沖縄県平和祈念資料館
美術館・博物館
3.61
沖縄県平和祈念資料館 クチコミ・アクセス・周辺情報
糸満・ひめゆり 観光 満足度ランキング 6位
南部戦跡は沖縄戦終焉の地ともいうべき戦跡。摩文仁の丘に建つこの資料館には、住民証言を中心に、住民の戦争体験を展示している。2000年4月に旧資料館に代わって建設。沖縄戦の実相を語る5つの常設展示室と、プロセス展示室、企画展示室で構成され、平和創造を目指す沖縄の今を紹介・発信している。
ピックアップ クチコミ
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満足度の高いクチコミ
戦場や戦後の惨状を再現する展示はほとんど実物大でかなりの臨場感
4.0
- 旅行時期 2024/07
- by たびたびさん
沖縄県平和祈念資料館は、沖縄県営平和祈念公園の一角。公園は沖縄戦終焉の地である摩文仁の丘だし、沖縄戦で亡くなられたすべての... 続きを読む人々の氏名を刻んだ平和の礎のエリアも広大。沖縄県平和祈念資料館はとても大きな施設ですが、それでもなぜか位置づけとしては必ずしも中心という雰囲気でもないですね。(例えば、広島の平和記念公園なら原爆資料館は必見なんですが、そんな感じではないような気がします) ということで、前回スルーしていたので今回が初入館。第1室(沖縄戦への道)、第2室(住民の見た沖縄戦『鉄の暴風』)、第3室(住民の見た沖縄戦『地獄の戦場』)、第4室(住民の見た沖縄戦『証言』)、第5室(太平洋の要石(かなめいし))を拝見しました。展示室は撮影禁止なので、細かいところはお伝え出来ませんが、戦場や戦後の惨状を再現する展示はほとんど実物大でかなりの臨場感。ただ、逆にちょっと呆然としてしまうようなところもあって、気持ちを整えるには少し時間がかかるかも。しばらく身をゆだねないと展示が伝えたいものはキャッチできないと思います。 ただ、摩文仁の丘や平和の礎で思いを馳せるのと比べて、こちらが圧倒的なインパクトかと言われればそうでもないかな。それぞれがそれぞれというのはあって、むしろそれが沖縄県営平和祈念公園の特徴なのかもしれません。 閉じる
クチコミ・評判
3.61
(94件のクチコミ)- アクセス:
- 3.56
- 沖縄県営平和祈念公園内。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん
- コストパフォーマンス:
- 4.16
- 慰霊の日は無料である。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん
- 人混みの少なさ:
- 3.80
- なんとなく来ている方が多いようだった。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん
- 展示内容:
- 4.42
- 資料は一級品である。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん
- バリアフリー:
- 4.03
- 考慮されて作られている。 by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん
1~20件(全94件中)
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前身は沖縄県立資料館であった。
- 5.0
- 旅行時期:2023/06(約3年前)
- 7
沖縄県営平和祈念公園の敷地内にある平和祈念資料館。平成12(2000)年3月にリニューアルオープンして現在に至っている。そ... 続きを読むの前身となる沖縄県立資料館は、開館当時靖国神社奉賛会の支部であった沖縄県戦没者慰霊奉賛会(現:沖縄県平和祈念財団)が開館させたもので、靖国神社遊就館のように軍関係の資料館となっており、軍用品等遺品の宝物館であった。よって沖縄戦の伝承については基本構想や理念とも兼ね揃えてはいなかった。
しかし開館後にその展示内容に対し、沖縄戦の研究者達からの“問題”が指摘され、3年後の昭和53(1978)年に問題点を改善し、180°方向変換した資料館としてリニューアルオープンする。
そのリニューアルオープンした内容が沖縄の反戦平和運動の主張である軍による“住民虐殺”等沖縄に於ける日本軍の残虐さを“誇張”するものとなったために、その内容に対して抗議行動がなされる羽目となり、展示替えをする際にも混乱を招いている。
場所の移設と新平和祈念資料館の開館は平成12(2000)年のこと。平和の礎を含めた現在の平和祈念公園のビジュアルを成すものとしては現在地に移設開館した。最終的には草案を作った大田昌秀氏著書“鉄の暴風雨”の影響を多大に受けた展示内容となって現在に至っている。
沖縄県民の目線から見た沖縄戦というサブタイトルが付けられた平和祈念資料館。確かにリアルな展示内容から進めなくなってしまう来館者がいるように的を捉えた資料が揃っている。それはそれで素晴らしいのだが、元々熾烈な地上戦であった沖縄戦だったが故に文章の記録が残っておらず、当時の住民の体験談を多角的に集めたものが資料作成に取り入れられている。しかし“大人の事情”に左右されて完成した平和祈念資料館は、方向付けがかなり曖昧に思えて、ただ戦争に於ける“悲壮感”を醸し出しているだけのように私には思えてならない。双方に忖度した結果であるのだろうが、それならば双方の“考え”を最大限に表現する資料館として、来館者に判断を委ねるようにした方が良かったようにも感じられる。
沖縄戦の資料館としては一流だが、言いたいことが弱いように感じてしまうのが少し残念であった。 閉じる投稿日:2023/10/07
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平和記念資料館
- 3.5
- 旅行時期:2023/06(約3年前)
- 1
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無料のエリアと有料のエリアがある 沖縄県平和祈念資料館
- 4.0
- 旅行時期:2023/05(約3年前)
- 0
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沖縄戦の悲劇を今に伝える
- 4.5
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
- 0
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沖縄が戦争に巻き込まれていった過去が良く理解できる資料館
- 4.0
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
- 0
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県立
- 3.0
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
- 0
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沖縄戦の悲惨さとその後の沖縄復興までのさまが分かりやすく説明されている
- 5.0
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
- 0
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なんか、やるせないですね
- 4.0
- 旅行時期:2022/04(約4年前)
- 0
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沖縄の悲惨な出来事
- 4.0
- 旅行時期:2021/12(約4年前)
- 0
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展示内容は自虐史観のままですが。
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
- 0
ひめゆり平和祈念資料館は最近のリニューアルで大分マシになりましたが、こちらは自虐史観のままです。日本軍の南進政策の地図パネ... 続きを読むル、アジア各地の鉱物資源を示しています。そして南京の部分のみ南京大虐殺のプレートが貼ってありました。
別の展示では中国の教科書にある(30万人以上をレイプや銃弾のマトにしたりして虐殺した)の部分のみ和訳して掲示。別の場所には根拠不明ですが朝鮮人を虐殺という掲示もありました。
沖縄返還前後の資料の展示内容は興味深いのに、太平洋戦争については日本のみ絶対悪という偏りは残念です。
昭和50年6月開館、平成12年4月に新築移築開館。展示内容の更新は余り無かったようです。 閉じる投稿日:2021/11/23
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沖縄県平和祈念資料館
- 4.5
- 旅行時期:2021/10(約4年前)
- 0
-
平和祈念資料館はじっくりと時間をかけて
- 4.0
- 旅行時期:2021/03(約5年前)
- 2
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現在そして未来へつなげる平和の思い
- 5.0
- 旅行時期:2021/03(約5年前)
- 0
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展望台はここではない
- 3.0
- 旅行時期:2021/02(約5年前)
- 0
-
沖縄戦についての資料館
- 4.0
- 旅行時期:2020/12(約5年前)
- 0
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沖縄の悲惨な歴史が目の当たりに…
- 5.0
- 旅行時期:2020/02(約6年前)
- 1
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外壁の工事をしていました
- 4.5
- 旅行時期:2020/02(約6年前)
- 0
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悲惨な沖縄戦について学ぶことができた
- 4.0
- 旅行時期:2020/01(約6年前)
- 0
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悲惨な戦争の歴史を伝える資料館です。
- 4.0
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
- 2
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Museum that requires visitors to imagine the psychology of a person in an extreme situation
- 4.0
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
- 0
「その戦争にどんな大義名分があろうと、人と人との殺し合いは、敵も味方も関係なく人の全てを狂わせる」
沖縄戦の残酷な運命を... 続きを読む辿った資料が展示されている資料館。どれ一つとっても目を背けたくなるような凄惨な光景が目に飛び込んでくる。戦争によって、沖縄にもたらされた残酷な運命を学ぶのに重要な資料館と言える。
一方、展示の仕方はどこまでも『沖縄に暮らしていた住民の目線』であり、戦争全体の大局の部分はほとんど無い。現地住民を虐げたのは、敵対国の兵士だけでなく味方のはずの日本兵も多くいた、という。恐らくそれは事実なのだろう。しかし沖縄戦は特に凄惨を極めた戦場で、そこに兵を投入すれば誰もが極限状態になり、生き残るためになりふり構わなくなる。
そういった心理状態は想像に任せるしかなく、いくら事実でもミクロの視点ではどうしても偏った情報のみになってしまう。
これからの未来に戦争を避けるために必要なことを学ぶ上で、この資料館の情報だけを鵜呑みにすることは良くないが、それでも無視することは出来ない。戦争を知らない世代なら猶更のこと、あらゆる視点を持ち、当時の全ての当事者の心象を想像しながら、戦争を起こさない、平和を維持し続けることの意味を学ばなければならない、そのように感じた資料館だった。
"Whatever the cause of that war, killing people against another, friend or foe, drives all of us crazy."
It is a museum where the materials that led to the brutal fate of the Battle of Okinawa are on display. Most of the materials on display depict a horrific scene that makes you want to turn away from it. It is an important museum to learn about the cruel fate brought to Okinawa by the war.
On the other hand, the exhibition is presented from the "perspective of the Okinawan people" and there is almost no overall picture of the whole war. It is said that not only enemy soldiers but also many Japanese soldiers, who were supposed to be allies, abused the local population. Perhaps that is true. However, the Battle of Okinawa was a particularly horrific battlefield, and if you throw troops into it, everyone goes to extremes and does what they have to do to survive.
We can only imagine such a state of mind. Even if they are true, they will inevitably be biased only if they are told from only micro perspective.
In learning what we need to do to avoid war in the future, it's not a good idea to rely solely on the information in this museum. But you can never ignore it, either.
If you don't know about the war, you have to learn what it means to not start it and keep the peace by taking all perspectives and imagining the mental images of all the parties involved at the time. That's how I felt at the museum. 閉じる投稿日:2020/11/11
投稿写真
基本情報(地図・アクセス・営業時間)
- 施設名
- 沖縄県平和祈念資料館
- 住所
-
- 沖縄県糸満市摩文仁614-1
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- 大きな地図を見る
- アクセス
- 那覇バスターミナルからバスで85分
- 営業時間
- 9:00~17:00 最終入館16:30まで
- 休業日
- [12月29日~1月3日] 年末年始は休館
- 予算
- 子供 150円
大人 300円
備考 20人以上の団体割引有
- その他
- 管理者: 沖縄県
入館者数(年間): 約42万人
バリアフリー設備: 車椅子対応トイレ ○
バリアフリー設備: 車椅子対応スロープ ○
バリアフリー設備: 点字案内 ○
- 公式ページ
- 詳細情報
※施設情報については、時間の経過による変化などにより、必ずしも正確でない情報が当サイトに掲載されている可能性があります。
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