2019/10/10 - 2019/10/12
229位(同エリア590件中)
凪さん
この旅行記スケジュールを元に
日本に現存している天守閣は12城。そこをすべて回ろうという旅です。今回は、四国香川の丸亀城。四国には、天守閣が残る城が4つありますが、その最後に訪れた城です。訪れてみると豪雨の爪痕が生々しく残されていました。そこで保存のあり方について感じるものがありました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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丸亀城は、「石の城」と呼ばれているように石垣の名城として有名です。その石垣は高さが日本一です。
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丸亀城は、生駒親正と息子の一正が1597年に築城を始めました。
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このころに城造りは、織田信長の安土城や豊臣秀吉の大坂城を手本に城下町全体を濠や土を盛った土塁で囲み防御した「総構」となっています。門の木も厚いです。
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大手一の門です。ここも石垣が美しいです。当時は、藩士が太鼓を打ち、刻を知らせていたことから「太鼓門」とも呼ばれています。
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美しさがありますが、そこは城。敵を狙う窓や石落としがありました。
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門を通って初めてわかりましたが、門も石垣で囲われています。やはり美しいです。
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大手二の門を通ります。
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玄関先御門です。御殿表門とも呼ばれていた門です。城の門としては珍しい薬医門と呼ばれる形式です。
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しばらく行くと丸亀城内観光案内所があります。ここではうちわの実演販売がされていました。
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かわいらしいキャラクターが地元のグルメをPRするクリアファイルもありました。
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観光案内所を出ると「見返り坂」があります。丸亀城は、標高66メートルの亀山に建てられた平山城。急な坂を登らなくてはなりません。
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丸亀城の石垣の中で最も高く、曲線が美しい「扇の勾配」。20メートル以上の城壁が続きます。
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美しい石垣が続きますが、いたるところに2018の豪雨災害の爪痕が残ります。
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危険なので立ち入りが制限されています。
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新しく石垣が作られたところもあります。
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ここらあたりは、結構高いです。丸亀市内も見渡せます。
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広くなっていますね。
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天守閣も見えてきました。
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石垣には、雨水排水口があります。丸亀城には、2つのタイプの排水口があります。花崗岩を用いたものと凝灰岩を用いたものがあります。どのように使い分けていたのでしょうか。
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急な坂を登ってきましたが、天守閣まではあと少しです。
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あまり大きくはないものの美しく、眺めは良いです。
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丸亀城天守閣。亀山にあるので亀山城とも呼ばれていました。1597年に築城。民を移住させて町を作りますが、徳川幕府の一国一城令により生駒氏は高松城を残し、丸亀城を廃城してしまいます。少し悲しい歴史です。
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中に入ります。入城料は、大人200円。安すぎます。
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しっかりした作りです。四国に4つ残る木造天守の中では、最も古い1660年に完成しました。
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当然ですが階段は急です。
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本来、人の侵入を防ぐための建物ですからね。生駒氏も何回、ここを上がったのかわかりません。
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なぜか眼鏡をかけたアニメキャラクターがお出迎えです。
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さすがしっかりとした造りです。
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城の説明もしっかりされています。
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ここから何を見ていたのでしょう。
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城はやはり板の間です。
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アニメのキャラクターはたくさんいました。
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窓から見える景色は…。
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発展を遂げた丸亀市内が一望できます。
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生駒氏が見たら驚くでしょう。拓けた町。しかし、海と空の青さは変わってないはずです。
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天守閣の一番上は狭いです。ここに殿様が来るときは最後の時ですからね。暮らすわけではないので、この広さで十分です。高さ約15メートルの三重三階の造りの丸亀城。今も天守閣が残っていることに感謝をし拝見させていただきました。
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天守閣を見終わり帰り道。美しい石垣の近くには立ち入り禁止の看板が…。
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これは2018年の豪雨によって石垣が崩れたからです。惨状を目の当たりにして何かしなくてはと思いましたが、一人の力ではどうにもなりません。しかも、この姿は、まだ序の口でした。
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想像を超える惨事です。日本一の石垣が見るも無残な姿になっていました。
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今は、一つ一つ石を並べて、積みなおす作業が進められています。
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石垣に使われていた巨大な石を並べて、どこにあった石か調べが進んでいます。気の遠くなるような作業ですが、これをしないと復興はありません。
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日本一の石垣が復活するのはいつのことでしょうか。
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今、丸亀市では、丸亀城を復興させる寄付や募金を募っています。これは必要ですが、入城料の200円は安すぎます。丸亀市民は、そのくらいでよいですが、市外からの観光客からは2000円にしても良いと思っています。城の保存には、お金がかかります。災害に合うこともあるので、入城料の改定を考える時期に来ていると思いました。
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