2013/08/07 - 2013/08/07
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さっくんさん
日原鍾乳洞に触発されて、もう一度奥多摩に向かいました。今回は奥多摩湖を目指して多摩川上流を歩きます。
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日原鍾乳洞を訪れたら、奥多摩の渓谷美を楽しみたくなりました。一週間後、再び奥多摩を目指しました。
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青梅線も開発が進み、青梅迄は住宅地が広がりますが、青梅を越すと車窓はぐっと山並みが近寄ります。
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軍畑駅に到着しました。此処から徒歩で奥多摩湖を目指します。
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地図を脳裏に叩き込んで、さぁ出発です!
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青梅線は多摩川よりかなり標高の高い場所を走ります。駅付近で、これから目指す奥多摩湖方面を眺めます。
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今となっては何故軍畑で青梅線を降り、ウォーキングを始めたのか記憶にありません。鳩ノ巣渓谷と奥多摩昔道を歩こうとしていた事は確実ですが、その鳩ノ巣渓谷から軍畑迄は距離があり過ぎます。何をしたくてそうしたのかは忘れましたが、まぁ良いとしましょう。
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眼下に大きな橋が見えてきました。その下に流れるのが多摩川でしょう。後は川を遡るだけです。
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木々が生い茂る林道を川に向かって下ります。
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多摩川に到着しました。東京付近の多摩川とは全く異なる風情ですが、未だ上流の様な細く、急流なイメージではありません。
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川沿いに整備された木道に沿って、多摩川を遡っていきます。
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散策に最適な快晴に恵まれました。
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多摩川は河口近くは東京と神奈川県の県境を流れ、南武線に沿って北西に遡ります。そして字の通り多摩を貫きながら青梅産に沿う様に奥多摩へと向かいます。
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つり橋が見えました。寄り道して渡ってみましょう。
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時に瀬となり、時に淵となる。そんな川の表情を楽しみながら遡上を続けます。
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余りの熱さに花が歪んで見えます。嘘です。魚眼レンズで撮影しました。勿論単独で魚眼レンズを買う予算なんて私はありません。あったとしても交換レンズをいっぱい持って歩き周るなんて体力は私にはありません。当時愛用していたカシオのデジカメに、この機能がついていました。
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カシオはデジカメを最初に商品化したメーカーさん。決して高級コンデジの分野ではカメラ専門メーカーには敵わなかったですが、様々なアプローチでカメラ屋がやらない、やれないジャンルを開拓してた好感の持てるメーカーでした。
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特に今ではスマホのカメラにも標準で装備される技術となったHDRの分野はカシオが切り開いたと言っても過言では無く、写真をアート風に買えるHDRアートは一時期流行もしました。私もセカンド・カメラとしていつも旅行に携帯していた頃があります。
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そんなカシオもスマホの進撃の前には為す術もなく、カメラ事業から撤退してしまいました。非常に残念な事です。
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その後もスマホの躍進は続きます。イラクに旅をしたとき、普通はカメラで撮影をしていたのですが、海外あるあるで、カメラは禁止ですが、スマホならオッケーと言う謎ルールがありました。私がカメラを預け、スマホで撮影をしていると
「何故スマホで撮影できるのに、わざわざカメラで撮影するんだ?」
と聞かれました。確かに昨今のスマホはデジカメと遜色の無いスペックを誇ります。しかしズームのしやすさ、とか慣れとかの部分で、未だカメラタイプじゃないと使いづらい自分がいます。 -
だけど、テレビのチャンネルを回す、とか、電話のダイヤルを回す、車のイグニッションキーを回す、とかみたいに、カメラで写真を撮る、と言うスタイルが無くなってしまう可能性さえあるのかもしれません。(一眼レフ等はかろうじて残るとは思いますが、もうコンデジは風前の灯火ですね。)寂しいなぁってのは老化の印?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル -
青梅線沢井駅と御岳駅の中間あたりをエッサカホッサカ。
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快適に遡上を続けます。
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式内社、青渭(あおい)神社を詣でました。大国主命が祭神です。
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岩が妙にゴツゴツしている地帯に突入しました。
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滑らかな河原が拡がっていたり、この様にゴツゴツした岩が並ぶ箇所とか、景色が目まぐるしく変わるので、飽きる事無く散策出来ました。
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遠くに橋が見えてきました。御岳橋でしょうか?ならもうそろそろ御岳に到着です。
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小御岳橋と言う人道のつり橋を渡りました。なんと19年に発生した台風により流されてしまったそうです。
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此方は御岳橋。御岳駅から御岳山へ向かうバスも通る御岳のメインの橋です。
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御岳は登山客も多い事から、ラフティングの施設や釣り堀などもありました。私の歩いた中では、一番賑やかな河原です。
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確かに、ラフティングをしたら楽しそうな瀬が続きます。
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近代的な斜張橋、奥多摩大橋が見えてきました。美しい。
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奥多摩大橋から多摩川を見下ろしました。絶景かな!
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寸庭橋が見えてきました。青梅線で言うと古里駅を過ぎたところです。
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御岳付近に比べ、明らかに上流っぽくなってきました。
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腰まで浸かってフライ・フィッシングしてる人がいました。子供の頃、憧れていたなぁ。
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御岳渓谷より、両側の山の幅がグッと狭まって来ました。いよいよ最上流、鳩ノ巣渓谷が近づいてきました。
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途中ちょっとした流れ込みに立ち寄ります。
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寸庭川を遡り、滝があると知ったので訪れて見ましたが、なんだか可愛らしい滝でした。
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角度を変えて。
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小さな河原に沿って進みます。
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溜息が出そうな程鬱蒼と生い茂る木々に囲まれながら、登りの道を歩きます。
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うひょー!良い眺めやなぁ!
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山深くなってきました。川のほとりに村落があります。
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双竜の滝を訪れました。ホテルの廃墟横(敷地内)を抜けて向かいます。
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角度を変えて。
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鳩ノ巣小橋を見上げました。
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これぞ渓流と言うイメージ通りの鳩ノ巣渓谷。
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先程眺めた鳩ノ巣小橋を渡ります。
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鳩ノ巣小橋から、これからの行先を眺めます。
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鳩ノ巣小橋から、これ迄の行程を振り返りました。
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鳩ノ巣小橋を振り返りました。
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荒々しい岩肌を削り取りながら流れる急流の姿を楽しみながら、多摩川を遡上します。
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再び鳩ノ巣小橋を振り返っています。人生振り返ってはいけません。闇落ちします。輝いているのは旅の思い出だけです。先を見ても、旅の事ばかりしか見えませんけど。
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岩の角度がエグイです。これまで歩いてきた橋が、その後台風で流されてしまったり、先程眺めた双竜の滝付近のホテルも水害で廃墟になってしまったり、現在に至っても、自然の驚異は変わりません。ただ旅に訪れた旅人は、美しいだけで済みますが、大自然と共に暮らす事は時に命懸けです。
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大自然を満喫しながら遡上する私を突如人口の巨大な建物が立ちはだかります。川を遡って故郷を目指す魚達も青天の霹靂でしょう。(魚道はあります。あ、人道もあります。)
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それは白丸ダムです。水力発電用ダムで東京都交通局が完成させました。都営荒川線は100%此処で産まれた電力を利用して走っているのだそうです。
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ダム湖である白丸湖に青々と水が湛えられています。
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ダムの真上から直下を見下ろしました。恐ろしや~。
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木々の緑を吸い取ったかの様な湖面の色です。
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白丸湖を眺めながら先に進みます。
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ああ!カヌーやってる!気持ちよさそうだなぁ!
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素敵なトンネルがありました。
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眼下には、再び渓流に姿を戻した多摩川が流れます。
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周囲には眩しいくらいの緑、緑。
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花が彩を添えてくれます。
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奥多摩昔道を歩きます。その昔、武蔵の国と甲斐の国を結んだ交易路を歩きます。
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小さな滝がありました。
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白髭神社がありました。塩土翁神が祭神です。
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弁慶の腕抜き岩と呼ばれる巨岩がありました。こうした史跡の案内板があるのも、昔道を歩く楽しさがあります。
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確かにどうして出来たか解らない腕が入りそうな穴が開いていました。弁慶が開けたと言うのなら、弁慶はカメハメ波を撃てたのでしょう。
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鬱蒼とした森を抜けていきます。
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何か怪しいつり橋がありました。三人以上の三の字が後付けで貼られているのがバレバレです。老朽化したから人数減らしたのでしょうか?大丈夫なのでしょうか?人を疑心暗鬼に陥らせる、想像力を膨らませる、そして不安を煽る看板(笑)
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でも、私は一人なので何の問題も無いのだ!(←ずんだもん風に)
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つり橋の下は多摩川が、先程迄並走していたけれど、久し振りに逢った気分です。
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縁結びの地蔵尊だそうです。私には無縁な地蔵尊です。て言うか結ばれると困る(笑)
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多摩川の、川の姿を眺めるのも、もうじき終わりです。次逢う時はダムの姿湖かな?
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再び川を離れ山道を進みます。
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凄い!凄い!野生のカブトムシです!嗚呼何年振り?いや、子供の頃以来でしょうか?男の子は何歳になても興奮してしまいます。そこら中にワンサカいたんです。もうビックリ!もう大興奮!
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別に撮影の為集めてきた訳ではありません。
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セミの鳴き声を煩いと言う人もいますが、私は大好きです。7~8年も漆黒の地中に潜み、地上に出れば短い余生を恋の歌を歌う為だけに全ての力を使い果たす。なんか情熱的な生き方で惚れてしまいます。
歌うのは得意なものの、飛ぶ事は苦手な様で、街の至る所でひっくり返っているのを見かけます。私はそれを見つける度に、既に亡くなっている場合は両手を合わせ、反応があった場合は指に摑まらせ、再び空に放つか、近くの木の幹に移します。「最期迄、歌えよ!」と。 -
私は家を出て以来、実家に帰った事も無ければ連絡も取っていません。何年か前、蝉が私の家の扉の前で地中から出て羽化する事がありました。それも毎年です。アパートなので何室もあるのに私の部屋だけです。
そんな中、母が亡くなった事を知りました。それ以降蝉が私の部屋の前で羽化する事は無くなりました。全くの偶然だと言えばそれだけですが、口煩かった母が最期に私に知らせに来たと思えば、蝉に化けたのは納得のいく事です。セミの鳴き声を聞くと、少しだけ母を思い出します。親不孝をかけて、ゴメン。 -
奥多摩湖へ続く道中に、数件の家が建っていました。そのうちの一軒の住人さんに呼び止められ、お茶と茶菓子を頂きました。東京で、親切を頂けるとは思ってもいなかったので、とても感動しましたし、素敵な時間を過ごせました。
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今では林業も廃れ、殆ど住民がいなくなった事で、山も急激に自然を取り戻した半面、熊の被害がとても増えたと言います。熊注意の看板は単なる注意では無いようです。一人歩きなので東京都は言え、鈴は必携です。無いなら歌を唄い続けましょう。
「ある~日、森の中、熊さんに、出逢~った♪」
嗚呼縁起でも無い。 -
奥多摩湖が見えてきました。ゴールが見えてきました。丸一日かけて歩き倒した奥多摩の道もあと一息です。
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旅行記を書くにあたって、幾つかの旅人さんの旅行記を参考にさせて戴きましたが、御岳渓谷、鳩ノ巣渓谷、そして奥多摩昔道。どちらも、ほぼ単体で訪れている旅人さんが殆どでした。
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全くその通りだと思いますし、私も他の旅人さんにはそれを強く推奨します。食事の写真が残っていませんし、ろくなものを食べずにひたすら歩いていたのでしょう。私らしいと言えばそれまでですが、良くもまぁこんなに歩いたものだと今では思います。
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ただ、自分は自分を良く知っているのでしょうか?適当に旅程を立てたつもりが、朝一に歩き始めて、どうやら日没直前に奥多摩湖に到着出来そうです。ええ、ギリギリです。
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道は急激に下っていきます。
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ゴールに定めていた奥多摩湖が見えてきました。一日の疲れがどっと消えていく様な気がしました。
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建設当時は水道専用貯水池としては世界最大級でり、現在でも日本では最大級の貯水池だそうです。
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小学校で小河内ダムの工事の話はよく聞かされました。ダムを造る為に沈まなければならない村があった話です。哀しい気持ちになりました。
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でも、私が暮らした下町も、土地こそあれど、時代と共に全く姿形を変えてしまい、其処に暮らす人々も、殆ど入れ替わってしまい、最早其処に私の故郷の光景はありません。私もそう言う意味では故郷を失いました。
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日も暮れかかり、濃紺の水が重々しく湖に湛えられています。東京都民の飲み水、言い換えれば命です。
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ダムの核心部に近づきます。物凄い迫力。高さ約150mです。
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高所に弱いので、本当腰ガクガクさせながら撮りました。凄い迫力です。
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この先にもドラム缶橋とか、行ってみたい場所はありますが、もうそんな時間は残されていません。この湖面を見て満足しましょう。
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軍畑駅から小河内ダム。グーグル先生の言うところ、最短距離で18キロ。約4時間半の行程。でもこれ車道とか最短距離での計算なので、なんだかんだ言って朝一に自宅を出て、丸一日の行程でした。もうヘトヘトだた筈です。でも達成感は感じました。大自然を満喫しました。
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さようなら、奥多摩湖。
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奥多摩駅に辿り着く頃には日もとっぷりと暮れていました。良く歩きました。
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それでは帰宅します。家に着くのは何時だろう?
最期迄ご覧になって下さり、ありがとうございます。
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