2022/09/14 - 2022/09/14
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アルプ・グリュムさん
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人間が客車を押すという世界的にも珍しい鉄道が、小田原~熱海間を走っていました。
明治28年7月に熱海~吉浜間で営業を開始し、翌29年3月に熱海~小田原間が開通しまし、後に人車から蒸気機関車に変わりましたが大正12年に起きた関東大震災によって軌道は寸断され、復旧を断念。翌13年に鉄道事業の幕を閉じました。
6人ほどが乗れる客車1両を車夫2 - 3人で押した、1便当たり6両で1日6往復したそうです。
線路は専用軌道ではなく道路上の併用軌道だったため廃線の遺構は全く残されていませんが人車のレプリカが根府川の全室離れのログハウス星ケ山と湯河原の和菓子処味楽庵に見られ、実際に走ったいた実物の蒸気機関車も熱海駅で見ることができます。
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起点となる小田原駅
豆相人車鉄道の起点は小田原の国道135号線が始まる地点となります。
歩道橋から国道1号線の東京方面を見ていますが歩道橋の上り口にその碑が設置されています。 -
人車鉄道 軽便鉄道 小田原駅跡
明治29に年開業されていますが当時の東海道線は国府津から御殿場経由だったため、今で言うローカル線の趣があったようで、当時は丹那トンネルは考えても見なかったそうです。
実際に丹那トンネルが開通したのは昭和の時代の1934年(昭和9年)年の事なのです。 -
明治29年3月 熱海方面への陸上輸送路として豆相人車鉄道が開設され 早川口が小田原駅となった。明治41年に軽便鉄道とし、小田原電鉄からの乗換駅として この地方の交通に恩恵を与えた。大正11年12月国鉄熱海線が真鶴まで開通したことによって、その任務を全うした。
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写真の横断歩道の部分の通りが豆相人車鉄道の線路跡となります。
豆相人車鉄道は小田原 - 早川 - 石橋 - 米神 - 根府川 - 江ノ浦 - 長坂 - 大丁場 - 岩村 - 真鶴(旧:城口) - 吉浜 - 湯ケ原(旧:門川) - 稲村 - 伊豆山 - 熱海
の25.3Kmの路線となります。
25.3Kmを歩いて走破しても線路跡が残っているはずもなく根府川駅まで電車で一挙に向かいます。 -
東海道線では2つ目、豆相人車鉄道では4つ目の駅となる根府川駅に到着します。
根府川には全室離れのログハウス星ケ山があり復元された人車があるとの事で寄ってみました。根府川駅 駅
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県道740号線が豆相人車鉄道の軌道跡になります。
本日は日曜日の午後なのですがこの渋滞は凄まじい様相で、県道740号は国道135号線の抜け道として紹介されていますがこの先の根府川交差点で再び合流するので全く抜け道にはならず混雑解消にはならないのです。 -
豆相人車鉄道の駅はこの先にあります。
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根府川駅駅前にもバス停がありましたが次の関所入口のバス停へ
そしてその横に豆相人車鉄道の根府川駅駅を示す案内板がありました。
私は「関所跡入口」が気になりました。 -
豆相人車鉄道根府川駅
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写真も掲示されていています。
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豆相人車鉄道の根府川駅跡
豆相人車鉄道はおおむね海岸沿いに断崖が迫る厳しいエリアを走っていました。急な上り坂になると、客も降りて一緒に押したというのどかな風景も見られたようです。豆相人車鉄道の小田原駅から3番目の駅根府川駅は、左側の60mほど先に見える旧県道との分岐点付近にありました。駅前には三河屋旅館などもありました。 -
真下には新幹線が通過して行きました。
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小田原から熱海までの所要時間は人車で3時間 - 3時間40分、その後の軽便鉄道で2時間20分 - 2時間40分程かかりました。
因みに東京上野ラインでは23分、新幹線だと7分から8分です。 -
全室離れのログハウス星ケ山に到着しました。
離れのやど 星ヶ山 宿・ホテル
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この手の宿は日中は閑散として人気が全くありません。
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やっと管理人?さんを見つけ人車の場所へ案内してもらいました。
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普段は屋根付きの場所に留められています。
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豆相人車鉄道
明治29年全開通から10年風光明媚な海岸線を人間が押して熱海ー小田原間を4時間かけて走る人車鉄道が運行していました。
この復元車両は当時の資料を基に製作しました -
周囲の写真を撮りまくります。
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背後からも
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内部も椅子が設置されています。
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素晴らしいのは実際に客を乗せて押すことができるのです。
レールも直線ではなく微妙にカーブしているのが何とも言えません。 -
横には星ヶ山ミニカーハウスがあり多くのミニカー、航空機、鉄道模型が見られました。
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一か月に一度動かせる日が決められているので是非訪れたいと思っています。
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ログハウス星ケ山の宿泊施設は全ての棟がログハウスです。
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近くの白糸川のせせらぎが聞こえてきそうです。
ログハウス星ケ山周囲には白糸川への散策路も整備されています。
直ぐ近くには小田原ヒルトンがありますが単純に比較はできません。 -
次は湯河原へ移動します。
和菓子処 味楽庵には人車の復元車両が見られます。和菓子処 味楽庵 グルメ・レストラン
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和菓子処 味楽庵
駐車場も完備されています。 -
和菓子処 味楽庵横には復元した人車の復元車両
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正面から
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豆相人車
汽笛一声新橋を早や我が汽車は離れたり・・・・・
あれから100年たちました。
当地湯河原(当時は土肥村)に交通機関として登場したのが明治29年3月です。
明治29年にできた人車鉄道は、乗客3~6名とこれを押す者(車丁)3名の人力で10年間走り多くの話題を残した。
(写真が語る湯河原今昔 町立図書館叢書2)
この人車は当時の形状をそのまま復元しました。 -
車両の腰の絞り具合は現在の通勤電車を彷彿します。
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もう一枚一枚撮って店内へ人車最中を注文しました。
その昔、小田原~熱海間を人力で結び、時には乗客も押して温泉旅行の名物として話題をふりまいた、世にも奇妙な乗り物の「豆相人車鉄道」をモチーフにした最中になります。 -
ここではこの店のオリジナルの人車最中が販売されているそうなので注文したら生憎切らしていたので他の最中を注文しました。
ここでは店内でコーヒーと共に食べることができます。
ちなみに人車最中は人車を模った箱に7つの最中が入って1026円で販売されています。 -
いよいよ終点の熱海駅へ
駅前に駅前に展示されてあるのは熱海鉄道7号蒸気機関車で人車から蒸気機関車へ切り替えた時点で路線名を豆相人車鉄道から熱海鉄道へと名を変えています。熱海駅 駅
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熱海軽便鉄道7機関車
この機関車は明治40年から大正12年まで、熱海=小田原の25キロメートルを2時間40分で走っていたものです。
この鉄道は関東大震災により廃止されましたが、その後、各地の鉄道工事に活躍したのち、神戸市の国鉄鷹取工場内に標本車として展示されていたものを熱海市が払い下げを受け修復して、ゆかりの故郷へ貴重な交通記念物としてかえってきたものです -
実際の人車鉄道熱海駅の終点の地は現在の大江戸温泉となります。
大江戸温泉物語Premium あたみ 宿・ホテル
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大江戸温泉の右側には案内板と人車のレリーフが描かれています。
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実際に手で押している光景です。
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豆相人車鉄道
「豆相人車鉄道」は雨宮啓次郎氏と, 地元の有志20余名の努力によっ て, 明治29年(1896)3月, 熱海-小田原間(25km)全線が開通した。 所要時間は4時間ほどであった。この人車鉄道は定員6名あるいは 8名の客車を3名の人夫が押すという, きわめて原始的なものであ った。明治29年当時の運賃は熱海から小田原まで, 下等40銭, 中等 60銭, 上等1円, 3歳未満は無料, 10歳未満は半額というものであ った。
「豆相人車鉄道」は日本最初のもので, 明治40年(1907)12月, 軽便鉄 道にかわるまでの12年間, 貴重な交通として利用された。
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