10日目前編 オランダ キューケンホフ公園

2023/04/15 - 2023/04/15

スイス・パリ・ベルギー・オランダ・ドイツと鉄道で周るヨーロッパ周遊旅行です。

現金を使わずにクレジットカードと携帯アプリだけでどこまで対応可能かを検証することも旅行の目的のひとつになっています。
これから行かれる方はぜひ参考にしてみてください。

今日は、午前中キューケンホフ公園を観光し、午後はアムステルダムの街歩きとアムステルダム国立美術館を周ります。夕方のICEでドイツのフランクフルトに移動します。

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

<上記画像の出典：「Keukenhof」サイトより(掲載許可承諾済)>
今日の午前はキューケンホフ公園に行きます。
今年2023年は、3月23日から5月14日までの期間限定で公開している世界最大の花の公園です。公式サイトから事前予約が可能です。
私たちのアムステルダム滞在は今日しかなく、キューケンホフ公園へは今日の午前に行くか行かないかの選択しかありません。2週間くらい前から毎日お天気をチェックしていましたが、天気予報を見るたびに晴れだったり、雨だったりとなかなか決心がつきません。
今日は土曜日ということもあり、1週間前の段階で午前の予約は埋まりつつあったので、08:30で予約をしました。結果、今日は絶好の快晴となりました。

キューケンホフ公園への行き方は、スキポール空港などから期間中だけ運行されている、臨時のキューケンホフ・エキスプレスバスで行くのが王道だと思います。

私たちはエキスプレスバスではなく、一般の路線バスで行こうと思います。
路線バスにした理由は、エキスプレスバスだとスキポール空港発なので方向的に少し戻ることになるということと、朝のエキスプレスバスは本数は多いけどかなり混んでいると聞いていたからです。

ここで今回の旅行で最大の失態を犯してしまいます。なんと、昨日の夜空港に買い出しに行ったのに、今朝の朝食を買ってくるのを忘れてしまいました(笑)
今日のホテルは朝食代1人EUR16もするので、朝食は付けずに自分たちで買ってこようと思っていました。ホテルの近くにはお店などは一切なく、近くにマクドナルドがあるだけです。おかげで今日は朝食抜きでの出発となりました。
(画像のバスは空港方面行の300番バスです。)

<上記画像の出典：「9292」より>
今回アムステルダム滞在中に利用していた交通系アプリは、お馴染み9292というサイトとアプリです。アプリからチケットの購入もできますが手数料を取られるので、昨日と同じくクレジットカードのタッチ決済で乗車したいと思います。

ホテル近くのDe Hoekから空港とは反対方面の361番バスに乗車します。
このバスは1時間に1本しかないので07:40発に乗車します。同じことを考えているであろう同志10人くらいがこのバス停で待っていました。

20分程乗車して最寄りのLisse, Meer en Duinで下車します。
エキスプレスバスだと公園の入口の目の前に停車しますが、361番バスだと最寄りのバス停から公園まで約1km歩かないといけません。
それが、このバスの最大の欠点であり最高の特徴なのでもあります。
それは、画像のようなお花畑を見ながら歩いていくことができるからです。

もちろんキューケンホフ公園の中にもたくさんの綺麗なお花が手入れをされて植えられていますが、みなさんが想像されているような一面のチューリップ畑と言うのは、実は園内にはないのです。

一面のチューリップ畑を見るためには、公園周辺の畑に行かないといけないのです。エキスプレスバスからだと車内から一瞬見るだけになってしまいます。

お花畑の写真を撮りながら歩いていると、1kmなんてあっという間で公園入口に到着しました。
時刻は08:14です。予約は08:30でチケットには08:30～09:00の間に入場してね、と書いてありましたが少し早いけど問題なく入ることができました。

キューケンホフ公園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

<上記画像の出典：「Keukenhof」サイトより(掲載許可承諾済)>
入口を入ると園内の地図が山積みになっていますのでもらっておきましょう。もしくは、公式サイトからもダウンロードできるので、事前に入手しておいた方が良いかも。
何とかランドみたいに周り方の攻略方法がある訳ではありませんが、ひとつ言えることは園内に唯一の風車は大変混むので先に行くのが良いでしょう。

園内に一歩入るといたる所にチューリップだけでなくいろんなお花が植えられています。

そんなお花を横目に風車を目指します。

風車が見えてきました。
みんな、ここを目指しているようです。

風車の上にも登れるようになっていますが、中は狭いので混んでいると時間かかると思います。

上からの景色です。

チューリップのお花畑も見えますが、これは公園外の一般の畑になります。

園内を眺めます。

跳ね橋も見えます。

風車と木靴
このポイントも撮影の行列ができてました。

風車を見たら後は好きなとろこに行きましょう(笑)

これはヒヤシンスかな。

いろんな種類が混じっているように見えますが全てフリチラリアらしい。

地図の中央にあるウィレム・アレクサンダーという第7代オランダ国王の名前が付いた建物です。

中は温室という程ではないですが室内で花を観賞できます。

タイスブーツという品種のチューリップ

ハーベストムーンという品種のチューリップ

モンテオレンジという品種のチューリップ

ウィレム・アレクサンダーの右上辺りに、ミッフィーの家もありました。
人気がないのか、あまり知られていないのか人は少なかったです。

置いてある木靴はやっぱり履いて写真を撮るものなのかな。

こちらもヒヤシンス

ウィレム・アレクサンダーよりも地図の上側は比較的空いていました。

地図左手の池まできました。

何かのモニュメントかな

この橋を渡ります。
橋の奥にレストランがあります。ここ以外にも園内には何ヶ所か食事ができる場所はありますが、レストランは時間が早くてまだ営業していませんでした。軽食が買える売店は長蛇の列だったので、キューケンホフで食事をすることは諦めました。

池の左下の方にはこんな滝っぽいところも

スイセンと何かの銅像

ところどころ休みながら園内を周ってきました。

最後にチューリップ

キューケンホフ公園はとても広いと聞いていましたが、調べたみたら約32ヘクタールあります。東京の代々木公園が約54ヘクタールなので、代々木公園の半分強といった感じでしょうか。
私たちは、朝ご飯を食べていないということと午後の日程もあったので、滞在時間は約1時間半でしたが、とりあえず一通りは見れたかなといった感じでした。もちろん時間が許すのであれば2～3時間掛けて見るのがいいと思います。
これからの予定ですが、帰りはエキスプレスバスでスキポール空港に戻り、空港内のスーパーで食事を買ってホテルに戻り、部屋で食べてからホテルのチェックアウトをしようと思います。

<上記画像の出典：「9292」より>
キューケンホフ公園からスキポール空港までのバスを9292サイトで検索します。当然ながら858番のキューケンホフ・エキスプレスバスがヒットしますね。09:52で帰ることにしましょう。料金はEUR5.60と出ています。

キューケンホフ公園のサイトでは、エキスプレスバスは往復での販売しかなかったので、片道だけ乗車できるかどうか不安でしたが問題ありませんでした。公式サイトでの往復料金はEUR12なので片道だとEUR6、9292サイトでの検索だとEUR5.60、タッチ決済乗車の方が若干安くなるようです。

エキスプレスバス乗車の際のチェックイン/アウトのカードタッチは、バスの車内ではなく、乗車前に乗り場のところにある端末で済ませないといけません。バス車内の端末は動いていなかったです。おそらく乗り降りをスムーズにさせるためだと思います。この端末にタッチしてバスが来るのを待ちます。

この時間帯に戻る人はいないのかな。
乗車したのは、一番前で地べたに座って待っていた女性と私たちの3人だけでした。

特に渋滞もなく25分でスキポール空港に着きました。
こちらが空港の乗り場です。チェックアウトのタッチはバスを降りてから、乗り場のところにある端末にタッチします。

スキポール空港のエキスプレスバス乗り場は、去年まではターミナルビルを出て右側方向でしたが、今年から左側方向に変わっています。I am sterdamサインの「I」を左側に進むと、

案内標識が見えてきます。

空港ターミナルから７～８分歩かないといけませんが、

途中にいくつも案内看板があるので迷うことはないと思います。

それでは、昨日も行った空港内のアルバートハインでお昼を買ってホテルに戻りたいと思います。

10日目中編につづく