旧愛国駅を訪ねて

2009/07/27 - 2009/07/27

１９７０年代には「愛国から幸福行き」の切符が大ブームになりたくさんの観光客が訪れましたが国鉄広尾線は１９８７年に廃線となってしまいました。
私はこの大ブーム時に訪れることなく廃線となってしまったため、今回やっと愛国駅を訪れることができました。

エリア 帯広(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス

十勝バスの愛国で下車します。
広尾行きの十勝バスは旧広尾線の路線に沿って運行されています。

この道路標識は愛国駅と表示されています。
本来であれば旧愛国駅となるはずですが？

愛国駅舎。
思っていたより近代的で新しい駅舎なのでびっくりしました。

「ようこそ恋人の聖地　愛国駅へ」とＮＰＯ法人が平成２０年にこの場所を選定し、このモニュメントが作られました。

「愛国から幸福ゆき」の切符がモニュメントとしてありました。
９７．４．１　２２０円が刻印されています。

駅票も各種ありました。

とても２０余年前に廃駅とように見えません。

この駅は幸福駅に比べると訪れる観光客が少なくこの日も数人の観光客を見ただけでした。
私は旧愛国駅を訪れたのはこのＳＬが静態保存されていたからです。

ＳＬと愛国駅を一緒に入れて撮りました。
愛国駅が新しいタイプの駅なのでアンバランスとなっています。

駅周辺は新しく立て替えられた家も多く、とても過疎地には見えませんでした。
愛国は帯広市でも大きい街のようですが。

ＳＬは９６型と呼ばれ、私の好きなタイプです。
静態保存ですがよく手入れ、整備されていました。

駅の横には公園があり、ハート型の噴水がありました。

ハート型の噴水はもう一つありました。

愛の国郷土博物館。
残念ながら土日だけの開館のため閉まっていました。

郷土博物館は愛国駅だけではなく郷土全般の博物館のようです。

ばんえい競馬の存続は帯広にとって重要な課題です。

お土産店は残念ながら土日だけの営業のようです。

愛国は帯広でま大きな街のため愛国の名をいたるところで見ることができます。
写真は愛国簡易郵便局です。