2023/07/13 - 2023/07/13
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2023/07/13
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2023年7月、コロナ禍を経て3年半ぶりの海外は、フランス・ブルターニュへ。その16は、印象派の足跡をさらに追いかけてルーアンへ。
クロード・モネが描いた大聖堂から、古い街を歩いてルーアン美術館へ。たくさんの印象派や印象派に影響を与えた画家の作品を鑑賞しました。
昼食は多くのセレブが訪れた、創業1345年の老舗レストラン「ラ・クーロンヌ」で。
・今日もノルマンディ橋を越えてルーアンへ
・ルーアン大聖堂の外観、モネが滞在した場所
・古い街並みを通ってルーアン美術館へ
モネなど印象派の作品を多数所蔵
ほかにもヴェロネーゼやカラヴァッジョ、ルーベンスなども
・ショッピングモール、裁判所、大時計台
・市場とジャンヌ・ダルク教会(外観)
・ラ・クーロンヌで昼食
表紙写真は、モネが描いた「大聖堂」のアングルで撮った、ルーアン大聖堂の西ファサード
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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オンフルールから今日もノルマンディ橋を越えて。
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ルーアン市内へ。セーヌ川にかかるジャンヌ・ダルク橋の上をトラムが走っています。
川の向こうには大聖堂の塔。 -
コルネイユ橋から。大聖堂が大きくなってきました。
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街なかの駐車場でバスをおります。
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街頭にピサロの描いたルーアンの絵。
今いるのは、まさにエピスリー通り。この場所から描いたのでしょうか。 -
カロンド広場から見る、ルーアン大聖堂。
こちらは南側の翼廊のポータルです。
見えている塔は、中央採光塔ですね。高さ151mもあって、フランスで最も高い聖堂とのこと。(世界でも3位) -
南のポータル。Calende のポータルです。
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「 過越の神秘 」のタンパン。一番下は「復活と昇天」。中段は「キリストの受難と埋葬」。そして最上段に十字架。
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タンパンの上部は、マリアの戴冠を描いています。
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マリアの戴冠をアップで。
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入口横の壁には天使たち。
ルーアンに来たのは2度目。前回は教会をじっくり見て回りました。
今回は、印象派がテーマなので、中に入らず先を急ぎます。 -
イチオシ
西側ファサード。
中央部、左右の入口は1170年から1180年に作られ、タンパンは13世紀に追加されました。中央の入口は16世紀に大きく改変されています。
左の塔(サン・ロマン塔)は12世紀のもので、右の塔(バター塔)は16世紀。
サン・ロマン塔の一番上は15世紀に追加されています。ルーアン大聖堂 寺院・教会
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中央のポータル。ノートルダム門です。
彫刻されているのは生命の樹。 -
北側のポータル。サン・ジャン門です。
上はキリストの洗礼、下はヘロデの饗宴やサロメの踊り、ヨハネの首などが見えます。 -
南側のポータル。サンテティエンヌ門です。
上部中央には「栄光のキリスト」。下は聖ステパノの殉教のようです。
タンパンの上、影絵で表現されているのは魂の集まりなのだとか。 -
そうそう、今回のテーマは印象派でした。
クロード・モネは、1892年とその翌年、大聖堂の前の館に滞在し、刻々と変わる光を捕らえながら、「大聖堂」の33枚もの連作を残したのです。
滞在したのは、写真中央の館の1階とのこと。 -
イチオシ
西側のファサードをモネの画角で切り取ってみました。
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こちらが、ルーアン美術館が所蔵する、モネが描いた大聖堂です。
この角度しか見えなかったから、との説もありますが、新しく付け加えられた部分を極力排除したのかな、とも感じられました。 -
ちなみにこれが全景。
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大聖堂の反対側を見ると、大時計台が遠くに見えるのですが、まずは美術館を目指します。
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木組みの家が残るサン・ニコラ通りを横目に・・・
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古い教会を活用した鉄鋼博物館の前を通り過ぎて・・・
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美術館に到着。
ルーアン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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中はフラッシュは禁止ですが、写真撮影OKです。嬉しいですね。
入ったところのアトリウムは彫刻の間。 -
印象派の作品の前に、古い時代のものも。
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PIERRE PUGETの「レルナのヒュドラを倒すヘラクレス」。
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ヴェロネーゼもあります。
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劇的なカラヴァッジョ。
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キリストのむち打ちシーンです。
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ルーベンスの「羊飼いの礼拝」。
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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール。
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ベラスケス。
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階段の踊り場には、シャヴァンヌの壁画がありました。
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そしていよいよ印象派です。
まずは、クロード・モネがパリ万博に湧くパリを描いた作品。 -
この絵の中に”VIVE LA FRANCE”などの文字が描かれていて、モネの沸き立つ思いが伝わってきます。
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ひなげし畑。
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そして「大聖堂」。
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これはシスレー。シスレーの作品もたくさんありました。
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ピサロの「チュイルリー公園(冬)」。
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こんな感じに展示されています。
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印象派の画家が、ノルマンディのどこで描いたかを示す地図も。
白い線はセーヌ川ですね。左下にル・アーブル、右上にルーアンの文字が見えます。 -
ルノワールもありました。
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コローは印象派ではありませんが、印象派に影響を与えた画家とされています。
ここに描かれているのは、ルーアンの港。 -
フラゴナールはロココの画家ですが、ここに描かれているのが「ジャンヌ・ダルク」。ルーアンつながりです。
ジャンヌ・ダルクはルーアンで火刑にされたのです。
ということで、ジャンヌ・ダルクが火刑にされた場所に向かいます。 -
美術館をでて、Espace du Palais Rouenを通り抜けます。
新しくできたショッピングモール。レスパス ド パレ ショッピングセンター
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その先にある美しい建物は裁判所。
これは後ろ側。 -
こちらが正面。フランボワイヤン様式のゴシック建築です。
裁判所 (ルーアン) 建造物
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正面には建物の歴史が説明されていました。
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続き。16世紀のはじめに、主要な装飾が施されたようですね。
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なんとまあ、ゴージャスな建物でしょう!
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トゥレ通りから大時計台通りにでる角。
このあたりの家は古いですね。 -
右手に大時計台が見えてきました。
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1389年に設計され、1529年からこの場所で時を刻んでいるそう。
大時計台 モニュメント・記念碑
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時間だけでなく、下の部分は曜日を表しています。
前の写真、上の黒っぽい玉は月の満ち欠け。 -
時計台をくぐります。
その下の彫刻には羊がたくさん。ルーアンの富が羊毛産業から生まれていたことを象徴しているようです。 -
木組みの家が続きます。よく見ると、1階部分は石造りで、その上が木組みになっています。
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木組みと言っても、素朴なものから華奢なものまで、色んなタイプがあります。
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イチオシ
大時計台を振り返ってみてみました。
その向こうに、大聖堂の尖塔が見えています。 -
大時計台通りとジャンヌ・ダルク通りの交差点。
地面に巨大な太陽の絵。歩行者の交差点を示しているとのこと。 -
真っすぐ進みます。
ペパーミントグリーンの木組みの家は、マクドナルドです! -
花屋さん。市場の前にお店をだしているようです。
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市場の中へ。
時間が遅めだったからか、閑散としています。ヴィユ マルシェ(古市場)広場 広場・公園
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シャルキュトリー屋さん。
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チーズ屋さん。
ノルマンディーのチーズとして、カマンベール、ポンレヴェック、リヴァロの3つは覚えておくとよいようです。
ポンレヴェックとリヴァロはウォッシュタイプ。ポンレヴェックは四角です。
お願いすると、真空パックにしてくださいます。
ハート型なのはヌフシャテル。 -
これらのチーズは、斑斑のノルマン種の牛の生乳から作られます。
昨日、エトルタからの帰り道に見かけました。 -
市場をでたところにある十字架が、ジャンヌ・ダルク火刑の場所。
そして不思議な形の建物がジャンヌ・ダルク教会です。ジャンヌ ダルク教会 寺院・教会
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ジャンヌ・ダルクの像でしょうか。
教会の中は素晴らしいステンドグラスがあるそうです。今回は入れなくて残念でした。 -
ジャンヌ・ダルク教会の屋根はずっと遠くまで伸びて、庇代わりになっているようです。
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さて昼食。
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この木組みの建物が昼食のレストラン、「ラ・クーロンヌ」です。
ラ・クロンヌ 地元の料理
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店の前のメニュー表。ランチは29ユーロ。
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中に入ると、この店を訪れた有名人の写真が所狭しと貼ってありました。
オードリー・ヘップバーンに、 -
ブリジット・バルドーなどなど。
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テーブルクロスも敷かれていて、高級なレストランですね。
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ワインはボトルでいただきました。
ハウスワインは、アントル・ドゥ・メール。さっぱりしていて飲みやすいですね。 -
イチオシ
前菜のサーモン。とてもいいサーモンでした。
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メインはビーフ。ちょっと硬いけど、美味しい肉でしたよ。
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デザートはリンゴのタルト。
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別の部屋。創業1345年という老舗なのだそう。
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このタピスリーも古そうです。
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イチオシ
店の吹き抜け。木組みの家の構造もちょっと知ることができて、面白かったです。
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お店の外へ。ジャンヌ・ダルク教会は本当に不思議な形。
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教会の前には何やら遺跡が。古い教会の跡でしょうか。
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帰りは、ウィリアム征服王橋でセーヌ川を渡って、オンフルールに戻ります。
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