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今回はは遠い記憶の旅から信州松本城と高島城を巡った旅の紹介です。

松本城

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2009/08/06 - 2009/08/06

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さっくん

さっくんさん

今回はは遠い記憶の旅から信州松本城と高島城を巡った旅の紹介です。

  • 松本城、現存する12の天守閣のうちのひとつです。

    松本城、現存する12の天守閣のうちのひとつです。

  • 松本城は梯郭式及び輪郭式平城で、複合連結式層塔型5重6階の天守閣です。姫路、彦根、犬山、松江と共に国宝に認定されている天守閣です。

    松本城は梯郭式及び輪郭式平城で、複合連結式層塔型5重6階の天守閣です。姫路、彦根、犬山、松江と共に国宝に認定されている天守閣です。

  • 五層の天守閣を持つ城で、現存するものは姫路城と松本城のみです。徳川家康から出奔し秀吉に仕えた石川数正が、豊臣家の忠誠を示す為、漆喰塗の上に防火用の黒漆を塗り、白と黒の独特のカラーリングとなったと言う説があります。<br /><br />(徳川の城は白、豊臣の城は黒と言う説があります。)

    五層の天守閣を持つ城で、現存するものは姫路城と松本城のみです。徳川家康から出奔し秀吉に仕えた石川数正が、豊臣家の忠誠を示す為、漆喰塗の上に防火用の黒漆を塗り、白と黒の独特のカラーリングとなったと言う説があります。

    (徳川の城は白、豊臣の城は黒と言う説があります。)

  • 天守閣をじ~っと見てください。なんか傾いていませんか?松本の斜塔。実は松本城は傾いているのです。結構深刻な状態の様で、過去に何度も修復工事が行われています。そして当然こうした由緒ある城あるあるで、それに纏わるエピソードが残っています。

    天守閣をじ~っと見てください。なんか傾いていませんか?松本の斜塔。実は松本城は傾いているのです。結構深刻な状態の様で、過去に何度も修復工事が行われています。そして当然こうした由緒ある城あるあるで、それに纏わるエピソードが残っています。

  • 飢饉の状態の安曇野の村に更に重い年貢を課し、村人が一揆を起こすと、宥めるふりをして首謀者をだまし討ちにし、更に年貢も増やして徴収した。その祟りが藩主であった水野忠恒が江戸城内で刃傷沙汰を起こしお家は取り潰しになってしまったそうな。

    飢饉の状態の安曇野の村に更に重い年貢を課し、村人が一揆を起こすと、宥めるふりをして首謀者をだまし討ちにし、更に年貢も増やして徴収した。その祟りが藩主であった水野忠恒が江戸城内で刃傷沙汰を起こしお家は取り潰しになってしまったそうな。

  • その無惨にも殺されてしまった一揆の首謀者の怨念が松本城を傾かせ方と言う伝説が残っています。しかし怨念は水野家が取り潰しになり成就した訳ですし、200年後に傾いたのが、その怨念のせいだとするのには無理がある様にも感じます。

    その無惨にも殺されてしまった一揆の首謀者の怨念が松本城を傾かせ方と言う伝説が残っています。しかし怨念は水野家が取り潰しになり成就した訳ですし、200年後に傾いたのが、その怨念のせいだとするのには無理がある様にも感じます。

  • 翌々考えれば解りますが、城を築く為の大量の石垣、そしてその上に大量の木材と瓦等々、城郭の重量は相当なものになると思われます。その城郭を防御の為の水堀が囲みます。よっぽど地盤が頑丈な地を選ばないと、地盤が建物の重みに耐えられなかったり、水堀の水が地盤を緩めてしまったりするでしょう。更には日本は地震大国です。これだけの城郭が現在まで現存している事が奇跡であり、当時の建築技術の高さを窺えます。

    翌々考えれば解りますが、城を築く為の大量の石垣、そしてその上に大量の木材と瓦等々、城郭の重量は相当なものになると思われます。その城郭を防御の為の水堀が囲みます。よっぽど地盤が頑丈な地を選ばないと、地盤が建物の重みに耐えられなかったり、水堀の水が地盤を緩めてしまったりするでしょう。更には日本は地震大国です。これだけの城郭が現在まで現存している事が奇跡であり、当時の建築技術の高さを窺えます。

  • 勿論当時の技術者も、地盤の事には細心の注意を払っていた様で、戦国後期になると弱い地盤に筏の様に木材を組み、その上に石垣を築いたり、様々な工夫がされていた様です。<br /><br /> 地盤が弱いと言えば、潟の上に街を築いたヴェネツィアが有名ですが、ヴェネツィアの人々は潟に大量の木材を打ち込んで杭とし、その上に建物を建てたと言います。であるから、もしヴェネツィアを天地逆にしたら、大森林が出来上がると迄言われています。

    勿論当時の技術者も、地盤の事には細心の注意を払っていた様で、戦国後期になると弱い地盤に筏の様に木材を組み、その上に石垣を築いたり、様々な工夫がされていた様です。

     地盤が弱いと言えば、潟の上に街を築いたヴェネツィアが有名ですが、ヴェネツィアの人々は潟に大量の木材を打ち込んで杭とし、その上に建物を建てたと言います。であるから、もしヴェネツィアを天地逆にしたら、大森林が出来上がると迄言われています。

  • 天守閣から松本市内を見渡しました。

    天守閣から松本市内を見渡しました。

  • 由緒あるお城には、様々な逸話が残されていますが、取り分け此処松山城は多くの逸話が残されています。抜け穴の伝説やら、姫路城の刑部姫の様な二十六夜神伝説等様々あって面白いです。城を訪れる前に是非検索してください。

    由緒あるお城には、様々な逸話が残されていますが、取り分け此処松山城は多くの逸話が残されています。抜け穴の伝説やら、姫路城の刑部姫の様な二十六夜神伝説等様々あって面白いです。城を訪れる前に是非検索してください。

  • 松本城、二重目の屋根の部分に窓の無い階があり、戦時には倉庫や避難所として機能していた様です。

    松本城、二重目の屋根の部分に窓の無い階があり、戦時には倉庫や避難所として機能していた様です。

  • 松本城は五重六階ですが、同様に外観から見る階層と、実際の階層が異なる城郭は数多いです。中を拝観して階数を数えて、外から外観を俯瞰して、頭の中に?マークがいっぱい、なんて事多々あります。

    松本城は五重六階ですが、同様に外観から見る階層と、実際の階層が異なる城郭は数多いです。中を拝観して階数を数えて、外から外観を俯瞰して、頭の中に?マークがいっぱい、なんて事多々あります。

  • 現存天守閣でしか味わえない、木造の城内を堪能しました。消防法が変わった事で、白河小峰城の様に、木造で復元された天守閣が建てられる時代になりましたが、やはり長い時代を経た黒光りする木材の感触と色彩は、現存天守閣でしか味わえません。

    現存天守閣でしか味わえない、木造の城内を堪能しました。消防法が変わった事で、白河小峰城の様に、木造で復元された天守閣が建てられる時代になりましたが、やはり長い時代を経た黒光りする木材の感触と色彩は、現存天守閣でしか味わえません。

  • 素敵な窓の造形です。

    素敵な窓の造形です。

  • 城内から庭園を見下ろしました。

    城内から庭園を見下ろしました。

  • 此処で城の縄張りについて簡単に解説します。縄張りは大きく3つに分類されます。輪郭式と連郭式と梯郭式です。<br /><br />まず最初に基本とも言える輪郭式。城を建てるに十分の広さを確保出来る平城に多く、本丸’(天守閣)を囲む様に外側に向けて二の丸、三の丸と本丸を囲む様に張られた縄張りです。

    此処で城の縄張りについて簡単に解説します。縄張りは大きく3つに分類されます。輪郭式と連郭式と梯郭式です。

    まず最初に基本とも言える輪郭式。城を建てるに十分の広さを確保出来る平城に多く、本丸’(天守閣)を囲む様に外側に向けて二の丸、三の丸と本丸を囲む様に張られた縄張りです。

  • 続いて梯郭式です。本丸の二方、若しくは三方を二の丸が囲み、続く二の丸の二方又は三方を三の丸が囲むと言う構造の縄張りです。この形では本丸が隅の位置になってしまい死角が発生します。では何故こうした縄張りが発生するのでしょう?<br /><br />それは一面が川であったり、崖で在ったり、自然環境により天然の要害となっており縄張りが張れないケースです。平城及び平山城にこのタイプの城があります。事前に梯郭式の城だと判明していたら、何がそうさせているのか?理由を探すのも面白いかもし得ません。

    続いて梯郭式です。本丸の二方、若しくは三方を二の丸が囲み、続く二の丸の二方又は三方を三の丸が囲むと言う構造の縄張りです。この形では本丸が隅の位置になってしまい死角が発生します。では何故こうした縄張りが発生するのでしょう?

    それは一面が川であったり、崖で在ったり、自然環境により天然の要害となっており縄張りが張れないケースです。平城及び平山城にこのタイプの城があります。事前に梯郭式の城だと判明していたら、何がそうさせているのか?理由を探すのも面白いかもし得ません。

  • 最後に連郭式です。本丸、二の丸、三の丸と団子さん兄弟の様に連続して縄張りが張られている城郭です。敵が三の丸の反対から攻めて来れば、あっという間に本丸ですから平城ではほとんど見かけない縄張りです。逆に言うとそうせざる得ない立地に建っている。即ち山城か平山城の縄張りとなります。つまり三方を自然の断崖に囲まれていて、守る必要も無いので、一方のみ縄張りを張ると言った具合です。

    最後に連郭式です。本丸、二の丸、三の丸と団子さん兄弟の様に連続して縄張りが張られている城郭です。敵が三の丸の反対から攻めて来れば、あっという間に本丸ですから平城ではほとんど見かけない縄張りです。逆に言うとそうせざる得ない立地に建っている。即ち山城か平山城の縄張りとなります。つまり三方を自然の断崖に囲まれていて、守る必要も無いので、一方のみ縄張りを張ると言った具合です。

  • 但し実際には地形と、それを作った城主の趣向から、添えぞれの様式の組み合わせだったり、かなり複雑で、単純に三つに分けられるものではありませんし、それ故城マニアを惹きつける要素なのかもしれません。

    但し実際には地形と、それを作った城主の趣向から、添えぞれの様式の組み合わせだったり、かなり複雑で、単純に三つに分けられるものではありませんし、それ故城マニアを惹きつける要素なのかもしれません。

  • 松本城は中央の天守閣と渡り廊下で繋がった乾小天守は、戦国時代に築かれ、戦闘を想定した天守閣ですが、写真に見える手摺が設けられた月見櫓とその背後の巽附櫓は、江戸時代に家光訪問に備えて付け加えられた部分です。

    松本城は中央の天守閣と渡り廊下で繋がった乾小天守は、戦国時代に築かれ、戦闘を想定した天守閣ですが、写真に見える手摺が設けられた月見櫓とその背後の巽附櫓は、江戸時代に家光訪問に備えて付け加えられた部分です。

  • 一つの天守閣に築城した時代も、用途も違う部位が共存する天守閣は珍しいとの事です。

    一つの天守閣に築城した時代も、用途も違う部位が共存する天守閣は珍しいとの事です。

  • この角度から眺めると右に月見櫓、左に乾小天守を従えた天守閣と、とても均整の取れた美しさで、後付けな感じが全く感じません。寧ろこうあるべきだったとさえ感じる姿です。

    この角度から眺めると右に月見櫓、左に乾小天守を従えた天守閣と、とても均整の取れた美しさで、後付けな感じが全く感じません。寧ろこうあるべきだったとさえ感じる姿です。

  • 史実と同じか解りませんが、鮮やかな朱色の橋も美しいです。

    史実と同じか解りませんが、鮮やかな朱色の橋も美しいです。

  • お別れに白鳥さんと松本城。<br />…やっぱ曲がってる。

    お別れに白鳥さんと松本城。
    …やっぱ曲がってる。

  • 諏訪大社を訪れました。

    諏訪大社を訪れました。

  • 下諏訪宿本陣岩波屋。下諏訪は中山道と甲州街道の分岐の地として栄え、老舗の問屋さんで昔ながらの家屋と庭園が残されています。

    下諏訪宿本陣岩波屋。下諏訪は中山道と甲州街道の分岐の地として栄え、老舗の問屋さんで昔ながらの家屋と庭園が残されています。

  • 諏訪大社は全部で四つの神社があるのだそうです。上社に本宮、前宮。下社に春宮、秋宮。写真は上社本宮です。

    諏訪大社は全部で四つの神社があるのだそうです。上社に本宮、前宮。下社に春宮、秋宮。写真は上社本宮です。

  • 諏訪大社は日本最古の神社の一つで、「関より東の軍神、鹿島、香取、諏訪の宮」と謡われている通り、軍神として崇拝されたと同時に狩猟、漁師の守護・祈願でも有名です。

    諏訪大社は日本最古の神社の一つで、「関より東の軍神、鹿島、香取、諏訪の宮」と謡われている通り、軍神として崇拝されたと同時に狩猟、漁師の守護・祈願でも有名です。

  • 軍神とは戦国時代ならともかく現代ではお祈りして大丈夫なのでしょうかと思っていたら、古くは水や風に因んだ守り神であっり、現代では生命の根源、生活の源の守り神として崇敬されているのだそうです。神様も時代と共に、時代に沿って、変化し、人々を守ってくださっているのですね。

    軍神とは戦国時代ならともかく現代ではお祈りして大丈夫なのでしょうかと思っていたら、古くは水や風に因んだ守り神であっり、現代では生命の根源、生活の源の守り神として崇敬されているのだそうです。神様も時代と共に、時代に沿って、変化し、人々を守ってくださっているのですね。

  • 諏訪湖です。残念ながら犬神家の一族には出会えませんでした。<br /><br />「私はスケキヨでは無い!」

    諏訪湖です。残念ながら犬神家の一族には出会えませんでした。

    「私はスケキヨでは無い!」

  • 諏訪湖湖畔に聳える高島城を訪れました。

    諏訪湖湖畔に聳える高島城を訪れました。

  • 嘗ては諏訪湖に突き出した水城で諏訪の浮城と呼ばれていましたが、江戸時代の干拓で、その風情は失われました。日本三大湖城の一つで、他に松江城、膳所城があります。

    嘗ては諏訪湖に突き出した水城で諏訪の浮城と呼ばれていましたが、江戸時代の干拓で、その風情は失われました。日本三大湖城の一つで、他に松江城、膳所城があります。

  • 天守閣は独立式望楼型三重五階の復興天守です。

    天守閣は独立式望楼型三重五階の復興天守です。

  • 水城だけあって、諏訪湖の水を引いて、池を湛えた庭園があります。

    水城だけあって、諏訪湖の水を引いて、池を湛えた庭園があります。

  • 庭園から天守閣を眺めました。湖の畔の軟弱な地盤だった為、木材を筏状に組み、その上に石垣を積むと言う当時の最新技術が施されているそうです。

    庭園から天守閣を眺めました。湖の畔の軟弱な地盤だった為、木材を筏状に組み、その上に石垣を積むと言う当時の最新技術が施されているそうです。

  • 天守閣に登りました。

    天守閣に登りました。

  • 天守閣から諏訪湖を眺めました。

    天守閣から諏訪湖を眺めました。

  • 実際は瓦葺きでは無く、柿葺きだったと言われます。寒冷地で瓦が割れてしまう。若しくは、先に述べた軟弱地盤故、瓦の重量が問題となったから、とか幾つかの説があります。

    実際は瓦葺きでは無く、柿葺きだったと言われます。寒冷地で瓦が割れてしまう。若しくは、先に述べた軟弱地盤故、瓦の重量が問題となったから、とか幾つかの説があります。

  • あれって…銅像ですか?<br />それとも…本物ですか?<br /><br />…もう、記憶に無い。

    あれって…銅像ですか?
    それとも…本物ですか?

    …もう、記憶に無い。

  • 今回は二つの城を巡りました。<br /><br />最期迄ご覧になって下さり、ありがとうございました。

    今回は二つの城を巡りました。

    最期迄ご覧になって下さり、ありがとうございました。

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