遊歩道として復活する晴海橋梁

2006/01/28 - 2006/01/28

東京都中央区晴海２丁目と江東区豊洲２丁目を結ぶ東京都港湾局専用線の晴海橋梁(旧晴海鉄道橋)が再利用されようとしています。
遊歩道としての計画は以前からあったようですがやっと再利用に向けて耐震補強工事が始まりました。
２００６年（平成１８年）に撮りためておいた写真を公開します。

エリア 月島・勝どき(東京)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

廃墟となって久しいのでいずれは撤去されると思っていました。
長さは190.3mで、幅は3.8m。中央部はアーチ橋の一種であるローゼ橋で美しいアーチは価値があります。

最近になって遊歩道として再活用されると言う情報を聞いて改めて写真を整理していたら何枚かの記録が残っていました

２００６年の記録なので現在とは背景の建物が異次元の世界だと思います。
写真にも多くのクレーンが見えますがオフィスビル、タワーマンションが建てられようとしているのです。

晴海橋梁をよく見ると線路も残されています。
以前の豊洲地区は石川島播磨重工業の造船所があった場所で、いわゆる工場跡地の再開発だったのです。

見えている建物ＩＨＩ本社ビル（旧石川島播磨重工業）です。
豊洲の主であった石川島播磨重工業の跡地に真っ先に自社を建てたようです。
まだゆりかもめも有明までしか開通していない時代でした。

鉄橋内へは立ち入り禁止のバリケード
ここでも線路は残っていますが、遊歩道になった時は当然線路は撤去されると思います。

晴海埠頭内へ延びる線路見え、先に分岐ポイントも見えます。

分岐ポイント部分をズームアップ
ポイントの先を辿ると晴海埠頭の先端に東京オリンピックのの選手村となりますが線路が残されているはずもありません。

ポイントの先にはたくさんの線路が見えます。
このヤードから貨車を入れ替え、分岐してたくさんの貨物を運んでいたと思います。

線路だけで砂利も、犬釘もないような状態です。
でも線路はここで途切れてしまっています。

現在では線路は全て撤去されて駐車場になっているようです。

晴海橋梁が遊歩道として開通したのであれば再び訪れたいと思っています。