ井駅に着きました。
JR篠ノ井線へ乗り換えます。(5分の待ち合わせ)篠ノ井駅 駅
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篠ノ井駅はJR信越本線・JR篠ノ井線・しなの鉄道の3路線の駅となっています。北陸新幹線開業に伴い並走するJR信越本線は分断され長野県内では篠ノ井~長野駅間の9.3kmだけとなっています。(涙)
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15:19 松本行(E127系100番台)が到着。女性の運転士です。
老朽化が進む国鉄時代の車両の置き換えとしてJR東日本・新潟支社および長野支社へ導入したE127系(新潟支社は0番台:長野支社は100番台)です。前面を見ると東北エリアで活躍している「プレハブ電車(701系)」を思い出します。 -
出発信号機が停止から進行現示に変わりました。
15:20 篠ノ井駅を発車しました。2両編成のため車内は学生たちで混雑しており、席が空いてないので運転台でかぶりつきます。 -
しなの鉄道・下り線(長野方面)を通過中です。
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まもなくJR篠ノ井線に入ります。
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■JR篠ノ井線
信越本線・しなの鉄道「篠ノ井駅」と中央本線「塩尻駅」を結ぶ路線です。[15駅・66.7km]
・1900年(明治33)篠ノ井~西条駅間の部分開業。
・1902年(明治35年6月)西条~松本駅間の延伸開業。
・1902年(明治35年12月)松本~塩尻駅間の延伸開業により全通。 -
■篠ノ井~稲荷山駅間
篠ノ井線は単線ですが特急列車が走るので軌道状態は良く、普通列車でも100km/h近い速度で走ります。 -
まもなく稲荷山駅に到着します。稲荷山駅では下り列車と行き違いのため5分間停車します。
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長野行[211系]が到着します。
■稲荷山駅
・1900年(明治33)開業。
・1985年(昭和60)無人駅となる。
・2013年(平成25)駅舎をリニューアル。稲荷山駅 駅
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■稲荷山~桑ノ原信号場間
稲荷山駅を発車すると連続する上り勾配が始まります。 -
まもなく桑ノ原信号場(スイッチバック式信号場)を通過します。現在でも数本の列車が行き違いを行っているようです。
■桑ノ原信号場
・1961年(昭和36)開設。
かつて篠ノ井線にはスイッチバック式の信号場が桑ノ原を含め3箇所ありました。
・羽尾信号場(姨捨~冠着)2009年(平成21)廃止。
・潮沢信号場(西条~明科)1988年(昭和63)ルート変更に伴い廃止。 -
■桑ノ原信号場の配線図
【上り列車】
1.松本行は「引上線①」に進入します。[図①→②]
2.バックしながら「引上線②」へ移動します。[図③→④]
3.「引上線②」で待機します。[図⑤]
4.下り列車通過後に「引上線②」から発車します。[図⑤→⑥]
【下り列車】
1.「引上線②」に進入し、バックで「引上線①」へ移動。
2.「引上線①」で待機。
3.上り列車通過後に「引上線①」から発車します。 -
イチオシ
■桑ノ原信号場~姨捨駅間
連続する上り勾配、速度が低下しないよう女性運転士は小まめにノッチを入れながら上がって行きます。 -
場内注意!制限45!
場内信号機は引上線側に注意信号が現示されています。まもなく姨捨駅名物「スイッチバック」の儀式が始まります。 -
これより引上線に進入します。分岐器(ポイント)の制限速度は35km/h以下です。
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引上線の所定停止位置に停まると、出発信号機に連動している反応灯(赤枠)の現示を確認し、レバーシングハンドル(レバーサー)を「前」から「後」にします。安全確認の為、運転士はホームの所定停止位置まで窓から顔を出しながらバックします。
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■姨捨駅構内配線図
【上り列車】
1.本線から引上線に進入します。[図②→③]
2.引上線からバックしながら1番線へ進入します。[図④→⑥]
3.発車時刻になると本線(松本方面)へ進出します。[図⑦→⑨]
【下り列車】
1.本線から2番線へ進入します。
2.発車時刻になるとバックで引上線へ移動します。
3.引上線から本線(長野方面)へ進出します。 -
本線を通過し、まもなくホームに到着します。
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15:38 姨捨駅に着きました。(上田駅から54分)
駅名標はスイッチバックのデザインになっています。標高は551mです。(稲荷山駅は358m)
■地名「姨捨」の由来
貧しい村では70歳になる老人を山に捨てたという伝説に由来しています。姨捨駅 駅
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イチオシ
下り特急列車通過のため4分間停車します。
女性運転士と中学生たちが話をしています。微笑ましい光景ですね。おじさんも加わりたいところです。(笑) -
イチオシ
1番線(上りホーム)から善光寺平を眺めます。姨捨駅は「日本三大車窓」の一つに数えられています。
■日本三大車窓
・根室本線 狩勝峠越え(北海道)※1966年にルート変更により廃止
・篠ノ井線 姨捨駅(長野県)
・肥薩線 矢岳越え(熊本県) -
久々の姨捨駅、かつてはローカルな駅でしたが、いつの間にか小洒落た駅になっているではありませんか~調べてみるとクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の停車に合わせ、下りホームに展望ラウンジとバーを設置しました。
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踏切の警報機が鳴り始めたのでカメラをスタンバイします。
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特急しなの(長野行)が電子ホーンを鳴らしながら通過します。(警報機および遮断機の無い踏切道を通過するため)
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通過中の特急しなのと善光寺平(長野盆地の通称)を一枚。
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跨線橋から長野方面を一枚。ホーム右下にある本線(篠ノ井線)の勾配は25‰(パーミル)あります。後ほどホーム先端(車止め側)に踏切があるので行ってみたいと思います。
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跨線橋から松本方面(上田方面)を一枚。陽の当たる部分と当たらない部分のギャップが何とも言えません。
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イチオシ
愛媛県の予讃線・下灘駅風にホームと善光寺平を一枚。(絵になりますね~)
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改札(無人駅)を出るとレトロな造りとなっています。
2010年(平成22)に駅舎のリニューアル工事を実施。1934年(昭和9)当時の様子の復元(二代目駅舎)が行われ、手小荷物扱い窓口が再現され、内壁や天井、建具などの修繕が行われました。翌年には駅舎の外装や跨線橋もリニューアルしました。 -
駅舎入口には立派な木彫りの駅名板が設置されています。
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イチオシ
大正ロマンが漂う二代目駅舎です。(大正デモクラシー時代に設計)
■姨捨駅
・1900年(明治33)篠ノ井~西条駅間の開通と同時に開業。
・1934年(昭和9) 駅舎改築。
・1972年(昭和47)無人化。 -
ホーム先端(車止め側)の踏切に来ました。この踏切を渡り終えると絶景を眺めることができます。(次のコマを参照)※ホームからも眺めることができます。
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イチオシ
■姨捨の棚田
長野県千曲市の三峯山(1131.4m)の北東麓に広がります。初夏に水を張った棚田に月が映り込む風景は「田毎(たごと)の月」として江戸時代から有名。歌川広重の『六十余州名所図会』にも描かれています。姨捨の棚田は「日本の棚田百選」、国の名勝、重要文化的景観に選定されています。 -
※参考画像[2014.1.3撮影]
白銀の棚田も良いですよ~(ホームから撮影) -
次の取材へ向かうため戸倉更科線・戸倉駅行(しなの鉄道)に乗ります。※最終便
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■千曲市循環バス
2004年(平成16)から運行開始。しなの鉄道・屋代駅と戸倉駅をメインに発着します。私が乗る更科戸倉線(日・祝日は運休)は信州観光バスが受諾運行しています。料金は均一で200円です。
・千曲市循環バス
https://www.city.chikuma.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/doro_kotsu/kokyokotsu/5362.html -
15:58 姨捨駅を発車しました。私の他に同業者(少年)が1名乗っています。駅を発車ると500mほど線路脇を走ってから踏切を渡ります。
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踏切を渡ると下り坂が…これより一気に下ります。(標高差184m)
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16:09 若宮東バス停に着きました。(姨捨駅から11分)
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日中便だと温泉街を通るのですが、私が乗車した最終便は温泉街を経由せずに戸倉駅(しなの鉄道)へ直行するため、温泉街最寄りの若宮東バス停から千曲川を眺めながら上山田温泉街まで850m歩きます。
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■ご当地マンホール[旧・埴科郡 戸倉町:現・千曲市]
戸倉町の花「ツツジ」、「マツヨイグサ」、「キク」の三種がデザインされています。
■千曲市
2003年(平成15)更埴市(こうしょく)・更級郡(さらしな)上山田町・埴科郡(はにしな)戸倉町が合併して発足。 -
イチオシ
千曲川に架かる大正橋から上田方向(上流)を一枚。夏はアユ釣りで賑わいます。
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■佐良志奈神社
千曲市に鎮座する式内社です。1450年に本殿が火災で焼失したため創建は不明ですが、433年頃だといわれています。もともと更級山(冠着山・俗称は姨捨山)に鎮座していましたが、887年の震災で社地が欠落し、山麓の若桜社へ合祀されました。 -
■獅子ヶ岩(鼻)※説明版より
この岩塊は、約2000万年前にこの地方が入海だった頃、その海底にたまった三紀層の泥岩である。それが、熱の変質作用を受けて硬い赤みを帯びた岩となり、その地層中へ大成岩(マグマ)の石英斑岩が貫入して形成された。現在、冠着山東尾根が約4Km千曲川に突き出す地形となり、その先端が獅子ヶ鼻と呼ばれている。獅子は、百獣の王と言われるように天下を治める王者の如く、愛情の中にも厳しい風格を備え、千曲川のすさぶ川風にもめげず断崖上に臥している。明治十一年、獅子ヶ鼻から荒砥沢の出会いまでの明治新道が開削された。その獅子が鼻の岩の割れ目に、幾百年となく変わらぬ姿で深く根を下ろしたヒモロの木(ビャクシンまたはシンパク)を神木として祀り、この岩を守護として残し道を切り開いたと言われている。以来、この岩を「獅子ヶ鼻」と呼び、神の縁り代と言われるヒモロ木と共に大切に祀ってきたものです。 -
■ご当地マンホール[千曲川流域下水道]
千曲川と清流復活の願いを込めたサケがデザインされています。※千曲川流域下水道上流処理区は、長野市・千曲市:坂城町が対象となっています。 -
■ご当地マンホール[旧・更級郡 上山田町:現・千曲市]
千曲川対岸から見た温泉街の風景と町の木「ヤマザクラ」と町の花「ヤマツツジ」がデザインされています。 -
若宮東バス停から歩くこと15分弱、上山田温泉「かめ乃湯」に着きました。老舗旅館のような佇まいですが、実は…公衆浴場(入浴料350円)です。
■かめ乃湯[上山田温泉(株)]
かめ乃湯は、1907年(明治40)に開湯、現在18ヶ所の源泉を管理し50ヶ所の施設に温泉を供給している「上山田温泉(株)」が所有している公衆浴場で、2007年(平成19)に全面リニューアルしました。
・かめ乃湯
http://www.kamiyamada-onsen.co.jp/kamenoyu.html湯元 かめ乃湯 温泉
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※参考画像[かめ乃湯HPより]
取材の疲れを温泉で癒します。浴室に入ると硫黄臭が漂います。泉質は「アルカリ性単純硫黄温泉」で源泉かけ流しです。これぞ「ザ・温泉」です。※ボディソープやシャンプーはありません。 -
疲れを癒したところでお待ちかねの宴です。お邪魔するのは公衆浴場「かめ乃湯」から200m(徒歩3分)のところにある「古炉奈」です。少し色あせた暖簾が良い感じです。(創業100年を超えているようです)
■古炉奈[食べログ]
https://tabelog.com/nagano/A2001/A200103/20006937/古炉奈 グルメ・レストラン
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ご年配の女性(三代目)が一人で店を切り盛りしています。店内はカウンター席・テーブル席・小上がりがあります。
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まずはビールで火照った身体を冷やします。うめぇ~五臓六腑に染みわたります。
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さっぱりした白菜の浅漬けで飲むビールは格別です。
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続いて熱燗(真澄)、もろきゅうを注文しました。
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店主から「食べる?」と出されたのが、上田市に隣接する坂城町(埴科郡)の特産品「ねずみ大根」の絞りカス(絞り汁は郷土料理に使います)です。辛み大根なので多めに醤油をかけます。大根の辛みと鰹節の香りが口の中で広がり、後にほんのりと甘さが来ます。(提供する店は少ないことでしょう)コレ、熱燗が進みます。
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店主にご協力をいただきました。(お礼を申し上げます)
■ねずみ大根
一説には江戸時代に長崎から薬用として伝来したとも云われ、古くから坂城町の一部地域で栽培されている辛味大根です。形状は下ぶくれで短く、ねずみのような尻尾が付いているように見えることから、『ねずみ大根』と名付けられました。 -
※参考画像[2018.5.19撮影]
お恥ずかしい話ですが、3年前の「千曲川ワインバレーフェスタ(アリオ上田店)」で坂城町の特産品「ねずみ大根」を知ることになりました。そして…郷土料理「おしぼりうどん」へ辿り着きました。坂城町のゆるキャラ「ねずこん」のおかげです。(感謝)
<関連旅行記>
■[信州上田 2人で太る旅②(最終回)] 温泉で癒し、信州グルメで旅を締めくくる! 【上田電鉄・北陸新幹線】
https://4travel.jp/travelogue/11371646 -
■おしぼりうどん
信州と言えば「蕎麦」が超有名ですが、うどんを郷土料理とする地域(文化)もあるんです。それが上田市に隣接する坂城町(埴科郡)と、更に坂城町に隣接する千曲市の一部(戸倉上山田温泉周辺の地域)です。うどんと言っても主役は「つけ汁」ですが…。
ねずみ大根をすりおろし、布巾で絞った汁に信州味噌を溶かしてつゆを作り、うどんをつけて食べます。戸倉上山田温泉周辺では蕎麦で食べるところもあります。 -
ねずみ大根の絞り汁に味噌を入れながら自分好みの味付けにし、鰹節や薬味を入れます。店主からは「蕎麦のように強く啜(すす)ると大根の辛みで噎(む)せるよ!」とアドバイスをいただきました。そんなに辛いのでしょうか~早速食べてみたいと思います。
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店主のアドバイス通り、啜(すす)らない程度にいただきます。確かに強く啜(すす)ったら噎(む)せる辛さです。でも…この辛さはクセになりますね~手打ちのモチっとしたうどんと味噌で味付けした絞り汁の相性は言うまでもありません。これウマすぎです。いつか蕎麦も食べてみたいですね。ご馳走さまでした。
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千曲川と温泉街を眺めながら戸倉駅(しなの鉄道)へ向かいます。(2kmほど歩きます)
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歩くこと30分弱、しなの鉄道・戸倉駅に着きました。
戸倉駅 駅
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北陸新幹線(長野新幹線)開業前は特急列車(あさま・白山号)が停車し、旅行客で賑わっていました。しかし、戸倉駅は新幹線のルートから外れているため開業後は駅や温泉街は閑散となってしまいました。
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跨線橋入口には、ひらがなと英語表記のレトロな駅名板が設置されています。
■戸倉駅
・1912年(明治45)開業。
・1973年(昭和48)駅舎を改築。(現駅舎)
・1997年(平成9) しなの鉄道の駅となる。 -
2021年(令和3)から運用開始した新型車両「SR1系(一般車両)」を一枚。
JR(国鉄)時代は貨車(採石場があるため)の留置線となっていましたが、しなの鉄道になってからは車両基地となりました。 -
しなの鉄道オリジナルカラーの国鉄115系を一枚。
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長野色(JR東日本)の国鉄115系を一枚。
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19:06 小諸行が到着します。新型車両[SR1系]ではありませんか~これはラッキーです。
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発車間際に鳴る発車サインオン(車両に取付てある発車ベル)は、県民誰もが歌える県歌「信濃の国」ではありませんか~駅を発車するたびに口ずさみたくなります。
乗客が多数いるため撮影はできませんでしたが、座席はロングシート(乗務員室側)とセミクロスシート[ボックス席]の組み合わせで、トイレが設置されていました。運用開始してから10ヶ月ほど経ちますが、新車特有の匂いが残っていましまた。 -
19:23 上田駅に着きました。(戸倉駅から16分)
上田駅 駅
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下りホーム(長野方面)には、SR1系(ライナー車両)の回送列車が停まっているではありませんか~土休日に運行される特別快速「軽井沢リゾート号(有料)」の運用を終え車両基地のある戸倉駅へ向かうと思われます。
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上田駅を撮影してからコンビニに寄ります。
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■本日の移動距離<2日目>
・鉄道……52.5km[196.1km]
・バス……79.7km[306.0km]
合計… 132.2km[502.1km]
※[ ]は2日間の合計 -
取材した画像をチェックしながら部屋飲みします。明朝も早くから取材を始めるので早々に寝ます。おやすみなさい~ZZZ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回は上田電鉄と千曲バスを取材します。ご覧いただきありがとうございました。東横イン上田駅前 宿・ホテル
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■近況報告
昨年5月下旬に母が亡くなり、四十九日の翌日に父が心不全で緊急入院(現在は元気です)、予定していた旅行を全てキャンセルしました。新年を迎え旅行を解禁、2月5日から3泊4日で紀伊半島(和歌山・三重県)へ取材旅行をしてきました。旅行記の公開は来年になるかと思います。お楽しみに!
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この旅行記へのコメント (12)
-
- ひでちゃんさん 2023/05/01 10:05:10
- ごめんなさい。誤字を見つけてしまいました。
- BTSさん
いつもご訪問有難うございます。
テクノ坂城~坂城駅間
遠くに聳(そび)える山々は北アルプス(飛騨山脈)です。直線距離で43lm、
43kmではないですか?
因みに私の父親の実家が八幡村なんです。姨捨駅から下の方に見える森の付近です。武水別神社です。子供の頃は屋代駅から八幡までボンネットバスが走ってました。去年四季島から夜景を見ました。篠ノ井線は何十回も乗りました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ひでちゃん
- BTSさん からの返信 2023/05/01 14:49:39
- Re: ごめんなさい。誤字を見つけてしまいました。
- ひでちゃんさまへ
こんにちは~
いつもご覧いただきありがとうございます。
ご指摘いただいた「431m」は「43km」に訂正させていただきました。重ねてお礼を申し上げます。
お父さまの実家は武水別神社付近なんですね~Googleマップで調べてみると、境内には「川中島の戦い初戦の碑」や「元祖うずら餅」があるんですね。私は初めて知りました。八幡村は1959年に近隣の町と合併して「更埴市」となり、2003年に千曲市となりました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
BTS
-
- 毛利慎太朗さん 2023/02/16 17:31:20
- 姨捨駅
- BTSさま、折につけてのご訪問恐れ入ります。
まずは、お父様が快方に向かわれてるとの由、ひとまず安堵といったところでしょうか。
又、ご旅行もご解禁の由、美食を含め楽しんでらっしゃいますね(^▽^)、なにより。
これって、「最長路線バス」のリベンジか何かですかね?
さて、姨捨駅ですが、つららさまの旅行記を拝見したとき、乗り継いでいるせいか、戸倉温泉から遠いように感じましたが、バスでもアクセスできるんですね、勉強になりました。
でも、片道は列車で行きたいですよね、やはりスイッチバックの仕組みが拝見できて、鉄ポイント高めなのでね。
それと自強号の塗装ですが、昨日とのっちさまの過去旅行記を訪問してAkrさまが「修学旅行列車・きぼう」に似ていると仰ってて、なるほどと頷いておりました。
自強号のほうが黄色味がかって、ラインが1本多めですが、塗り分けの斜め感と赤い感じがそうですね。
「おしぼりうどん」も興味深いですね、勢いよくすするとむせるんですか!
大根おろしは甘い派なのですが、話のタネに食べてみたいですね。
味噌の甘みとマッチすることを考えると、よだれがでてきそうです。
毛利慎太朗
- BTSさん からの返信 2023/02/18 06:20:31
- RE: 姨捨駅
- 毛利慎太朗さまへ
おはようございます。
父のご心配をいただきありがとうございます。
ご質問の件ですが、日本一長い路線バスは昨年4月にリベンジしてきました。その時に紀伊山地の大自然の凄さに感動し、今回は別ルートで紀伊山地を攻めてみました。その最初のランチが松阪駅前にある観光協会直営の喫茶店で松阪牛のすき焼きをいただきました。ご年配の女性が付ききっきりで作ってくれたので美味しくいただくことができました。いつもに比べて飲んで喰っての取材旅行でした。
上田方面から姨捨駅は遠く感じますが、しなの鉄道・戸倉駅からバスでワープすることで若干近くに感じるのではないでしょうか。ただバスの運行本数が少ないので事前に調べておく必要があります。毛利さんの仰る通り、片道は鉄道を利用し、スイッチバックの儀式を楽しまれたほうが良いですね。
自強号の塗色は確かに修学旅行列車(155系)に似ていますね。私が幼少のころに一度だけ東海道線で見た記憶があります。(1975年7月まで横浜市神奈川区に住んでいました)
おしぼりうどんに使われる「ねずみ大根」は辛みが強く(特に擦りたて・絞りたて)、啜ったときに気管支に入ると咽るそうです。この辛さはクセになり、翌年も本場・坂城町へ食べに行きました。ぜひ毛利さんもご賞味ください。
BTS
-
- yamayuri2001さん 2023/02/14 10:44:42
- 信州の魅力!
- BTSさん、こんにちは。
信州の田舎を 私も一緒に散歩しているような気分にさせていただきました。
山家神社の鳥居が、青空にすっきりと映える写真や、
真田神社の鳥居の写真も、本当に素敵ですね!
姥捨ての棚田は 緑の時期も綺麗だけれど、
白銀の棚田も素敵なんですね。
雪の降る時期に 棚田に行ったことは一度もありません…
ねずみ大根は、形や大きさが
本当にネズミのようなんですね。
ごろっとした姿は、とてもかわいいです。
食べると辛味があるのが 面白いと思います。
おしぼりうどんと言うのは初めて知りましたが、
辛みのあるネギで食べる大内宿のねぎそばよりも
もっと辛そうですね!
お父様がお元気になられたようで良かったです。
安心して旅行に出かけられるようになりましたね!
yamayuri2001
- BTSさん からの返信 2023/02/15 10:21:23
- RE: 信州の魅力さ、あ!
- yamayuri2001さまへ
おはようございます。
いつもコメントをいただきありがとうございます。
また、父のご心配をいただき重ねてお礼を申し上げます。
yamayuri2001さまからのお褒めのコメント嬉しく思います。
何を隠そう私は「(自称)晴れ男」。(笑)今回の取材も晴天に恵まれ、納得いく撮影ができました。この取材ではコンパクトデジカメと一眼レフカメラを持って行きました。
姨捨の棚田はホームからしか眺めたことがありません。いつか至近距離でも見てみたいですね。旅行記を作成中に以前雪景色の棚田を撮影していたのを思い出し旅行記にUPしてみました。
ねずみ大根はお尻と尻尾(根)の部分が可愛らしいですね。店主のおかげで初めて見ることができました。ねずみ大根は、会津・大内宿「ねぎそば」よりも辛さは強いでしょうか、大根の絞り汁は「擦りたて」、「絞りたて」が命です。時間が経過すると辛さは弱くなるかと思います。あの辛さがクセになり昨年も本場坂城町に食べに行ってきました。
昨年は母が亡くなり、父が倒れたため取材旅行を自粛していましたが、新年を迎え解禁しました。10ヶ月ぶりの取材旅行はハッスルしすぎたでしょうか?体重計に乗るのが怖いです。(笑)
BTS
-
- Akrさん 2023/02/13 13:17:36
- ねずみ大根
- BTSさま
こんにちは。
お父様の容体は如何でしょうか?ご高齢だと思いますがお身体大事になさって下さい。
ご健康をお祈りしております。
傍陽線って1972年廃止ですよね?廃止から半世紀も経っているのに真田駅のホームの遺構が残っているとは驚きです。国鉄バスが上田から草津温泉までの便があったんですね。鳥居峠経由でしょうね。
姨捨駅。
詳細なスイッチバックの説明ありがとうございます。とても分かりやすかったです。
私、姨捨に縁がないんですよね。通過ばかりで。一度、降りて、ご紹介していた棚田をゆっくり眺めてみたいんです。そういえば長野オフ会の際もみんなでしなので通過しましたし 笑
最後にねずみ大根ですが、とっても辛いんでしょうね。
形が本当にねずみのようです。あのうどんのつゆの味が想像付きません。私はおろし系が好きなのでぜひとも食してみたいです。うどんもコシがあって美味しそう。
最後の松坂牛が気になってしょうがないです 笑
Akr
- BTSさん からの返信 2023/02/15 09:27:10
- RE: ねずみ大根
- Akrさまへ
おはようございます。
父のご心配をいただきありがとうございます。
父は現在87歳です。かつて陸自にいたので今でも精神面は強いですね。
真田傍陽線はAkrさんの仰る通り、1972年(昭和47)に全線廃止となっています。半世紀過ぎていますが、廃線跡がそれなりに残っています。ホームは公園前駅(上田城)・樋ノ沢駅・真田駅の3駅です。今回はバスルートの関係で樋ノ沢駅だけ取材できませんでした。ちなみに樋ノ沢駅は相対式ホームです。
国鉄バスは上田駅から鳥居峠経由で草津温泉行を運行していました。現在は上田バスが引き継ぎ、高速バス(草津温泉〜首都圏方面)の送り込み回送を利用して2〜3往復運行しています。いつか取材したいと思っています。
オフ会で姨捨駅を通りましたね。特急でしたのアッと言う間に通過してしまいましたね。ぜひ信州へ来られた際には寄ってください。私が使ったルートで行くと戸倉上山田温泉で一泊することもできますし、日帰り入浴することもできます。そして郷土料理「おしぼりうどん」も食べることができます。また戸倉駅の待合室には立ち食い蕎麦もあります。
ねずみ大根の辛さは半端ではありません。(特に擦りたて・絞りたては…)でも食べるとクセになります・味噌との相性は抜群で、うどんは幾らでも食べれます。翌年(母が倒れた年)は本場の坂城町へ食べに行きました。
久々に取材旅行に行ってきました。昨年4月に4泊5日で和歌山・奈良・三重県へ取材したときに紀伊半島(紀伊山地)にハマってしまい、先日3泊4日で和歌山・三重県へお邪魔しました。松阪牛のすき焼きは、松阪駅前にある喫茶スィードでいただきました。観光協会直営なので値段はリーズナブルで2500円でした。しかもご年配の女性が付きっきりですき焼きを作ってくれました。ココはお勧めです。
BTS
-
- Tagucyanさん 2023/02/12 21:35:43
- 日本三大車窓
- BTSさま
こんばんは
国鉄バスは未成路線の補完という路線が多かったので、今となっては営業所単位で路線が全部なくなってしまったところが全国あちこちにありますね。真田もそうなんですよね。
昭和50年当時の時刻表、拡大してじっくり見てしまいました。上田から長野原方面に抜けるバスはもっと多かったイメージがありますが、3往復だけだったんですね。
姨捨駅はここ数年で何度か訪れているので、なんとなく様子を覚えています。電車がどのような順路で進むのかの解説、図にするとわかりやすいですね。旅行記書くときにその発想が思い浮かばなかったです(笑) ホームから見るあの景色は昼見ても夜見てもいいものです。そもそも「日本三大車窓」と言われているところで昼夜ともに景色がいいのはここだけですね。
「おしぼりうどん」のつけ汁。文章読みながら頭の中でどんな味なのか想像してみました。大根おろしの絞り汁に信州味噌。この組み合わせは初めてですが、なんだかうまそうです。うどんもぶっとくてうまそうですね。基本的に「つけうどん」は太い方が好物なので。
最後に、お父様のお見舞い申し上げます。
---
Tagucyan
- BTSさん からの返信 2023/02/15 08:46:13
- RE: 日本三大車窓
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
父のご心配をいただきありがとうございます。
Tagucyanさんの仰る通り、当時の国鉄バスは未成路線の補完という路線が多かったですね。良い表現ではありませんが、国が経営していたので客が乗ろうが乗らないだろうが関係なく走らせていたようなイメージを持っています。しかし、民営化になり徐々に路線を廃止し、かなりスリムになったのではないでしょうか。私が上田市へ移り住んだ1975年(昭和50)、既に上田駅〜草津温泉を結ぶ路線はガラガラでした。昭和30〜40年代にかけては運行本数はもう少し多かったようです。
私は姨捨駅の夜景を見たことがありませんが、きっと綺麗なことでしょう。私の狙い目は厳寒期の晴天時かと思っています。無数の星空に輝いた地上のコラボは素晴らしいかと思います。
旅行記は色々な方がご覧になっています。画像だけだとスイッチバックが分かりずらいかと思い、いつもイラストにして紹介しています。少しでも鉄道に関する知識を深めていただけたらとの想いで作成しています。
3年前に知った「おしぼりうどん」、他県民の方ですとイメージしづらいかもしれませんね。当時は大根をおろし金や擦りおろし器で擦って絞っていましたが、今はジュサーミキサーを使って擦って絞っています。この辛い大根の絞り汁と味噌がめちゃ合うんです。一度食べるとクセになります。私は翌年(母が倒れたとき)に本場の坂城町へ食べに行きました。開店と同時に入ったので直ぐに食べることができましたが、時間が経つにつれ店内は混み始め提供されるまで時間を要していました。まだまだ未知の信州グルメがあるかと思います。今後も色々とリサーチしながら皆さまにご紹介できたらと思っています。
BTS
-
- エヌエヌさん 2023/02/12 10:26:56
- こんにちは!
- BRSさま
お父上
無事快方に向かわれたようで良かったです。
最後の1枚は松阪駅でしょうか?そして松阪牛のすき焼き♪( ´▽`)
- BTSさん からの返信 2023/02/12 11:30:59
- Re: こんにちは!
- エヌエヌさまへ
こんにちは~
父のご心配をいただきありがとうございます。
カテーテル治療を行い元気です。呼吸系の病気も治りました。
ご質問の件ですが、松阪駅前にある喫茶店「スィード」で松阪牛をいただきました。観光協会直営の喫茶店なので価格はリーズナブルで2500円でした。お勧めです。
BTS
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