沖縄戦を学ぶ旅。読谷から糸満へ。

2023/03/13 - 2023/03/18

これまで何回も沖縄には伺いました。青い海においしい食べ物、そして親切な人たち。これまでは観光での訪問でしたが、沖縄の歴史を知るには避けて通れない沖縄戦について学たいと思い旅に出ました。

エリア 恩納・読谷(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩

読谷村にある残波岬。高さ約３０メートルの断崖が２キロほど続いています。とても美しい海です。

がけっぷちまで行くと少し怖いです。それにしても美しい。

しかし、この美しい岬が悲劇を呼びます。１９４５年1米軍は残波岬を目印に読谷海岸に上陸したのです。

近くには泰期像があります。

泰期は、１９７２年読谷の長浜港から明へ出航するなど三山時代に５回も中国に渡航した英雄ということです。

せっかくなので残波岬灯台に行くことに。

揚がるには９９段の階段を上らなければなりません。チバリヨ（がんばれ）と言われても…

ひたすら上がります。

上りきるとこの景色。最高のご褒美です。チバリヨの成果です。

遠くに見えるリゾートホテル。美しい海。この美しい海がアメリカ軍上陸の目印になったのですね。

きょう泊まるのは、きのうのゲストハウスとは１８０度違うリゾートホテルです。

プールもあり快適です。ここにした理由がこれです。

プライベートビーチがあるからです。ここで７８年前の出来事を考えます。

どこまでも美し海

砂浜にはサンゴがありました。こんな美しい場所が、沖縄戦の口火を切った場所なのです。

翌日は糸満に移動。午前中から、気温は２３度です。

まず、訪れたのは、沖縄県平和祈念資料館。

何か工事をしていました。データベースで資料を調べることはできました。

平和な時代。企画には巨大なシーサーがありました。

歩いて平和の礎へ行きます。

沖縄戦で亡くなった人たちの名前が刻まれた平和の礎。

二度と地球上で戦争を引き起こしてはいけないと感じました。しかし、戦争は今も続いています。

広場の中央にある平和の火。この日は高校生や外国人も多く訪れていました。

それぞれ何を思っているのでしょうか。

昭和５３年１０月にできた平和祈念堂。世界平和のメッカとして作られました。

そして、沖縄に行くたびに立ち寄るひめゆりの塔。

ここに来るたびに気持ちが重くなりますが、沖縄に来ると必ず立ち寄ります。

それは世界中から戦争をなくしますと誓うためです。一人の力では、どうしようもないことかもしれませんが、亡くなった人たちの思いに寄り添えるのは、不戦ということだけです。

沖縄には、たくさんの塔があります。平和祈念公園に近い、ずいせんの塔も沖縄戦で亡くなった女学生を祀っています。その数、１０２柱。亡くなっているのは兵士だけではありません。

そんな塔をめぐるのに、この日は早めに宿に入りました。

糸満にある南海ホテル。少し古い…いやかなり古いです。

部屋は広いです。

快適に過ごせました。値段が安いのが助かります。

街を歩くとすでに市場は閉まっていました。

明日朝、来ることにしましょう。