
2023/04/09 - 2023/04/09
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meanyanさん
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スイス・パリ・ベルギー・オランダ・ドイツと鉄道で周るヨーロッパ周遊旅行です。
現金を使わずにクレジットカードと携帯アプリだけでどこまで対応可能かを検証することも旅行の目的のひとつになっています。
これから行かれる方はぜひ参考にしてみてください。
今日の日程は、グリンデルワルトからブリークまでスイス国鉄で移動した後、ポストバスで国境を越えてイタリアのドモドッゾーラにランチを食べに行きます。
帰りはスイス国鉄でシンプロントンネルを抜けて、フィスプ経由でツェルマットへ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4日目の朝です。
今日も昨日に引き続き終日快晴の天気予報。
たまにはホテルの朝食も紹介したいと思います。
こちらが宿泊客用の朝食レストランです。Hotel Steinbock Grindelwald ホテル
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メニューはこんな感じ。
これにスクランブルエッグとコーヒーが加わります。 -
今日はグリンデルワルトをチェックアウトしてツェルマットまで移動します。
ホテルの目の前の山も綺麗に見えています。 -
最後なので出発前にホテルの周辺を散歩してみました。
駅とは反対側に歩いていくと教会がありました。
日曜日なので教会の前で何かやってるみたいです。 -
今日は荷物があるのでホテル前のバス停からバスで移動します。
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1時間に1本のバスが定刻通りにきました。
-
車内は相変わらずスキー客で混んでいます。
でもグリンデルワルト駅で下車する人はほとんどいません。
みんなターミナルまで行くんでしょうね。 -
<上記画像の出典:「SBB」サイトより(掲載許可承諾済)>
さて、今日も2日目同様移動日なのでSaver Day Passを予め購入してあります。(Saver Day Passの詳細については2日目前編を参照してください。)
少しでも得をするようにSaver Day Passの利用可能な地図を穴が開くほど眺めます。すると何ということでしょう。国境を越えてイタリアのドモドッゾーラという街まで利用可能になっているではありませんか。
これは、更に国境を越えてスイスのロカルノへの近道になっているので、便宜を図って利用可能になっているのでしょう。
更に地図をよく見ると、赤い線はスイス国鉄なのですが、ブリーク→ドモドッゾーラ間は点線になっています。これはスイスとイタリアの国境になっているスイスアルプスを貫いている長さ約20kmのシンプロントンネルです。
更に更に地図をよく見ると、ブリークからドモドッゾーラまで黄色い線もあります。これはスイスのポストバスも利用可能ということです。 -
<上記画像の出典:「SBB Mobile」より>
往復列車だと、ただトンネルを通ってドモドッゾーラに行ったというだけになってしまうので、行きはポストバスで峠越え、帰りは列車でトンネルを通るというルートで検討します。
グリンデルワルトのホテル前のバス停を08:10に出て、ドモドッゾーラで1時間48分滞在したら、ツェルマットに着くのは15:51になります。これならドモドッゾーラの街でイタリアンの昼食を食べて軽く散策、ツェルマットに着いてからも日没前に街の散策をすることができます。
いつものように前置きが長くなってしまいましたが、今日はこのルートで行こうと思います。 -
青い電車に乗るのもこれが最後。
ベルナーオーバーラント鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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<上記画像の出典:「SBB Mobile」より>
SBBアプリでは乗換え案内と当日には列車編成表も表示されます。
インターラーケンオスト駅に08:53に着いて、次の列車が09:00発のRomanshorn行き7番乗り場。終点まで行かずに途中駅で下車する時はこの終着駅名が重要です。終着駅名が分からないと駅の案内板を見ても分かりません。
列車編成は、左側が進行方向なので1等車はセクターC付近の後ろ3両です。(画像の列車編成表は加工してあります。実際は左右にスライドさせて見ます。) -
インターラーケンオストに着きました。7番ホーム。
駅の案内板もSBBアプリと同じ情報です。インターラーケンオスト駅 駅
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<上記画像の出典:「SBB」サイトより(掲載許可承諾済)>
インターラーケンオストからシュピーツで乗り換えてブリークまで行きます。 -
この列車に乗ります。
平ボディー車なので乗り降りする際ステップが3段くらいあるので、荷物の上げ下ろしが大変です。 -
<上記画像の出典:「SBB Mobile」より>
シュピーツでの乗り換え時間は14分。
ブリーク行きの2等車の乗車率は高いようですね。
恐らくツェルマットに行く人たちが多いのでしょう。 -
シュピーツに着きました。
09:36発ブリーク行きに乗り換えです。1等車は後ろ3両です。 -
この列車に乗ります。またも平ボディー車。
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<上記画像の出典:「SBB」サイトより(掲載許可承諾済)>
次のブリーク駅でいよいよイタリア ドモドッゾーラ行きのバスに乗り換えます。 -
<上記画像の出典:「SBB Mobile」より>
乗り換え時間は7分ですがブリークは小さな駅なので、普通に乗り換えるだけなら余裕なのですが、この7分の間にキャリーバッグをコインロッカーに預けようという作戦です。
イタリアの駅はテロ以降コインロッカーが廃止されたそうです。有人の手荷物預け所はあるようですが。2時間弱の観光なのでキャリーバッグをゴロゴロしていってもいいのですが、イタリアの石畳の道を歩くのも大変だし。できればブリーク駅で預けられれば一番ベストです。 -
<上記画像の出典:「SBB」サイトより(掲載許可承諾済)>
コインロッカーの使い方はルツェルンで覚えたので完璧です。(詳細は2日目前編を参照ください。)
駅の見取図を頭に叩き込んで脳内シミュレーションを繰り返します。
スイスの駅のホームは片側が階段、もう片側がスロープになっていることが多いです。ブリーク駅は進行方向側がスロープの出口です。しかし進行方向側の車両は2等車でツェルマットに行く人たちで混んでいます。仕方なく後方の1等車に乗り階段を使うことにします。(地図の赤丸)
コインロッカーの場所は、ホールに出て左右2か所にあります。(地図の青丸)
バス乗り場は、駅から出て右側D乗り場から631番バスです。(地図の緑丸)
列車は定刻から1分遅れでブリーク駅に到着。
キャリーバッグを持って階段を駆け下ります。
まずは右側のロッカーを確認。
空きはありません。
次に左側を確認。 -
奇跡的にLサイズが1個だけ空いていました。
ちなみにこの駅にはLサイズ4個しかありません。
小さな駅でロッカー数も少ないので、時間に間に合ったとしてもロッカーが空いていないという可能性もありましたがラッキーです。
カードのタッチ決済も1回で承認。
鍵の代わりになるQRコードのレシートが印刷されながら出てきます。
これが何気に時間がかかる。
駅を出てバス乗り場に急ぎます。
D乗り場に着きましたがバスがいません。
もう出発してしまった?
でも、まだ2分前です。 -
定刻ちょうどに631番バスがやってきました。
2分遅れでバスが出発。 -
しれっと最前列を確保(笑)
峠を越えるバスなんて乗客少ないだろうと思っていましたが6~7割くらいの乗車率。
イタリアに向けて快調に走ります。 -
ブリークを出るとすぐに山を登っていきます。
ブリークの街が遠くになりました。 -
フィスプ方面も綺麗に見渡せます。
-
途中こんな渓谷を通ります。
正面の三角の山はフルクグベウムホルン(2,985m)で、この山の右下辺りをシンプロントンネルが通っています。 -
30分程でシンプロン峠(2,005m)に到着です。
峠が国境になっていることが多いですが、イタリアとの国境はまだ先です。 -
途中いくつかのバス停にも停車します。
-
だんだん雪深くなってきました。
-
バス停に停車した時、運転手さんが毎回バスから降りているので、てっきりトランクに預けた荷物を出しているのだと思っていたら、乗客一人一人にあいさつをしていました。さすがスイスのドライバー。
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出発から1時間10分程でイタリアとの国境に到着しました。
みんなより一足先にイタリアに入って、バスと国境検問所をパチリ。
スイスも2008年からシェンゲン協定加盟国になりましたので、出入国手続きはなくなり特に何もする必要はありません。
たぶん、それ以前に使われていた国境検問所なんでしょうね。 -
国境から30分で終点ドモドッゾーラ駅前バスターミナルに到着です。
途中停まったりしていたので遅れるかなと思いましたが、定刻より5分早く着きました。かなり余裕をみたスケジュールで組んでいるようです。
Saver Day Passを目一杯使いたいという不純な動機で来たドモドッゾーラですが、お天気が良かったのとバスの最前列に座れたということもあり最高のドライブになりました。なかなか行く機会はないかもしれませんが、みなさんにも是非オススメしたいルートです。 -
<上記画像の出典:「öv-info.ch」サイトより(掲載許可承諾済)>
ちなみにブリーク~ドモドッゾーラ間、鉄道だと28分でCHF8.20、バスだと1時間42分でCHF20.10です。(すべてSwiss Half Fare Card使用時)
国境を越えてドモドッゾーラまで行くバスは1日3便しかありません。 -
ドモドッゾーラ駅です。
4日目後編につづく
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