2023夏フランス・ブルターニュへ　その１０～海賊の根城だったサン・マロを歩く

2023/07/10 - 2023/07/10

2023年7月、コロナ禍を経て3年半ぶりの海外は、フランス・ブルターニュへ。その１０は、今回の旅でブルターニュ最後の街となるサン・マロ。海賊の根城として、そしてフランス王から敵国の船・財宝を奪う権利を得ていた私掠船の本拠地として、堅固な城壁に守られた港町です。

・城壁外のヨットハーバー
・城壁とサン・マロ城、サン・ヴァンサン門
・シャトーブリアン広場とシャトーブリアン生家
・サン・トーマ門から城壁の上へ
・城壁からのナショナル要塞、グラン・ベ島の眺め
・ケベック広場
・サン・ヴァンサン大聖堂
・旧市街の街歩き

表紙写真は、サン・マロ城壁から見たナショナル要塞と海水浴をする人々

エリア サン=マロ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

サン・テゴネックからバスで２時間ほど。

ヨットハーバーが見えてきました。サン・マロです。

街はぐるりと城壁で守られています。

ブルターニュ公爵夫人アンヌの城。

城壁／城塞 城・宮殿

ここから、城壁内に入ります。

紋章には、シロテンがいます♪

よくみると、足元のマンホールの蓋にも。

シャトーブリアン広場。

絵描きさんたちが店を出しています。

こちらは魚のモチーフ。

城の広場に面した側は、市庁舎として使われているようです。

広場の角には、シャトーブリアンホテル。

ホテル ドゥ フランス エ シャトーブリアン ホテル

第２次世界大戦中の写真が掲げられていました。

第２次世界大戦に街の８割が、爆撃によって破壊されたサン・マロ。

瓦礫をひとつひとつ積み上げて、元の姿を復活させたとのこと。

ホテルのすぐ脇に、シャトーブリアンの生家がありました。

城壁にもシャトーブリアンの肖像。

ここから城壁へ。

サン・トーマ門です。

城壁にのぼると、夢のような光景が広がっていました。

イギリス海峡を望む、ナショナル要塞です。

城壁。

左手の島は、グラン・べ島。

ナショナル要塞への砂州。
海水浴をしている人たちもたくさんいます。

手前にはたくさんの防潮杭。大潮のときに街を守るために、3000本を超える杭が浜に打ち込まれているのです。

グラン・べ島からナショナル要塞へのパノラマ写真。

城壁を歩きます。

Queen Bastionから。

海で遊ぶ人たち。

砦の狭間から。

ビドゥアン塔からケベック広場の方向。

ビドゥアン塔から、プチ・ベ島。

左のほうには、美しい砂浜。

ケベック広場の「ロベール・シュルクーフ」像。私掠船の船長です。

汐が引いても泳げるように、と作られたプール。

海と一体化して、まさにインフィニティ。

さきほどのシュルクーフ像の向こうに、大聖堂の尖塔が見えています。

正面は他の建物に埋もれるようで、あまりぱっとしない感じなのですが・・

（ちなみに、この地図の位置情報は少しズレています）

サン ヴァンサン大聖堂 寺院・教会

中に入るとなかなか魅力的な教会。

美しいステンドグラス。

バラ窓の部分をアップで。

身廊の上部。

12世紀創建、ロマネスクとゴシックが入り混じっています。

別の用途に使われているようですが、昔は柱頭だったのでしょうか。

身廊とトランセプトの交差部には、古い柱頭も残っていました。

ケルトを彷彿とさせる渦巻き模様！

古い聖水盤も心惹かれます。

ファサードのある西側から少し入り込むと・・・

可愛らしい回廊が。

二本ずつ並んだ柱。

街中へ。

街中から、城壁外を望遠で。

人がたくさん集まっていると思ったら、ジェラート屋さん。

子供も大人も、アイスが大好き。

マルシェ・オー・レギューム広場。

かつては青果市場だったんでしょうか。

グランド・ポルトから城壁外へ。

グランド・ポルトの外の海。

帆船も。

ヨットハーバーに戻ってきました。

ブルターニュ最後の街、サン・マロを後にします。

ここからはノルマンディーです。