2024.11 Hello Kitty展 ―わたしが変わるとキティも変わる―

2024/11/16 - 2024/11/16

ハローキティの50周年を記念した展覧会「Hello Kitty展 ーわたしが変わるとキティも変わるー」が2024年11月1日から2025年2月24日(振休)まで、東京国立博物館 表慶館(上野公園)で開催中です。 特別展「はにわ」と合わせてみてきました。
HPより～
ハローキティはデビューから半世紀を迎え今や世界中で知られ、愛されています。世の中を見渡しても稀な存在と言えるでしょう。なぜそのようになり得たのでしょうか？　そのヒントは、実は ファンひとりひとりとの関係性にあったのです。本展では 史上最大量のグッズ展示をはじめ、個性あふれるアーティストとのコラボ作品、オリジナル映像コンテンツなど 様々なコーナーで そのユニークさを紐解きます。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線

東博入場すると正面にキティがお出迎え。

東京国立博物館 美術館・博物館

開場と同時に並んだのですが、入場制限もあり、30分ほど待ちました。

ハローキティのトレードマークであるリボンをあしらったバナーで飾られたエントランスホールに入場します。

プロローグ：Hello! You-ハローキティは、あなたの世界にやってくる
デビュー当時のぬいぐるみが入り口でお出迎え。50年前のものとは思えません。

ハローキティのグッズといえば、バッグやポーチ、文房具など身の回りの小物がたくさん発売されています。

木製レターラック

子ども用バッグ

かわいいぬいぐるみ

初期のキティグッズは文房具が多かったようです。

木製レターラックのポップ

バッグや小物といったファンの日常に寄り添ってきたハローキティのグッズたち。赤い壁には赤いグッズが、ピンクの壁にはさくら色のグッズが揃います。グッズの横には、ふきだしで誕生秘話などが記されています。

現在まで続く人気柄のひとつにチェック柄があります。最初にチェック柄が登場したのは、1980年代半ば。アイドルバンド・チェッカーズが日本を席巻していた頃で、時代に敏感なハローキティはすぐにそのチェックを取り入れます。またたく間に、通園・通学バッグや上履き入れといったさまざまなチェック柄のグッズが登場しました。なお、ピンクのタータンチェックは、英国王室御用達のロキャロン社が作ったオリジナルの『Hello Kitty』タータンです。

かわいい！！キティの友達キャラのタイニーチャム

40周年のPink Houseとのコラボ。

お弁当箱などの初期グッズ

アメリカでは水色のエンジェルキティが人気でした。

キティといえばやはり赤いリボンにオーバーオール姿。2015年に発売された定番カラー＆デザインシリーズ。

海外ではピンクに匹敵するほどパープル人気が根強く、35周年に作られたラベンダーシリーズとともに紫色のグッズを集結させました。

現在では、入手困難なぬいぐるみも展示。

かわいさ満点の電卓のポップ

リボンだけでキティとわかります。

タイニーチャムシリーズ。チャムをあしらったシリーズからキティがサンリオで一番売れるキャラクターになったそう

非売品というスワロフスキーのオブジェ。ラインストーンでデコるなど当時の流行が思い出されます

リンゴシリーズ。キティの身長は、りんご5個分です。

ハローキティの固定電話のポップ

ハローキティ型のドライヤーやテレビなどの家電製品

45周年記念で作られた歴代デザインのぬいぐるみ

海外セレブファッションのデザイン
1990年代半ばのブームでキャラクターデザインから、ファッションアイコンへと進化したハローキティ。2000年になると、海外でもセレブを中心に人気に火が付きます。

コギャルファッション
ハイブランドに憧れはあるものの、高くて買えない女子高生のニーズにこたえて、ブランド風のデザインが登場。このシリーズは、女子高生だけでなくOL層にも人気となり大ヒットしました。

80年代、モノトーンの流行に合わせて登場したアイテム。カラフルなデザインからチェンジしたそうです

“カワイイ”要素を盛り込んだ原宿デコラファッションのデザイン

ストリートファッション

第4章：Hello! Collaboration-変身できるから、誰にでも寄り添える-
どんな相手であっても寄り添い、世界観の邪魔をしないのがハローキティの特性。そして、コラボ相手に“カワイイ”の付加価値をつけて新鮮な驚きももたらしてきた。本コーナーでは、キャラクターやブランドとのコラボ、企業とのタイアップを紹介。

ガンダムとのコラボ

ブランドコラボレーション

サービスに“カワイイ”の魔法をかける企業タイアップ

「見返り美人図」とのコラボ

「神奈川沖浪裏　富嶽三十六景　富士山」とのコラボ

「風神雷神図屏風」とのコラボ

「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」とのコラボ

「名所江戸百景　大はしあたけの夕立」にもキティが！

日本中のあらゆる名物に変身「ご当地キティ」です。

30人のアーティストによる「わたしとキティ」の題材で制作されたイラストレーションです。

万年喪服

イサヤマックス
電話をモチーフに、ギャルなど

サツキ
お気に入りのキティのエコバッグ。なんでもない日常をちょっとポップに可愛くしてくれています。

ギブミ～！トモタカ

オノコ
可愛いを奏でるキャラクターというテーマに、ギターを弾いている女の子を描いています。

番地規紗
キティちゃんファンの女の子の部屋のイメージ

須田浩介

ナカムラユウキ

ポンコ

犬波

シウチトモミfrom B-SIDE Label

展示の最後となるエピローグのコーナーはフォトスポットになっていました。
大人気になったというピンクキルトシリーズからは巨大サンダルが登場。後方のケースには同シリーズのレプリカが展示してあります。

大きなドライヤーのレプリカとも写真が撮れます。

サンリオの人気キャラクターが並びます。

外にはサンリオカフェワゴンも登場