2023/07/11 - 2023/07/12
7位(同エリア7件中)
ROSARYさん
- ROSARYさんTOP
- 旅行記883冊
- クチコミ433件
- Q&A回答136件
- 1,021,892アクセス
- フォロワー60人
この旅行記スケジュールを元に
2023年7月、コロナ禍を経て3年半ぶりの海外は、フランス・ブルターニュへ。その13はバイユーからカーンへ。ノルマンディ公ウィリアムのイングランド征服の様子を描いた世界遺産の「バイユーのタピスリー」と、タピスリーがもともと飾られていたバイユーの大聖堂を見学。そのあとノルマンディ公国の首都だったカーンへ。
・バイユータピスリー美術館でマチルダ王妃のタピスリー(本物と複製)を観覧
・ノルマン・ゴシック様式のバイユー大聖堂(外観、内部、地下聖堂)
・カーン サン・ピエール教会とカーン城、ウィリアム王の塔(外観)
表紙写真は、マチルダ王妃のタピスリー(複製)から、開戦前の饗宴の様子。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
-
オマハ・ビーチからバイユーへ。遠くに大聖堂の塔が見えてきました。
-
ここのロータリー(オマノ・ロータリー)には、騎馬に乗った兵士の像。後で見る、バイユーのタピスリーの登場人物のようです。
-
オマノ・ロータリーから見たバイユー大聖堂。
-
まずは、タピスリー美術館へ。右側の建物です。
通りの奥は病院。タペストリー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
タピスリー美術館。ピンク色の紫陽花がきれい。
-
入口上の表示。1693年にフランソワ・ド・ネスモン司教の指導のもとに建築が始まった神学校の建物のようです。
-
だから、付属した礼拝堂があるのですね。
-
建物の前から入口方向をみたところ。
Bayeux-Museum と書かれています。 -
チケット売り場。騎士のレプリカが展示されていました。
団体の見学は予約制で、時間指定がきっちりしています。人数を限って、少しずつ中に入れるようになっていました。
日本語のオーディオガイドを聞きながら、1場面ずつタピスリーを見学します。
タピスリーには、ノルマンディ公ギヨーム(ウィリアム征服王)が、イギリスに渡って戦いに勝利する様子が描かれています。 -
幅50cm×70mの一枚の麻布に、植物で染められた糸で刺繍してあります。
本物はもちろん撮影禁止ですが、上の階に実物大のレプリカがあって、そちらは撮影OK。
この写真はそのレプリカを撮影したものです。
開戦前の饗宴の様子。 -
戦いに出ていくところ。馬の描写がいいですね。
-
戦いの途中。
-
おみやげコーナーも充実していました。
-
ノルマンディにおける中世の城館の一覧。
モン・サン・ミッシェル、バイユー。カーンとルーアンはこの後訪れます。 -
付属の礼拝堂を覗いてみました。
新しい展示に向けたプロジェクトが始まっているようです。 -
美術館を後にして、バイユーの大聖堂を目指します。
-
華麗という言葉がピッタリの教会。
-
南側の翼廊のポータル。トーマス・ベケットの門と呼ばれています。
-
イチオシ
西側ファサード。
縦のラインがノルマン・ゴシックの特徴。 -
ファサードには3つの門があります。これは一番南側。
タンパンには最後の審判の様子が描かれています。 -
一部をアップで。地獄の門を出てくる悪魔と、地獄の落ちる人たちでしょうか。
-
北側の門には、キリストの受難が描かれています。
-
その一部をアップで。
-
中に入ってみましょう。
身廊の部分は、ロマネスクの様式を残しています。
13世紀に殆どの部分が作られていますが、献堂自体は1077年。ゴシック以前の様式も残っているようです。ノートルダム大聖堂 (バイユー) 寺院・教会
-
中央交差部から内陣方向。
こちらは完璧にゴシックですね。
タピスリーは、もともとこのあたりに飾れていたのでしょうか。 -
中央交差部の天井です。
-
イチオシ
北翼廊のステンドグラス。
-
内陣の下、地下聖堂へ。
-
地下聖堂は完璧にロマネスクですね。
暗いので写真がボケボケですが。 -
特徴的な柱頭。
-
フレスコも。
-
この壁画は可愛い感じ。
-
上に戻って、周歩廊から地下聖堂を見下ろしたところ。
-
トランセプトにある、聖ニコラと聖ベケット礼拝堂の祭壇画。
-
南翼廊部分には、古い時代の使徒像が残っています。
-
そのひとつ。
-
西側ファサードの全景。
-
イチオシ
優雅な中央交差部の採光塔。15世紀にフランボワイヤン様式で建てられたもの。
-
バイユーの街にもミニトレインが走っていました。
-
さて、バイユーからカーンに向かいます。
タピスリーに描かれていた、ノルマンディ公ギヨーム(ウィリアム征服王)がカーンを首都に定めて、城を築きました。
この塔は、その名も王の塔。 -
プレゾンス港。海までは運河で繋がっています。
-
本日の宿泊は、港の眼の前にあるイビスです。
隣のメルキュールと同じ運営で、フロントなどは共用になっていました。
(メルキュールのほうがやや高級)
早速ホテルで夕食です。ツナのサラダ。 -
マッシュルームのクリームソースはノルマンディらしい。チキン。
-
レモンのタルト。
-
翌朝、サン・ピエール教会まで歩いて行ってみました。
朝日を浴びて、ウィリアム王の塔と、その奥に教会の尖塔が見えています。 -
フライングバットレスが並びます。
聖ピエール教会 寺院・教会
-
教会の西側。
-
イチオシ
カーン城側に渡って撮影してみました。
-
中央ポータルのタンパン。
彫刻はほとんど失われています。 -
市民の顔?
-
中には入れなかったので、教会の周囲をまわってみました。
トラムの電線が・・・ -
後陣の、ルネサンス様式の装飾が面白い。
-
手すりの彫刻も繊細でした。
-
カーン城の城壁。
デュカル城 城・宮殿
-
その前、馬に乗るギヨーム王とマチルダ王妃の像。
しばし、中世に思いを馳せる時間。 -
ホテルに戻って朝食。
ここからは印象派の足跡をたどります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2023夏ブルターニュ・ノルマンディ
-
前の旅行記
2023夏フランス・ブルターニュへ その12~島側のモン・サン・ミッシェル修道院
2023/07/11~
モンサンミッシェル
-
次の旅行記
2023夏フランス・ブルターニュへ その14~林檎の礼拝堂
2023/07/12~
ファレーズ
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その1~成田からナントまで
2023/07/05~
ナント
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その2~ブルターニュ公国の首都・ヴァンヌ
2023/07/06~
ヴァンヌ
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その3~キブロンとカルナック
2023/07/06~
キブロン
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その4~美しき島・ベル・イル
2023/07/07~
ソゾン
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その5~ゴーギャンが愛した街・ポンタヴァン
2023/07/08~
ポン=タヴェン
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その6~川の合流点・谷間に開けた街、カンペール
2023/07/08~
カンペール
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その7~ロクロナンのパルドン祭り
2023/07/09~
ロクロナン
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その8~フランス最西端、ラ岬
2023/07/09~
カンペール
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その9~ギミリオとサン・テゴネックの聖堂囲い地
2023/07/10~
サン=テゴネック
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その10~海賊の根城だったサン・マロを歩く
2023/07/10~
サン=マロ
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その11~陸側のモン・サン・ミッシェルとオマハ・ビーチ
2023/07/10~
モンサンミッシェル
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その12~島側のモン・サン・ミッシェル修道院
2023/07/11~
モンサンミッシェル
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その13~タピスリーと大聖堂の街バイユーからカーンへ
2023/07/11~
バイユー
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その14~林檎の礼拝堂
2023/07/12~
ファレーズ
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その15~印象派の足跡を訪ねて。ル・アーブルとエトルタ
2023/07/12~
エトルタ
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その17~船とともに生きてきた街、オンフルール
2023/07/12~
オンフルール
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その16~印象派の足跡を訪ねて。ルーアン美術館と街歩き
2023/07/13~
ルーアン
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その18~ジヴェルニーのモネの庭と、ゴッホ終焉の地・オーヴェール・シュル...
2023/07/14~
ジヴェルニー
-
2023夏フランス・ブルターニュへ その19~革命記念日と中世のパリ
2023/07/14~
パリ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2023夏ブルターニュ・ノルマンディ
0
56