2025/03/22 - 2025/03/22
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さっくんさん
福井、丸岡から石川、金沢に移動し、更に翌日の観劇「まつとおね」に備えました。決して吉岡里帆さんが演じたから持ち上げる訳ではないですが、前田まつは戦国史上最強、いや日本史を全編通しても、最強の妻だと思います。いや妻としてだけでは無く人間として素晴らしい女性だと思います。
前田藩が家康の挑発に乗っかり、殆どの人間が家康との戦いへと向かう中、ひとりそれをきっぱりと切り捨て、反戦を貫きました。只の反戦論者なら現代でも幾らでもいます。然し彼女は自らを犠牲にして14年もの人質生活を乗り越えて、戦わずして前田家百万石の礎を築いたのです。
説得力を伴った物言いをし、そしてリスクは自らが全部背負う、そんな政治家は今の日本に独りでもいるでしょうか?
金沢城や前田家の正室が過ごした成巽閣(江戸後期の建築でまつとは直接的には無縁)を散策しながら、前田まつに想いを馳せました。
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金沢に到着しました。なんですかこれは!物凄いオブジェです。金沢、ビッグ過ぎて最早私はおのぼりさん状態。金沢城に向かう為、インバウンドな人達と一緒にバス停前であっちにキョロキョロ、こっちでキョロキョロ。
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前田利家公が出迎えてくれました。戦国一良い女房を持った武将だと思います。前田利家本人も凄かったけれど、まつがいなかったら百万石は無かったと思います。利家の死後、家康の言いがかりに、前田家の殆どが家康と戦おうとしている中、一人それを諫め、自らが江戸に人質になり、危急があったなら私を見捨てろ!と言い残した。
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あの時前田利長が家康と戦っていたなら、前田百万石は無かったと思います。自らを犠牲にして戦争を回避したまつこそ、前田百万石の礎を築いた人物御言って良いでしょう。
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大手門には巨石が埋め込まれていました。
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自らが犠牲となり14年にも及ぶ人質生活、そして自分の子が先立つと言う不幸を乗り越え、加賀百万石の礎を築いたまつは、震災と言う危機に直面した能登の人々にとって、復興の象徴、女神的存在だと思います。(その役を吉岡里帆さんが演じるから猶更嬉しい。)
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詳しくは次回劇を語る上で書きたいと思いますが、まつが戦いに向かう前田家をただ一人制し、争いを回避した行動は、「まつとおね」と言う作品が含む、もうひとつのテーマに絡んできます。
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大手門から入城し、河北門を潜ります。橋爪門、石川門と共に、金沢城三御門と呼ばれ、実質的正門に値します。
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河北門は木造で忠実に復元され、内部も拝観できます。河北門を潜ると金沢城三の丸です。現在金沢城は二の丸御殿の復元が予定されている様で、二の丸は工事用にスぺースが確保されています。
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三の丸に入りました。金沢城は加賀一向一揆の拠点でしたが、これに対抗する織田信長の家臣、佐久間盛政が攻め落とし金沢城を築いたのが始まりです。賤ケ岳の戦いで柴田勝家、佐久間盛政が敗れた後に前田利家が金沢城に入りました。
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天守閣はあった時もあるそうですが、江戸時代、現代を通じて再建はされていません。この頃は城は戦争用の要塞としてでは無く、権威を示すシンボルとしての機能が強かったです。江戸城も再建はされませんでしたが、幕府である徳川家も、百万石の前田家も、十分権威は世に知れ渡っているので、要らぬ金をはたいて迄天守閣を再建しようと思わなかったのかもしれません。
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金沢城のシンボルともなっている五十間長屋が見えました。二の丸と三の丸を隔てる非常に長い長屋です。
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二の丸の正門にあたる橋爪門に向かいます。
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金沢城で一番格式が高いと言われる門です。
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橋爪門から続く塀と堀。
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金沢城三御門は全て枡形門になっています。枡形門とは四角形の塀で囲まれたスペースを持ち、直角に曲がる様に二辺に門が設けられています。これにより敵が門内に突入すると、もう一つの門へ向かうには曲がるしか方法が無く、その間に上部の櫓から攻撃を加えられる防御力の高い門です。
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二の丸から本丸を見上げれば、震災の痛々しい傷跡が。
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金沢城に天守閣はありませんが、五十間長屋は木造で復元されており見応えがあります。因みにこの長屋は入場料が必要です。「兼六園にも行くよね?」って尋ねられ、行くと伝えるとお得な共通券を売ってくれました。だけど後ろの人は同じ質問に「もう行っちゃったよぉ~。」金沢城と兼六園は隣同士。両方訪れる場合は共通券を買いましょう。(私も知らなかったので、逆に辿っていたら損していました。)
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五十間長屋は大手と搦め手を守る菱櫓と二の丸への正門の橋爪門続櫓を繋ぐ非常に長い長屋で二の丸の防御の役割を果たし、武器等の倉庫でもありました。
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さて、劇「まつとおね」のまつとは先程述べた前田利家の正妻の前田まつであり、復興を目指す祈念公演に無くてはならない存在です。ではいったいおねとは誰でしょう?彼女も歴史が好きなら誰でも知っている豊臣秀吉の正妻、北政所です。ねねと呼んだ方が解る人もいるかもしれません。
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戦国時代の女性の物語としては織田信長の妹であり、浅井長政の妻となったお市の方が産んだ三姉妹の話が有名です。三姉妹は最初の落城で父を失い、二度目の落城で母を失いました。彼女達がどれだけ落城を恐れたか?淀殿が決して大坂城を出なかった事を私はとても責める気持ちにはなれません。
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更には秀頼さえいれば安泰と思っていたのも束の間、敵は三女の嫁いだ相手、三度目の落城を目前にして、次女が降伏の使者として訪れる…こんな残酷な事ってあるかよ!ってこの歴史を振り返る度に泣きそうになります。
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歴史、特に戦国時代ともなれば、男達の物語になる事は仕方無い事ですが、時代に翻弄されながらも、女性達も戦っていたのです。そんな女性たちの物語をもっと知りたいと思っていたので、この公演も非常に気になっていました。(決定打にはなりましたが、決して吉岡里帆さんにうつつを抜かしたばかりでは無い。半分は認める(笑))
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まつとおねは、豊臣秀吉と前田利家が二人とも織田信長の家来だった頃に出逢います。結婚したのも一緒だったそうですから、史実でも親友に値する関係だった筈です。運命に弄ばれ、二人が尼になった後も親交は続いていたそうです。まつを主人公に戦国を生き抜いた女性の物語を描くなら、おね程の相手役はいないでしょう。(おねは連佛美沙子さんが演じています。彼女も素晴らしい女優さんですね。)
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劇は吉岡里帆さんと連佛美沙子さんだけで行われます。最初から最後迄、若い頃から尼の時代迄早着替えを駆使して演じ切ります。本当凄い!私は一文暗記するだけで数日かかりそうなものを…。二人きりなので台詞の量だけでも半端ないのに…。さすがだなぁ!私は極端なあがり症なので、舞台に立った瞬間、あ!っと叫んで時間が止まってしまいます。だから人生で一度も劇をした事がありません。
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この劇を見れば、二人の人生は愚か、戦国時代の流れの本流も解る程、良く出来た物語でしたが、この有名な女性二人が大の仲良しなので、ガールズトークをしてしまうのも面白かったところ。猿と呼ばれた秀吉に嫁いだおねが、傾奇者で名を売った利家に嫁いだまつに羨ましがるなんて展開はとても微笑ましかったですが、それは他人事が故。本当は一番恐ろしいガールズトーク。
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そんな仲の好かった二人ですが、やがておねは天下人の妻となるものの、淀の登場により気が気でない日々に、一方まつは正妻として驚く程の子を成し、夫婦仲も良く、夫利家も時期の天下人との名声も高くなります。
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しかし秀吉が亡くなると、二人の背後には暗雲が立ち始めます。次の天下人と謡われた利家も秀吉の後を追う様に亡くなると、その座を徳川家康がかっさらいます。その後は冒頭に述べた展開です。
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おねは自分と秀吉とでなんとかなり上がった豊臣の家を守ろうと翻弄しますが大坂の陣で全てを失いました。一方まつは家を守る為14年もの人質生活に耐え抜き、家を守り切りました。そして二人は再開します。
この後の展開は、次回にさせてください。m(__)m -
長屋の中からは櫓越しに雪を被った山々の姿が非常に印象的でした。
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長屋から眺める河北門です。
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城郭では何処も装備されている石落としです。
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五十間長屋は非常に見応えのある長屋でした。天守閣が無いからスルーするのは非常に勿体無い!今後は二の丸御殿も復元されるそうなので楽しみです。
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二の丸と本丸の間にかかる極楽橋。江戸時代、天守閣焼失後、城の機能の多くは二の丸及び二の丸御殿で動いていたそうです。なので五十間長屋と橋爪門で二の丸が厳重に守られているのです。それに比べ、本丸に遺されたものは少ないです。
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本丸へ登る途上で五十間長屋を見下ろしました。
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本丸からの五十間長屋の風景です。
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三の丸(右手)から攻めてきた敵の前に立ちはだかる巨大な壁の様に五十間長屋が位置しているのが解ります。
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本丸に現存する三十軒長屋。
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五十間長屋から名崇めていた美しい雪を被った山の名前が解りました。
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実際の写真です。
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五十間長屋を三の丸方面から眺めました。
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金沢城内玉泉院丸庭園にやってきました。加賀藩三代藩主前田利常が作庭を始め、代々藩主が手を加えた池泉回遊式庭園です。(現在は内部は歩けず眺めるだけです。)
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兼六園が対外的な性格が強い庭園だったのに対し、此方は藩主の内庭としての性格が強い庭園です。
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流石百万石の藩の庭だけあって、見事な造りです。
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私は金沢城を舐めていました。天守閣が無いのでどうしても軽く捉えてしまいましたが、やはり百万石の城。敷地がとても広く、見所も点在しているので結構歩きます。コアな城好きさんにとっても、広大な城内の石垣の違いを楽しむコースが設定されていたりと城を散策するのが楽しい城郭でした。
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最後に訪れたと言うか、通ったのが金沢城三御門のひとつ、石川門です。決して石川五右衛門ではありません。
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兼六園と金沢城を行き来する旅人さんが多い筈なので、観光客にとってはこの石川門が正門的存在になっており、大手門は地元の人しか使わない裏口的雰囲気になっていました。
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兼六園に向かう前に石川門を振り返ります。兼六園は昔は地続きだったのでしょうが、現在では大きな車道の上に橋が渡され、橋を渡り向かいます。
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水戸偕楽園、岡山後楽園と並び、日本三大庭園のひとつ兼六園を訪れました。子供の頃親に騙されて後楽園に行きました。どんだけスゲー遊戯施設があるか楽しみにしたのに、入ってガッカリ。見上げれば岡山城を発見し、早くあっち行こうと親を困らせました。今では…少しは庭園の好さを解る気が…。でも兼六園と金沢城、どちらか選べと言われれば…。
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三つの庭園の共通点はどれも大名庭園と言う事です。勿論百万石の大名前田家が作庭した池泉回遊式庭園です。
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兼六園と言えば湖にしなだれる松の枝のイメージがあります。太平洋側なら兎も角、冬場多くの雪が降る北陸で、これを維持する事は大変な事と思います。
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木の枝を吊るし、雪害から守る兼六園の冬景色も有名ですね。
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松の木の向こうに、雪を被った山々が絶妙な借景となっています。
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何故か燈篭があると撮影ポイントだと思ってしまう私。どうやら気が合いそうなインバウンドの人が燈篭に絞って撮影していました。
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松と石橋を組み合わせて…。
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思いっきり引いて…。
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先程の立派な松を逆方向から眺めました。
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歴史と庭園美に没頭していて忘れていましたが、この旅もやっぱり会話していません。黙々と一人歩いています。イスラーム圏ではそんな事有得ないのですが、日本ではそれがデフォルトです。ついさっき道を尋ねられたインバウンドさんとの英語だけ。日本を旅して英語しか話していない…これ如何に?
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ギリギリ成巽閣の入場時間に間に合いました。
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成巽閣は加賀藩十三代藩主前田斉泰が母の隠居所として建てた大名正室の御殿として唯一現存する建物です。内部の写真は厳禁なので、許可された庭園部及び外観のみの写真となります。
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一階が武家書院造、二階が数寄屋風書院造となっており、階による建築様式の違いを楽しむ事が出来ます。
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内部は正室の御殿だけあって、武家屋敷の様に武具の陳列は一切無く、メインとなるのはお人形、特にひな人形が印象的でした。
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拝観料が兼六園の約3倍と言うのは、面積から比べると納得いかない気もしますが(兼六園320円成巽閣千円)唯一残る正室御殿となれば致し方無い事ですし、私には価値がありました。派手目の方が好きな方は武家屋敷の方が良いでしょう。でも武家屋敷は結構色々な街に残されていますが、正室御殿は此処だけです。
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更に私の心を推したのは、正室御殿と言う響きです。前田家の正室と言えばまつです。勿論成巽閣は江戸後期の作品であり、まつが暮らした訳では無いのですが、当時のまつの暮らしを思い浮べるには最適な場所だと思ったのです。勿論単体の建築としても十分興味深い建築です。
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縁側に腰を下ろして暫し休憩します。思えばずっと歩きっぱなしでした。昼飯さえ食べてません。歴史に没頭すると食べるの忘れる、私の悪い癖です。
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大好きな灯籠が写せ!って言っています。
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前田利長が家康の術中に嵌り、前田家全体が戦いへと向かう中、前田まつは
「家康は貴方が戦って勝てる相手では無い!」
ときっぱりと一喝したそうです。そして自らを犠牲にする事で、前田家の最大の危機を回避しました。戦国最強の妻だと思う以上に政治家としても一流だったと思います。冷静に判断し説得力を持って多勢の主張を覆す。そして自らを犠牲にして自分の主張を通す。こんな政治家が一人でもいたなら、今の日本はもっと良い未来が待っているでしょう。 -
拝観を終えて兼六園に戻れば、最早拝観時間は終わっていました。門の外には沢山のがっかりする人々。ギリギリでした。
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園内には梅が咲き始めていました。満開になれば、観光客も万来になるでしょう。
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金沢にも春が訪れた事を花が知らせています。
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兼六園と聖巽閣を堪能しました。
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そろそろ日没が近づいてきました。金沢城、天守閣こそありませんが、百万石を感じさせる規模と貫禄、見所がありました。
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素敵な城の思い出を、また一つ加える事が出来ました。色々と屁理屈つけて出不精を貫いてきましたが、やっぱり旅は良い!
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一日の最期に、昔ながらの風景が残ると言われる東茶屋街を訪れました。
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とても風情がある街並みなのですが、余りにもインバウンドな人達ばかりで、それが全てをぶち壊しにしています。中には3月に販売されてしまった、日本の歴史を冒涜した某ゲームの主人公みたいな人が着物を着ていて、思わず
「弥助やないか~い!」
と噴きそうになりました。 -
此処で働く芸妓さんも、京都の様な被害に遭っていないと良いのですが…。
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そんな客層なので、元々観光地プライスなのでしょうが、更にインバウンドな人達が価格を釣り上げています。私は見るだけに留めておきましょう。
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とは言っても金沢は大観光地。地元の名物料理を求めても、私の様な新参者がネットで調べて見つけるものは、何処も長蛇の列で、更に観光地プライス。地元の人が知る、手頃で美味しい店など見つけられる筈も無く…。
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それが観光地へ行くと私が食いっぱぐれる最大の要因です。
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でも、なんとかギリギリ予算の合う範囲で食べられる喉黒を見つける事が出来ました。セブンイレブン顔負けの上げ底でしたが、喉黒が白身魚最強と言われる所以が解った様な気がします。
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金沢で。吉岡里帆さん演じる前田まつ所縁の地を歩いて、翌日の予習とモチベーションを上げました。ワクワクし過ぎて眠れない夜になりました。
最後迄ご覧になって下さり、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- TKさん 2025/04/09 11:56:15
- 素晴らしい旅行記!
- さっくんさん
こんにちは!
金沢城と街並みを舞台にした、前田家創立と安泰を確実にした、稀代の人材「まつ」の一大抒情詩の旅行記。金沢城を中心とした写真(私たちも行ったところなので)でたっぷり楽しみました。ありがとうございます。
金沢を歴史上の人物の視点から、見て回るのも、こんなに迫力のある感動の旅になるのですね。日本中にあるお城は、それ自体、歴史物語の宝庫。こんなに、ドラマチックな歴史が詰まっている、お城がいっぱいの日本は、本当に美しい国ですね。
さっくんさんのお陰で、金沢を2度も楽しめました!
ありがとう!
TK
- さっくんさん からの返信 2025/04/09 20:03:13
- RE: 素晴らしい旅行記!
- TKさん、暖かいコメントありがとうございます。また、私の気持ちを読み解いて頂きありがとうございます。この旅以来、もう数回各地の城を訪れました。そして改めて痛感する事は、どんな小さなお城でも、其処には大河ドラマを遥かに上回るドラマがあると言う事です。私は建築美が好きですし、それが動機にもなりますが、戦国の世、即ち内戦状態を必死に生き抜こうともがいた人々の想いが城には凝縮されています。そんな彼等の生き様に耳を傾ければ、そこには心動かされる物語が必ずあります。例えは変ですが、イタコになったつもりで、彼等の生き様に耳を澄まし、没入型の旅をしたいと思っています。
> さっくんさん
>
> こんにちは!
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> 金沢城と街並みを舞台にした、前田家創立と安泰を確実にした、稀代の人材「まつ」の一大抒情詩の旅行記。金沢城を中心とした写真(私たちも行ったところなので)でたっぷり楽しみました。ありがとうございます。
>
> 金沢を歴史上の人物の視点から、見て回るのも、こんなに迫力のある感動の旅になるのですね。日本中にあるお城は、それ自体、歴史物語の宝庫。こんなに、ドラマチックな歴史が詰まっている、お城がいっぱいの日本は、本当に美しい国ですね。
>
> さっくんさんのお陰で、金沢を2度も楽しめました!
> ありがとう!
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> TK
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