2024/01/24 - 2024/01/31
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HIS バルト三国周遊8日間の旅の記録
ビリニュスから100kmのリトアニア第ニの都市カウナスへ、旧市街と日本のシンドラーと呼ばれている「杉浦千記念館」を見学しました。カウナスはポーランドに占領された22年間に、ビリニュスに代わって首都となっていたところです。リトアニアの郷土料理を頂いて、午後はシャウレの十字架の丘を見学してから、ラトビアのリガまで移動しました。
-------スケジュール-------
4日目
カウナス旧市街
↓
杉浦千畝記念館
↓
十字架の丘
↓
リガのホテル
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
-
「The Road of Memorial Wall」
カウナスへ向かうバスの中から、人間の鎖のメモリアルウォール「自由への道」がみえました。ビリニュスのコンスティトゥツィヨス大通りとゲレジニョ・ヴィルコ通りの交差点にある彫刻です。リトアニア国旗の色で表され、長さ63m、高さ3.5m、200以上の名前入りの煉瓦から造られています。 -
「カウナス城」
バスの車窓から撮ったカウナス城。現在は再建された塔と城壁の一部しか残っていないので、ツアー工程には入っていませんでした。
歴史は13世紀にドイツ騎士団の侵略を防ぐ為につくられたが、ドイツ騎士団に破壊された。その後15世紀にヴィータウタス公の時代に再建された。その後騎士団に勝利して城の機能を失い、一時は監獄になっていたそうです。カウナス城 城・宮殿
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建物に反して窓がとても小さい、窓税があった頃の建物だそうです。
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壁画「賢者」
アーティストの多いカウナスは、2015年にユネスコの創造都市ネットワークへ加盟が認められたそうです。元靴工場の壁に描かれた壁画は、ジーギマンタス・アメリーナとタダス・シムクスの共作「賢者」。カウナスの代名詞にもなっている。 -
こちらにも壁画「バーディ」
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「賢者」の壁画の前でファーマーズマーケットをやってました。チーズおいしそうだった~!
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ニワトリが緑色なのが面白い
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「ベルネリュー・ウゼイガ」
伝統的料理のお店だそう、とても可愛いお店。 -
石畳を歩いて旧市街へ
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「市庁舎広場」
市庁舎広場は中世には市場があったところです。リトアニア第ニの都市カウナスは、15世紀ハンザ同盟により、商業活動の中心地として繁栄した。市庁舎広場のまわりには、この頃のゴシック建築が数多く残っています。 -
「フランシスコザビエル教会」
市庁舎広場に面して建っているフランシスコザビエル教会は、18世紀にイエズス会によって建てられた。ソビエト連邦政権下時代には、スポーツホールにされていたとは想像しにくいです。フランシスコ ザビエル教会 (イエズス教会) 寺院・教会
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「カウナス旧市庁舎」
高さ58mの印象的な塔、「白鳥」と称される美しいバロック様式の建築の旧市庁舎は。帝政ロシア時代は政治犯の牢獄、その後はロシア皇帝の別宅などにもなっていました。現在は結婚登記所と使用され、管内の一部は陶器博物館になっています。旧市庁舎 (カウナス) 史跡・遺跡
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ハンザ同盟で繁栄した時代の色とりどりの、ゴシック様式の建築に囲まれています。
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「ヴォルト・ドゥヴァーラス」
旧市庁舎広場の目の前にある、繊細な細工の看板のレストラン「ヴォルト・ドゥヴァーラス」、地球の歩き方にも載っている、伝統的なエストニア料理を出すおみせです。 -
「ベルクーナススの家」
旧市街広場の先に、15世紀に建てられたゴシックの様式の建築の傑作「ベルクーナススの家」。言い伝えによると、ここ場所に「雷神ベルクーナス」の神殿があったとことです。ベルクーナスとは、リトアニアがキリスト教を受け入れる前の自然信仰の雷神です。ペルクーナスの家 建造物
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「聖ペテロ&パウロ大聖堂」
15世紀前半に赤レンガ造りのゴシック様式で建築されたリトアニア最大の教会。ロシアポーランド戦争の際に一部破壊されたが、18世紀に修復されました。聖ペテロ & パウロ (ペトロ イル ポヴィロ)大聖堂 寺院・教会
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入口の横にホタテ貝のマーク、これは「サンティアゴ・コンポステーラへの巡礼路の道しるべ
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教会のファーサードに4人の彫刻。鍵を持っているのはペテロ。
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18世紀後半にポーランドリトアニア共和国、最後の国王スタニスワフ2世アウグストにより、現在の内装建築が施されました。
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「主祭壇」
主祭壇には12使徒の彫刻が施されています。 -
「奇跡のイコン」
17世紀に奇跡を起こしたとされるマリアのイコン -
大聖堂の初代大司教「ジョナス・クヴィレッカス」
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「聖餐礼拝堂」
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聖餐礼拝堂の中のイコン
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後陣のパイプオルガン
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1993年に、ヨハネパウロ2世が訪れています。
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「杉原千畝記念館」
カウナスの山の手の閑静な住宅街にある記念館は、思ったより小さいなと思ったら元々個人の邸宅だったところを日本領事館(1939年から1940年)として借りていたとのことです。また、建築後75年余りを経て建物の老朽化が進んでいました。それを新聞報道で知った60名の日本の塗装職人さんが、2017年に渡航費・滞在費も自腹で「100年の風雪に耐えられる外装塗装」の修復を行ったそうです。杉原記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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第二次世界大戦中の1940年7月18日の早朝に、領事館の前にできた人垣は、ナチス・ドイツに迫害されポーランドから逃れてきた多くのユダヤ人でした。ヨーロッパにユダヤ人が安住をできる場所はなく、シベリアを経由してアメリカへ逃れるのが唯一生き残る可能性だったそうです。当時の日本はユダヤ人対して、ヨーロッパほどの拒否感はなかったそうです。
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領事代理の杉浦氏は、ビザ発給の許可を求める電報を何度も日本に打ちますがかえってくる返事は ”否” 当時の日本はドイツと同盟を結んでいましたので、当然といえたでしょう。戦争激化にともない、日本領事館も一刻も早い退去を求めらていました。
しかし、杉浦氏は救いをもとめているユダヤ人たちを見捨てることはできず、本国の指示に背いて独断でビザを発行することにきめました。その後約半月の間、ビザを描き続けリトアニアを達出する列車を書き続け、発行されたビザは1600に及び、これによって日本を経由して、第三国に渡る事ができたユダヤ人は6000人を超えると伝えれている。 -
ビザを書き続けた領事室
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ビザを発行してもらったユダヤ人には、多くの子供さんが含まれていたそうです。
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「ベルネリュー・スムクル」
建物もとても可愛いレストランで、ランチのリトアニアの郷土料理を頂きました。 -
店内もてもフォークロアなインテリアで素敵でした。
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メニュー
ピンクのスープは冷製ボルシチ「シャルティパルシチュイ」、メインはひき肉いりもちもちジャガイモ団子「ツェペリナイ」、キャロットケーキ、とーても美味しかったです! -
シャウレイの北東12kmのところにある「十字架の丘」に到着しました。売店でロザリオを買って、なにもない平原を10分位歩いて丘までいきます。
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リトアニアはしばしば「十字架の国」と呼ばれているする。十字架の丘には、大小無数の十字架が立ち並ぶさまは、まさに壮絶という言葉につきます。高さ5m以上の芸術的な十字架から、鈴なりに掛けられたロザリオまで、どのくらいの数があるのかわからない。しかし、十字架の丘は墓地ではないので、死体は埋められていません。
十字架の丘 史跡・遺跡
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最初の十字架は、1831年に帝政ロシアに対する蜂起の後、処刑や流刑にされた人々の鎮魂のために建てられたそうです。ソ連時代この丘に禁域とされ、KGBと軍はブルドーザーを使って何度も十字架をなぎ倒し焼き払った。しかし、人々はそのつど夜陰に紛れて、新たな十字架を建てました。そのため川を堰き止めて水没させろとか、発掘調査として丘を壊せなどの命令がくだされましたが、さまざまな理由をつけてこの丘に手をつけることをためらったそうです。
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1993年に、ヨハネパウロ2世が訪れています。近年は、十字架建立はますます盛んになり世界中から人々が訪れているそうです。また、十字架制作はリトアニア人の伝統的芸術分野として、2008年にユネスコの無形文化世界遺産に登録されました。
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「ウクライナ戦争」と「カザとイスラエルの戦い」が早く終息するように、ロザリオを奉納
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「十字架の丘礼拝所」
本当に様々な十字架が建っていて、世界中から人々が訪れているんだなと実感しました。これからリガへ向かいます。 -
シャウレイから約2時間半でリガに到着。十字架のイルミネーションに癒される。
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「ベルビュー・パーク・リガ」
本日はリガのホテルに2泊。隣はソ連軍勝利記念公園でとてもしずかな場所、ただスーパーまでの距離が遠くて、歩いて20分かかりました。旧市街もトラムに乗らないと行けない距離で、利便性は良くなかった。部屋も狭くポットはありましたが、アメニティーやドリンクも最低限、水回りの問題はなかったので良しとしませう。 -
待合室はグリーンで統一されてて快適でした。ペットも一緒に泊まれるホテルなので、エレベーターでワンちゃん連れの人と乗り合わせましたが、ペット可の部屋はどうなってるのか気になる?
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メニュー
カボチャスープ、ビーフ赤ワイン煮、レモンケーキ
ホテル内のレストランで夕食、添乗員さんの言ってたメニューと全く違う料理がサーブされたが、変更もできずそのまま頂く事に。ビーフが硬くて不味かった、がっかり!
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