最長片道切符の旅・第4～5日目

2024/02/23 - 2024/02/24

9日間の自宅休養を終え、旭川駅からいよいよ南へ向け、本格スタートです。

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

旭川14時発の札幌行きライラックは連休のせいか混雑していたのでグリーン車にして正解でした。旭川岩見沢間はギリギリ100㎞以内なので自由席より910円、普通車指定席より530円高いだけです。（ジパングクラブで3割引きなので）

ちなみに、旭川を午前に出ても、函館本線の山線は本数が少ないし、長万部あたりで安心して泊まれる宿がなく、（禁煙ルームがないなど）、新函館北斗まで行くと遅い時間になってしまうので苫小牧あたりで泊まるとちょうど良いから自宅を午後に出た次第です。

JR函館本線 乗り物

岩見沢で室蘭本線経由苫小牧行きに乗り換えます。
ここは高校時代に通学した路線です。高校1年の12月まではSLで通学したというのは自慢です。そのときの機関車の1台のC57-135は大宮の鉄道博物館で中央に展示されています。

ちなみに、C57-135号機は、あまり調子の良い機関車でなく、最後のSL旅客機にはならないはずだったのに、山口百恵が乗ったのが135号機だったので有名になり、最後の旅客SLに抜擢され、博物館入りのおまけまでついたそうです。
その展示しているSLには、かつての所属の「岩」の表示があるのですが、それを見て「岩国で走っていたのか」とつぶやいた人がいてガッカリしました。

かつてここに広大な岩見沢操車場がありました。鳥栖の操車場跡地はサッカースタジアムになってますが、ここは更地のままです。

ここはかつて石炭列車がバンバン走っていたので旅客列車が少ないのに複線なのです。平成筑豊鉄道と同じですね。今のキャパなら単線にしても良いのですが、そうすると信号システムの改変でコストがかかるからこのまま維持なのでしょう。
廃線のうわさもありますが、廃線すると道東から本州へ行く貨物は札幌か千歳でスイッチバックを余儀なくされて面倒だし、千歳線のキャパを考えると厳しいでしょう。

最長片道切符の旅は沼ノ端で千歳線に乗り換えますが、ちょうど近くに次女がいるのでアパートに寄ります。1年半前に和寒で私が保護した猫がいます。

苫小牧のニュー王子ホテルの和食レストランで晩御飯。

グランドホテルニュー王子 宿・ホテル

ホテルから特急すずらんが見えます。

ホテル苫小牧グリーンヒルズ 宿・ホテル

苫小牧から沼ノ端まで分の290円払って札幌行きに乗ります。
沼ノ端を過ぎると室蘭本線と分かれます。目的地と反対方向に走るんですよね。

南千歳で小樽行き快速に乗り換えます。南千歳駅はキオスクがなくなったけど、弁当は売ってます。

まるい弁当 南千歳駅ホーム売店 グルメ・レストラン

小樽が近づくと日本海が見えます。
指定席にしたのですが、札幌までは空いていて、札幌でさらに空くと思いきや、中国人が大挙して乗って満員に。日本人なら札幌小樽間に830円も追加して指定席になんか乗りませんよ。（私はジパングクラブなので580円ですが）
ジャパンレールパスなら指定料金は追加の必要ないでしょうけど、果たしてレールパスか。

小樽で乗り換えます。予想通り立ち見が出るほど混みましたが、余市で日本人のほとんどが下車し、倶知安までは楽に行けたのですが、倶知安で再び混雑し、長万部までアメリカ人2人と同じボックス席で狭かったです。2人はマスクしてなかったので話しかけなかったけど、中西部の人のようでした。通路はさんで反対側の外国人はカナダ人のようでした。小樽までの中国語は全くわからなかったけど、小樽以降は英語なので、ある程度わかります。近い国の言葉の方がわからないというのも何か変ですね。文字にしても（簡体字なら）その傾向があるんですよね。

昔はここを重連のSLが走ったんですよね。

長万部名物のかにめし。昔はホームで買えたし、その後は列車内で注文もできたけど、今は駅を出て1～2分のお店まで行かないと買えません。札幌の百貨店でも常時買えますが。

駅弁かなや グルメ・レストラン

お店の隣のここで食べることもできます。もちろんこの建物は走りません。

長万部からは特急北斗。（撮影は新函館北斗駅下車後）

噴火湾の向こうに駒ケ岳見えます。

新幹線ができたら駒ケ岳は見えなくなるかも。

北海道駒ヶ岳登山 自然・景勝地

大沼は全く見えなくなるでしょう。新幹線はできない方が良いかも。

大沼国定公園 公園・植物園

新函館北斗で新幹線に乗り換えです。トンネルや防音壁でほとんど景色が見えないので好きでないですが、乗らざるを得ません。

新青森に着きました。駅そばの東横インに泊まります。
この2日間で609.0㎞（区間外8.8㎞あり）、8時間58分乗車し、
5日間合計1610.2㎞（乗り越し分や、出発地までの分も合わせると1982.9㎞）になりました。

新青森駅 駅