2024/04/16 - 2024/06/15
13位(同エリア216件中)
Decoさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/16
2024/05/07
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三池炭鉱・四山坑跡地付と、三池港(南側)
2024/06/08
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OASISマルシェ
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この旅行記スケジュールを元に
Deco家定番の春の近場のお花。
以前旅行記で取り上げたところばかりなので、今年はまとめて一つの旅行記にしました。
(2024/9/5公開)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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福岡県南~熊本県北にかけて、藤の見頃を迎えました。
Deco家が藤の花を見に行ったのは、ここ数年の定番・玉名市(熊本)の山田の藤(山田日吉神社)です。
我が家の行動範囲の中で藤の名所は三か所。黒木の大藤(八女市黒木町)、中山の大藤(柳川市三橋町)、そしてここ山田の藤です。
この三か所の中で、山田の藤が駐車場からの距離が最も短く、十分な藤棚の広さがありながらも全体がコンパクトにまとまり移動距離が短いのです。
骨折から退院した母が花見をするには山田の藤が適していると思いました。
混んでいるとちょっと遠目の駐車場に案内されますが、この日は早めに家を出て御前10時前に到着。無事本殿裏の駐車場に停めることができました。山田日吉神社 寺・神社・教会
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本殿裏から、左手に拝殿、右手にご神木の間を通ります。
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正面には池が見えます。この池があることで境内の雰囲気が引き立ちます。
…しかし、立札を見ると「中に入るな」とあります。池に入る人がいるのでしょうか!? -
拝殿にてお参りし…
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藤棚へ向かいます。
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山田日吉神社と山田の藤についての説明です。
神社は708年、奈良時代の前(ということは飛鳥時代でしょうか)に建立されたとのこと。かつては広大な祭田を有して栄えていた(周囲には修験道の多くの坊があったそうです)が、戦国時代に焼失、加藤氏の時代に再興されたと記されています。
山田の藤は樹齢200年以上、南関町のお寺から移されたそうですが…どのお寺だったのでしょうか。今の南関町では藤の名所はあまり聞きませんが。 -
拝殿から池の上にかけて藤棚があり、その先にはさらに広い藤棚が参道を覆っています。
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イチオシ
藤の天井。
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今年も立派な藤が見られました。
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神社の南端へ。道路わきに山田の集落が広がります。
前述のようにかつては修験道で栄えた山田日吉神社一帯。この道が参道で左右に門前町が形成されていたのでしょうか。 -
神社へ戻ります。今回は本殿裏の駐車場から入りましたが、本来はこちらかが正式な入口かと思います。
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風にたなびく藤の花。
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近づいて撮影。
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参道の脇には玉名物産展。
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漬あみやしじみ、お茶などの販売も。
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そして玉名名産の高瀬飴を購入。
野田飴本舗さん、昨年高瀬裏川花しょうぶまつりでお話ししたとき、今のご主人の代で営業を終えると話されていましたが、今年も営業されていて、良かったです。玉名の名物であり、懐かしい味。できるだけ長く続けていただきたいです。 -
境内を見渡します。
藤と小岱山 -
藤と狛犬。
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家族もこの景色を楽しんでいます。
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園児さんたちも見物にきていました。
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これにて山田日吉神社…山田の藤を後にします。
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帰りに久々に湧水の郷に立ち寄り、水を汲みます。
ここはめだかの養殖・販売もされ、このときは養蜂の分蜂で忙しそうでした。田作工房-丁斑魚屋 めだかや -湧水の郷 グルメ・レストラン
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イチオシ
最後に岩本橋に立ち寄ります。鯉のぼりが泳いでいました。
岩本橋 名所・史跡
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小岱山の麓の山田日吉神社の次は、日を替えて有明海沿岸部へ。
荒尾市の「おもやい市民花壇」へやってきました。おもやい市民花壇 公園・植物園
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こちらはボランティアの皆さまがお手入れされ、無料で見学させていただける市民花壇です。
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今年は有明海沿岸道路の延伸工事に伴い、入口が変更になっています。
こちらの写真の上に四山神社が記されていますが、その左側にかつては三池炭鉱四山坑があり、炭鉱鉄道の支線も引かれていました。 -
バラ園を廻ります。建設中の沿岸道路の橋脚が見えます。
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色とりどりのバラが咲いています。
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白とピンクのバラ。
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紅いバラも。
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このあたりは市街地で背景を入れた撮影が難しいのですが、ここはきれいな緑がバックになっています。
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鮮やかな…。
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イチオシ
四山を背景に撮影。沿岸道路の工事の風景、来年は元に戻るのかな~?
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白いバラ。
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小さな展望台が見えます。
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展望台から撮影。
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いろんな種類と色のバラが咲いています。
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バラ園の一画にはテントが張られており、日陰で休めるようになっていました。
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帰り道の風景。前述のように有明海沿岸道路の延伸工事中なので、海側の道路を通ります。
正面に見えるのは四山の丘。麓にはかつて三池炭鉱の四山坑があり、炭鉱鉄道からの支線も引かれていました。
四山坑は大正時代に開坑。昭和四十年代前半まで採炭が行われていました。ワインディング式の鉄筋コンクリート造りの竪坑櫓がありましたが、残念ながら爆破解体されています。 -
かつての四山坑付近。この道路のあたりには、荒尾市から大牟田市にかけて広大な炭鉱の社宅が広がり、分校も置かれていたということですが。今はメガソーラーや工場などになっています。
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北上すると三池港の南側の景色が見えました。
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六月八日は県境を越えて福岡県大牟田市の定林寺へ。
今年も駐車場に青い紫陽花が咲いています。
(一部、六月十五日に再訪したときの写真も使用してます)定林寺の庭 寺・神社・教会
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そのお隣には可憐な白い額あじさい。
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イチオシ
境内へ向かいます。
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お寺への道。三池山の麓、緑濃い土地です。
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磊庭が公開されます…ここ数年、コロナで通常公開はなしでしたが、今年は見られます。
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境内のあじさい。
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少し薄めの青。
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仏さま、そして大蛇。
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本堂へ。
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イチオシ
磊庭を見学。岩と紫陽花と竹のお庭です。
ボランティアの方が解説してくださり、今年は五月後半は雨が少なかったので、まだ咲いている紫陽花は少ないそうです。これから梅雨に入ってからが見頃でしょうか。 -
庭の上の方です。
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紫陽花もちらほらと咲いています。これが満開ならまた見応えがアップしますね。
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裏山に上がってみます。毎年紫陽花のトンネルが見られますが、やはり気候のためにまだ花が少ないようです。
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裏山の小路。
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ピンクの額あじさい。
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竹林を背景にして。
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イチオシ
本堂・磊庭と紫陽花。
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磊庭の上のあたりにきました。先ほどは建物のお座敷の前から庭を見ていました。
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本堂へ戻ります。
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幽霊伝説の祖門和尚の一言願い像にも紫陽花が備えられています。
*祖門和尚は江戸時代に倹約して定林寺を再興しようとしましたが、藩の家老にお金を貸して返してもらえず、亡くなってから家老を祟ったとのことです。私は柳河藩の家老だと思っていましたが、ボランティアの方のお話では三池藩の屋山氏だったとのこと。
そういえば、三池藩領で初めて組織的採炭を行った、中村松次郎の炭鉱を「百姓には過ぎたるもの」として没収したのも屋山氏だったと思います。 -
境内の紫陽花の盛りももう少し先のようですが、小雨に濡れて艶やかなあじさい。
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ちょっと変わった色の紫陽花。
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これにて定林寺を後にしますが、ちょうど昼時。お腹が減ってきました(^^ゞ
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【OASISマルシェ】
この日は定林寺から歩いて5分程の場所でOASISのマルシェが開かれていました。
ここで弁当とケーキをテイクアウトして帰宅しようと思います。
春の普光寺梅まつりでこちらのロールケーキを、三池初市で弁当を食べて美味しかったのです。 -
こちらが会場、元病院の外来という建物ですが、ウッディーな雰囲気です。
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日替わり弁当とケーキ二つを購入したら、ドリンクサービスということで、四畳半ほどの個室に通されました。こちらも木の香りがするきれいなお部屋です。
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購入したチョコシフォンケーキと生ロールケーキ。
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弁当も家に持ち帰る予定でしたが、個室に通されドリンク(アイスコーヒー)付なのでイートインに変更(笑)。
お弁当は鶏肉と大葉のゴロゴロ焼き。大葉の香りでさっぱりした食感。美味しくいただきました。 -
帰り道に咲いていた額あじさい。
定林寺のあじさいに、OASISでのお食事。小さな小さな、でも心温まるような旅でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ma-yuさん 2024/09/08 00:01:17
- 藤にバラそれにアジサイ
- Decoさん
こんばんは!
旅行に行ってまして遅くなりました!
我が家の行動範囲の中で藤の名所は三か所>3か所も藤の見どころ、イイですね(・∀・)イイ!!
私の地元のお寺にも藤の見どころありますが聞いてみますと来年咲かせるため咲いた後に剪定を年4回ぐらいしますと言われていました。手入れが大変です。
山田の藤も見事に咲いて見とれます!
駐車場から近くでお母様も喜ばれるでしょうね!
それに荒尾市の「おもやい市民花壇」のカラフルな色のバラが一面に咲いて
感動します、それにボランティアの方が手入れされ、無料とは頭が下がる思いです。
定林寺のアジサイはDecoさんのお庭のようですね!
私の地元の芦刈園も例年より遅く6/20以降に満開でした。
やはりアジサイはブルーがお似合いで好きです。来年も紹介してくださいね!
藤にバラそれにアジサイと5月~6月の見ごろのお花で心が癒されました。
ma-yu
- Decoさん からの返信 2024/09/08 05:02:38
- Re: 藤にバラそれにアジサイ
- ma-yuさん、おはようございます(=^・^=)
我が家から行ける花の名所、確かに藤は三か所あって他の花より多いかなと思います。
山田の藤は、以前玉名方面の温泉によく行っていたので土地勘もあって、行きやすいのです。それに空いていればですが、すぐ近くに駐車場があるのもありがたいです。今の母の状態を考えると駐車場からのアクセスもかなり大切です。
おもやい市民花壇は、道路工事で入口が変更になってて、ちょっと戸惑いました(^^ゞ 来年は工事が完成しているかな~。
定林寺は、我が家から行きやすいし、駐車場もあるので気軽に訪れることができます。梅雨時のあじさい、ほっと心が和みますね。
今回取り上げた三か所、どこも無料でありがたいし、お手入れされている皆さまのご苦労を思うと頭が下がるばかりです。
この後、できれば菖蒲や蓮を見に行きたかったけど、いろいろ済ませなければならない用事があって、行き損ねてしまい残念!
次は秋の花から紅葉ですが、まだまだ暑い! ma-yuさんもご家族さまも、お体に気を付けてお過ごしくださいね。
Deco
-
- フォートラベルユーザーさん 2024/09/05 22:17:38
- お花巡り、最後はグルメ!
- こんばんは!Decoさん!
行動範囲で、
藤の名所が3ヵ所も、あるなんて、
うらやましいー!
周りやすい場所で、山田の藤。
大きな藤トンネルが、見ごたえありますね!
やはり、九州はスケールが大きい。
お母様の笑顔も見られて良かったです。
おもやい市民花壇薔薇園、
覚えております、本当に素晴らしい。
これほど見事に咲いた、たくさんの薔薇。
オレンジの薔薇、眩しいです。
市民の皆さんの善意と情熱が、
伝わってきます。
定林寺の紫陽花も、涼しげで、美しい。
お寺に咲くガク紫陽花は、
しっとりとした、趣がありますね。
OASISのお弁当も、
個室でいただけるなんて、ラッキー!
シフォンケーキ、大好きなんで、
食べてみたいなあ、と思いました(*^^*)
ありがとうございました!!
コトラ
- Decoさん からの返信 2024/09/06 05:21:27
- Re: お花巡り、最後はグルメ!
- マダム、おはようございます。
我が家近郊の藤の名所の中で、山田の藤は駐車場も近くて境内も広すぎず、それでいて藤は十分に見応えがあって、歩行に難がある母にも行きやすい場所でした。
観光地としては、古い街並みが残る奥八女の黒木の大藤が見応えがあるかも知れません。
おもやい市民花壇は、実は母はあまり行きたがらなかったのです。でも行ってみると、やっぱり良かった…と(笑)。今年は有明海沿岸道路の工事があって、工事が終わったらまた違った風景になるのでしょうね。この先には道の駅もできるそうだし、その先には干潟もあって、ちょっとした観光地になるかも知れません。
定林寺はすっかり我が家の定番ですが、素朴な雰囲気に心癒されます。OASISは、お弁当テイクアウトの予定でしたが、個室に通されたのイートインに切り替えました。弁当一つで個室を使って良いのだろか…と思いながら(^^ゞ こちらのケーキ類はイベントなどでも販売されていますが、売り切れることも多いようです。
今回の旅行記、いずれも以前旅行記で紹介した場所ばかりで、見て下さる方には申し訳ない思いもありますが、マダムには温かいコメントもいただきまして、ありがとうございます。
Deco
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